
マーケティングには知らないことがたくさん。でも、上司や取引先は難しそうな言葉を話している……混乱しない、上手な情報収集をご紹介します。
マーケティングの情報収集においては「ストレスがたまらない情報収集をする」「定期的にする」のふたつが大切です。
目次
ストレスがたまらない情報収集をする。
これが、意外と見落とされがちな重要なポイントです。
というのも情報収集は定期的に継続的にする必要があります。
例えば、あなたは経済・政治の情報を収集したいと思っています。
その場合、情報収集するのに2018/7/6の新聞を隅から隅まで読んだだけで政治経済がわかるしょうか?
もしくは、百科事典の政治の項目を読むだけで、情報収集ができたとはいえますでしょうか。
全体の一部であったり、流行り廃りのある一過性の情報の可能性がありますね。
となると、できれば毎日見る必要があるのです。
政治の場合でしたら、新聞は家にきますし、ニュースはテレビをつければ、まっているだけで体系的にまとまった情報を毎日無料でみれるので、大抵においては定期的に継続的に情報収集ができています。
では、マーケティング、特にWebマーケティングの場合はどうでしょうか。
毎日のマーケティングの情報は、新聞ですと日経新聞から取れるかもしれません。しかし、日経新聞には今流行りのカートシステムなどは書いていません。
特にマーケティングは市場のニーズですぐ変わるので、特に定期的に継続的に新鮮な情報にふれる必要があります。
では、日経新聞以上に定期的に最新情報を触れて、毎日あなたが簡単にマーケティングの情報収集するにはどうしたらよいでしょうか?
そこで重要なのが情報収集ツールとなります。
情報収集ツールを使いこなして、毎日情報に触れよう
ここで突然ですが質問です。
問題:
みなさんが、一番日常的にさわっているツールは何になりますか?
(ただし、テレビ、新聞、ラジオ以外)
答えは、、、、、、
もちろん、スマートフォンですよね。
みなさんがいつももっているスマートフォンで、毎日簡単に見られるマーケティングの情報収集におすすめなツールをご紹介いたします。
情報収集ツール
Feedly
Feedlyとは、2006年にアメリカで生まれたRSSリーダーです。
RSSとは、たくさんの自分が気に入っているサイトやブログが更新されたら、自動的に更新されたことをお知らせしてくれるシステムです。
Feedly以外にもRSSリーダーはあるのですが、Feedlyの良いところはAndroid、iOSのアプリケーションがあり、ブラウザでも見ることができます。
しかも簡単に情報収集して、TwitterやFacebookにすぐに投稿ができます。
NewsPicks
国内外の経済ニュースを厳選。専門家のコメントや世論のチェック、コメントのシェアまでワンストップでできる、ビジネスパーソンのためのソーシャル経済メディアです。
例えば、ビジネスでしたら堀江貴文氏が実名で気になったニュースを見つけ、コメントや所感をいれています。
このサービスの良いところは、様々な専門家や会社の役員・経営者が実名で登録をおこなっており、専門的な知見からのコメントをいれていることです。
もちろん、リスティングに詳しい人、ECに詳しい人もいて毎日投稿しているので登録するだけでもしてみたらいかがでしょうか。※匿名でも利用可能です。
DIGIDAY
https://digiday.jp/ (ツイッターアカウント https://twitter.com/DIGIDAYJAPAN)
株式会社インフォバーンが運営する、デジタルマーケティング専門のメディアです。デジタルマーケティングに特化していることもそうですが、特徴的なのがニューヨーク・タイムズなどその他海外メディアの情報も、日本語に噛み砕いてキャッチアップしているところです。
FacebookやGoogleなどもそうですが、頻繁にサービスのアップデート(広告の表示形式が変わるなど)がアメリカで起こり、時期を遅くして日本でもアップデートが行われる、というのが常です。
いずれくる日本の流れを察知するためにも、海外の情報にも触れていくのが重要になります。
DML(DigitalMarketingLab)
企業のWeb担当者向けに情報を集めた情報サイトになり、こちらに関してはニュースをみるというよりも辞書的な使い方になります。サイト開設から時間がたっていてもおすすめなのは、なぜ日本のSEO、運用型広告がこうなっているのかバージョンアップの経緯や歴史もあわせて知ることができるからです。
リスティングも時代によってサービスの内容が変わっており、媒体の担当者や企業の役職者はその昔リスティングを運用していたりすることもあるので、歴史も合わせて覚えておくと、今と昔で何が違うのか説明できます。わからないことがあったらぜひこのサイトで調べてみてください。
Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp (ツイッターアカウント https://twitter.com/webtanforum)
インプレス社が運営する、メディアです。
