「not provided」が丸見え!最新対策ツールとは?

自社のサイトに対して集客を行ったり、SEO対策を行ったりする際に重要なのが、「ユーザーがどのようなニーズで検索して自社サイトを訪れているか」を知ることです。 検索キーワードからユーザーが何を期待しているかを理解できれば、対応するコンテンツを充実させる事もできますよね。もちろんそれは、他のマーケティングにも活かせる情報となります。 しかし、いざアクセス解析ツールを見ると検索クエリ(自然検索キーワード)のトップにあるのはキーワードではなく「not provided」の表示。しかも、ほとんどが「not provided」! 何で?「not provided」ってどういうこと? これではユーザーの検索意図なんて分からない・・・ そんなWeb担当者に朗報です。「not provided」の中身をデータ分析し、Google Analyticsで検索クエリを見ることができるツール「キーワードマニア」が誕生し、すでにグローバル企業を中心に15,000社以上が導入しています。 「キーワードマニア」のお問い合わせはこちらから 今回はそんな「キーワードマニア」を国内で唯一取り扱う、株式会社Ad Listingの佐藤代表にインタビューしました。

株式会社Ad Listing
代表取締役 佐藤雅樹

2012年、株式会社Ad Listingを設立。リスティング広告(Yahoo!プロモーション広告・Google AdWords)とFacebook広告の運用代行事業を中心に展開。
2012年からデジタルハリウッドでWebマーケティング講座(旧 Google AdWords 認定講座)の講師を担当し、現在は事業としてリスティング広告運用者の育成にも力を入れている。
リスティング広告運用のセミナーを主催、また同業他社のセミナーに参加し、同業者間の勉強会・交流会を開催するなど、業界内の情報共有や発展についても積極的に活動している。

SSL化により、ほとんどの検索キーワードが「not provided」に

リスプラ
そもそもGoogle Analyticsにおいて、オーガニックの検索キーワードが「not provided」と表示されてしまうのは何故なのですか?

佐藤代表
「not provided」とは「提供されなかった」という意味で、そのまま「ユーザーが検索エンジンから訪問した時のキーワード情報が提供されなかった」。つまり、情報が無く不明であるということなんです。

何でそんなことになるかと言うと、近年の通信のSSL化が原因です。2013年9月から、Googleは全ての検索にSSL通信を利用するようになり、その頃から「not provided」が急増し、検索キーワードの取得が難しくなりました。

今はオンラインショッピングなどで、Web上を個人情報やカード決済情報が飛び交っているので、情報保護の観点からSSL通信化というのは必要なことではあります。SSL通信を使うことで、情報の盗聴や改ざん、成りすましを防ぐことができますから。

しかし一方で、ユーザーにより情報や商品を届けるための貴重なデータだった検索内容も、データとして入手することができなくなったのです。

これは、サイト運営者にとってはユーザーのための改善の糸口を失うことになります。また、ビジネスにおいても収益につながるキーワードを見つけることができず、チャンスを逃す結果になり得ますので、企業にとっては大変痛手だと言えますね。

リスプラ 
先月の当サイトのトラフィックを確認した所、98.91%が「not provided」でした。(画像参照)
これではもう、流入キーワードについては「何も分からない」に等しいですね・・・

佐藤代表
そうですね、今やGoogleもYahoo!もSSL通信に対応しているので、オーガニック検索の情報は9割以上が「not provided」になってしまいます。

これでは、自分のサイトがどのキーワードで検索されているのか、どんな情報を期待されているのか分かりません。
さらにはどんなユーザー層なのか?などリスティング広告で使えそうなキーワードを見つけることもできない状態です。

最新ツールで「not provided」を全体の0.12%まで減らすことに成功

リスプラ
そう考えると、やはり検索キーワードは非常に重要な情報ですね。「not provided」の内容を何とか入手する方法はないのでしょうか。

佐藤代表
そうですね。正直に言うと、完全に分かる方法はありません。

ただ間接的に「not provided」の中身を推測することはできるんです。
これまでの「not provided」対策としては、
Google AnalyticsではなくSearchConsoleで検索キーワードを確認したり、
広告を回してそこのキーワードから推測したり、
Google Analyticsでユーザーの閲覧開始ページを確認して、その傾向から検索キーワードを推測したりですとか。

しかしこれらの方法だと、結局推測に頼ることになったり、Google Analyticsより入手できる情報が少なくなってしまったりで、やはりどの場合も精度や使い勝手の面で問題があったんですよね。手間も時間も掛かりますし。

しかし最近新しい「not provided」対策ツールが開発されて、当社が日本で唯一の代理店となっている「キーワードマニア」というツールなのですが、このツールを使えば、85~95%のnot providedを解消でき、データをGoogle Analytics上で確認できるようになります。

またデータも、キーワードだけでなく直帰率や滞在時間などGoogle Analyticsで確認できるほとんどの指標で取得が可能ですので、SSL通信化される前にほぼ近い感覚で使うことができます。

中にはこのツールを使って「not provided」を全体の0.12%にまで圧縮できた例もあるんですよ。

リスプラ
ほとんどが「not provided」の状態から、0.12%まで圧縮できると言うのはすごいですね!

