
最近は広告運用の世界も競争が激しくなり、改善をするのが難しくなってきた、というのは全ての広告運用者の共通認識ではないでしょうか。
しかしそんな中、私たちは申込みフォームの改善によって平均で20%ものCVRの改善に成功しているツールがあるというウワサを聞きつけました。
「そんなすごいツールがあるなら、ぜひ詳しく話を聞かせてください!」という事で、今回ウワサの入力フォーム改善ツール「CartOptim」を開発した株式会社ワンスターさんにインタビューしてきました!
目次
おしゃれすぎるオフィスにびっくり
ツールを開発した株式会社ワンスターは、創業以来、通販企業(サブスクリプションモデル)のダイレクトマーケティングを中心に支援を行なっています。
化粧品、健康食品、食材宅配などの定額制モデルのほか、教育サービスなどにもサブスクリプションモデルを導入して多くのビジネスを成長させているWebマーケティング企業です。
ワンスターさんの新オフィスは、五反田駅徒歩5分のオフィスビルにありました。
エレベーターを降りると、メインエントランスには、会社名「onestar★」のオブジェがライトアップ。2018年末に移転されたばかりということで、ものすごくおしゃれなオフィスに、ちょっとドキドキしてしまいます。
エントランスにはナチュラルなソファと観葉植物が置かれていて、おしゃれな中にも暖かい雰囲気で迎えてくれました。
ソファの向こうにはガラス張りの会議室があります。
CVRが平均20%も改善する入力フォームとは
テクノロジーソリューション事業部長の九日(くにち)さんにお話を伺いました。
タグ1つでカートのABテストが自由にできる

何でも、カートのシステムを変更しないで、ABテストができるツールと聞いたのですが、本当でしょうか?
タグを入れるだけで、カートからサンクスページまで変更できますし、既存のフォームとのABテストも行えるツールなんです。
われわれは単品通販の代理店なので、CPAをさげるためにいろいろ改善を試みるのですが、カートって実は8割のお客さんが離脱している所なんですよね。
でも、通販ビジネスをしている多くの経営者の方は、カートはシステムをいじることになるから改善できないと言って、手を付けることが出来ていないんです。


弊社もフォームの改善を行うEFO事業部を立ち上げて、改善ノウハウはあったのですが、導入しようとするとどうしても「費用や手間の面からフォームはいじれない」というところがネックでした。
そこで自分たちで開発したのが、「Cart Optim(カートオプティム)」です。
タグを1つ入れるだけで、今のシステムをいじることなく、フォームを出し分けできてABテストができる上に、改善できなかったらテストをやめてタグを抜くだけなので、負担になるような作業はありません。


実際に試した企業の80%が導入の実績

大体どれくらい改善できるものでしょうか?
ツール導入の費用は成果報酬型で発生するのですが、これだけCVRが上がると売上アップ分でカバーできるので、実質的に負担はありません。


さっき言ったように、実際に売上が上がるので、デメリットがないんです。


でも実際には前のフォームの方が良かったということもあるんですか?


100%ツールのフォームのほうが良い結果が出ているということですか?
1回も負けていないということでしょうか?
「結果が同率だった」ということはあります。ただ今まで行ったテストで、この入力フォームが負けたことはありません。
フォームには私たちの私たちの2年半にわたるテストで見つけた入力フォーム改善ノウハウが、注意書き1つにまで詰め込まれています。
対して多くのフォームはこれまで改善をあまりされてこなかった手つかずの状態なので、非常に改善インパクトが大きいんです。


そうすると成果報酬の費用をカバーできないので、無理に導入はおすすめしない、ということなんです。
この場合テスト分についても費用は発生しません。


フォームに詰め込まれた改善ノウハウとは


【CartOptimデモ画面キャプチャ】

入力項目を一度ではなくページごとに分けて表示することで、圧迫感を軽減した。
つまり、いくつかの項目を入力したら次のページに、というわけで項目を小分けにして、ユーザーに圧迫感を与えないようにしているんです。
従来は、ページ遷移が少ないほうが良いと考えられていましたが、私たちのテストの結果、この「8遷移型入力フォーム」が効果的という結論が出ました。
他にも、項目の順番にも自分たちでテストしたノウハウを活かしています。


費用は、成果報酬とのことですがどのように発生するのでしょうか。
1件獲得あたり基本料金の100円と商材単価の10%なので、仮に1,000円の商品の場合は、1件当たり200円のご請求が発生します。
また月の上限は30万円ですので、それ以上の成果が出た場合でも30万円以上請求が発生することはありません。


