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Googleマップの順位はどう決まる?

公式の3要素と改善方法

公開日:2026-10-04長橋真吾執筆:長橋真吾デジタルアスリート株式会社 代表取締役更新日:2026-10-18
Googleマップの順位はどう決まる?公式の3要素と改善方法
この記事の要点
  • 順位はGoogle公式の3要素(関連性・距離・知名度)で決まり、重みは非公開
  • 動かせるのは関連性と知名度。店名への言葉の追加はポリシー違反
  • 順位は「見つかるまで」。選ばれるかは写真・口コミ・ホームページで決まる

Googleマップで自社を見つけてもらうには、まず検索語と事業情報が合っているか、所在地や対応地域が正しく伝わるかを確認します。

順位は集客の途中の指標です。表示された後にサービスを比較し、ホームページの閲覧や電話・予約へ進めるかまで見ながら、改善する箇所を考えましょう。

私たちデジタルアスリートは、これまで2,425社以上のWeb集客を支援してきました。

Googleマップの順位について、Googleは要素を公表していますが、その重みづけや計算方法は公開していません。

Googleマップの順位だけで結論を出さず、プロフィール情報、検索語との関連性、利用者への案内内容を分けて確認しましょう。

この記事では、Googleが公式に説明している順位の3要素とその中身、事業者側で動かせる要素と動かせない要素、そして上位に出る事業者と出ない事業者の差がどこに出るかをまとめます。

具体的な設定手順は初期設定チェックリストとMEOのやり方(自分でできる基本の流れ)に、効果が出るまでの期間はMEOの効果と期間にまとめています。

Googleマップの順位とは:何が表示されているのか

Googleで「地域名+業種」と検索すると、地図とともに3件のビジネスが表示されます。

これが「ローカルパック」と呼ばれる枠で、MEO対策で「上位表示」というときは、ほとんどこの3件に入ることを指します。

Googleマップのアプリで検索したときの一覧の順位も、同じ仕組みで決まっています。

ここで最初に理解しておいてほしいのは、この順位は、検索する人の場所によって変わるということです。

事業所の目の前で検索すれば1位でも、1km離れた駅前で検索すると10位以下、ということは普通に起こります。

「うちは3位だ」と言うとき、それはどこから検索したときの3位なのかを、常に意識してください。

順位を決める3つの要素:Googleの公式説明

Googleは、ローカル検索の順位を決める要素として、次の3つを公式に説明しています。

順位を決める3つの要素
距離は事業者側で動かせない。関連性と知名度は、動かせる
要素 Googleの説明 具体的に何を見ているか 事業者側で動かせるか
関連性検索語と、事業の情報がどれだけ一致しているかカテゴリ、サービス、説明文、属性、投稿の内容動かせる
距離検索した人の場所(または検索語に含まれる地域)から、事業拠点がどれだけ近いか住所、サービス提供地域ほぼ動かせない
知名度その事業がどれだけ広く知られているか口コミの数と評価、ウェブ上での言及、Google検索での評価動かせる(時間がかかる)

