Googleビジネスプロフィールとは?
機能・費用・登録の基本

- Google検索とGoogleマップに出る事業情報を、無料で管理する仕組み
- 最初にオーナー確認と基本情報の整備。機能は地域やアカウントで異なる
- MEOの土台。プロフィールとホームページの情報をそろえて運用する
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップで、事業内容・所在地・営業時間などを案内するための仕組みです。
自社のサービスを探している方に、正確な情報とホームページへの入口を届けるために使います。まず、どんな機能があり、誰が情報を管理するのかを押さえましょう。
この記事では、Googleビジネスプロフィールとは何か、何ができるのか、費用はかかるのか、どう登録するのか、Googleマイビジネスと何が違うのかを、専門用語をできるだけ使わずに解説します。
初期設定の具体的な手順は初期設定チェックリストに、運用の全体像はMEOのやり方(自分でできる基本の流れ)に、それぞれ別の記事で詳しく説明しています。
この記事は「Googleビジネスプロフィールとは何か」と、使う意味・注意点の説明に絞っています。登録から最初に整える12項目の手順はGoogleビジネスプロフィールの初期設定にまとめています。
Googleビジネスプロフィールとは:GoogleマップとGoogle検索に出る情報を管理する仕組み
Googleビジネスプロフィールの対象は、実店舗でお客様を迎える事業や、お客様の所在地へ訪問して対面でサービスを提供する事業です。来店も訪問も伴わないオンライン専業は登録対象外です。商圏が全国であることだけで対象外になるわけではありません。 Google公式:利用対象の確認
Googleビジネスプロフィール(Google Business Profile、略してGBP)とは、地域の事業者が、GoogleマップとGoogle検索に表示される自分のビジネス情報を、無料で管理できるGoogleのサービスです。
Googleでビジネス名を検索すると、画面の右側(スマートフォンでは上部)に、ビジネス名、住所、営業時間、電話番号、写真、口コミ、地図がまとまって表示されることがあります。
また、「地域名+業種」で検索すると、地図と一緒に3件のビジネスが表示されます。
Googleマップで事業を検索したときに出てくる情報も同じです。
これらはすべて、Googleビジネスプロフィールの情報です。ビジネス名で検索したときに出る枠は「ナレッジパネル」、地域名+業種で出る地図つきの3件は「ローカルパック」と呼ばれます。
この情報は、事業者側が登録しなくても、Googleや利用者が自動で作成していることがあります。
しかし、事業者側が「オーナー」として管理しなければ、情報が間違っていても直せず、口コミにも返信できません。
Googleビジネスプロフィールに登録し、オーナー確認を済ませることで、この情報を自分で管理できるようになります。
- Googleビジネスプロフィールとは、ひと言で言えば「GoogleマップとGoogle検索に出る事業の情報を、事業者自身が管理するための無料の仕組み」です。
Googleマイビジネスからの名称と管理方法の変更
Googleマイビジネスは、現在Googleビジネスプロフィールという名称で提供されています。
以前の専用アプリでの管理から、Google検索やGoogleマップ上で管理する形に変わっています。
機能も更新されます。
旧チャット機能の手順をそのまま使わず、現在の管理画面とヘルプを確認してください。
対象地域・アカウントでは、テキストメッセージやWhatsAppの連絡先を追加できます。
Googleビジネスプロフィールでできること
オーナー確認を済ませると、次のことができるようになります。
| できること | 内容 |
|---|---|
| 基本情報の管理 | ビジネス名、住所、電話番号、営業時間(通常・特別)、ウェブサイト、カテゴリ、サービス提供地域 |
| カテゴリの設定 | メインカテゴリ1つと、追加カテゴリ(最大9つ)。「何の事業か」をGoogleに伝える最も重要な項目 |
| サービス・メニューの登録 | 提供しているサービスや商品を、料金と説明つきで登録 |
| 属性の設定 | 「予約可」「駐車場あり」「バリアフリー」「テイクアウト可」など、該当する特徴 |
| 説明文 | 750文字以内で、事業の紹介 |
| 写真・動画 | 外観、内観、商品、スタッフ、ロゴ、カバー写真。利用者が投稿した写真も表示される |
| 投稿 | 最新情報、イベント、特典などを発信 |
