インフルエンサーマーケティングとは?SNS社会が生んだ新手法の実態

広告を表示させないようにするアプリがあるのをご存知でしょうか。
いたる所に広告がある現代で、ユーザーは広告を敬遠するようになりました。

そこで注目されているのが、多数のフォロワーを抱えるインフルエンサーと協力してコミュニケーションを行う「インフルエンサーマーケティング」です。

今回は、広告が見てもらえない時代に注目を集めているインフルエンサーマーケティングについて、基礎からリスクまでわかりやすく説明します。

インフルエンサーって何?

インフルエンサー (英: influencer)とは、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のことです。

従来の有名人やタレントといった知名度があって多数のフォロワー数を持つインフルエンサーと比べ、フォロワーが相対的に少なく万単位に満たない場合は、マイクロインフルエンサーと呼ばれます。

このように、インフルエンサーとは影響力が大きく知名度の高い人物を指します。
ただここにもあるように、最近は芸能人以外にもマイクロインフルエンサーと呼ばれる人物が増えてきています。

マイクロインフルエンサーは、特定のコミュニティで強い拡散力を持つ人物を指します。
インフルエンサーに比べるとフォロワー数や認知度は低いですが、その分各ジャンルでの影響力が強いことが特徴です。

個人の情報発信、コミュニケーションの場としてSNSが普及した今、メディアの露出の有無に限らず一般人も大きい影響力を持つようになったということです。

知っておきたい「インフルエンサー」の種類

インフルエンサーは「インフルエンサーマーケティング」「ステルスマーケティング」の大きく2つの種類に分かれています。

この二つは似ているようで似ていない別物です。
インフルエンサーマーケティングだけでなく、ステルスマーケティングについても理解しておきましょう。

ステルスマーケティング
インフルエンサーが企業から依頼を受け、投稿を行っているにも関わらず利益を得ていないとして投稿を行うこと。
あたかもインフルエンサーが自発的に商品・サービスを利用しているように見せかけ、ユーザーを騙して商品をアピールする手法。

PRであると公開した上で投稿を行うインフルエンサーマーケティングとは、投稿をするという行動は一緒でも意味合いは違います。

ステルスマーケティングは過去に騒動になったこともあり、ステマという略語で知らない人はいないほどの行為となりました。
現在は2011年に景品表示法の施行によって、随分とステルスマーケティングを行う企業は減ってきていますが、現状0ではありません。

インフルエンサーマーケティングを行う上で、ステルスマーケティングと勘違いをされることのないように線引きを行っていかなければなりません。

SNS社会が生んだインフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングとは、「インフルエンサーやマイクロインフルエンサーの影響力を活用し自社の商品・サービスの宣伝を行うマーケティング手法」です。

具体的には、インフルエンサーに企業の商品やコンテンツを実際に利用してもらい、ブログやSNSを使って宣伝してもらうことが一般的で、インフルエンサーによる投稿がより多くの人に拡散されることが目的となります。

現在、世界のインフルエンサーマーケティング市場は約560億円程と言われています。今後、日本でも市場はどんどん拡大されていくと予想されています。
というのも、SNSのユーザー自体が増加し続けているからです。例えばインスタグラムであれば、前年比30%の成長率で伸びています。

このようにインフルエンサーマーケティングは今後も伸びていく可能性が大いにありますので、マーケティング手法の1つとしてしっかり理解しておきましょう。

インフルエンサーマーケティングのメリット

インフルエンサーマーケティングを活用するメリットには、以下のようなものがあります。
メリットを理解し、より有効的なインフルエンサーマーケティングを行えるようにしましょう。

■コアなターゲットへアプローチが可能
インフルエンサーをフォローするユーザーの多くは、そのジャンルに興味のある場合が多いです。
アプローチしたいジャンルのインフルエンサーを起用することで、そのジャンルに特に興味のあるユーザーへアプローチができるようになります。

■SNSは拡散性が高い
リツイート、リポストといったことが可能な拡散力の高いSNSを利用することで、より多くのユーザへアプローチを行うことが可能になります。

一度インフルエンサーが投稿をしてしまえば、そのインフルエンサーをフォローしていないユーザーにも発見されやすくなり、多くのユーザーの目に留まるきっかけとなります。

近年ではハッシュタグ検索を行うユーザーも増えてきている為、検索エンジンで検索するよりも多くの投稿を目にする機会が増えています。

■広告嫌悪のユーザーにも受け入れられやすい
SNSを利用している最中に広告が表示されるとユーザーは敬遠しがちです。
見流すだけならよいですが、酷い場合には広告の非表示や通報などされてしまうこともあります。

広告はそういった非表示や通報によって品質スコアが下がり、表示がされにくくなるといったことがありますが、インフルエンサーマーケティングの場合はそういったことはありません。

拡散したい商品・サービスとイメージの合うインフルエンサーを起用すれば、直接広告を出すよりも広告臭を抑えられ、自然に受け入れられやすくなります。

インフルエンサーマーケティングの注意点

一見メリットばかりあるようにも思えますが、そうではありません。
活用する際に注意しなければいけない点もあります。

■PRであることを必ず明記する
ステルスマーケティングとの違いでも述べましたが、広告臭を抑えたいからといって、PRであることを隠して投稿を行ってはいけません。
PRであることを隠してしまえばステルスマーケティングと捉えられてしまい、強い嫌悪感を頂かせてしまいます。

