~広告運用から制作のファブレス化まで、4年8ヶ月の伴走~
株式会社ALL CONNECT様の概要と事業内容
- 通信サービスの販売代理業、MVNO事業、EC/メディア事業、地域振興事業
- 2022年1月から広告運用・LP設計・SEM運用・Web制作を支援
- 広告運用から制作のファブレス体制まで、約4年8ヶ月継続して伴走
このページの概要
| 抱えていた課題 |
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| デジタルアスリートを選んだ理由 |
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| 実行した施策 |
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| 成果 |
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株式会社ALL CONNECT様 本社エントランスにて
左から、株式会社ALL CONNECT
マーケティングデザイン本部 本部長 冨田様
マーケティングデザイン本部 WEBデザイン推進統括部 統括部長 角野様
マーケティングデザイン本部 WEBマーケティング推進統括部 統括部長 前田様
デジタルアスリート株式会社 長橋、杉山
通信サービスをWebで売る会社が、外に求めたもの
デジタルアスリート
──まず、御社の事業と、今回お話しいただくサービスの位置づけを教えてください。
株式会社ALL CONNECT 前田様(以下、前田様)
弊社は通信インフラを軸にした会社です。光回線やMVNOなどの通信サービスをWebで販売していて、ほかにECやメディア、地域振興の事業も手がけています。
その中でデジタルアスリートさんには、スタートはMeta広告の領域と、制作の部分をご依頼していました。そこから広がって、2026年5月ごろからはSEM領域も運用していただいている、という背景になります。

事業と支援の位置づけからお話を伺った
デジタルアスリート
──2022年当時、お声掛けいただいた経緯を教えてください。事業として、なぜあのタイミングで新しい代理店を開拓されていたのでしょうか。
前田様
二軸ありまして。スタートは本当に、新しい知見を取り入れたいと思っていたところです。ホームページからご連絡させていただいて、広告運用の一部、Metaからスタートさせてもらいました。
その後、制作に関してコンペがあって、その中でLPの検証もやらせていただいた。実際どこが強いのか、というところで。弊社が持っていない知見はやっぱり取り入れていきたい、と探していた時期からのスタートです。
株式会社ALL CONNECT 角野様(以下、角野様)
最初にお問い合わせした時点で、僕らが求めている以上の分析を頂戴した背景があったんです。であれば、その後に自分たちがやろうとしていることに対しても、僕ら以上にしっかりリソースをかけて分析してご提案いただけるんじゃなかろうか、と。それでコンペにもご参加をお願いした、というのが実際のところです。
5社のABテストで、頭ひとつ抜けた設計思想
デジタルアスリート
──コンペでは複数社が並んだと伺っています。どこが決め手になったのでしょうか。
角野様
当時、LPOみたいな概念が、弊社内にほとんどなかったんです。4年前ですね。顧客をベースにペルソナを考えるとか、広告グループをベースにLPを立てるという概念が、そもそもなかった。
そこで5社ぐらいに入っていただいてABテストをさせていただいたんですけど、デジタルアスリートさんは、キーワードを起点にしてペルソナを立てて、そのペルソナからクリエイティブを組み立てられていた。結果として、今のモバレコAirのWi-Fi LPですが、それが圧倒的に一番成果の高い状態になっているんです。
今もそのLPが主要LPの基盤になっていて、ほとんどそれをベースに修正をかけている。うちの主要LPの先駆けになっている、という形ですね。

「顧客ベースでペルソナを考える、という概念自体が社内になかった」
インハウスだった広告領域を、外に出す
デジタルアスリート
──取り組みが進む中で、デジタルアスリートとの関係はどう変わっていきましたか。
前田様
広告目線だと、Meta、ディスプレイ、LINE、Pinterest……こちらの手が届かない領域をずっとやっていただいて。ただ、一定の費用規模でどうしても頭打ちしてしまうことがあったんです。
その中でも「もっとこういう風にできないか」という提案をたくさんいただいて。そこからさらにSEM領域、今まで完全にインハウスでやっていた広告領域を外に出していこう、チャレンジしていこうと思えた。やっぱりそこは、ずっとやっていただいた結果なのかなと思っています。もう4年も経つんだな、というのは感慨深いですね。
制作組織のファブレス化という決断