Googleは、この3つを組み合わせて順位を決めている、と説明しています。

「距離が近いだけでは上位にならないし、知名度が高くても遠ければ上位にならない」ということです。

関連性:Googleに「何の事業か」を正確に伝える

関連性とは、検索した人の言葉と、事業のプロフィールに書かれている情報が、どれだけ合っているかです。

「腰痛 整体」と検索した人に対して、プロフィールに「腰痛」「整体」に関する情報が具体的に書かれている事業が、関連性が高いと判断されます。

関連性を上げるのに必要なのは、ホームページを「整える」というより、必要な情報をGoogleが認識しやすいように整理して記載することです。

掲載内容によって、どの検索語で表示されるかが変わります。

カテゴリを正確に選び、サービスを料金と説明つきで登録し、説明文に「何の事業で、誰向けで、何が強みか」を具体的に書く。

この「具体的な表記」が、関連性の核です。

逆に、カテゴリを広げすぎたり、サービスを曖昧に書いたりすると、どの検索語に対しても「一番合う」と判断されにくくなります。

開業したばかりの事業者が間違えやすいこの点は、初期設定チェックリストで詳しく説明しています。

距離:動かせないが、「地域名」の選び方で変わる

距離は、事業拠点で決まるので、事業者側で動かせません。

ただし、検索する人が「○○駅 整体」のように地域名を入れた場合、Googleはその地域を基準に距離を測ります。

つまり、どの地域名で見つけてもらうかは、事業者側で意識できます。

商圏が広い事業(市全体から来る)と、狭い事業(駅周辺から来る)では、狙うべき地域名が違います。

また、競合の多い大きな地域名でいきなり上位を狙うより、より具体的で小さい範囲(町名、駅名)から押さえて、時間をかけて大きなキーワードを狙っていくほうが現実的です。

この考え方は地域名で見つけてもらう方法で詳しく説明しています。

知名度:口コミと、ウェブ上での言及

知名度とは、Googleの説明では「そのビジネスがどれだけ広く知られているか」です。

Googleは、口コミの数と評価、ウェブ上の記事やリンク、ディレクトリへの掲載などを見て、知名度を判断していると説明しています。

また、Google検索での順位(ホームページがどれだけ評価されているか)も、ローカル検索の順位に影響するとしています。

事業者側で知名度を上げる手段は、主に2つです。

1つは、口コミの数と評価を積み上げること。

もう1つは、ホームページや他のサイトで、ビジネス名・住所・電話番号が一貫した形で言及されることです。

後者は「サイテーション」とも呼ばれます。

どちらも、短期で一気には動きません。

知名度は、蓄積の評価です。

  • Googleマップの順位は、「関連性」でGoogleに何の事業かを伝え、「知名度」で信頼を積み上げた結果です。
  • 距離は動かせませんが、この2つは動かせます。

公式情報・専門家評価・実測データを分けて読む

順位の話では、「Googleが公表した説明」と「外部の調査」を区別します。Google公式の3要素は関連性・距離・知名度です。具体的な配点は公開されていません。外部調査は点検の参考になりますが、順位を保証する計算式にはなりません。

情報の種類分かること判断できないこと
Google公式検索との関連性、距離、知名度が主な要素施策ごとの配点や、何日で何位になるか
専門家47人による評価Whitesparkの2026年版では187要因を採点。メインカテゴリが1位、検索地点との距離が2位、店名キーワードが3位Google内部の配点ではなく、専門家の経験に基づく評価
140万件超・17業種の分析店名に検索語が含まれる場合と、上位3件への表示の関係名前を変えると順位が上がる、という因果関係

実務では、操作しやすさと事業の実態を考えて優先順位を決めます。距離を変えようと架空の住所を使うのではなく、本業に合うカテゴリやサービスの説明、正しい営業時間から点検します。

出典:Google公式:ローカル検索の順位 / Whitespark:Local Search Ranking Factors 2026 / Whitespark:店名キーワードと上位表示の調査(本文確認:2026年10月18日)

140万件の調査が示す差と、看板と違う名前を登録してはいけない理由

Whitesparkが2026年9月8日に公開した調査では、店名と検索語の一致度によって上位3件に表示された割合に差がありました。以下は原表から3業種を抜粋したものです。

業種完全一致一致なし
美容・パーソナルケア15.59%2.50%
飲食6.09%2.97%
スポーツ・フィットネス9.62%1.95%

これは順位が何倍上がるという意味ではありません。異なる事業者の比較であり、立地など別の条件も関係し得ます。日本の特定の店舗で同じ差が出るとは限りません。Whitesparkはこの結果を「正式な商号や屋号として名前を決める判断材料」として示しており、登録名に検索語を足すことを勧めてはいません。

登録名は看板などで実際に使う名称に合わせます。例えば正式名が「ひなた美容室」なら、検索対策だけのために「地域名・人気・安い」を足しません。施術内容はサービス欄やホームページのメニューページで説明します。

