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業種別の集客

リフォーム会社のホームページ集客

工事別ページ・施工事例・価格表・約束で、一括見積サイト経由の客を自社の指名客に変える構成

公開日:2026-10-16長橋真吾執筆:長橋真吾デジタルアスリート株式会社 代表取締役更新日:2026-10-21
リフォーム会社のホームページ集客
この記事の要点(3行まとめ)
  1. リフォーム会社のHPは、契約前に事例や費用を確かめる受け皿

  2. 工事別・施工事例・価格表・補助金・流れ・保証・スタッフの7ページを揃える

  3. 同じ工事・価格帯の中では「約束+根拠」がUSPになる

「一括見積サイトから来た人が、うちのホームページを見て連絡をやめている気がする」「施工事例は載せているのに、問い合わせにつながらない」「価格を書くと安い会社と比べられるので書けない」。

リフォーム会社のホームページについて、次の3つの課題を整理します。

私たちデジタルアスリートは、Googleプレミアムパートナー認定のマーケティング支援会社として、これまで2,425社以上のWeb集客を支援してきました。リフォーム・外壁塗装では、Google広告の反響単価を見続ける中で、「問い合わせは来るのに成約しない」会社のホームページに共通する弱さを見てきました。

リフォーム会社のホームページには、他の業種にはない特徴があります。来訪者の多くが、一括見積サイト(ホームプロ・リショップナビ等)や紹介で先に会社の名前を知っていて、「この会社に頼んで大丈夫か」を確かめに来ることです。

つまり、ホームページは新規客を見つける場所であると同時に、他の経路で来た人が「最後に判断する場所」です。ここに判断材料がないと、せっかくの相見積もりで価格以外に選ばれる理由がなくなります。

この記事では、リフォーム会社の集客全体ではなく、ホームページに絞って、役割、7つの基本ページ、施工事例の項目、価格表の作り方、補助金ページ、約束と根拠、スマホでの読まれ方、更新の運用、失敗パターンの順に整理します。

読む前に

リフォーム・外壁塗装の集客全体(一括見積サイトとの付き合い方・広告)はリフォーム・外壁塗装の集客方法に、外壁塗装専門の会社は外壁塗装会社の集客方法に書いています。この記事は「ホームページの中身」だけを掘り下げます。新築が主力の会社は工務店のホームページ集客へ。

この記事はリフォーム会社の「ホームページの作り方」に絞っています。一括見積サイト・チラシ・紹介など集客経路の全体像はリフォーム会社の集客方法、外壁塗装に特化した内容は外壁塗装会社の集客で扱っています。

リフォーム会社の集客を「見られていない」「選ばれていない」に分けて確認する

工事ページが見られていないのか、見られているのに相談されないのかを分けて確認します。相談はあるのに見積もり後に止まる場合は、工事範囲や費用の説明が、依頼者の期待と合っているかも確かめましょう。

工事の相談を増やすために、見直す2つのこと

工事別の言葉で探す人に見つけてもらい、事例と価格を確かめて相談してもらう流れを作ります。

A · 見つけてもらう

探している人に
見つけてもらう

探している人に
情報が届いている?

↓ 見つけてもらう入口を作る

取り組むこと

  • 「地域名 水回りリフォーム」「キッチン リフォーム 費用」など工事別の言葉で探す人に届ける

  • 一括見積サイトで名前を知った人が会社名で検索した先を整える

  • 補助金・減税の公募時期に、対象工事のページを届ける

B · 相談につなげる

内容を確かめて
申し込んでもらう

初めての人が
安心して申し込める?

↓ 料金や利用方法を分かりやすく伝える

伝えること

  1. 施工事例(築年・工事内容・費用・工期)を工事別に探せる形

  2. 工事別の価格の目安と、費用が動く条件

  3. 現地調査から見積・工事・保証までの流れと、担当者の顔

進め方 工事別ページ→事例→価格→予約の導線を揃え、一括見積の相見積もりに「最後の確認場所」として勝つ。

工事の相談を増やすために、見直す2つのこと

工事別の言葉で探す人に見つけてもらい、事例と価格を確かめて相談してもらう流れを作ります。

A · 見つけてもらう

探している人に
見つけてもらう

探している人に
情報が届いている?