制作の実行機能を外に出す、という判断の背景を伺った
デジタルアスリート
──広告以外のご相談もいただいています。制作領域について、お声掛けの背景を教えてください。
前田様
LPのコンペがあって、その1年後ぐらいにファブレス化の話をご相談させていただきました。3年前の10月ごろですね。しかも今はもうフル稼働で動いていただいています。
背景としては、制作について弊社側の課題があって。デザイナーや開発者を社内で抱えていたのですが、専門性が強い職種だけに、事業会社の中ではキャリアパスを描きづらく、専門性を継続的に高める難しさがありました。
事業会社である以上、私たちは全体的な仕組みや施策分析により注力する。専門性が問われる部分は外注化していこうと。その中で実績も含めて見えていたので、御社に一番最初にお声掛けさせていただいた、というのが経緯です。
デジタルアスリート
──率直に、なぜ制作までお任せいただけたのでしょうか。
角野様
一つはやっぱり、取り組み姿勢ですよね。ファブレス化の前から、数字に対してコミットメントしていただいていた。逆に言うと、外部にコミットメントしていただけるなんて、あまり想定していなかったんです。
だから僕らからすると「こういう取り組み姿勢を持っていらっしゃる企業様なんだ」という印象がすごく強くなった。
そんな中で、僕たちの戦略をお話しした時に、理解が及ばないということもある。その辺も含めて、僕たちが行きたい方向に対して理解をいただける方々と取り組みをした方が、成功確率が上がる。狙った効果を一緒に共有していける。コミットメントしてくれるからこそそうなる、というところで、約束をしてくれるというのが一番のポイントだったかなと思っています。
数字で見る、4年8ヶ月
デジタルアスリート
──具体的な成果や数字の変化について、差し支えない範囲で教えてください。
前田様
累積でいうと、御社経由のところから1万件以上のCVが出ていて、獲得でいうと5,000件ぐらい増えている、という実績になっています。
直近だと、SEMの光回線サービス領域はYoYの状況が少し違うかもしれませんが、件数も20%増、CPOも20%減という数字が出ていて。そこは御社の向き合う姿勢から改善した部分もあるんじゃないかなと捉えています。

角野様
ファブレス化のところで数字のインパクトをお話しすると、生産性の改善が110%ぐらい。月のコストでいくと約100万円は改善させていただいている状態です。
方針として、削減できた分は施策に充てる、としているので、施策の数はファブレス前後で、もともと月平均15〜20件ぐらいだったものが、今は30〜35件ぐらいになっている。それが今も継続して続いているので、かなりインパクトのあった取り組みだったなと考えています。

削減したコストを、そのまま施策の量に転換する
いま向き合っている課題
デジタルアスリート
──現状、向き合っている課題はありますか。
前田様
広告領域でいうのであれば、獲得数を伸ばす、かつCPOをどれだけ下げられるか。これはもう一生続くと言いますか。
SEM領域も広告だけに限らず、LPもそうですし、新しい獲得手段──MetaでもディスプレイでもP-MAXでも、手段をどんどん増やしていくところも、やっぱり一定の費用で頭打ちしてしまうことが多くて。それを今、直近ご提案いただいている動画の部分も含めて、さらにそういった提案があるので、また伸ばしていけるんじゃないかという期待は持っています。
デジタルアスリート
──率直に、至らない点や期待することも教えてください。
前田様
潜在的なところをどう攻略するか、というのを新しいクリエイティブやLPを踏まえて実施してきましたが、伸ばすという目線だと厳しかった状況もあったと思っています。今はSEM全体をお任せしていて、苦しい状況が続いている部分もある。そこをどう伸ばしていけるかは、今までの姿勢があるからこそ期待している部分です。
あわせて、弊社に対する意見も常に言っていただきたいと、めちゃくちゃ思っています。御社だけで伸ばすのではなく、あくまでうちの事業なので。パートナーとして、お互いウィンウィンなところでやっていけるのが、非常に嬉しいなと思っています。
AIに使われるのではなく、AIを使う側へ