出典:Whitespark:店名キーワードと上位表示の調査 / Google公式:ビジネス情報のガイドライン(本文確認:2026年10月18日)

口コミの数と評価、利用者が読む内容を分けて考える

Googleは、口コミ数と肯定的な評価がローカル検索の順位に役立つと説明しています。

ただし、具体的な重みや、何件・星いくつなら上位になるという基準は公開していません。

参考:Google:ローカル検索結果のランキング

新しい体験談や具体的な内容、丁寧な返信は、利用者が比較する際の材料になります。

一方、それぞれが独立した順位要因である、返信すれば順位が上がる、とまでは断定できません。

口コミの依頼は任意とし、特典や高評価への誘導、満足度による依頼先の選別を避けます。

参考:Google:禁止および制限されているコンテンツ

ホームページと他サイトが順位に効く仕組み

Googleマップの対策というと、Googleビジネスプロフィールの中だけを見がちですが、プロフィールの外にある情報も順位に影響します。

プロフィールの外が順位に効く
プロフィールの中だけでは、知名度は積み上がらない。ホームページと他サイトでの一貫した言及が土台になる
情報 順位への効き方
ホームページの内容プロフィールのカテゴリ・サービスと、ホームページの内容が一致しているか。ホームページ自体がGoogle検索で評価されているか
NAPの一致ビジネス名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)が、ホームページ・プロフィール・他サイトで同じ表記か。表記ゆれは知名度を分散させる
他サイトでの言及ポータルサイト、地域情報サイト、SNSなどで事業が言及されているか(サイテーション)
ホームページへのリンク他のサイトからホームページにリンクされているか

特に、ホームページとプロフィールの情報が一致していることは、基本でありながら崩れている事業が多い点です。

プロフィールでは「腰痛専門」なのに、ホームページでは「全身リラクゼーション」を前面に出している。

営業時間がホームページとプロフィールで違う。

こうしたずれは、Googleから見て「どちらが本当か分からない」状態で、関連性にも知名度にも悪く働きます。

順位を上げるためにやってはいけないこと

順位を早く上げたい一心で、ポリシー違反の方法に手を出す事業があります。

短期的に効いて見えることもありますが、発覚すると順位の低下、口コミの削除、プロフィールの停止につながります。

やってはいけないこと 何が起きるか
ビジネス名に地域名・業種・売り文句を追加するポリシー違反。修正を求められ、繰り返すと停止
自作自演の口コミ、依頼先からの口コミ購入スパム判定で一括削除。プロフィールの制限
特典と引き換えの口コミ依頼Googleのポリシーで明確に禁止
実在しない住所・架空の支店の登録停止の対象。他の事業者にも影響することがある
実態と異なるカテゴリの追加関連性が下がる。利用者の信頼も失う

これらを提案してくるMEO対策会社があったら、その会社は選ばないでください。

判断材料はMEO対策会社の選び方にまとめています。

順位の改善と、予約の改善を分けて進める

順位は、お客様が事業を「見つける」までの話です。見つけたあとに写真を見て、口コミを読んで「ここにしよう」と思ってもらえるかは、順位とは別の話で、順位が5位でも写真が充実し口コミへの返信が丁寧な事業は選ばれます。この視点は成果報酬型のMEO対策を検討している方には特に重要です。

順位で変わること 順位だけでは変わらないこと
見つけてもらえる確率見つけたあとに選ばれるか
表示回数写真・口コミ・返信の充実度
プロフィールへのアクセスホームページでの予約・問い合わせのしやすさ

設定の手順は初期設定チェックリスト、毎月の運用はMEOのやり方の章にまとめているので、この記事では仕組みと点検に絞ります。見つけてもらう点検と、選んでもらう点検は次のとおりです。