見つけてもらう入口を作る

取り組むこと

  • 「地域名 水回りリフォーム」「キッチン リフォーム 費用」など工事別の言葉で探す人に届ける
  • 一括見積サイトで名前を知った人が会社名で検索した先を整える
  • 補助金・減税の公募時期に、対象工事のページを届ける
B · 相談につなげる

内容を確かめて
申し込んでもらう

初めての人が
安心して申し込める?

料金や利用方法を分かりやすく伝える

伝えること

  1. 施工事例(築年・工事内容・費用・工期)を工事別に探せる形
  2. 工事別の価格の目安と、費用が動く条件
  3. 現地調査から見積・工事・保証までの流れと、担当者の顔

進め方 工事別ページ→事例→価格→予約の導線を揃え、一括見積の相見積もりに「最後の確認場所」として勝つ。

リフォーム会社のホームページの役割:他の経路で来た人が「最後に判断する場所」

リフォーム会社のホームページには、3種類の人が来ます。

来訪者 来た経路 ホームページで確かめること 進んでほしい行動
相見積もり中の人 一括見積サイト・チラシ・紹介で社名を知った この会社に頼んで大丈夫か。価格以外の違い。工事の進め方 現地調査の予約・見積もり依頼
情報収集中の人 「キッチン リフォーム 費用」「地域名 リフォーム」で検索 いくらかかるか、何が起きるか、この会社は何が得意か 事例を見る→価格を知る→資料請求・相談
施工後の人 社名で検索 保証・点検・次の工事の相談先 口コミ投稿・再依頼

多くのホームページは「情報収集中の人」だけを想定しています。しかし成約に近いのは「相見積もり中の人」で、この人たちが見たいのは、工事の進め方・追加費用の条件・工事中の対応・保証・担当者です。

リフォーム会社のホームページ:3種類の来訪者
相見積もり中の人が最後に判断する場所。価格以外の違いが見えるかで決まる

相見積もり中の人が最後に判断する場所。価格以外の違いが見えるかで決まる

7つの基本ページ:工事別ページから施工事例と価格へつながる構成

リフォーム会社のホームページに最低限必要なのは、次の7ページです。

ページ 役割 書くこと
工事別ページ 検索の入口。「キッチン」「浴室」「外壁」「屋根」「内装」「増改築」など その工事の費用の目安と内訳、工期、よくある要望、注意点、該当する施工事例へのリンク
施工事例 最も見られる。この会社の工事を具体的に想像させる 築年数・工事内容・費用・工期・地域・施主の要望と工夫(詳細は次の節)
価格表 「いくらかかるか」の判断材料 工事別の目安と、費用が動く条件
補助金・減税 相談のきっかけを作る 対象になる工事と条件、申請の流れ、自社が手伝う範囲、確認日
工事の流れ 契約までと工事中の不安を消す 現地調査→見積もり→契約→着工→引き渡しの各段階の日数と、施主がやること
保証・アフター 相見積もりでの決め手 保証の対象・期間・対象外、定期点検の有無
スタッフ・会社 「誰が来るか」を見せる 担当者の顔と経歴、建設業許可・資格、年間施工件数、加入団体

工事別ページが入口、施工事例と価格表が判断材料、流れ・保証・スタッフが安心材料です。工事別ページから、同じ工事の施工事例と価格表の該当行にリンクでつなぎます。

トップページ:最初の画面で「何の会社か」を伝える

トップページを開いた人が最初の画面で知りたいのは、「この会社は自分の工事を頼める会社か」です。最初の画面に、次の3つを入れてください。

  1. 対応している地域と、得意な工事(例:「○○市・○○町の水回りと内装のリフォーム」)
  2. 選ばれている理由を一文で(例:「現地調査から引き渡しまで同じ担当者」)
  3. 施工事例と、現地調査の申し込みへの入口

その下に、工事別のページへの入口、最近の施工事例、価格の目安、会社と担当者の紹介、お客様の声を並べます。「快適な暮らしをお手伝いします」のような、どの会社にも当てはまる言葉だけで最初の画面を使うと、比べている人には違いが伝わりません。

スマホでの読まれ方:工事別ページ→事例→価格→予約の導線を画面下に

リフォーム会社のホームページは、7〜8割がスマホで見られます。相見積もり中の人は、仕事の合間や夜にスマホで見て、翌日に連絡するかどうかを決めます。

  • 工事別ページの1画面目に、費用の目安・工期・該当事例へのリンクの3つ

  • 施工事例は1画面目に主要写真1枚と、築年・工事・費用・工期の4項目

  • 現地調査の予約・見積もり依頼のボタンは、画面下に固定して常に見える位置に

  • 電話番号はタップで発信できる形に(相見積もり中の人は、迷ったら電話します)

