Googleの新機能ギャラリー広告とは?機能・使い方・リリース時期について解説

Google Marketing Live 2019で発表された新機能「ギャラリー広告(英名:Gallery Ads)」について、現時点でわかっていることを解説していきます。

「ギャラリー広告(英名:Gallery Ads)」とは?

https://searchengineland.com/googles-giant-image-gallery-ads-for-search-are-coming-316914

ギャラリー広告とは、Googleの検索結果に出稿できるカルーセル形式の広告です。ギャラリー広告は正式にはまだリリースされていませんが、数ヶ月前から試験的にテストされてきたことが海外SEMメディアSearch Engine Landでも報告されています。

いつリリースされるのか

現時点で明確な時期は公言されていません。
しかし、今年度の終わり頃にリリースされる予定とされています。※時期についてはGoogle Marketing Live 2019、以下動画および記事内にて発言されています。

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また弊社の社員が、2019年7月にスマホの実機でギャラリー広告が出ているのを確認しています

Google広告側に確認したところ、ギャラリー広告そのものは現時点で一般公開されているわけではないとのことです。

詳細は不明ですが、Google広告の担当がついているアカウントであれば、ギャラリー広告を使用可能か否かまず審査に通すことができ、その審査を通過すれば使用することが可能になるのでは回答がありました。

ただこちらは確約されたわけではなく、審査基準が「何」でそもそも「担当」が自社のアカウントについているかも不明、まだまだギャラリー広告のローンチ時期については明らかになっていない点が多いのが現状です。

2019年後半以降にGoogleから正式な告知があるはずですので、まずはギャラリー広告のローンチまで待つしかないでしょう。

ギャラリー広告のメリット

ギャラリー広告が露出されるのは、現状モバイルのみになりますが、現在サービス中の検索広告、いわゆるテキスト広告と同じ掲載面になります。

今まで文字がメインの掲載面でしたが、そこに画像とテキストを合わせて表示させることができるようになるため、高い視認性により他社との比較でクリックされやすくなる可能性が高いです。

またギャラリー広告を導入したことでインタラクション(広告クリックや設定した画像のスワイプ)が通常のテキスト広告と比較して25%も向上したケースをGoogleが公表しており、広告経由でのサイト流入を増加させることができる可能性は高いでしょう。

ギャラリー広告の設定方法

ギャラリー広告の設定方法や条件は以下です。

・画像:4個~8個
・画像サイズ:600×314
・最大ファイルサイズ5MB
・画像形式:PNG、JPG、静的GIF
・最終URL:2パターンまで可能
・説明タグライン:70文字まで可 
・各画像には見出しが必要

詳細な設定画面はギャラリー広告がまだ一般公開されていないため、今後ローンチされた後に明らかになるでしょう。

ギャラリー広告の注意点

CPC、CTR高騰によるCPA悪化

ギャラリー広告は通常のテキスト広告と同様のオークションで出稿されます。また「掲載順位1位を取ったときのみ」画像が表示されます。

そのため比較的CPCが高い市場(不動産、士業、求人系)の場合、広告はクリックされるもののユーザーが他社広告と比較するためその後離脱、他社広告にユーザーが流れその結果CPAが高騰するなどの現象が発生する懸念があります。

よって、ギャラリー広告の稼働に際しては、初動はテスト予算を設けて試験的に新機能を運用していくことがおすすめです。

課金形態の違い(CPC、スワイプ型課金)

ギャラリー広告の課金形態には2種類あります。

1つ目は通常のテキスト広告と同じ「クリック型課金(PPC)」です。
ギャラリー広告用の新キャンペーン機能は今回新たに追加はされません。そのため今後ギャラリー広告が正式に一般開放された際に、既存のキャンペーンを使ってギャラリー広告を出稿することが可能になります。

また2つ目は「スワイプ型課金」になります。
こちらは「ギャラリー広告に設定された画像が3枚スワイプされた段階で課金される」新たな課金方式になります。ギャラリー広告を設定する際に画像が最低4枚必要なのもこの課金形態が関係しているといえるでしょう。

そしてこのスワイプ型課金については、1つのキャンペーンでクリック型課金と併用することはおそらくできません。そのため別途スワイプ型課金要のキャンペーンを新たに作成する必要が出てくることを覚えておきましょう。

またここで気をつけるべきは「クリック型課金(PPC)」でギャラリー広告を選定した際です。前述の通り画像を使ったギャラリー広告は掲載順位1位に掲載された際に露出されます。そしてギャラリー広告のインタラクション率(クリックやスワイプ)は通常のものより25%ほど高いことがGoogleにより報告されています。

そのため視認性の高いギャラリー広告がクリック型課金(PPC)で掲載された際、過剰なクリックが発生しCPAが高くなってしまうことも想定されます。
ギャラリー広告を使用する際は、事前にクリック型課金(PPC)を使うかスワイプ型課金を使うかを十分検討しましょう。

まとめ

既に導入されつつある「ギャラリー広告(Gallery Ads)」ですが、こちらの新機能を使うことで直接的な売上アップはもちろんですが、ユーザーの行動モデルを軸にしたマーケティング戦略の構築などがより求められる時代になりそうです。

2019年末のリリースに備えて、事前設計を進めておくことをおすすめします。

同時期にリリースされた「ファインド広告(Discovery Ads)」については以下記事をどうぞ。

「ファインド広告(Discover Ads)」とは?ファインド広告とは、Google検索窓の下に表示される「ディスカバー フィード(Discover Feed)」に出稿できる広告のことです。Goo...

参考記事:
Google’s giant gallery ads for search are coming: What they are and how you’ll pay for them
Google Marketing Live 2019 | Keynote Deep Dive
Google Ads Updates – Here’s What You Need to Know Now

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