世界中で普及している「音声検索」の対策まとめ

こんにちは、世界的に見ると需要の増えてきている音声検索。
GoogleCEOのスンダー・ピチャイ氏は2016年にこのような発表をしています。

また2018年12月には「米国でのスマートスピーカーの世帯普及率が41%」と発表されています。

このように世界的に見ると音声検索のシェアは拡大傾向と言えるでしょう。

そもそも音声検索とは

Appleの「Siri」やMicrosoftの「Cortana」、Amazonの「Alexa」、Googleの「Google Assistant」など、音声アシスタント機能を持つデバイスの普及にともない、音声検索は急増しています。

アメリカ人1,000名を対象としたこの調査では、回答者の約7割が音声検索や音声アシスタント機能の利用経験があると回答し、特に25歳~49歳の回答者の65%が「少なくとも1日に1回以上、音声検索などのアシスタント機能を利用中」と回答しています。
またその多くが「今後、もっと音声アシスタントを使うと思う」と回答しており、音声検索の利用者数や利用頻度は今後ますます増えそうです。

現時点で音声アシスタント機能の主な利用用途は、天気予報やニュースのチェック、簡単なインターネット検索が中心。
音声検索の主なクエリ内容を調べると、近所の店・レストランの検索などが多いのが1つの特徴で、また「方法・やり方」や「おすすめ」を検索するユーザーが多いです。
英語で言うと「How」や「Best」から始まる検索クエリが多く、例えばキッチンでレシピを検索したり、家で近所のレストランを検索したりなどで音声検索がよく使われています

音声検索のメリット・デメリット

メリット

・入力スピードが早い
・何かをしながら検索できる
・目線が取られない

手が取られない、目線が取られないという2点はかなりのメリットです。
料理中や運転中など手が離せないときは重宝することになりそうです。

デメリット

・正確とは限らない
・複雑な仕事が苦手
・公共の場では使用しづらい

このあたりはデメリットとなり、普及を遅らせている直接的な要因でもあります。
今後アップデートがされるごとに精度はあがっていくと考えられますのでデメリットは軽減されていくと考えられますが、「公共の場で使用しづらい」という点においては、音に敏感な日本人の性格では、現状難しい課題に思えます。

実際にデロイトトーマツコンサルティング合同会社の発表した世界モバイル利用動向調査2018によると日本は他国に比べてスマートデバイスに対する感度が低いという事実がわかっています。

世界モバイル利用動向調査2018

他国で前年比2倍近くの所有率の伸びに対し、日本では3%程度の普及になっています。

しかし、広告を運用をしていて音声検索らしきクエリが入ってきているのも事実です。
だからこそ、対策は今から準備しておく必要があります。

音声検索の時代に必要なVSO

VSOとは「Voice Search Optimization」の略で「音声検索最適化」のことです。
実際にAI音声アシスタント搭載スマートスピーカーを使うとわかりますが、音声による入力はとても楽です。
しかし音声で長文を読み上げられると、画面に比べて頭に入りにくいデメリットがあります。
結果的に上位1〜3件程度を読み上げるのが基本になることが予想されます。
そう考えると、WebのSEOの感覚よりさらに上位表示の必要性が高まることは言うまでもありません。

SEOの比べて大きく戦略を変える必要はありませんが、いくつか検討すべき内容があります。

コンテンツをローカライズさせよう

音声検索の検索方法として「近くで食事をできるところは?」などといったものが想定できます。
この時にローカライズしているかしていないかで、自分の店や商品を見つけてもらえるか、見つけてもらえないかなどの差がでてきます。

会話文へ適応させよう

会話形式に適合させることの大切さについては上で述べましたが、音声検索によってそのページが見つけられるようにするには、創造性にかかっています。
ブログを投稿するときに、どんな会話形式ならあなたの商品やビジネスに繋がるかを考えて、会話の中におけるキーワードを選択することは最適化におけるとても大きな要素です。

ロングテールキーワードを入れよう

キーワードを考える際、VSOのことを考えるのであれば、少し違った考え方をする必要があります。
単純に話し言葉は書き言葉よりも少し長い傾向があるので、キーワードを少し長めに設定するなどです。
このことからリサーチだけではなく、あなたのビジネスにつながる論理的な質問をブレインストーミングする必要があります。
良い言葉が見つかったら、それをページ内に設定しましょう。

FAQページを活用しよう

VSO戦略のひとつのアイデアとして、シンプルに問答形式で作成されたFAQのページを作成することが挙げられます。
FAQページであれば、ロングテールキーワードを含めることができ、その上でGoogleに直接話しかける時の言葉遣いに近いものとなります。

検索キーワードの変化

「◯◯のよいお店とは?」など疑問文、「◯◯したい」という願望文、「近くの◯◯」といった位置情報を活かした検索が考えられ、検索クエリ自体が長くなる可能性があります。
例えば、これまで「東京 居酒屋 おいしい」と入力検索されていたものが、「東京で1番おいしい居酒屋はどこ」などの口語の文章になることが想定されます。
まとめると、

●口語になる
●助詞が入る
●検索クエリが長くなる

などの変化の可能性が挙げられます。
上記でも記載しておりますが、実際に私が運用させていただいているアカウントでも、「~はいくらぐらいですか」などの音声検索で行われたであろう検索クエリは実際にでてきています。
このように、音声検索は今後検索クエリに大きな変化をもたらす可能性があり、上記のような検索クエリはより増えると考えられます。
それに伴い、これまでのようにユーザーが手動で検索するであろうキーワードを考えるだけではなく、音声検索においてどのような言葉で検索されるかを考えていく必要があります。

今まで入れていたクエリはどうなる?

音声検索を利用されたことがある方はご存知かもしれませんが、音声検索を使用した際、
検索語句によっては、どんなに間を空けて話しかけたとしても語句の間にスペースが空きません。
「音声検索 方法」と検索したくても、「音声検索方法」として認識され、検索窓に入力されるのです。

それでは、Google広告 で「音声検索 方法」の完全一致で広告を入稿しているしている場合、どうなるのか確認してみたところ、音声検索の「音声検索方法」でも、「音声検索 方法」の完全一致で入稿している広告は表示されます。
これは、2017年3月に完全一致の配信対象が大幅に拡大されており、表記の揺れや誤字があっても配信されるように変更されているためです。
そのため、スペースが空いていなくても表記の揺れと認識され、「音声検索方法」にも広告が配信されるのです。
Google はこのようなケースを見越して対応していると考えられます。

まとめ

料理中や車の運転中など手が塞がるシーンは日常生活に溢れています。
そのような状況がある限り、手や目線が取られないAIアシスタント普及は進むと考えられます。
「まだ日本では普及率低いんでしょ?じゃあまだいいか。」ではなく、一定のユーザーが使っているという事実がある今だからこそ今後の普及に向けて動き出す必要があります。
まだ、全く対策をしていなかったという方は、今回の記事を参考に対策を考えて実行してみてはいかがでしょうか。

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