公開前に、自分のスマホで「キッチンのページ→事例→価格→予約」まで実際にたどってみてください。途中で迷う場所が、お客様が離脱する場所です。

施工事例ページ:築年・工事・費用・工期を揃え、工事別に探せる形にする

リフォームの施工事例で多いのは、ビフォー・アフターの写真だけのページです。相見積もり中の人が見たいのは、「自分の家と同じくらいの築年数で、同じ工事をした人が、いくらで、何日かかったか」です。

1件ごとに揃える項目

項目 なぜ要るか
築年数・建物の種類(戸建て・マンション) 自分の家と比べられる
工事内容(部位・範囲) 何をしたかが分かる
費用(総額または帯) 価格表とつながる判断材料
工期 「その間どう暮らすか」の不安に答える
地域(市区町村) 「地域名 リフォーム 事例」で探される
施主の要望ときっかけ 「うちと同じ」と感じる入口
工夫・担当者のコメント この会社に頼む理由
工程写真(可能なら) 仕上がりだけでなく過程を見せる

工事別・価格帯別に探せる一覧

事例一覧は、工事の種類(キッチン・浴室・外壁等)、価格帯、築年数で絞り込めるようにします。「○○市のキッチンリフォーム事例」「100万円台の浴室リフォーム」のようなまとめページは、検索でも読みやすさでも効きます。

トイレの交換のような小さな工事も、完了するたびに事例として残してください。小さな工事の事例が多い会社ほど、「まず相談してみよう」と思われます。

施工事例ページで揃える項目
築年・工事内容・費用・工期・地域・要望・工夫・工程写真。ビフォー・アフターだけで終えない

築年・工事内容・費用・工期・地域・要望・工夫・工程写真。ビフォー・アフターだけで終えない

写真の撮り方で、事例の伝わり方が変わる

施工事例の写真は、工事の前と後を同じ位置・同じ角度から撮ると、変化がひと目で伝わります。工事の前に、撮る位置を決めておき、完成後に同じ場所から撮り直してください。

工事中の写真も残しておきます。床下の補修、配管の交換、断熱材など、完成後には見えなくなる部分の写真は、「見えないところまで丁寧に工事している」ことを伝える材料になります。スマホで撮る場合も、明るい時間に、照明をつけて、水平をそろえて撮るだけで印象が大きく変わります。

価格表:工事別の目安と「費用が動く条件」をセットで書く

「価格を書くと安い会社と比べられる」という心配は、価格だけを書くから起きます。価格と一緒に「何で変わるか」と「含まれる作業」を書けば、安いだけの見積もりの不自然さにお客様が気づきます。

工事 目安の書き方 費用が動く条件
キッチン 「システムキッチン交換:○万円〜○万円(本体+工事費)」 本体のグレード、レイアウト変更の有無、給排水・電気・ガスの移設
浴室 「ユニットバス交換:○万円〜○万円」 本体のグレード、在来浴室からの変更、土台の補修
外壁塗装 「延床30坪の例:○万円〜○万円」 塗料のグレード、下地の傷み、足場の規模、付帯部
屋根 「カバー工法:○万円〜/葺き替え:○万円〜」 屋根材、面積と勾配、下地の状態
内装 「6畳のクロス張替え:○万円〜」 下地の状態、天井の有無、家具の移動

価格表の各行から、同じ工事の施工事例にリンクします。「目安○万円」と「実際の事例○万円」がつながっていると、お客様は安心して現地調査を頼めます。

目安として、相談を受けるリフォーム会社では、問い合わせ1件あたりの広告費が水回り5,000〜2万円、外壁8,000〜3万円、全面リノベ2万〜8万円程度かどうかを一つの判断基準にしています(地域・工事単価で変わる目安であり、平均値ではありません)。施工事例は「○○市・築20年・水回り3点・180万円・工期10日」の形に揃えます。

補助金・減税ページ:相談のきっかけを作り、確認日を入れる

断熱・省エネ・バリアフリー・耐震などのリフォームには、国や自治体の補助金・減税制度があります。お客様は「補助金 リフォーム 地域名」で検索し、制度に詳しい会社に相談します。

