【Twitter新機能】スペースの「有料チケット」がビジネス拡大を後押しする理由

  • 2021.7.2
  • 2021.7.15
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Twitterは、スペースでのビジネス拡大を後押しする「有料チケット制度」をまもなくリリースするという発表を行いました。

スペースを活用することで、コンテンツの価値を高めたり、セミナー開催を手軽に行えるなど、ビジネスの拡大を後押ししてくれます。

スペースがどういうものなのか、企業や個人事業主はどのように活用することができるかについてまとめていますので、役立ててみてください。

Twitterスペースとは

スペースとは2021年5月4日に正式リリースされたばかりの比較的新しい機能で、Twitter上で音声を使いリアルタイムで会話ができる機能です。

もともと2020年12月からiOSで、2021年3月からAndroidでベータテストが開始されていたもので、一時期日本でも爆発的な流行を見せた招待制音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」と似た機能です。

スペースの主な特徴としては、下記の2つが挙げられます。

ユーザー区分ごとに権限が分かれている

ホスト  :スペースの作成者。スペースでの発言・スピーカーの招待・スペースの終了権限を持つ
スピーカー:ホストに招待された、もしくはホストに参加を許可されスペースでの発言権を持ったユーザー
リスナー :発言権はなく、スペースでホスト・スピーカーの発言を聞くことができるユーザー

ユーザー区分が「ホスト」「スピーカー」「リスナー」の3種類に分けられており、それぞれに権限が割り振られています。

スペースを作成するには「ホスト」権限が必要です。
リリース当初はフォロワーが600人以上でないとスペースを作成できませんでしたが、現在はその制限は無く、公開アカウントであれば誰でもスペースの作成が可能です。

そのため、個人や有名人だけでなく、個人事業主や企業の発信の場としても活用することができます。

ホストになれるのは公開アカウントのみ

ホストになれるのは、公開アカウントのみです。

非公開アカウント(いわゆる鍵アカ)ではホストになれませんが、スピーカーやリスナーとして聞くだけの参加は可能です。

なぜスペースが導入されたのか

画像引用元:https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2021/spaces-is-here

Twitterの事業目標達成のための手段

2021年2月25日に投資家向けに行った説明会(アナリストデー)にて、Twitter社は製品と成長戦略に関するいくつかの新しい洞察を提供しました。

その際にTwitter社が掲げた目標は、今後3年以内に1億2300万人のユーザーを増やすことでした。具体的には、収益を現状の2倍、2020年の37億ドルから2023年には少なくとも75億ドルに増やすと公表しています。

新たな目標達成のためには、「今まで以上にTwitterユーザーの活動を活発化させていく」必要があります。
そしてその活発化を誘発するためには、既存のサービスだけではなくユーザー自身が進んでTwitterを使ってくれるための新規性を持った「新たなプロダクト」が必要です。

そこでその目標達成のために、Twitter社は今回の「サブスクリプション」機能、および「マネタイズオプション」を追加したと考えられます。

SNSで情報・コンテンツ発信を行うことで収益を得ることができる点は、ユーザーにとってとても魅力的に映ることが容易に想像できます。

※他のサブスクについて詳しく知りたい方はこちら↓

音声SNS市場の活性化の波に乗るため

2021年に入り、特に音声SNS市場が活性化されています。
最近流行しているClubhouse(クラブハウス)はTVやメディアでも多く取り上げられているので、知っている方は多いのではないでしょうか。

SNSの流行した順番としては

文字メインのTwitter

画像メインのInstagram

動画メインのTikTok

音声のみのClubhouse

となります。
以前からあるSNSは特に、流行したものを次々と導入していく傾向にあり、Clubhouseの参入はスペース導入にかなり大きな影響を与えたと考えられます。

さらに最近のデータでは、Clubhouse以外の音声SNSのユーザー数が増えていることが分かりました。


引用:radikoやDiscord、Clubhouse〜音声コンテンツ市場3サービスのユーザー数や属性を調査

引用:radikoやDiscord、Clubhouse〜音声コンテンツ市場3サービスのユーザー数や属性を調査

引用:radikoやDiscord、Clubhouse〜音声コンテンツ市場3サービスのユーザー数や属性を調査

Clubhouseではユーザー数が急激に減っていますが、以下のような原因が挙げられています。

・配信のテーマや主催者の知識量に偏りがあり、情報収集目的の場合あまり効率的でない
・とりとめのない雑談になりがち

有名人や芸能人などの交流であればまだしも、企業や個人事業主が主催となると参加する側も魅力を感じにくいため、集客が難しくなります。

これらの問題を解消できるのがTwitterの強みです。

Twitterなら、

・主催者がどんな企業(人)なのか
・どんな情報を提供してくれるのか

といった情報が、Twitterアカウントを見れば分かりやすいため、Clubhouseのような新しいSNSより集客がしやすいと言えるでしょう。

音声を使った生活環境の充足

音声SNSが受け入れられやすくなった背景として、日頃から音声ガイドを活用する機会が増えていることが考えられます。

Siriやアレクサなどの音声アシスタントを使って会話や検索をするユーザーが増え、音声を使ったコミュニケーションに対する抵抗が少なくなってきたことも音声SNS流行の後押しとなっています。

