
自社のサイトに対して集客を行ったり、SEO対策を行ったりする際に重要なのが、「ユーザーがどのようなニーズで検索して自社サイトを訪れているか」を知ることです。
検索キーワードからユーザーが何を期待しているかを理解できれば、対応するコンテンツを充実させる事もできますよね。もちろんそれは、他のマーケティングにも活かせる情報となります。
しかし、いざアクセス解析ツールを見ると検索クエリ(自然検索キーワード)のトップにあるのはキーワードではなく「not provided」の表示。しかも、ほとんどが「not provided」!
何で?「not provided」ってどういうこと?
これではユーザーの検索意図なんて分からない・・・ そんなWeb担当者に朗報です。
「not provided」の中身をデータ分析し、Google Analyticsで検索クエリを見ることができるツール「KeywordMania」が誕生し、すでにグローバル企業を中心に15,000社以上が導入しています。
このKeywordMania、国内で唯一取り扱っているのは、リスティングプラスだけなのです!
この記事では、そもそも「not provided」とは何なのか?そしてKeywordManiaの活用方法まで解説していきます!
目次
SSL化により、ほとんどの検索キーワードが「not provided」に
そもそも、Google Analyticsにおいて、オーガニックの検索キーワードが「not provided」と表示されてしまうのはなぜでしょう?
「not provided」とは「提供されなかった」という意味で、そのまま「ユーザーが検索エンジンから訪問した時のキーワード情報が提供されなかった」つまり、情報が無く不明であるということです。
何でそんなことになるかと言うと、近年の通信のSSL化が原因です。
2013年9月から、Googleは全ての検索にSSL通信を利用するようになり、その頃から「not provided」が急増し、検索キーワードの取得が難しくなりました。
SSL通信を使うことで、情報の盗聴や改ざん、なりすましを防ぐことができます。
オンラインショッピングなどで、Web上を個人情報やカード決済情報が飛び交う今の時代、
情報保護の観点からSSL通信化というのは必要なことではあります。
しかし一方で、ユーザーにより情報や商品を届けるための貴重なデータだった検索内容も、データとして入手することができなくなったのです。
これは、サイト運営者にとってはユーザーのための改善の糸口を失うことになります。
また、ビジネスにおいても収益につながるキーワードを見つけることができず、チャンスを逃す結果になり得ますので、企業にとっては大変痛手だと言えますね。
SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上のデータを暗号化する暗号化プロトコル通信方法)です。ネット上でやり取りする情報が第三者に傍受されることを防ぎ、「盗聴」「改ざん」「なりすまし」を防止します。
ここ最近、URLは「http://」ではなく「https://」となっていることが殆どですよね。
今やGoogleもYahoo!もSSL通信に対応しているので、オーガニック検索の情報は9割以上が「not provided」になってしまいます。
これでは、自分のサイトがどのキーワードで検索されているのか、どんな情報を期待されているのか分かりません。
さらにはどんなユーザー層なのか?などリスティング広告で使えそうなキーワードを見つけることもできない状態です。
そう考えると、やはり検索キーワードは非常に重要な情報ですね。「not provided」の内容を何とか入手する方法はないのでしょうか。
最新ツールで「not provided」を全体の0.12%まで減らすことに成功
最初に正直に言っておくと、完全に分かる方法はないのです。
ただ間接的に「not provided」の中身を推測することはできます。
これまでの対策として、
・Google AnalyticsではなくSearchConsoleで検索キーワードを確認
・広告を回してそこのキーワードから推測
・Google Analyticsでユーザーの閲覧開始ページを確認してその傾向から検索キーワードを推測
という対策が挙げられるのではないでしょうか。
SearchConsoleの使い方について知りたい方はこちら↓
しかしこれらの方法だと、結局推測に頼ることになったり、Google Analyticsより入手できる情報が少なくなってしまったりで、やはりどの場合も精度や使い勝手の面で問題がありました。手間も時間も掛かります。
そこで開発されたのがKeywordManiaなんです!
KeywordManiaは「not provided」対策ツールで、当社が日本で唯一の代理店となっています。
KeywordManiaを使えば、85~95%のnot providedを解消でき、データをGoogle Analytics上で確認できるようになります。
またデータも、キーワードだけでなく直帰率や滞在時間などGoogle Analyticsで確認できるほとんどの指標で取得が可能ですので、SSL通信化される前にほぼ近い感覚で使うことができます。
中にはこのツールを使って「not provided」を全体の0.12%にまで圧縮できた例もあるんですよ。
膨大なデータを分析することで、高精度なキーワード解析を可能に
いったい何でそのようなことができるのでしょうか?
