
とりあえず業者が設置してくれたけど、いまいちアナリティクスの見方がわからない。そんなことはありませんか?
しかしGoogleアナリティクスは実際のユーザーの興味や属性がわかる、宝の山! ちょっとポイントを押さえているだけでビジネスへの応用は無限大です。
本日は、様々な機能の中からここだけは教えて欲しいポイントをまとめておきます。
目次
ここだけは理解してほしい、どうしてアナリティクスでユーザーの動向がわかるのか
アナリティクスのタグの仕組み
そもそもなのですが、Googleアナリティクスって一体何で、どういう仕組なのでしょうか?
Googleアナリティクスとは、基本的に無料で使えるGoogleが提供するアクセス解析ツールです。サイトに関する様々なことがこのシステムを通してわかります。
例えば、「訪問者数」「デバイスごとの滞在時間」「コンバージョンに至るまでのページ遷移」「どこからの流入が多いか」などなどデフォルトでさまざまなことがわかってしまう便利ツールです。
使い方はGoogleAdwordsやFacebookなどと同じ。測定したいページにタグを貼り、ページへのセッションをトリガーに訪問者を計測していきます。
だから大抵のページのソースをよく見ると「google analytics tag」なんていうタグが確認できると思います。
Googleアナリティクスを導入のためのたったひとつのポイント
実はこのタグをはる、というのにも1つポイントがあります。それは「すべてのページに貼る」ということです。
サンクスページだろうが、TOPだろうが、エラーページだろうが、とにかくすべてです。
というのも、このアナリティクスは大変有能で、ユーザーがどのようにページを移動していくのかすべて追いかけることが可能です。だからこそ、途中でタグが入っていないページがあったりすると、ユーザーの動きを追いきれなくなってしまい、せっかくのデータが中途半端になってしまうのです。
Googleアナリティクスのタグはすべて貼りましょう。
さて、もうアナリティクスのタグも貼り終わって、アナリティクスの管理画面を視ているとことでしょうか。
しかし、初めて開いた人はわかるはずです。
「機能がいっぱいありすぎて、どこをみたら良いか分からない」
これはWeb業界の人間すべてが通る道だといっても過言ではありません。そう、アナリティクスは機能がありすぎて、逆に見づらいのです。
と、いうことで絞りに絞った、「ここだけは視ておけばとりあえずOKポイント」をご紹介いたします。
まだアナリティクスの準備ができていない人は「デモアカウント」を作って、試してみてね。
結局うちのページに何人がどこからきたの?
サイトを開設したとしたら、まずはやっぱり訪問者をみたいところ。基礎のキからご紹介いたします。
期間の調整の仕方
ユーザー>概要をクリック。その後、日付を押すことで期間を指定することができます。
どこからの訪問者がご成約につながっているか?マルチチャネル
コンバージョン>マルチチャネル>コンバージョン経路をクリック
コンバージョンがオーガニック検索(=広告経由ではなく、普通に検索して入ってきた人)なのか、参照元サイト(=本サイトへのリンクがはってあるサイト)からきたかなどが分かります。
一番どのページに興味を持ったの?
興味をみる指標:滞在時間、離脱率の見方
さて、サイトの効果や価値を見る上で重要な指標に「滞在時間」「直帰率」「離脱率」というものがあります。
直帰率:そのページを最初に開き、他のページに移動することなくサイトから出ていってしまった人の確率。
直帰率が高いほど、 ユーザーがそのぺージのコンテンツに満足していない可能性が高いです。
詳細は省きますが、直帰したユーザーの滞在時間を計測することができないので、直帰率が高くても滞在時間が長ければ、必要とするユーザーにはしっかり読んでもらえている優良なページだと考えられます。
一番興味をもったページ:すぺてのページの見方
[行動]→[サイトコンテンツ]→[すべてのページ]をクリック
何回お問い合わせ、申し込みがあったの?
目標の設定方法
ここをちゃんと設定しているかいないかで、アナリティクスの有効活用度が一気にかわる!アナリティクスの目標設定
なぜ目標を見なくてはいけないのか
そもそもなんで必要なのか、というところですが、サイトを作る際って必ず何かしら目的がありますよね。
・認知拡大
・購入件数の増加
そういった目標を明確化し、目標に合わせてサイトを育てていくのに使うのがアナリティクスなのです。
この目標設定によって、例えば、
↓
Q&Aのコンテンツをサイト内の見やすいところに移動。
↓
成約率アップ!
なんてことが起こり得るのです。
アナリティクスを使う際には必ずこの目標を設定しましょう。
設定方法
[管理]ボタンをクリック
自分が持っているアカウント、プロパティ、ビューを選択。※初期状態は1個しか選択できません。
[目標]をクリック
[+新しい目標]をクリック
ここまでは全員同じです。
ここから、目標にしたいもので設定の仕方が変わってきます。
色々と種類はありますが、一番ECサイトなどに代表的な「サンクスベージ(=注文完了ページ)」があるパターンをご紹介いたします。
目標に名前を付けます。
※ここでは「購入」を目標としたいため、目標にいたしました。
※初期画面では特に触る必要はありません。
タイプでは「到達ページ」を選択。※俗にいう「サンクスページ」のことを指しています。
続いて「到達ページ」注文完了ページのURLを記載します。
一件あたりのコンバージョンの利益を表示したい場合には、ここに金額を記載。
※よくわからない人はここは記載しないで大丈夫です。
申し込んだ人のユーザー属性をみる
ユーザー>ユーザー属性>概要
で、ユーザーが2回目に購入した人なのか、「性別」「年代」などがわかります。
当初想定していた訪問者と、実際計測することで訪問者の層が違っていることがあるので、これは必ず確認してみましょう。
コンバージョンに至ったユーザーの属性を見たい場合
上記のように、すべてのユーザーではなく、「コンバージョンに至ったユーザー」だけをフィルタして表示されるように選択します。
コンバージョンのほかにも、滞在時間が3分以上などさまざまなフィルタができるので、どんどん試してみてくださいね。
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