企業理念で売上が決まる!?御社の企業理念は大丈夫?Web業界ほど大切にするべき企業理念の重要性とは?

企業理念が売上を左右する?

「企業理念は一応あるけれど使う機会はほとんどない」
「企業理念がないのが企業理念だ」

そんな事を言ってる経営者が増えてきた昨今、より経営理念や企業理念、ビジョンマネジメントといったビジョンや理念を大切にする事が企業の発展には欠かせない!と叫ぶ企業が増えてきました。

しかし、特に僕たちのいるWeb業界の企業様は若く新しい会社が多いからこそ、よりこの企業理念について熱く語る経営者は少ないように思います。

「人気のあるプロダクトやアプリは?」
「今あのメディアが人気で、あの広告手法が流行っている」などなど、

企業の理念やビジョンに目を向けられる事はほとんどなく、多くのWeb系の経営者さんが企業理念といった「何のために」よりも「どうやったら」にフォーカスしがちなのです。

昔ながらの企業とは違い、世の中の不満や不便を解決するために発展したインターネットの業界は得てして「どうやったら○○を解決できるか」という思考から生み出されたサービスや会社が多いので「どうやったら儲かるか、どうやったら会社が発展するか」ばかりに目が行くのもわかる気がしますが、、、。

かくいう当社リスティングプラスも企業理念を軽視していた企業の一社でした。

元々リスティング広告というジャンルが儲かる!そんなサービス主体で始まった会社であったからこそ、個人事業の延長線の企業となり、人が増えていった事からしばらくの間、企業理念というものはありませんでした。

代表の長橋も、特にビジョンがあって会社を始めたわけではなく、とにかく稼ぎたい、そんな思いから稼げるビジネスであればぶっちゃけなんでもよかったそうです。

創業してしばらくは企業理念なんて大きい会社が世間体のためにもつもの、ブランディングのために持つものだと思っていました。

実際、その当時は企業理念の大切さについて語ってるようなコンサルタントもいませんでしたし、僕自身全く頭にありませんでした。

企業の理念なんてどうでもいいから、目先の売上を立てなければいけない状況。
とにかく売上を上げる事に必死でした。

しかし、創業から年数を重ねる度に、組織として人が増えていくたびにマネジメント的なところだけではなく、売上を上げていく上でも最も大切になるのがこの企業理念であるという事に気が付く事になります。

売上至上主義が生み出した謀反社員

売上を上げなければ当然会社を存続させることはできませんし、スタッフやその家族の生活を守ることも出来ません。

そのためにも当時はいかに売上をあげていくか、そのことばかりを考えていましたが、残念ながら売上が上がらなくて必死になるのは経営者だけです。

社員の立場からすれば自分がお金を出して会社をやっているわけではないので、経営者の苦労を汲めと言っても無理があるわけで、経営者が売上に必死になればなるほど、お金を出していない社員は「社長の売上のために頑張らなといかん」そんな心境になってしまいます。

企業理念がなく、売上だけを正義とし会社経営を行うと社員は当たり前のように社長に売上を追わされている状況になり、あなたに惚れていない限りは正常な精神状態で数字を追ってくれなくなります。

人数が少ない&ベンチャー企業だからという理由を盾に、企業理念を作らずに売上だけを追わせていましたが、これがきっかけで謀反を起こす社員が発生し7名中4名が辞めてしまう事件が起きました。

企業理念という「何のために」がなかったことで、謀反社員が出た際に多くの社員がそちらに引っ張られてしまったのです。

謀反側はある意味「今の会社が間違っている事を社長にわからせよう」といった理念で大体集まりますので、企業理念のない会社よりもまとまる事があります。

一先ず作った企業理念では効果が出ないどころか、逆効果?

そんな内部解散を一度起こした状態から、しばらくして僕たちが取り組んだのが企業理念の策定でした。ちょうど、メンバーも7名ほどに戻ったころだったでしょうか。

発展していく企業は企業理念を大事にしている、そんな事を教えてくれたコンサルタントの一言をきっかけに企業理念の策定に臨みます。

もちろん、その時は企業理念をどう作ればいいか?などもわかっていませんから、とりあえず「合宿行くぞー!」で策定が始まりました。

精神と向き合い、想いを書き出し、集約して企業理念が出来る。
そんな感覚満載で企業理念の策定に臨みました。当時は3日間ぐらいかかって作った企業理念でしたが結果的に生まれたのがこちらです。

