絶対に成長を止めたいアメリカvs絶対に引かない中国。巨大企業群「BATH」が成長し続ける”秘密”とは

今、世界経済をGoogle、Amazon、Facebook、Appleの頭文字を取った 「GAFA(ガーファ)」が牽引していることに疑いを持つ人はいないでしょう。

しかし、そのGAFAに匹敵する企業群と言われているのが「BATH(バース)」です。
BATHは中国企業の4社の略称であり、世界経済への影響も強まり、その影響力はGAFAを脅かすほどとも言われています。

このページでは、それぞれの事業の成長性について解説いたします。

「BATH」とは一体

BATHとは中国に拠点を置くハイテクIT企業4社の頭文字を組み合わせた略称です。

B:バイドゥ
A:アリババ
T:テンセント
H:ファーウェイ

それぞれ上記の企業を指しています。
いずれも中国ではかなり知名度が高く、最近では世界的にも注目されている企業です。

この4社の共通点はIT企業であることだけではありません。4社とも中国の深センを拠点としているのです。
この地域は別名「アジアのシリコンバレー」と言われており、最近では経済特区に指定され、その勢いはさらに強くなりました。

BATHや、その系列企業までもが拠点としているため、深センはアジアのIT激戦区と言ってもいいでしょう。
BATHはその中でも常に頂点に位置するトップ企業群です。

アメリカと肩を並べる日も遠くない?

GDPの1位である国はアメリカですが、GDP2位の国はどこか皆さんは知っていますか?
答えは「中国」です。ここ30年ほどで中国は急成長各分野で進化を遂げています。

今はアメリカ対中国の関税などに経済制裁などが頻繁に行われていますが、2020年から始まる5Gをどちらが早く実用化するかまで競っています。

こちらの記事ではその様子を一部紹介しています。

5Gとは 5Gとは「5th Generation」の略称で、携帯電話などに用いられる次世代通信規格の5世代目という意味です。日本語では「第5世代移動通信システム」と表記されます。...

一般にBATHは中国という14億人を超える超巨大な市場の中で大きく名を馳せて、また技術面では、当初は米国に劣っていましたか、5G市場の覇権をどちらが握るかまで予想されるほど急成長しているんです。

続いてBATHの各企業についてご紹介していきます。

中国版Google?「バイドゥ」

百度(バイドゥ)は検索エンジンの会社です。
ロビン・リー氏が2000年に立ち上げ、現在従業員数は4万5000人を超えます。

Google検索と同じで実は検索エンジン市場では世界シェア2位。中国国内ではほぼ独擅状態になっています。
その理由として、中国人のニーズに合わせた検索結果を提供しているからと言われています。

また、検索サービスを通じて、宣伝広告媒体として様々なサービスを作っています。

2018年には通年で売上1,023億元、純利益で276億元と中国のIT企業のなかでも確固たる地位を確立しています。

中国のAmazon「アリババ」

阿里巴巴集団(アリババ)は1999年にジャック・マー氏が立ち上げた企業です。
BtoBのeマーケットプレイスを提供しており、海外バイヤーとの取引を希望する中国企業が登録しています。ECサイトではAmazonに次ぐ世界シェアを持っています。

売上高は3,768億人民元を達成。国内から海外まで世界に羽ばたくサービスを提供している大手のIT企業といっても過言ではありません。

また、日本でも有名なソフトバンクとも深い関係を築いており、アリババの創業時には孫正義氏が約200万ドルの出資を行いました。それだけアリババには成長性が見込めたということでしょう。現在では「PayPay」との提携も達成しています。

中国最大手のSNS「テンセント」

騰訊(テンセント)は1998年にマー・フアテン氏が立ち上げた企業であり、SNSサービス「WeChat」、「QQ」を運営しています。

他にも、ゲーム事業も行っており、世界最大のゲーム・アプリ会社とも言われています。
日本企業との関わりもかなり深いもので、GREEやKDDI・バンダイナムコ・スクウェア・エニックス・LINEなどとも提携しています。ゲーム事業では世界最大の売り上げを誇り、アプリの収益は世界一を誇っています。

SNSとゲーム方面で伸び続けている売上は、中国の14億人という市場の規模の多さが経営に影響しているといえそうです。

Appleを抜く「ファーウェイ」

華為技術(ファーウェイ)は世界有数のICTソリューションプロバイダーです。BtoC向けに、携帯電話やPC、タブレットなどを販売するほかに、企業向けにサーバーやクラウドサービスを提供しています。
他の会社がソフトウェアを販売しているのに対し、ファーウェイはハードウェアも販売しているのが特徴です。

2018年の第2四半期にはアップルを抜き、世界で2番目の販売台数を販売しました。売上高は10兆円を超えており、営業利益も1兆円近くあります。
また、売上の10%以上を継続して研究開発に投資するといった先端技術への取り組みも成功の秘密です。

なぜここまで成長できたのか?

