上の図をご覧になってください。
弊社コンサルタントの全員がすべての知識を覚えようとしますが、売上アップという成果にフォーカスすればするほど
最終的には売上アップに必要な知識をブラッシュアップすることに力を注ぐようになります。
リスティング広告で公開あれている情報の中には、品質スコアやマッチタイプや広告の入札オークションなどシステム的な部分にまで及びます。
僕たちも実際、リスティング広告の概念や使い方以外にもシステム的な部分も検証や研究を行いましたが、実際売上アップにインパクトを及ぼす情報はその半分程度でした。
それ以外は、そもそも開発者しかわからないような細かい機能の事であり、知っていても知らなくてもそんなに大きく変わらないような内容でした。現にすべてのクライアントに対してすべての機能をフル活用しているか、と言われるとまったくしていませんし5割、6割程度の機能しか使わないアカウントがほとんどです。
要するに、あなたが今リスティング広告に対して難しさを覚えているとすれば、
それは”覚えるべき事、覚えなくていいこと”これの明確な棲み分けが出来ていない事が上げられます。
弊社の経験では、ネット集客の全般的な知識がある状態でリスティング広告に半年も本気で取り組めばある程度使いこなすことが出来るようになります。(もちろんコンサルタントレベルになりたいのであればもっとかかりますが)
リスティング広告で結果を出す為には、すべてを覚える必要はなく覚えるべき事だけを覚えればいいのです。
リスティング広告は覚えるべき事を覚えれば半年程度である程度使いこなせるようになるとお伝えしましたが、そうは言ってもコツはあります。
一般的に僕たちプロに依頼すると
「細かい複合キーワードを細かく設定してくれる」「広告文を定期的に変更してくれる」「自社の広告文を上位表示してくれる」
などと細かく網の目のように設定をしてくれるものだと思っている方も少なくありません。
ですが実際は、僕たちプロは一か月の間に一つの商品に対して広告文を20回以上変更したり、
キーワードを上位表示せずに一番下位順位で掲載するように調整したりと、コツを知らない人からすれば意味不明な行動を多くしています。
実際、クライアントから「なぜそんな事をしているのか?」と聞かれる事もしばしば。
一般的なネット集客に比べてリスティング広告にはクリック課金型や入札オークションという仕組みから使い方には独特なコツが入ります。
だからこそ成果を最大限出すにはこのリスティング広告特有の使い方を覚えなければ結果が出ないのですが、この考え方を一度学んでしまえばリスティング広告の使い方が分からずに困る事はありません。