膨大なデータを分析することで、高精度なキーワード解析を可能に

リスプラ
しかし、いったい何でそのようなことができるのでしょうか?
「not provided」が「情報が提供されなかった」の意味だとすると、解読しようにも情報が無いと思うのですが。

佐藤代表
このツールは、「not provided」の内容を特別な方法で解読するというものではないんです。

どうやってキーワードの内容を取得しているかと言うと、それは他の膨大な情報とマッチングしてキーワードの分析をしているんですね。

具体的に言うと、掲載順位のチェックツールや他の検索データなどの情報と、Google AnalyticsやSearchConsoleなどの情報をまとめてデータを取得しています。さらに外部APIの動きなどからキーワードの動きなどを総合的に分析、確率を計算して「not provided」の中身のキーワードを導き出すという仕組みです。

直接データを読み解いたものではありませんが、マッチングの確実性が83%以上のものだけをGoogle Analyticsにデータとして戻すようになっているので、データの信頼性もあります。その結果、85~95%の「not provided」を解消することができるのです。

リスプラ
それはすごいですね。人間が推測するのとでは、かかる時間や精度に大きな違いが出る気がします。

佐藤代表
さらにキーワードの分類を学習していくので、データが溜まれば溜まるほど精度も上がっていくんですよ。

「not provided」をサイトのアクセス数・CV数・CVR改善に活用

リスプラ
先ほど、キーワード以外のさまざまな指標もGoogle Analyticsで確認できるとの事でしたが、そのような情報を活かすことで具体的にどんな改善ができますか?

佐藤代表

そうですね。さっき言った通りこのツールを使うと、キーワードだけでなく直帰率や滞在時間、コンバージョン率(CVR)など通常のGoogle Analyticsで確認できる、ほとんどの指標についてデータが確認できます。

ユーザーがどんな意図を持って流入してきたかがわかり、そのサイト内での行動も分かるので、自社の商品やサービスがどんな言葉で検索されているのか、何を求めてユーザーがサイトを訪れているのか分かります。

そのニーズにこたえてコンテンツを充実させたり、内部の動線を整えることができればSEO対策となり、サイトのアクセスアップにつながりますよね。

また、キーワードについても「どんな言葉と一緒に検索されているか」「どんな検索をしてくるユーザーがCVにつながりやすいか」という情報が得られます。

これはそのままリスティング広告などの広告戦略に応用できますし、サイトの販売ページやランディングページの改善に役立つので、CV数やCVRの改善にもつながるでしょう。

実際の検索クエリから、自社では思いつかないような意外なキーワードが見つかることもあるかもしれませんしね。

リスプラ
「not provided」の中にはそんな貴重な情報が含まれているんですね。

リスプラ
使用するときは、通常のGoogle Analyticsと同じように使えるのですか。

佐藤代表
そうですね。実際の導入時にはGoogle AnalyticsやSearchConsoleと連携するだけなので、設定自体は2分程度で完了します。

Google Analyticsでデータが見られるようになるのですが、それも元のデータから分析したものを複製したプロパティに戻す形になるので、オリジナルのデータには影響しません。
複製したプロパティを見る時は、通常のGoogle Analyticsと同じように使えます。

ただ注意点としては、1日に1回データを分析して反映させるのですが、反映するデータは3日前のオリジナルデータを分析して導いたもので少しタイムラグがあります。

あと、海外のツールですので日本でよく使われるYahoo!にはまだ対応していません。その点だけ注意が必要ですね。

しかし、これまで「not provided」として見ることができなかったデータを、かなりの精度で確認することができるようになりますし、それがビジネスに与える影響もかなり大きいものだと思います。

SEOやWebマーケティングを行っている企業には、ぜひ活用していただきたいツールです。

リスプラ

ありがとうございました!

まとめ

「not provided」に関しては、Web担当者としては、もちろん以前から「何とかならないかな」と思っていました。しかし、SSL通信化にはプライバシー保護や不正・犯罪の防止という重要な意味もあるので、「仕方ない」と思って諦めていました。

しかし今回のインタビューで、これまでは違う方法を使って推測する事しかできなかった「not provided」の中身も、ツールを使って膨大な情報と付き合わせることでかなり正確に把握できるということが分かりました。

また、改めて検索キーワードからわかる情報や活用できる可能性を考えると、これは分からないままにしておくにはもったいなさ過ぎる情報だと思います。

あと新しいツールですが、Google Analyticsの複製プロパティにデータが戻されるので、新しい操作方法などを覚えなくて良い点もメリットですね。

この様にツールを使うことで、ユーザーの意図やニーズを割り出すことが簡単になり、確実性も高くなれば、それだけ実際の施策に掛けられる時間も増やせるのではないでしょうか。

「not provided」のアクセス情報をもっと活用したい!
もっとスピードを出して、効果的なSEO対策をしたい!

そうお考えの方は、ぜひ利用を考えてみてくださいね。

「キーワードマニア」のお問い合わせはこちらから

今回ご協力いただいた株式会社Ad Listingさんは、リスティング広告(Yahoo!プロモーション広告・Google AdWords)とFacebook広告の運用代行を中心に事業を展開されています。

また、リスティング広告運用のセミナーを数多く主催されるなど、ノウハウの提供や共有も積極的に行って見えますので、興味がおありの方は、ぜひオフィシャルサイトなどで情報をご確認ください!

株式会社Ad Listing オフィシャルサイトはこちらから

元SEO担当者が編み出した超実践的SEO対策ノウハウはコチラ↓

まずは基本!現在のSEO対策定義を再度理解してみよう!SEO対策(Search Engine Optimization)と言えば、端的に言えば検索結果 で自社サイトを多く露出をするために行う...

Web広告でコンバージョン数を最大化する7つの極意をプレゼント!

「Web広告マーケティング大全」
(無料・PDFでのダウンロード)

2018年9月発行の書籍「コンバージョンを最適化する7つの極意」の元となった、電子書籍「Webマーケティング大全」を無料でダウンロードいただけます。
(PDF・全161ページ)

無料でPDFファイルをダウンロードする
(全161ページ)
Web公告マーケティング大全

関連記事一覧