ビジネスの1チャンネルとしてのウェブサイトの企画・構築・運営・技術・マーケティングに関する情報が集まったサイトです。コンテンツとしては、日々更新される国内・海外のニュース、有名筆者による連載記事、コラム、解説記事や、編集部によるデータライブラリーなどがあります。
特徴的なのが、メディアが専門に抱えているライターが記載した記事ばかりがのるのではなく、マーケティング業界の様々な人が記事を投稿が可能な点にあります。
そのため、実際の企業のWeb担当者に必要な情報(カートや決済システムなど)日常作業レベルの情報も集まっています。ECなどを運用する方は絶対にこのサイトの情報を確認しておくべきでしょう。
電通報
1946年に創刊した電通が運営する広告業界ニュースサイトになります。
もちろん業界の情報も収集できるのですが、広告業界の著名人のコラムや対談、電通グループの事例などを紹介してくれるところにあります。
コラムや記事が非常に面白いので定期的に気になったところだけ読むのもいいかもしれません。
MarkeZine(マーケジン)
https://markezine.jp (ツイッターアカウント https://twitter.com/markezine_jp)
翔泳社が運営する、デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信するマーケター向け専門メディアです。姉妹サイトが複数あり、EC専門のECzine(https://eczine.jp/)などがあります。
月間PV数約100万、会員数約20万人(2016年11月現在)を誇り、同メディアで10年以上運営を続けているWebマーケティング界の老舗メディアといえます。リアルイベントも頻繁に行っており、質の高い企画・編集が売りのメディアです。
イベントなど勉強会に出席したいという方は、ぜひ登録してみてください。
AdverTimes(アドタイ)
https://www.advertimes.com (ツイッターアカウント https://twitter.com/advertimes)
コピーライター養成講座などで有名な宣伝会議の運営するWebメディアです。マス広告向けに宣伝会議、販促会議など複数の雑誌を発行しています。
特徴としては、上記のようなメディアに比べマスメディア全体をカバーしており、より上流からの戦略的な内容を充実させていることにあります。
業界トップの企業のマーケッターなどがよく取材を受けていたりするので、マスにも関わる方はぜひチェックしてください。
ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/ (ツイッターアカウント https://twitter.com/itmedia_news)
ソフトバンクグループ傘下のアイティメディア株式会社が運営するメディアです。マーケティングをする上で必要な視点の一つに、人々の情報収集、それこそどんなスマートフォンを使っているかも重要ですよね。ITmediaニュースは家電などコンシューマ向けの情報から、IT、マーケティングに関する情報まで幅広く取り扱っています。
ferret
https://ferret-plus.com/ (ツイッターアカウント https://twitter.com/ferretplus)
株式会社ベーシックが運営するWebマーケティングメディアです。特徴的なのが、Webマーケティングについて体系的に勉強することができるということです。
最新のマーケティングのトレンド、ツールに関してはわかりやすい言葉で解説をしてくれていたり、会員数38万人をこえる無料のWebマーケティング講座を受けられます。
個人的に非常によいのが、サイト自体のUIが良い点です。Webマーケティングに関する情報は世の中に沢山ありますが、必要な分野に関してすぐ見つけやすくなっています。
SNSで情報サイトをフォローする(TwitterもしくはFacebook)
https://twitter.com/
https://www.facebook.com/
いわずとしれた、国内でも有数のSNS(ソーシャルネットワークサービス)になります。有力なマーケティングメディアのアカウントをフォローしたり、有名なマーケッターをフォローすることで最新情報を得ることができます。
上記のおすすめサイトもほとんどがツイッターアカウントがあるのでここでフォローしてしまうと簡単ですね。
ただ、この中でも特におすすめなのはTwitterです。というのも、業界の動向を知るためには、業界の第一線にいる人が触れている情報を把握し、見地を知ることが最も効率的に最新情報を収集するになります。
また、気軽にコミュニケーションをとれるのも良いところ。疑問に思うことがあったら気軽に質問してみましょう。思わぬ友達ができるかもしれません。
まとめ
以上いかがだったでしょうか。
情報を収集する場所、特にマーケティングに関する情報は様々なサイトがあります。
いずれも全体的なところがあるので、ある程度自分に必要な情報がどこなのか(例えば、SEOなど)わかったら、その部分だけ読むなど。SEO業界の有名人をフォローするなどして、情報収集の時間を効率化できるとよいですね。
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