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マイクロコンバージョンとは?正しい活用方法、設置から分析改善まで徹底解説

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あなたは広告運用において、マイクロコンバージョンを活用できていますか?

広告運用の施策について効果測定をする場合、最終的なゴール地点(成約や登録)だけをCVとして計測するケースが多いです。

しかし、さらにマイクロコンバージョンを設定することで、CVまでの導線を分析して最終的な結果を改善するための指標にできるのです。

今回は通常のコンバージョンとマイクロコンバージョンの違いや導入メリット、設定のポイントから分析方法までをまとめてご紹介します。

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マイクロコンバージョンとは?

マイクロコンバージョンを一言で表すと「コンバージョン到達の手前に発生するアクション」のことです。

例えば、お問い合わせフォームのページへの到達や、製品の価格ページへ流入する際のクリックなどのことです。

このように最終コンバージョンまでにユーザーがたどる導線上に、意図的にゴール(コンバージョンポイント)を設置することで、ターゲットのサイト内での動きを計測するのです。

広告自動化機能の調整やサイト改善に必要なCVを計測し、そこから改善を行う上での参考指標としても活用できます。

マイクロコンバージョンでできること

ユーザー層を特定する

コンバージョン前の段階をマイクロコンバージョンに設定し、各段階までの到達率を見ることで、ボトルネック(数値が大きく下がる箇所)を視覚化できます。

また下記指標を使ったセグメントも可能になります。

・新規ユーザーと再訪ユーザー
・会員と非会員
・平日と休日
・時間帯(昼と夜など)
・自然検索流入と広告流入

 
セグメントを確認するためには、ユーザーリストを作成して除外・配信設定します。
もしくは、アカウントに元々備わっているソート機能を組み合わせて活用することができます。

離脱ポイントを特定し改善する

こちらは、最終CVにいたるまでにどの点で離脱が多く発生しているか確認できます。

例えば下記3段階別にマイクロコンバージョンを設置すると、結果によってこのような改善案が考えられます。

A:買い物かごへの遷移
B:フォームページ到達
C:申込完了

 
【パターン①】
広告からLPへの流入は十分にあり、BからCへの遷移率が100%とフォーム通過率が高水準な場合

広告経由での流入ユーザーをいかにAに遷移させるかがCV増加のカギになります。
この場合、現在全体のLP流入が100、Aへの遷移率が20%であれば、遷移率を40%に改善することでCも2倍になる可能性は高いと考えられます。

改善施策:
遷移ボタンのクリック改善
LPオファーボタンまでの読了率改善など

 
【パターン②】
広告でのLP流入が十分にあり、AからBへの遷移率が80%、BからCまでの遷移率が20%の場合

フォームまでの遷移率は高水準ふだとマイクロコンバージョンを計測したことでわかりましたが、Cの申し込み完了ページへの遷移率が悪いため、フォームがボトルネックだとわかります。

こちらもCへの遷移率を20%から40%に引き上げることができれば、最終的に求めるCVも増加するはずです。

改善施策:
フォーム改善(記入項目の削減、EFOツールの導入など)

運用の最適化・自動化

マイクロコンバージョンを使用するとCVデータがアカウント内に蓄積するため、改善施策を打ちやすくなります。

特に効果を発揮しやすいのが、商材がニッチなため月間の検索流入が少なく、CPCが高くなりがちなBtoB商材(不動産系、求人系)です。

元々市場規模が少ないため、小さいパイを競合と奪い合う形になり、CVデータも月間1~3CVなど少なくなりがちで、アカウント上での改善施策が打ちづらい案件です。

しかしそんな時も、マイクロコンバージョンを設定することで、効果検証に欠かせないCVデータを増やすことができます。

どのキーワード、どの広告文やターゲティングがマイクロコンバージョンに大きく関与しているのかがわかりやすくなるので、アカウント上での調整が比較的容易になりますし、最終的なCVを改善できることがあります。

また、アカウント内にCVデータが蓄積されることで、自動入札等の機能を使いやすくなり、より精度の高い運用が可能になるなどのメリットがあります。

マイクロコンバージョンの活用事例

中古物件売買の広告運用で、マイクロコンバージョンを施策の立案などに活用した事例を紹介します。

元々、月間CVが少なく、なかなかアカウントの最適化が進まない状態でした。

そこでマイクロコンバージョンを設置し、問い合わせフォームへの遷移をカウントした結果、前月比較で月間CVが80%増加しました。
(補足:通常CV、マイクロコンバージョン、それぞれのCV合算で80%増加したため、本来のCVが劇的に増加したわけではありません)

また、物件を販売する売りのフォームと、物件の売買を扱う買いのフォームとで、それぞれ別々にCV計測を実施したところ、物件の購入フォームへの遷移が全体の75%を占めていたことがわかりました。

そこから、物件を購入したいユーザーを多く集客することができていることが判明するなど、ユーザーの行動を可視化できたことでニーズを明確にすることができ、その後の施策立案に繋がりました。

その他ユーザーの行動を可視化する方法についてはこちらから↓

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まとめ

マイクロコンバージョンの設定自体は難しくないため導入はしやすいはずです。

また、求めているCVポイントからの獲得が少ない場合に導入することで、アカウント上では発見しづらい改善点が見つかることもあります。

中々思うように成果の最大化ができない、改善のためのボトルネックがわからないとお悩みでしたら、ぜひ1度試してみてくださいね。

Writer

高倉翼

高倉翼 高倉翼の記事一覧  

株式会社リスティングプラス コンサルタント
在学中、海外40か国を巡る中でインターネット事業の将来性を確信する。Web集客で世の中に貢献しようと志し、大学卒業後リスティングプラスに入社。市場とアカウントの細かな分析力に強みを持ち、CPAを30~70%改善など新規立ち上げ・既存大型案件の売り上げアップの実績がある。得意分野はECサイト、特に美容・健康サプリの改善を得意としている。プライベートでは、国際性豊かなシェアハウスにて充実した生活を送っている。

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