補助金ページには、対象になる工事と条件、申請の流れ、自社が手伝う範囲(申請書類の作成・登録事業者かどうか)、そして確認日を書きます。制度は年度で変わるので、確認日のないページは信用されません。国土交通省・経済産業省・環境省・自治体の公式ページへのリンクを、確認日とセットで置いてください。

何を約束するか:同じ工事を同じ価格帯でやる会社の中で、「約束+根拠」がUSPになる

工事別ページ・事例・価格表・保証が揃ったリフォーム会社は、地域に複数あります。相見積もりで並んだとき、選ばれる理由になるのは何を約束するかと、その根拠です。

約束の型 例 守れる根拠(セットで書く)
現地調査から見積もりまで 「現地調査は翌営業日まで。見積もりは調査から3営業日以内」 対応エリアを○市と隣接○市に絞っている。調査と見積もりの担当が分かれている
追加費用の条件 「見積もり後の追加費用は、解体して分かった下地の傷みのみ。その場合も写真と金額を示して承諾を得てから」 現地調査で確認できる範囲と、解体しないと分からない範囲を見積書に明記している
工事中の共有 「工事中は毎日、その日の作業と翌日の予定を写真つきでLINEで送る」 現場担当が終業時に報告する手順が決まっている
近隣対応 「着工前に近隣○軒へ挨拶し、工事の日程と連絡先を書面で渡す」 挨拶の範囲と書面のテンプレートがある
引き渡し後 「引き渡し後、1年・3年・5年に定期点検に伺う」 点検の記録を顧客ごとに保管し、時期に連絡する運用がある

「3営業日以内」のような約束は、エリアと体制を絞っているから成り立ちます。守れる約束を小さく書き、トップページ・Googleビジネスプロフィールの説明文・見積書の表紙・完工報告書で、同じ言葉で繰り返してください。一括見積サイト経由のお客様にも、同じ約束を見せます。

「業界最安」「満足度○%」のように裏付けのない表示は、景品表示法の不当表示にあたるおそれがあるので避けます。

リフォーム会社の約束と根拠
調査から見積もりまでの日数・追加費用の条件・工事中の共有・近隣対応・引き渡し後の点検を、根拠とセットで約束する

調査から見積もりまでの日数・追加費用の条件・工事中の共有・近隣対応・引き渡し後の点検を、根拠とセットで約束する

会社・担当者紹介のページ:「この会社に家に入ってもらって大丈夫か」に答える

リフォームは、家の中に入って工事をする仕事です。お客様は、会社の規模や実績と同じくらい、「どんな人が来るのか」を気にしています。会社と担当者を紹介するページには、次の情報をそろえます。

載せる情報 書き方のポイント
担当者の顔写真と経歴 現地調査に来る人、工事を管理する人。得意な工事と経験年数
資格 建築士、施工管理技士、インテリアコーディネーターなど、持っているもの
建設業の許可・登録 許可の種類と番号。1件の工事が一定の金額を超える場合は建設業の許可が必要
保険・保証 工事中の事故に備える保険、工事後の保証の内容と期間
会社の沿革 地域でどのくらいの期間、仕事をしてきたか

建設業の許可は、1件あたり500万円以上の工事(建築一式工事は1,500万円以上など)を請け負う場合に必要です。許可や保険の情報を載せておくことは、訪問販売の会社と区別してもらう材料にもなります。

対応地域は、地図と地名の両方で

対応している地域は、「○○市とその周辺」とまとめず、市区町村や地区の名前まで書き、地図でも示します。リフォームは現地調査や工事中の対応で何度も足を運ぶ仕事なので、お客様は「この会社は自分の家まで来てくれるか」を最初に確かめます。対応地域の外でも相談に乗れる場合は、その条件(出張費の有無、工事の種類)も書いておくと、問い合わせを迷う人が減ります。

問い合わせフォームと、お客様の声

問い合わせフォームは、入力を少なく

フォームの項目が多いと、途中で入力をやめる人が増えます。最初の問い合わせで聞くのは、名前、連絡先、工事の場所(市区町村まで)、工事の内容(選択式)、希望の連絡方法と時間帯くらいで十分です。築年数や予算、写真は「分かれば」の任意項目にします。

工事したい場所の写真を送れるようにしておくと、現地調査の前に大まかな説明ができ、お客様の不安も減ります。フォームの近くに、電話とLINEの窓口、返信までの目安の時間も書いておいてください。

