2020年のWeb広告・マーケティングの展望について考えてみた

毎年1年経つのが早くなっている気がしますね。 2020年も昨年に引き続き、今年1年がどんな年になりそうか考えてみました! 一読いただけると幸いです。

2019年の振り返り

2020年について考えてみる前に2019年はどんな年だったのかを振り返ってみます。

リアルとWebの親和性が向上するいまやWeb広告はWebで完結しない状況になってきました。リアルとWebの掛け合わせた事例として2018年11月に原宿でオープンした「GU STYLE ...

リアルとWebのミックスはまだまだ発達中

昨年の年明けにはファーストリテイリングのGUがデジタルサイネージとアプリを連動させた店舗を原宿でオープンして話題になっていました。

その後Webとリアルの双方からマーケティングの施策を打つ企業はかなり増えてきたと思います。

また、それを支えるテクノロジーとして来店コンバージョンの計測精度などはかなり向上してきたという話もあります。

例えばGoogle広告ではこれまで来店コンバージョンの計測対象は検索広告のみでしたが、現在ではディスプレイ広告やYouTube広告でも来店コンバージョンを計測できるようになりました。

また各社が開発しているツールの中には確実に店舗の建物の中に入った時にのみ来店カウントをするように計測の正確性を高めているものなどもあるようです。

Web完結が難しくなってきている時代でもあるので、Web×リアルが今後どうなっていくかは、まだまだ動向を追う必要がありそうです。

キャッシュレスは更に普及

キャッシュレスはますます普及している印象を受けます。

10月の消費税10%適応以降、経済産業省からもポイント還元でキャッシュレスを後押しする流れもあり、キャッシュレスを利用するユーザーは更に増えていくと思います。

キャッシュレスで気になるところは、これまで以上に大量のキャッシュレス決済のデータを持つことになった、Yahoo!のテクノロジーがどれだけ高品質なものになっていくかです。

Yahoo!はソフトバンクと共同出資してPayPayをリリースしています。
そして、PayPayをスーパーアプリ化(100種類越のサービスをPayPayに集約)を目指しているとの発表を行っています。

また、2019年11月にはYahoo!はLINEとも統合してLINE Payのデータも実質的に握る事になりました。

上記を考えるとYahoo!には大量のキャッシュレスデータが集約されていく形になるので、必ずそのデータを活かして、既存プロダクトの精度を上げてくると考えています。

個人的にはYSS、YDNの機械学習の精度が格段に向上してくれると非常に嬉しいですね。

2020年の展望について

それでは2019年を簡単に振り返ったところで2020年どうなるかについて考えてみた内容をまとめていきます!

5Gの時代に突入

2020年、ユーザーとしてもWeb広告に携わる身としても、最も楽しみなのが5Gの時代についてです。

ビット/秒で見ると、4Gの100倍のスピードだとか…。
4Gがリリースされた時、そのスピードに驚きを覚えたのですが、それを更に上回ると考えると、もうどんな使用感になるのか想像がつかないです。

通信スピードが速くなれば当然Web広告にも影響は出てきます。

まず想定されるのは、ページの表示速度は格段に上がるので、ページが重くてユーザーが離脱してしまうという事は少なくなるのではないかと思います。

多少サイト自体が重くても、圧倒的に通信が早ければユーザーにとって不便なことはなくなりますよね。

ただし、Google広告などのランディングページの品質については、実際の表示速度も加味されますが、その他にもページの構成が分かりやすい形になっているのか(コーディング、レイアウト含め)等も加味されるようです。

5Gになったからといって、ページ改善を無視していいという訳ではありませんのでご注意ください!