「not provided」が「情報が提供されなかった」の意味だとすると、解読しようにも情報が無いと思いますよね。
このツールは、「not provided」の内容を特別な方法で解読するというものではありません。どのようにキーワードの内容を取得しているかと言うと、他の膨大な情報とマッチングしてキーワードの分析をしているのです。
具体的に言うと、掲載順位のチェックツールや他の検索データなどの情報と、Google AnalyticsやSearchConsoleなどの情報をまとめてデータを取得しています。
さらに外部APIの動きなどからキーワードの動きなどを総合的に分析、確率を計算して「not provided」の中身のキーワードを導き出すという仕組みです。
直接データを読み解いたものではありませんが、マッチングの確実性が83%以上のものだけをGoogle Analyticsにデータとして戻すようになっているので、データの信頼性もあります。
その結果、85~95%の「not provided」を解消することができるのです。
人間が推測するのとでは、かかる時間や精度に大きな違いが出ると思いませんか?
さらにキーワードの分類を学習していくので、データが溜まれば溜まるほど精度も上がっていきます。
「not provided」をサイトのアクセス数・CV数・CVR改善に活用
キーワード以外のさまざまな指標もGoogle Analyticsで確認できると説明しましたが、そのような情報を活かすことで具体的にどんな改善ができるのかをご紹介していきます。
先述した通り、このツールを使うと、キーワードだけでなく直帰率や滞在時間、コンバージョン率(CVR)など通常のGoogle Analyticsで確認できる、ほとんどの指標についてデータが確認できます。
ユーザーがどんな意図を持って流入してきたかがわかり、そのサイト内での行動も分かるので、自社の商品やサービスがどんな言葉で検索されているのか、何を求めてユーザーがサイトを訪れているのか分かります。
そのニーズにこたえてコンテンツを充実させたり、内部の動線を整えることができればSEO対策となり、サイトのアクセスアップにつながりますよね。
また、キーワードについても「どんな言葉と一緒に検索されているか」「どんな検索をしてくるユーザーがCVにつながりやすいか」という情報が得られます。
これはそのままリスティング広告などの広告戦略に応用できますし、サイトの販売ページやランディングページの改善に役立つので、CV数やCVRの改善にもつながるでしょう。
実際の検索クエリから、自社では思いつかないような意外なキーワードが見つかることもあるかもしれませんよね。
「できることは分かったけど、ではどう使ったらいいのか?」という疑問にお答えします。
実際の導入時にはGoogle AnalyticsやSearchConsoleと連携するだけなので、設定自体は2分程度で完了します。
そもそもGoogle Analyticsの見方がイマイチという方はこちら↓
Google Analyticsでデータが見られるようになるのですが、それも元のデータから分析したものを複製したプロパティに戻す形になるので、オリジナルのデータには影響しません。
複製したプロパティを見る時は、通常のGoogle Analyticsと同じように使えます。
ただ注意点としては、1日に1回データを分析して反映させるのですが、反映するデータは3日前のオリジナルデータを分析して導いたもので少しタイムラグがあります。
あと、海外のツールのため、日本でよく使われるYahoo!にはまだ対応していません。その点だけ注意が必要です。
しかし、これまで「not provided」として見ることができなかったデータを、かなりの精度で確認することができるようになりますし、それがビジネスに与える影響もかなり大きいものだと思います。
SEOやWebマーケティングを行っている企業には、ぜひ活用していただきたいツールです。
まとめ
「not provided、何とかならないかな」と思っているWeb担当者さんも多いのではないでしょうか。
「SSL通信化にはプライバシー保護や不正・犯罪の防止という重要な意味もあるので仕方ない」と諦めるのはまだ早いです!
これまでは違う方法を使って推測する事しかできなかった「not provided」の中身も、KeywordManiaを使って膨大な情報と付き合わせることでかなり正確に把握できるようになります。
また、改めて検索キーワードからわかる情報や活用できる可能性を考えると、これは分からないままにしておくにはもったいなさ過ぎる情報だと思います。
新しいツールではありますが、Google Analyticsの複製プロパティにデータが戻されるので、新しい操作方法などを覚えなくて良い点もメリットですね。
KeywordManiaを使うことで、ユーザーの意図やニーズを割り出すことが簡単になり、確実性も高くなれば、それだけ実際の施策に掛けられる時間も増やせるのではないでしょうか。
「not provided」のアクセス情報をもっと活用したい!もっとスピードを出して、効果的なSEO対策をしたい!
という方は、ぜひ利用を考えてみてくださいね。
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