| 口コミの管理 | 口コミの確認と、オーナーとしての返信。ポリシー違反の口コミの報告 |
| メッセージ | 対象地域・アカウントではテキストメッセージやWhatsAppへの連絡先を設定できる |
| 予約・注文リンク | 予約サイトや注文サイトへのリンクを設置 |
| パフォーマンスの確認 | 検索・マップでの表示回数、どんな検索語で表示されたか、ウェブサイトのクリック、経路検索、電話の件数 |
これらはすべて無料です。
設定や運用を外部に依頼する場合や有料ツールを利用する場合は、別途費用がかかります。
「Googleビジネスプロフィールの登録料」や「Googleの正規代理店」を名乗る営業電話がありますが、Googleはそうした制度を設けていません。
Googleビジネスプロフィールを使う4つのメリットと2つの注意点
機能の一覧だけでは、使う意味が見えにくいかもしれません。地域の事業者にとってのメリットと、先に知っておきたい注意点を整理します。
| メリット | 何が起きるか |
|---|---|
| 無料で、地域の検索と直結する | 「地域名+業種」「近くの○○」で探す人に、広告費なしで見つけてもらえる |
| ビジネス名検索で正しい情報が出る | 営業時間・場所・電話が検索結果に出るので、既存のお客様の確認にも使われる |
| 口コミが集まり、返信できる | 利用者の声が公開で蓄積し、事業者の対応も一緒に読まれる |
| 表示回数と行動数が見える | どんな検索語で見つかり、電話・経路・サイトへ何件進んだかを無料で確認できる |
| 注意点 | 考え方 |
|---|---|
| 低評価の口コミは必ず消せるわけではない | ポリシー違反のものだけ報告で削除される。詳しくは悪い口コミは消せる? |
| 表示される写真は選べない | 利用者が投稿した写真も表示される。事業者側の写真を充実させて印象を作る |
費用:登録も利用もすべて無料
繰り返しになりますが、Googleビジネスプロフィールは、登録も利用も無料です。
Googleが、利用者に正確な事業の情報を届けるために提供しているサービスで、事業者側に料金を求める仕組みはありません。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 登録・オーナー確認 | 無料 |
| 基本情報・写真・投稿・口コミ返信 | 無料 |
| パフォーマンスの確認 | 無料 |
| 運用を外部に依頼する場合 | 月2万〜5万円程度(MEO対策会社の料金) |
外部に依頼する場合の費用は、Googleに払うものではなく、代行する会社への人件費です。
この費用の相場と、依頼先の選び方は、MEOの費用の型と目安とMEO対策会社の選び方で説明しています。
登録とオーナー確認の方法
まだ登録していない場合、または登録はあるが自分が管理者になっていない場合は、事業用のGoogleアカウントを用意し、Googleマップで事業を検索してオーナー権限を申請(登録が無ければ新規登録)し、基本情報を入力したうえでオーナー確認(動画・電話・メール・ハガキなど、Googleが指定)を行います。確認が終わるまで情報の一部は公開されず、数日から数週間かかることがあるので、開業前に済ませておくのが理想です。
詳しい初期設定は初期設定チェックリストにまとめています。
主な機能の詳細:ビジネス名・カテゴリ・写真・口コミ
Googleビジネスプロフィールの機能のうち、特に集客に影響する4つについて、もう少し詳しく説明します。
ビジネス名
ビジネス名は、看板や公式サイトと同じ正式名称のみを登録します。
「地域名」「業種」「売り文句」をビジネス名に追加すること(例:「○○整体院 ○○駅 腰痛専門」)は、Googleのポリシー違反です。
修正を求められ、繰り返すとプロフィールが停止されることがあります。
カテゴリ
カテゴリは、「何の事業か」をGoogleに伝える、最も重要な項目です。
メインカテゴリを1つ、追加カテゴリを最大9つまで設定できますが、実際に提供しているサービスに限って設定します。
狙いたいカテゴリを詰め込むと、Googleから見て何の事業か曖昧になり、どの検索に対しても評価されにくくなります。
写真
写真は、事業を探している人が「ここに行くか」を判断する材料です。
外観(見つけやすさ)、内観(雰囲気)、スタッフ(安心感)、商品・サービス(具体性)を、それぞれ複数枚、必要な場面が分かる枚数をそろえます。
枚数は順位の基準ではありません。
利用者が投稿した写真も表示されるので、事業者側の写真が少ないと、利用者の写真だけで事業の印象が決まってしまいます。
