現状維持は、衰退。
現状維持は、 衰退。
管理部
大和田 千尋
2016年入社
大学卒業後、営業アウトソーシング企業に入社しリクルートへ出向。その後、ゲーム会社の広告事業部、大手広告代理店を経て、2016年にリスティングプラスへ入社。当時なかった営業部の立上げメンバーとしてジョインし、約2年半を営業職で従事。2019年に人事の立上げとして異動。
現在は、採用、教育、労務など人事全般の業務に携わる。
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選択に選択を重ねた、
20代前半。前職でWeb広告の営業事務職をしていたこともあり、最初は営業職として入社しました。いくつか会社を見ていましたが、決め手となったのは当時、この会社に営業部がなかったこと。
入社後いきなり立ち上げメンバーとして関われるというところから、キャリアアップが早くできそうだと思いました。
入社してからは、アポイントを取るために何度も電話を掛けたり、数字にシビアになったりと、立ち上げ期ならではの大変さを経験しましたね。しばらくは営業成績が上がらず悔しい思いをしましたが、一方で何もないところからのスタートだったからこそ、仕事の仕方から今後の方針までさまざまなことを任せてもらうことができ、かなり力がついたと思います。
これまではサポートをすることの方が好きだったのですが、何でもチャレンジできる環境だったおかげで、自分で考えたり提案したりすることの方が楽しいと思えるようになりました。そうやって自発的に動いていくうちに、営業成績も上がっていきましたね。これまでは新卒で営業代行会社に入社、その後はゲーム会社、Web広告会社など、若手ながら3社での仕事を経験してきましたが、気づけばこの会社にいる時間がもっとも長くなりました。 -
営業を経て、
現場思いの人事に。入社から2年経った頃、現在の人事部に異動しました。といっても、当時はまだ人事部がない状態。「大和田が一番、この会社の良いところも、悪いところも知っているから」と、社長から直々に打診されました。
立ち上げた営業部がちょうどまとまってきた時期だったこともあり、正直迷いましたね。ただ、これまでの自分を振り返ったとき、学生時代に教職を目指していたことを思い出しました。教えるのが好きだという自分の性格は、社内教育を担当する人事の仕事で生かせるかもしれないと思ったのです。また、入社後にさまざまなチャレンジをしてきて得られた経験を思うと、これは私だけのキャリアを築いていくチャンスなのかもしれない、とも。
3ヶ月ほど悩みましたが、最終的には新たな挑戦をするつもりで、異動することに決めました。人事としての仕事内容は、採用や社員研修をはじめ、最近ではコロナ禍における社内の働き方など、さまざまな業務があります。その時々で必要なことを仕事にするような感じですね。やってみてわかったのは、人事には経営と現場の両方の目線が必要だということ。たとえば、採用業務で新しく雇用する人数を決めるときは、何となくではなく、社内の人件費比率や売上目標から逆算し、経営的に判断しています。また同時に、どのような人材がどれくらい必要なのかを現場のリーダーから吸い上げ、現場の思いをきちんと反映するようにもしているのです。
会社の方針を優先しようとすると、現場が置き去りになってしまいがちなのですが、営業を経験した私だからこそ、現場が仕事をしやすい環境を考えながら計画することも大切にしています。
VISION私のビジョン
現状維持は、
衰退。
今後、個人的には人事の仕事を極め、人事最高責任者(CHRO)としてのキャリアを築いていきたいと考えています。広告に比べてすぐに結果が出るものではありませんが、やりたいと思ったことを何でも挑戦し、ゆくゆくは組織づくりのプロになりたいと思っています。考えていることを社長に話すことも多いのですが、社長はいつもさらにその先を考えています。口ぐせも、「現状維持は、衰退」。
また、私が悩んだときには「CHROを目指したいんでしょ?」と背中を押してくれる存在でもあります。ときには厳しいことも言われますが、社長は本当の意味で優しい人だと思いますね。最後になりますが、この会社には、成長意欲のある人が大勢います。もちろん、自分の成長のために努力できたり、向上心があることも素晴らしいのですが、大前提としてあるのは、人を大切にする心だと思います。独りよがりではなく、周りの社員とともに、会社とともに、成長することを楽しめるような人と一緒に働けたらと思っています。人事として、私はこれからも走り続けます。この会社の未来を一緒につくっていきましょう。