お客様の声は、工事の内容と一緒に載せる

「とても満足です」だけの声は、比べている人の判断材料になりません。お客様の声は、工事の内容、工期、費用の目安、施工事例へのリンクと一緒に載せ、担当者の対応や説明について書かれた声を選びます。掲載するときは、施主の了承を得て、住所や家族が特定される情報は載せないでください。

工事別の事例と価格を整え、現地調査につながる入口を作る

工事別の事例・価格・現地調査の流れを、自社サイトで確かめられるようにします。Googleマップには会社情報と施工写真を、検索向けのページには工事内容と費用が変わる条件を掲載します。広告は受けたい工事と予算で選び、補助制度を扱う場合は対象条件と受付状況を確認します。

1. Googleマップは、相見積もりの相手として確かめに来る人の受け皿として整える

一括見積サイトで名前を知った人は会社名でGoogleマップを見ます。所在地・施工エリア・工事中と完成の写真・口コミへの返信・現地調査の無料有無を揃え、工事別の事例と価格ページへ案内します。引き渡しのたびに写真を1件追加します。

Googleマップの事業所情報を整える手順

2. SEO対策は「工事別×地域」と「費用の疑問」で入口を作る

「地域名 水回りリフォーム」「キッチン リフォーム 費用 相場」「外壁 屋根 同時 費用」のように工事別の言葉で検索意図が異なる内容をページに分け、似た疑問は同じページにまとめて、事例の築年・工事内容・費用・工期と、費用が動く条件を載せます。補助金・減税は年度ごとに確認日を入れて更新します。

地域とサービスで見つけてもらう方法

3. 広告は、需要期と補助金に合わせて工事を絞って試す

検索広告は「地域名 水回りリフォーム」「地域名 外壁塗装 補助金」のように工事1つに絞り、着地先はその工事の事例と価格が見えるページにします。工事の種類ごとに、問い合わせ・現地調査・契約の数を残し、1契約にいくらかかったかで一括見積サイトと比べてください。水回りと全面リノベーションを同じ表で平均しないことが大切です。

Web広告を始める前に用意すること

一括見積サイトは「今すぐ客」、検索・マップ・事例は「指名客」の入口で、両方使いながら1契約あたりの獲得費で配分を決めます。SEO対策と広告は、工事別ページと事例が揃ってからなら並行して進められます。

順番は固定ではありません。工事別の事例と価格表がそろっていれば、検索向けのページと広告を同時に始められます。得意な工事、現地調査に出られる件数、予算から始める方法を選びます。

ホームページ以外の入口との役割分担

リフォーム会社のホームページは、他の入口から来た人が「この会社に相談していいか」を確かめる場所です。入口ごとに、ホームページのどこへつなぐかを決めておきます。

入口 来る人 つなぐページ
Googleマップ(MEO) 「地域名 リフォーム」で近くの会社を探す人 工事別ページ、施工事例
一括見積サイト・ポータル 複数社を比べている人 見積もりの見方、追加費用の条件、保証
Instagram・SNS 施工の写真を見て興味を持った人 その工事の施工事例、費用の目安
YouTube 工事の様子や担当者を見た人 担当者の紹介、現地調査の流れ
リスティング広告 「地域名 浴室リフォーム 費用」で探す人 その工事の価格表と事例
チラシ・訪問 地域で会社を知った人 会社の紹介、施工事例、担当者

どの入口から来ても、工事別のページから施工事例・価格・現地調査の申し込みへ進めるようにしておくと、入口を増やしたときにホームページを作り直す必要がありません。集客経路ごとの使い分けはリフォーム会社の集客方法で解説しています。

リスティング広告のリンク先にする工事別ページ

リスティング広告を出すときは、広告の言葉と同じ工事のページへ送ります。「浴室リフォーム」の広告から会社のトップページに送ると、浴室の情報を探す手間がかかり、離れてしまいます。

工事別ページの最初には、「○○市で浴室のリフォームを検討している方へ」のように地域と工事を書き、その下に費用の目安、費用が変わる条件、施工事例、工期、現地調査の申し込みを並べてください。

コラムは、工事前の疑問に答えるものを

ブログやコラムを書くなら、工事を考えている人が調べている疑問に答える内容にします。「浴室のリフォームは何日かかる?」「キッチンの交換で床も張り替える必要はある?」「築30年の家で水回りをまとめて直すといくらかかる?」といった疑問です。

記事の中では、自社の施工事例と工事別のページへつなげます。会社の近況や季節のあいさつだけの記事は、検索から見つけてもらう入口にはなりにくいので、更新の手間をかけるなら疑問に答える記事を優先してください。