「有料チケット」がTwitterスペースでのビジネス拡大を後押ししてくれる理由

画像引用元:https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2021/spaces-is-here

最近Twitterでは新機能が追加される頻度がかなり高く、今後も新たな機能が増えていくことが予想されます。
その中でも、スペースでのビジネス拡大を後押しするのが「有料チケット」です。

スペースでは、有料チケットを買った人だけが参加できるスペースを作成できるので、スペースをセミナー会場のように使用することができるのです。

現在、設定可能な金額は日本円で明記されていませんが、アメリカではホストはチケット料金を1USD~999USDの間で設定することができ、販売するチケットの数を制限することもできます。

またチケット経由で発生した収益から、アプリ内手数料を差し引いた残りの金額、最大80%がホストの取り分になります。

ただしこの有料チケット機能を使用することができるのは、1,000人以上のフォロワーを有し、18歳以上で、過去30日以内に少なくとも3回スペースのホストになっているユーザーのみです。

引用元:https://techcrunch.com/2021/06/22/twitter-super-follows-and-ticketed-spaces

無料コンテンツとの差別化を図ることができる

無料で情報を集められる時代だからこそ、有料コンテンツに価値を感じる人が増えています。
オンラインセミナーも、無料で集客するより有料にした方が多く集客できた、という事例もあるほどです。

主催者からは無料では公開しにくい有益な情報が発信でき、参加者からは主催者や情報に対する信頼が増すという状態になり、ビジネスの拡大に大きく役立ちます。

手軽にセミナーを開催できる

スペースなら、セミナー開催でネックになる会場費用はもちろん、運営コスト、運営ノウハウも不要なので、主催側も気軽に開催することができます。

コラボレーション企画で自社リストを増やせる

有名人とコラボレーションすることでフォロワーを増やすこともでき、自社のリストを増やすことができます。

Twitterはプライベートアカウントであれば特に、日頃思ったことをツイートしている人が多く、反応を見ることでユーザーが求めているものや傾向のリサーチになります。
リアクション(いいね・リツイート)の数でユーザーが興味を持っているコンテンツも分かりやすいので、Twitterを活用することでマーケティング戦略も練りやすくなります。

個人事業主や企業が今やるべきこと

画像引用元:https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2021/spaces-is-here

このようにTwitterビジネスが拡大する中で、今、企業や個人事業主がやるべきことは、Twitterアカウントのコンテンツ(ツイートの内容)を充実させることです。

Twitterスペースの活用とあわせて、PRや広告を出す機会も増えると考えられますが、その際にユーザーから見てNGなのは、

・ツイート数が少ない
・有益な情報や興味を引く内容がツイートされていない

というアカウントです。

これではせっかくスペースを使って情報提供などを行ったとしても、フォロワーを増やすことができず思うようにビジネスを展開できません。そうならないためにも、まずツイート内容を充実させることが必須と言えるでしょう。

今後もスペースへの機能追加は続く

スペースには、今後も新たな機能が追加予定です。
既に、以下の昨日が追加されることが公表されています。

共同ホスト

他の人と共同開催することができ、スピーカーやリスナーの管理がしやすくなり、ホストが離席しなくてはならない場合でも、共同ホストに管理を引き継げます。

アクセシビリティの向上

ライブキャプション(字幕)が改善され、一時停止やカスタマイズが可能になり、正確さが増すと言われます。

スペースの検索方法の拡大

Twitter上でスペースを見つけて参加する方法が増えます。
タイムライン上の紫色のバブルに囲まれたプロフィール写真から、相手が今いるスペースに参加できます。

今後も機能を拡大していくTwitterのスペース機能。
ぜひ有効活用して、ビジネス拡大に役立ててください。

参考:Spaces is here, let’s chat
参考:Ticketed Spaces Are Coming to Twitter, Providing Another Way for Creators to Monetize

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橋本沙也加

株式会社リスティングプラス コンサルタント 元大手美容クリニック出身。 広告運用の改善案を考えるのが大好きで、入社以来、担当する案件で過去最高の成果を出し続けている。 ライターとしても数多くの記事LPを執筆しており、成果の上がる記事ライティングを追求している。

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