ただ費用がカバーできる時だけ導入、そうでなければ費用は発生しないのなら、試すことにはリスクはありませんね。
運用だけで売上を改善するのは難しい時代です。
なので、広告で集めた人をいかに落とさないか、確実に申し込んでもらうかを考えることが必要で、フォームを改善することで費用を増やすことなく売り上げをアップできるんです。


キレイでびっくりしたので、新オフィスについてもお聞きしました
執務室は広いワンフロアで、一緒に働くメンバーの顔も見渡しやすい作りです。
おしゃれな休憩スペースには、軽食も常備されています。
スペースの隣にはスツールと机があり、ちょっと気がむいたときに休憩したり、仲間と話したりできるようになっていました。
実は星型のイスは特注で、また横の壁は全体がホワイトボードになっているそうです。
休憩中にメンバー同士が話しながら、すぐに考えを整理できるので、その場で新しいアイデアが形になることもあるそうです。
執務室の奥には採用説明会もできるスペースが。
使っていない時には社員の方が気分転換として移動して作業を行なうこともあるそうです。
メンバー主導で進んだ移転プロジェクト

ワンフロアで広々としたオフィスになっています。


そこで1年ほど前から、移転に向けたプロジェクトを開始したのですが、実は今回のオフィス移転に関してはメンバーから「やりたい!」という有志を募って進めたんです。トップダウンで決めたわけではありませんでした。


それは新オフィスのコンセプトから、どんなインテリア、家具を使うかということも全部、メンバーの方が決めたということでしょうか。
デザインや設計も基本的にメンバーが決めました。
元々、うちにはBeSTAR(ビスタ)という企業理念があるんです。
これは私たちの基本的価値観と存在意義、そして行動指針の総称なのですが、その中には開拓者精神やチャレンジ、当事者意識というものがあります。

企業理念|株式会社ワンスター|デジタルマーケティング企業
今回の移転に関しても、そういううちの文化が非常に良い形で発揮できたと思っています。

「理念」をベースに自由な発想ができるオフィス

設計したメンバーによると、誰でも「スタイリッシュ」に共感できるけども、決してベタなデザインにならないように!というのが気をつけたポイントだそうです。


単純にものすごくかっこいいですよね。
でも落ち着いて見ると、都会的な印象のインテリアが使われている一方、床は温かさを感じる木目だったり、大きな植物があったり、画一的なイメージでなくすごく自由ですよね。
イスや机も違うんですよ。使う会議室によって、またお客様によってさまざまな印象があると思います。





先ほど理念経営というお話がありましたが、本当に理念が根底にありながら、自由な解釈やアイデアが許されている空間なんだなだと感じます。
私たちは、広告代理店としてやはり創造性が重要だと思っているんです。
だから、メンバーにも同じ理念を持ちながらも、自由に発想し行動して欲しいと思っています。
先ほどの休憩スペースのアイデアもメンバーで出しました。大きな星のスツールもメンバーのアイデアで特注で作ったものです。
前のオフィスではこういう自由なスペースというのはなかったんです。
スペースに余裕がなかったし、そもそも間借り状態だったので、それほど自由にはできませんでした。
でも実際に作ってみると、広告の担当者と、エンジニアや海外事業部の人など、さまざまな立場の人が交流することでアイデアがどんどん生まれているみたいです。

新オフィスでは採用力や作業効率もアップ

一度に20~30人参加できるのですが、参加者にも非常に好評で、採用力がアップしたと感じます。ちょうど採用にチカラを入れようと思っていたタイミングだったので、よかったですね。


集中したいからあっちでとか、デスクでは気分が乗らないからとか、気分転換ができるので仕事の効率も上がっていると思いますよ。


まとめ
今回は、移転された新しいオフィスに伺ったのですが、かっこよさだけを狙ったわけではない温かな雰囲気もある、とても過ごしやすい雰囲気のオフィスでした。
インタビューの中で九日さんが「理念経営」という事を何度もおっしゃっていたのですが、その言葉通り、基本的な部分では結ばれつつ個人がそれぞれ考え行動する企業文化、自由さと統一感が感じられました。
CartOptimについては、これまでカートをいじれないことが改善のネックになっているのをたくさん見てきたので、タグ1つでフォームが変更できる・テストできるというのは驚きです!
単純に考えても、今まで10人中2人しか購入してくれていなかったのが、3人になったら1.5倍の売上になるわけです。
これまで「フォームはいじれない」と思ってきた通信販売の担当者の方は、ぜひ検討してみてください。
↓↓↓
【CartOptimについてのお問合せ先】
株式会社ワンスター
テクノロジーソリューション事業部
事業部長
九日 裕智
hkunichi@one-star.jp
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