更新の運用:引き渡しのたびに事例を1件、年度ごとに補助金と価格を

タイミング やること
引き渡しのたび 施工事例を1件追加(項目を揃えて)。施主の許可を得て写真と声を掲載。口コミ依頼カードを渡す
年度の変わり目(4月)・補助金の公募時 補助金ページを更新し、確認日を入れる
年1回 価格表を最新の事例と資材価格で更新

更新日を各ページに入れてください。古い価格・古い補助金が残っているページは、相見積もり中の人の信頼を落とします。

工事が完了したら、了承を得た写真と条件を事例に追加し、工事ページから案内します。古い価格や担当者、受付が終わった相談会が残らないよう、更新する担当者を決めましょう。

工事別に、ページの閲覧、現地調査の相談、見積もり、受注を記録します。相談は来ても予算が合わない場合は、表示価格の対象範囲を見直すなど、止まった場面から改善します。

ホームページの効果を確かめ、多い失敗を避ける

ホームページを公開したら、問い合わせの数だけでなく、どのページから問い合わせが来ているかを確かめます。GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールで、最低限次の数字を月に1回記録してください。

見る数字 分かること
工事別ページごとのアクセス数 どの工事に関心が集まっているか
施工事例ページから問い合わせに進んだ数 事例が判断の材料になっているか
問い合わせフォームの送信数、電話のタップ数 ホームページ経由の問い合わせの量
検索で表示された言葉 どの工事と地域の言葉で見つけてもらえているか

アクセスはあるのに問い合わせが少ない工事のページは、価格の目安や事例が足りていないことが多いので、そこから直します。問い合わせのときに「どのページを見たか」を聞くと、数字だけでは分からない手がかりも得られます。

リフォーム会社のホームページで多い失敗パターン

失敗 なぜ起きるか 直し方
施工事例がビフォー・アフターだけ 何を書けばいいか決めていない 築年・工事・費用・工期・地域・要望・工夫を揃える
価格表がなく「お見積もりは無料」だけ 安い会社と比べられると思っている 工事別の目安と費用が動く条件、含まれる作業を書く
工事別ページが「リフォーム全般」の1ページ 検索される言葉で分けていない キッチン・浴室・外壁・屋根・内装で分け、事例と価格につなぐ
補助金ページに確認日がない 年度で変わることを想定していない 対象・条件・自社が手伝う範囲・公式リンク・確認日
相見積もり中の人向けの材料がない 情報収集中の人だけを想定している 追加費用の条件・工事中の共有・近隣対応・保証を約束として書く

リフォーム会社のホームページは「相見積もりの最後の1票」を取る場所

ここからは、私の見解を率直に述べます。

リフォーム会社のホームページを「新規客を集める場所」とだけ考えると、一括見積サイトやチラシと役割が重なり、投資の優先順位が下がります。私は、ホームページの最大の役割は「相見積もりの最後の1票を取ること」だと考えています。

一括見積サイトで3〜5社に並んだとき、お客様は各社のホームページを見て、価格以外の判断材料を探します。そこに施工事例の項目・価格表・追加費用の条件・工事中の共有・保証・担当者があれば、同じ価格でも、少し高くても、選ばれます。

相談を受けた会社の中では、ホームページをこの形に作り直してから、一括見積サイト経由の成約率が変わり、「ホームページを見て決めました」と言われるようになった例があります。

AI検索(ChatGPTなどで「○○市でキッチンリフォームを頼める信頼できる会社」と聞く人)が増えると、この傾向はさらに強まるでしょう。AIは、工事別の費用・事例の項目・約束が文章で書いてある会社を引用します。写真と「安心・丁寧」だけのサイトは拾われにくくなると私は見ています。

次に取り組む準備と優先順位:リフォーム会社がホームページで最初にやる3つ

  1. 主力の工事1つの工事別ページを作る(費用の目安・工期・よくある要望・該当事例へのリンク)

  2. その工事の施工事例3件を、項目を揃えて書き直す(築年・工事・費用・工期・地域・要望・工夫)

  3. 約束を1つ決めて、トップページとGoogleマップに同じ言葉で書く(「見積もり後の追加費用は下地の傷みのみ、承諾後」でも「工事中は毎日写真を送る」でも、守れるものを1つ)