「笑顔と利益を生み出し、自立と本気を求め、信頼と感謝でつながってはダメですか?」

当時の創業メンバーが大事にしている想いを付箋に書き出し集約し、一つの言葉にしたのがこの企業理念です。

全体的な意味を捉えると三方良しの理念になっており、クライアントも仲間も社会も幸せにしていく、という想いが込められています。

当時は良い企業理念が出来た感満載でしたが、徐々にスタッフが増えていくにつれてこの企業理念もすぐに使い物にならなくなってしまったのです。

20名を超えたぐらいからメンバ―が多様化

企業理念が出来て朝礼で唱和したり採用の現場で伝えたり、一先ず一般的な企業理念程度は役割を果たすようになったと思います。

理念に共感する人に入社してもらい、価値観の近い人材が集まってきている、そんな風に思っていたのです。

しかしながら20名を超えたぐらいからでしょうか、一気にメンバーの価値観が多様化し、組織運営が上手くいかなくなり、サービス品質もメンバーによってバラバラ、お客様への対応の価値基準もバラバラになってきたのです。

それに伴い、離職が増え会社の飲み会にも来るメンバーとまったく来なくなるメンバー等に分かれたり、メンバーの間でも派閥が多少でき始めてきたり、中にはお客様の文句を言うようなメンバーもいました。

Web業界は特に離職が多いという風に言われる業界ですが、大きい企業は話が別として100名以下の組織であれば、エース級の社員がたくさんいるわけでもないので、人の魅力で社員をモチベートするにも難しいですし、かといって福利厚生や条件、高い仕事のステージを与えられる会社ばかりではありません。

そんな条件が整ってない中小企業だからこそ、「何のために」という企業理念でヒトを集め、企業理念で仕事をしないと組織はまとまらないという結論に至ったのです。

企業理念は最重要KPIみたいなもの

企業理念はあるものの、人が増えるとその企業理念の捉え方は様々で、顧客貢献を一つとってもクライアントのために売上を上げる、という思考の人もいれば、クライアントのリクエストにとにかく早く答えると解釈している人もいます。

そこで、人によって解釈がばらけないように企業理念を最重要指標に絞り込み再度策定を行ったのです。

会社の数字を追う際に、重要KPIである「訪問件数」や「アポ件数」を指標として追うように企業の理念も全員がこの指標を追えば、企業のミッションが達成されるものに設定したわけです。

僕たちの場合は、クライアントの支援でもなく、仲間の支援でもなく、社会への貢献でもなく、クライアントのお客様つまりはエンドユーザーでもなく、、、

クライアントの「お客様のために」という想いをエンドユーザーに届けるという部分へのフォーカスでした。

この想いを届けるという部分にフォーカスすれば、クライアントも、エンドユーザーも、僕たちも結果的に三方良しが成立します。

今までのように幅広いテーマを扱う企業理念だと、Aさんは顧客貢献に視点が向き、Bさんは仲間への貢献に目が向き、Cさんは社会貢献に目が向いているといったことが起きてしまいます。

もちろんAさん、Bさん、Cさんの比率が全く同じであれば上手くバランスが取れますが、どれかに偏り始めると途端にバランスを崩し、組織としてのまとまりがなくなってしまうのです。

それを防ぎ組織としてのサービス品質を高めながら、組織を拡大していく上では、すべての価値観を統合する最重要KPIとも呼べる価値観にフォーカスした企業理念が必要だということです。

中小企業に急務で求められる企業理念の策定

年々、採用の現場は難しくなり条件や仕事だけでは人を一つの会社に留めておくことが難しくなってきました。

だからこそ、中小企業、特に企業理念という概念について考える事がすくないWeb系のベンチャー企業や中小企業様はこの企業理念の策定を急がなければなりません。

「一人前になったと思ったら社員が辞めて行く」
「他の会社に行ってしまった」

このような事で悩んでいる経営者は多いですよね?

そのたびに採用コストでまた悩まなければならないなど、中小企業の現場でヒトの問題は大きな問題です。

もちろん、人が辞めていなかったとしても社員の価値観がバラバラといった状態ではお客様に迷惑がかかってしまいますし、常に社長が現場に口をださないと一定の水準が担保できない、このような悩みもあることでしょう。

これらを社長不在で社員の価値観を一致させ自動まきの人材へと育成していくフレームみたいなものがこの企業理念というわけなのです。

ここまでを読んでいただければ経営者とずれた価値観で育成が進めば離職は時間の問題ということはお分かりいただけたでしょう。

中小企業のように人材が長期的に働いてもらわなければ、企業差別化が付けにくいからこそ、人材を魅了し想定している成長をしてもらうために企業理念はもっとも大事になってくるので、ぜひあなたの会社に企業理念がなければ、またとりあえずあるという状態であれば、企業理念について見直してみてください!

尚、企業理念を全面に出してマネジメントをし始めてから、50名近くなった今も価値観が統合されている実感しています。

より具体化された企業理念で採用を勧める事でよりそれにマッチする人材が集まり、会社を盛り上げています。

モチベーションの下がった社員を飲みに連れて行っても時間とお金を無駄にするだけです。

大事にする価値観を共有し、ミッションに賛同できるメンバーと共にビジネスを行うことが出来れば何倍も高いパフォーマンスを発揮する事でしょう。

ぜひ、企業理念を大事にしてみてください。

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