AIは、チャンスにもピンチにもなる
デジタルアスリート
──今後の展望を教えてください。
角野様
今、Web制作領域やディレクション業務において、AIの台頭がものすごい。ここに対して、AIを使ってどう質と生産性を担保した状態でアウトプットを出すのか。業務フロー全体を通してAIを浸透させていきたいというのが、来期の正直な取り組みでありミッションです。
そこで必要になるのは一次情報です。現場の情報、運用情報がやっぱり重要になってくる。そこを組み合わせて、設計のところをぜひご一緒にしていきたいなというのが、今の思いですね。
前田様
「たまたま伸びた」みたいなところは、何一つ広告運用の力ではないと思っていて。意図通りに伸ばせた、伸ばした、と言えるようになっていきたい。
その上で、一つひとつの施策に対する検証と追求を高速で回していって、狙い通りの結果が出ていく。その過程の中で、AIに使われているんじゃなくて、AIを使って業務フローの中に取り込んでいって、より速く回して意図通りに伸ばしていける。それが一つの今後の展望というか、ミッションかなと思っています。
同じ課題を持つ企業へ

「いち早くそこに向かうべきだと思うので」
デジタルアスリート
──同じように広告・マーケティングの課題を持つ企業に、メッセージがあれば。
前田様
AIの話でいくと、結局チャンスにもなるし、めちゃくちゃピンチにもなる。より洗練させて使った側は、めちゃくちゃ飛び抜けられる可能性がある。いち早くそこに向かうべきだと思うので、自分たちが勝てる環境をつくっていくことが重要だと思っています。
角野様
僕らとしては、ずっと自前でやってきたんです。でもマーケターの調査などを見ても、地方にいれば特に、採用を起こすこと自体が難しくなっている。だからこそ外部の知見や大手をパートナーとして引き入れて、その上でどうインハウスマーケティングの軸を作っていくのか、という話になる。
目先の数字よりも、パートナーを含めたチームとして、再現性のあるマーケティング組織を作っていくことのほうが、実は長期的に見ると重要だと思っています。その上で、どうデジタルアスリートさんと会話をしていくべきなのか、お互いの不足をちゃんと言い合えるか、明確にしていけるか。これ自体は、突き詰めると技術や知識よりも重要だなとすごく思うので。他の企業様も、その辺を念頭に置いていただけると、すごく変わってくるんじゃないかと思います。
デジタルアスリートが実行したこと
1. キーワード起点のペルソナ設計によるLP構築
広告グループ単位で流入キーワードを分解し、その検索意図からペルソナを立て、ペルソナごとにファーストビューとオファーを設計。5社によるABテストで最も高いCVRを記録し、現在も同社の主要LPの基盤として運用されています。
2. 非検索領域の広告運用
Meta、ディスプレイ、LINE、Pinterestなど、インハウスでは手が回りにくい領域を担当。一定の予算規模で頭打ちする局面ごとに、新しい獲得手段の提案と検証を継続しています。
3. SEM領域の運用移管
長くインハウスで運用されていた光回線サービスのSEMを段階的に移管。件数+20%/CPO−20%を実現しました。
4. Web制作のファブレス体制構築
デザイン・開発の実行機能を引き受け、同社が全体設計と施策分析に集中できる体制へ。生産性110%改善、月間約100万円のコスト改善を実現し、削減分は施策量に再投資。月間施策数は15〜20件から30〜35件へ増加しています。