口コミ
口コミは、利用者がビジネスプロフィールに投稿する星の評価とコメントです。
事業者側は口コミを削除できませんが、オーナーとして返信することと、ポリシー違反の口コミをGoogleに報告することができます。
口コミの数と評価は、Googleマップの順位を決める要素の一つ(知名度)であり、サービスを選ぶ人が最も見る情報でもあります。
MEOとの関係:Googleビジネスプロフィールは、MEOの土台
MEO(Googleマップ対策)という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
MEOとは、Googleマップで検索したときに事業が上位に表示され、選ばれやすくなるようにする取り組みで、その取り組みの中心が、Googleビジネスプロフィールの設定と運用です。
| 用語 | 意味 | 関係 |
|---|---|---|
| Googleビジネスプロフィール | GoogleマップとGoogle検索に出る事業の情報を管理する、Googleの無料サービス | 道具 |
| MEO(Googleマップ対策) | Googleマップで上位に表示され、選ばれるようにする取り組み | 道具を使った取り組み |
Googleビジネスプロフィールが「道具」で、MEOが「その道具を使った取り組み」と考えると分かりやすいです。
MEOの詳しい説明はMEOに、順位が決まる仕組みはGoogleマップの順位の仕組みにまとめています。
注意すべきポリシー:違反するとプロフィールが停止される
Googleビジネスプロフィールには、利用者に正確な情報を届けるためのポリシーがあります。
違反すると、修正を求められたり、プロフィールが制限・停止されたりします。
事業者が特に注意すべき点を整理します。
| 違反になること | 何が起きるか |
|---|---|
| ビジネス名に地域名・業種・売り文句を追加する | 修正を求められ、繰り返すと停止 |
| 自分やスタッフ、依頼先による偽の口コミ | 口コミの削除。プロフィールの制限 |
| 特典と引き換えに口コミを依頼する | Googleのポリシーで明確に禁止。口コミの削除 |
| 実在しない住所、架空の支店の登録 | 停止。他の事業者にも影響することがある |
| 実態と異なるカテゴリの設定 | 修正を求められる。利用者の信頼も失う |
| 1つのビジネスを複数登録する | 重複として統合または削除 |
MEO対策会社の中には、こうした違反を提案してくるところもあります。
「口コミはこちらで用意します」「ビジネス名にキーワードを入れましょう」と言われたら、その会社は選ばないでください。
説明欄・オーナー投稿・口コミで、書ける内容は違う
「Googleマップでは宣伝がすべて禁止された」と聞いた方もいるかもしれません。禁止されているのは、口コミへの見返りと、説明欄での販売促進の文章です。特典やキャンペーンは、オーナー投稿なら条件を明記して載せられます。現行ポリシーは、販売者の説明欄・投稿・利用者の口コミで書ける内容を分けているので、キャンペーンを載せるときはまず場所を選びます。
| 掲載する場所 | 内容の整理 | 実務での確認例 |
|---|---|---|
| ビジネスの説明欄 | 本業・提供内容・沿革などを説明。リンクや特価を強調する文章は避ける | 「今月だけ半額、今すぐ予約」を常設の紹介文にしない |
| オーナーの特典・最新情報投稿 | 自店に関係する特典などの投稿は一律禁止ではない | 対象・期限・利用条件を明記し、投稿先とリンク先を確認 |
| 利用者の口コミ | 実際の体験を書く場所 | 謝礼との交換や、星・文章内容の指定をしない |
メニュー欄の価格表示まで禁止されたわけではありません。ホテルの特典投稿や酒類の販売促進には別の制限があるので、自店の業種の規定も確認してください(ポリシー本文の確認日:2026年10月18日)。
出典:Google公式:禁止・制限コンテンツ / Google公式:ビジネス情報のガイドライン / Google公式:写真・動画・投稿ポリシー(本文確認:2026年10月18日)
よくあるトラブルと対処
Googleビジネスプロフィールで、事業者がよく直面するトラブルと、その対処を整理します。
| トラブル | 対処 |
|---|---|
| オーナー確認ができない | Googleビジネスプロフィールのヘルプからサポートに問い合わせる。実在を示す書類(開業届、公共料金の請求書など)を求められることがある |