これでは逆効果となってしまうため、インフルエンサーに依頼を行う際は必ずPRであることを記載するだけでなく、企業名・商品名も入れるようにするなど条件を設定しておく必要があります。

■単発ではなく、長期的なプロモーションを行うようにする
1回限りのプロモーションではインフルエンサーが価値を感じていないように見えてしまい、効果的ではありません。

仕事だからプロモーションを行っているというように見えてしまう可能性が高いため複数回投稿を依頼する方が信ぴょう性が高まり、効果が見込めます。

一度に多くのインフルエンサーへ依頼するよりも、複数回に渡って投稿を繰り返して貰うほうがユーザーへの浸透率も上がってきます。

このような注意点を踏まえてインフルエンサーに依頼を行いましょう。

インフルエンサーは媒体ごとに使い分けるべし

インフルエンサーマーケティングをSNSで行なうには、そのSNSにおけるユーザーの属性も重要です。
ここからは、インフルエンサーマーケティングで使われるSNS各媒体の特徴を説明します。

Instagram

メインユーザーは、10代~30代です。若年層が多いですが、最近では主婦層の利用率が高いというデータも出ています。
「インスタ映え」という言葉があるようにインスタグラムでは画像のクオリティや世界観が重要です。
そのため、Instagramで扱う商品としては写真映えするような化粧品や食品等がマッチするでしょう。

Facebook

メインユーザーは、30代~40代です。Facebookは、実名での登録が原則であり、ビジネスのために活用している人が多いのが特徴です。
また実名で登録している分信頼性も高いので、拡散される質が高いです。
ビジネスマンをターゲットとしている商品がマッチするでしょう。

Twitter

メインユーザーは、10代~40代。他媒体に比べ若年層のアクティブ率が高いです。
また拡散性が高い、リアルタイム性が高いというのが特徴です。
最新の情報をリリースする等のリアルタイム性を活用したいときにはおすすめの媒体です。

YouTube

メインユーザーは、10代~40代。YouTubeは世界最大の動画共有サービスであると同時に、世界第2位の検索エンジンとも言われています。また日本国内で最も利用者数が多い動画共有サービスです。

他媒体に比べ、動画でより詳しく商品やサービスを紹介できるというのが特徴です。

マッチしている商材というよりも、その商材とYouTuberがマッチしているかということが重要です。

UUUM

UUUM はYouTubeに特化したサービスです。

YouTuberと呼ばれるYouTube上で影響力の高いインフルエンサーがPRをしてくれます。
YouTuberを使って、動画上で多岐にわたる商材を様々な形で紹介できることが特徴です。

参考:UUUM株式会社公式サイト

インピアル

インピアルはTwitterに特化したサービスです。

TwitterやFacebookで影響力を持つインフルエンサーがPRをしてくれます。
メインの媒体がTwitterのため拡散性が高いことが特徴です。また、クリック課金型のため低予算から始めることが可能です。

参考:株式会社インピアル公式サイト

#TAGPIC

#TAGPICはInstagramに特化したサービスです。

Instagram上で影響力の高いインフルエンサーがPRをしてくれます。
Instagramは写真がメインのSNSのため企業のイメージを作り上げるブランディング効果が高いのが特徴です。

参考:#TAGPIC公式サイト

インフルエンサーも使い方次第

インフルエンサーの選定で結果が決まる

インフルエンサーマーケティングにおいて最も重要なことは、商品やサービスにあったインフルエンサーを選ぶことです。

どんなにフォロワー数が多いインフルエンサーにPRをしてもらっても、商品やサービスとマッチしていなければ効果は期待できません。
下記の項目をしっかり確認し、自社に合ったインフルエンサーを選びましょう。

・フォロワー数
・フォロワーの年代、属性
・普段の投稿
・投稿に対するフォロワーからの反応(イイねやコメント欄)
・インフルエンサーの価値観、性格、ライフスタイル

  

インフルエンサーを信頼できずに成功はない

インフルエンサーマーケティングでよくありがちなのが、インフルエンサーに自社の商品やサービスを押し付けることです。

自社の言いたいことを伝えてほしいという気持ちは十分分かりますが、インフルエンサー1人1人に世界観というものがあり、多くのフォロワーはこの世界観が好きだからフォローをしているのです。
その世界観を企業の無理強いで壊してしまうと、結果的に信憑性が薄れてしまい広告の効果もなくなってしまいます。

商品やサービスの良さをインフルエンサーにしっかり理解してもらうところまでは関与が必要ですが、その後のPRの仕方はインフルエンサーに任せましょう。

まとめ

従来のインフルエンサーマーケティングが一般にも認知されてきたことで、今は、より広告感なく商品をPRできるマイクロインフルエンサーに注目が集まっています。
それに伴い、影響力が及ぶ範囲や世界観、得意な媒体などについてもより選定が重要になってきます。

自社にマッチしたインフルエンサーを選定し、リスクをよく理解した上で効果的に活用していきましょう。

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