先程も触れましたが、深センは近年に経済特区に指定されました。
その背景には数多くのベンチャー企業の存在もあります。ベンチャー企業などからの支援により更なる技術の開発やサービスの向上をすることができ、その結果中国政府も動いたのです。

経済特区に指定されて以降は、BATHにいた社員の多くが新たな会社を設立し、BATHでの経験を基に新たな分野へ歩みを進めました。その結果急速な成長を遂げ、アジアのシリコンバレーといわれるほどにまで成長したのです。

後追いスタイルからの変化とは

BATHの急成長にはもうひとつ要因があります。
それはBATHをはじめとする中国のIT企業のスタイルの変化です。

元々中国のIT企業は、アメリカのサービスや技術の後追いスタイルが主流でした。
次第に、後追いで技術力の向上をしてきた中国IT企業が、その技術力を用いて独自のサービスなどを作り始めました。

つまり、技術革新に重きを置くような事業内容に変化したと言えるでしょう。

BATHの各社員はイノベーション思考が強く、常に社員同士で切磋琢磨しているのです。まさにBATHの急成長はこれらの要素すべてが深い関わりを持ったからこそ実現した結果と言えます。

これがBATHの急成長のきっかけとなったのです。

今後BATHはどうなっていく?

中国国内の経済は、まだまだ成長を続けています。

特にBATHは、主な市場が中国であり、海外進出の余地も残されているのです。今後、BATHが、GAFAに並ぶ存在になるかもしれません。
引き続き注目すべき会社であると言えるでしょう。

私達広告業界の人間も世界検索シェア3位、中国国内では最大規模であるバイドゥを理解し、広告でも進出していくことは、売上・認知拡大に繋がる見込みがあると考えています。
日本国内の広告手法だけでなく、バイドゥという大きな市場で戦う術もあります。

バイドゥとは何か、出稿できる広告とは何か、情報は武器になるので自身の商材がバイドゥに適していると考える場合は、是非挑戦していくのもありかも知れません。

中国マーケティングに関してはこちらの記事でも触れています。

海外のウェブマーケティングの情報をお届けするシリーズ「海外のマーケティング」。今回は世界一の人口を誇る超大国の中国のマーケティング情報をお届けします。日本と...

まとめ

アメリカのGAFAに対抗するBATH。
中国は成長国なのでアメリカがどう対応していくか。そして中国はどのように進化していくか。アメリカの企業は大きいですが中国もまだまだ負けていません。

そして5Gによる影響。
絶対に成長を止めたいアメリカvs絶対に引かない中国。巨大である二国による戦いやプラットホームの対抗です。
これからの展開が楽しみですね。

Web広告でコンバージョン数を最大化する7つの極意をプレゼント!

「Web広告マーケティング大全」
(無料・PDFでのダウンロード)

2018年9月発行の書籍「コンバージョンを最適化する7つの極意」の元となった、電子書籍「Webマーケティング大全」を無料でダウンロードいただけます。
(PDF・全161ページ)

無料でPDFファイルをダウンロードする
(全161ページ)
Web公告マーケティング大全
マーケ脳社長
マーケ脳社長

リスマガ編集長の長橋真吾公式twitterにて最新情報配信中!

Web広告の最新情報、成功事例/Webマーケティング組織の作り方/サイト設計、ランディングページ構築/コンテンツマーケティング全般/セミナー集客、セミナー販売/ビジネスモデル設計/ビジネスシーンの悩み解消など、リスマガでは取り扱えない、現場の最前線情報をお送りしています。

登録QRコード

QRコード
現場の最前線情報を配信中、長橋真吾twitterをフォローする

登録QRコード

QRコード

関連記事一覧

コンバージョン数を今すぐ最大化する
7つのチェックポイントを無料で公開!

無料でPDFファイルをダウンロードする
(全161ページ)

コンバージョン数を最大化する7つのポイント

無料でPDFファイルを
ダウンロードする(全161ページ)