| 知らない人がオーナーになっている(前の依頼先など) | 「オーナー権限をリクエスト」を行う。現在のオーナーに通知が届き、一定期間応答がなければ事業者側で手続きに進める |
| 乗っ取られて情報を書き換えられた | サポートに連絡し、管理アカウントのパスワード変更と2段階認証を設定する |
| 同じ事業が2つ登録されている | 「重複を報告」するか、サポートに統合を依頼する |
| 知らない間に営業時間やカテゴリが変わっている | 利用者やGoogleからの「変更の提案」が反映されたもの。週1回確認し、誤りがあれば修正する |
詳しい対処は初期設定チェックリストのトラブルの項で説明しています。
マップとホームページに、役割を分けて情報を置く
プロフィールは、場所・営業時間・サービスを短時間で確認する入口です。ホームページは、料金の内訳、担当者、事例、予約条件を詳しく確かめる場所として整えます。同じ説明を全部コピーするのではなく、利用者が次に知りたいことへつなぎます。
- 基本情報が変わったら、Googleマップとホームページの両方を更新する担当を決める。
- キャンペーンを案内するときは、利用できる投稿形式と業種の規定を確認し、詳細ページまで条件を揃える。
- スマートフォンでマップから予約完了の直前まで進み、料金が途中で変わって見えないか確かめる。
これは順位を保証する手順ではなく、比較中の行き違いや予約時の迷いを減らすための設計です。
まとめ|プロフィールを、自社の正確な案内窓口として管理する
まず自社のプロフィールを検索し、管理できるか、表示中の情報が正しいかを確認してください。営業時間などの変更を誰が反映し、口コミや問い合わせを誰が確認するか、担当も決めておきましょう。
Googleビジネスプロフィールは、マップや検索に表示される事業情報を管理するための土台です。写真・カテゴリ・連絡先を実態に合わせて整え、ホームページと併せて、初めて利用する人にも分かる案内を保ちましょう。
無料で管理できる情報を整えたうえで、さらに集客を伸ばす予算を考えるなら集客改善シミュレーションが参考になります。プロフィールの管理そのものと、有料で依頼する改善や運用の範囲は分けて検討してください。
Googleマップとホームページを一緒に見直したい方は、無料AIホームページ診断で今の状態をお伝えください。順位や表示だけでなく、予約までの流れのどこで止まっているかをお返しします。
オートホームページで支援する範囲
オートホームページでは、Googleビジネスプロフィールとホームページの情報を一緒に見直す支援をしています。自社で続ける更新と、外部へ任せたい管理・制作を整理し、必要な範囲でご検討ください。
ライトは月額3万円、スタンダードは8万円、プレミアムは15万円(いずれも税別、初期費用なし)。
ライトには、ホームページの制作・保守・自動改善、Googleマップの改善・管理、AI引用対策、月次レポート、コンサルタントとのMTG(月1回・最初の3ヶ月)が含まれます。スタンダードはこれに集客記事の企画・制作(月4本)、Instagramの静止画投稿の制作・運用(月4本)とコンサルタントとの月1回のMTG(4ヶ月目以降も継続)が加わり、プレミアムはさらにWeb広告(Google・Instagram)の運用代行(広告費は別途)とオリジナル施策(PR・LINE運用・TikTok運用・ショート動画などから事業に合う施策を選定)まで含みます。
最低契約期間は12か月で、期間内の解約には残りの月額料金がかかります。
終了後はデータの引き継ぎ、または月額1.5万円(税別)の保守を選べます。
よくある質問
ビジネスプロフィールの登録・管理は無料です。
広告の出稿や外部への運用委託には別途費用がかかります。
利用できる機能は地域やアカウントによって異なります。
旧チャット機能の案内ではなく、現在の管理画面と公式ヘルプで対応状況を確認してください。
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参考資料・確認日
- Google:ローカル検索結果のランキング
- Google:ビジネスプロフィールのパフォーマンス
- Google:テキストメッセージ・WhatsAppでチャット
- Google公式:禁止・制限コンテンツ
- Google公式:ビジネス情報のガイドライン
- Google公式:写真・動画・投稿ポリシー
- Google公式:ビジネスプロフィールの利用対象
公式情報・外部調査の確認日:2026年10月18日。外部調査はGoogle公式の配点や成果保証を示すものではありません。