まだまだ伸びる動画市場

また、確実に言える事ですが、動画はますます盛り上がりを見せると思います。
これはYouTubeに限らずの話になります。

YouTubeが伸びている事は周知の事実だとおもいますが、最近ではGDN、YDNなどのディスプレイ媒体でも、動くバナーのような形で動画を使用している事例が多くあり、弊社で運用を行っているものでも、動画を使用したクリエイティブは軒並み成果が良いです。

Facebook、Instagramでは動画のクリエイティブは、もはや当たり前になってますよね。

通信速度が速くなれば、Web上に動画などのリッチコンテンツを使用する事例が増えてくると思います。そうなるとコンテンツが静止画なだけで「このサイト古いな。」なんて思われてしまう時代が来るかもしれません。

2020年に一般的に普及するかは分かりませんが、今後VRやARが普及した際には、それに併せて更に新しい媒体等も出てくるはずです。

動画コンテンツなどのリッチコンテンツの発展もまだまだ目が離せません。

広告審査はますます厳しく…

これは広告を行う上で避けて通れない道ですが、広告審査は更に厳しくなってくるかと思います。
直近の審査状況についてもっとも衝撃的だったのが、Yahoo!プロ―モーション広告でのアフィリエイトサイト/比較サイトの出稿停止だと思います。

なぜアフィリエイトサイトが禁止になったのか?そもそもなんでYahoo!でアフィリエイトサイトの掲載がNGになったのかを紐解くと、Yahoo!の体制変更が大きな要因だと考え...

Yahoo!にコンテンツの有用性が認められれば配信はできますが、その基準は中々高く、かなりコンテンツを作り込まないと配信ができない印象です。

また直接的な審査の話ではないですが媒体ポリシーで考えるとcookieが今後どのように取り扱われるかは注視する必要があります。

政府の個人情報保護委員会では、企業がcookieを利用することを規制する方向で検討しているようで、国会提出も視野に入れているという状況です。

既にEU圏ではcookie情報を取得するためには本人の同意が義務付けられています。
それと同じ状況が日本でも起きれば、確実にリマーケティング系の広告の成果に影響を及ぼしてきます。

時間が無いところではありますが、リマーケティング施策に依存している状況の方がいたら急ぎ対策が必要かもしれません。

メディアミックスの戦略が更に重要に!

これは2020年になってから!という話でもないのですが、メディアミックスの戦略の重要性はさらに高くなってくる事が予想されます。

いまや、広告の配信先はWebサイト上だけではありません。

有名どころだと、FacebookやInstagram、話題のSmartNewsやTikTokなどのアプリも有力な広告媒体となっています。

日本人が自分のスマホにダウンロードしているアプリの平均は80個と言われています。
それだけユーザーが広告あるいは商品と接触するチャネルが増えるという事は、様々な情報をユーザーが持つようになり、比較検討の期間や機会が増加する可能性があります。

そんな状況下でユーザーに選ばれるためには、色んなチャネルから1つのメッセージを伝えていき、「この悩みはこの商品で解決できる!」という事をユーザーに刷り込む必要があります。

そのためには、Google・Facebookのような主要のWeb媒体だけでなく、YouTube、SmartNews、TikTokなどなど、媒体の横展開を行いあらゆるメディアからユーザーにアプローチを仕掛けて接触頻度を高めていく必要がありそうです。

また当然リアルでの施策もできればやった方が、ユーザーが商品を購入する決め手にもなりますし、上記を実施して行く為には、認知・啓蒙・セールス加味したマーケティング的な思考も必須になります。

これまで「Google広告1本で直販売してきました。」という方には参入障壁が高い事かもしれません。

ただユーザーが持つ情報量が多くなればなるほどに、獲得の敷居は高くなり、ユーザーはあらゆる情報を簡単にとりに行ける時代が来ているという事を考えると、対策は必須になってくるのではないかと思います。

まとめ

以上、2020年の展望について徒然なるままに書いてみました!

様々な話をしましたが、Webマーケティングの視点で感じることは、ユーザ―のITリテラシーが年々高くなっている事です。
そして、きっと5Gによりその情報収集のスピードは加速するという事が、一番注視するべき点だと思います。

テクノロジーが進化すればユーザーも進化しますし、これまでやり方だけで戦うのは危険になります。最新情報をキャッチして、次の世の中がどう動くのかを考えて先手を打ち続けましょう!!

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