全部やらなくていい:最初にやる3つ
主力の工事別ページ→事例3件を項目で→約束を1つ

主力の工事別ページ→事例3件を項目で→約束を1つ

この後の進め方は、得意な工事が決まっているかどうかで分かれます。

次の相見積もりで、価格以外の1票を取れるかどうかは、今のホームページで決まります。主力の工事別ページから始めてください。

まとめ|工事別の説明から、事例・価格・現地調査へつなぐ

主力の工事ページから、同じ工事の施工事例と価格の目安へ進めるかを確認してください。費用が変わる条件と現地調査の流れも添え、相見積もり中の人が問い合わせる材料をそろえます。

リフォーム会社のホームページは、他の経路で知った人が最後に比較する場所にもなります。工事ごとに事例と費用の条件をそろえ、情報の更新日や相談方法が分かる構成に整えましょう。

集客改善シミュレーションで問い合わせの上積みを考える際は、現地調査から受注までの実績も確認してください。増やしたい工事の単価や対応できる件数をもとに、ページ制作と運用へかける費用を決めます。

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オートホームページで支援する範囲

施工事例は多いのに価格や工事ページとつながっていない場合は、オートホームページで構成を見直せます。現場の情報を整理し、比較中のお客様が次に確認したい内容へ進めるページの制作・改善を支援します。

ライトは月額3万円、スタンダードは8万円、プレミアムは15万円(いずれも税別、初期費用なし)。

ライトには、ホームページの制作・保守・自動改善、Googleマップの改善・管理、AI引用対策、月次レポート、コンサルタントとのMTG(月1回・最初の3ヶ月)が含まれます。スタンダードはこれに集客記事の企画・制作(月4本)、Instagramの静止画投稿の制作・運用(月4本)とコンサルタントとの月1回のMTG(4ヶ月目以降も継続)が加わり、プレミアムはさらにWeb広告(Google・Instagram)の運用代行(広告費は別途)とオリジナル施策(PR・LINE運用・TikTok運用・ショート動画などから事業に合う施策を選定)まで含みます。

最低契約期間は12か月で、期間内の解約には残りの月額料金がかかります。

終了後はデータの引き継ぎ、または月額1.5万円(税別)の保守を選べます。

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よくある質問

リフォーム会社のホームページには何を載せればよいですか?

工事別ページ・施工事例・価格表・補助金・工事の流れ・保証・スタッフの7つです。工事別ページを入口に、同じ工事の事例と価格表の該当行につなぎ、相見積もり中の人が価格以外で判断できる材料を揃えます。

リフォームの価格表はホームページに載せるべきですか?

載せてください。価格だけでなく「費用が動く条件」と「含まれる作業」をセットで書けば、安いだけの見積もりの不自然さにお客様が気づきます。価格表の各行から施工事例にリンクします。

施工事例には何を書けばよいですか?

築年数・建物の種類・工事内容・費用・工期・地域・施主の要望・工夫・工程写真です。ビフォー・アフターの写真だけでは、相見積もり中の人の判断材料になりません。

一括見積サイト経由のお客様にも、ホームページは影響しますか?

大きく影響します。相見積もりで並んだお客様は、各社のホームページを見て価格以外の違いを探します。追加費用の条件・工事中の共有・保証・担当者が書いてあるかで、同じ価格でも選ばれ方が変わります。

同じ工事をする会社が多い中で、リフォーム会社のホームページに書くべきことは?

「何を約束するか」とその根拠です。現地調査から見積もりまでの日数、追加費用の条件、工事中の毎日の共有、近隣への挨拶、引き渡し後の点検。守れる体制(エリアの絞り方・担当の分け方・報告の手順)とセットで書きます。

補助金の情報はホームページに載せてよいですか?

載せてください。ただし年度で変わるので、対象・条件・自社が手伝う範囲・公式ページへのリンクに、必ず確認日を入れます。確認日のない補助金情報は信用されません。

参考資料・確認日

公式情報の確認日:2026年10月16日。補助金・減税の制度は年度ごとに国土交通省・経済産業省・環境省・各自治体の最新情報を確認してください。

執筆:長橋真吾 デジタルアスリート株式会社 代表取締役

長橋真吾
この記事の著者

長橋真吾

デジタルアスリート株式会社 代表取締役

2011年に株式会社リスティングプラスを設立。2022年にデジタルアスリート株式会社へ社名変更。広告運用・Web制作・改善を通じて、企業や店舗の事業成長を支援しています。

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