確認するもの見つけてもらうための点検選んでもらうための点検
カテゴリ・サービス実際の本業を表しているか探しているメニューが載っているか
営業時間通常・祝日・臨時休業が正しいか希望日に利用できると分かるか
写真店舗やサービスと関係する写真か入口・席・担当者・施術の様子が分かるか
口コミ実体験に基づく任意の投稿か不安や質問に必要な対応をしているか
ホームページ所在地とサービスの説明が一致するか料金総額と予約方法を迷わず確認できるか

写真の質は、Whitesparkの専門家評価では「順位」と「来店・問い合わせ」で異なる位置づけです。枚数だけを増やす作業より、予約前の疑問に答える写真を優先する、というのが私たちの実務上の考え方です。

出典:Whitespark:Local Search Ranking Factors 2026 / Google公式:写真の種類と撮影のヒント(本文確認:2026年10月18日)

まとめ|順位の確認と、選ぶための情報整備をセットにする

私は、順位の数字と利用につながる情報を分けずに見ます。地図の位置を変えられなくても、正確な営業時間、メニュー、写真、口コミへの対応は改善できるからです。

点検では、カテゴリとサービスが実際の事業を具体的に表しているか、ホームページとプロフィールの情報が一致しているか、口コミの質問や指摘に対応しているかを確認します。同じ検索語・地点・条件で変化を見ながら、予約や利用も確認してください。情報を整えたことだけで順位の上昇を保証するものではなく、順位の変化だけで売上への貢献を判断することもできません。

カテゴリ・サービス・営業時間・写真を、実際の事業と照合してください。順位を見るときは検索地点や言葉の違いも踏まえ、見つけた人が料金や利用方法を確認できる状態かを合わせて点検します。

Googleマップの順位には、関連性・距離・知名度という異なる要素が関わります。動かせる情報を正確に保ち、口コミの内容やリンク先の案内も見直しながら、表示された後の利用につなげましょう。

集客改善シミュレーションで集客の目標を整理する場合も、上位表示の回数をそのまま来店数とは考えないでください。サイトへの移動や問い合わせなど、順位の先にある行動を記録し、運用費をかける範囲を判断します。

Googleマップとホームページを一緒に見直したい方は、無料AIホームページ診断で今の状態をお伝えください。順位や表示だけでなく、予約までの流れのどこで止まっているかをお返しします。

オートホームページで支援する範囲

オートホームページでは、順位だけで完結しないGoogleマップの管理とホームページの改善を支援します。実際のサービス、料金、利用方法を確認できる情報をそろえ、見つけた人が次の行動へ進みやすい状態を整えます。

ライトは月額3万円、スタンダードは8万円、プレミアムは15万円(いずれも税別、初期費用なし)。

ライトには、ホームページの制作・保守・自動改善、Googleマップの改善・管理、AI引用対策、月次レポート、コンサルタントとのMTG(月1回・最初の3ヶ月)が含まれます。スタンダードはこれに集客記事の企画・制作(月4本)、Instagramの静止画投稿の制作・運用(月4本)とコンサルタントとの月1回のMTG(4ヶ月目以降も継続)が加わり、プレミアムはさらにWeb広告(Google・Instagram)の運用代行(広告費は別途)とオリジナル施策(PR・LINE運用・TikTok運用・ショート動画などから事業に合う施策を選定)まで含みます。

最低契約期間は12か月で、期間内の解約には残りの月額料金がかかります。

終了後はデータの引き継ぎ、または月額1.5万円(税別)の保守を選べます。

料金・契約条件とサービスの詳細をご確認ください。

よくある質問

口コミが多ければ必ず上位になりますか?

いいえ。

関連性・距離・知名度など複数の要素が関わります。

口コミ数と評価はその一部で、件数だけでは決まりません。

どこから検索しても同じ順位ですか?

検索する場所や言葉などで変わります。

比較するときは条件をそろえ、複数地点の傾向と予約・利用も確認します。

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参考資料・確認日

公式情報・外部調査の確認日:2026年10月18日。外部調査はGoogle公式の配点や成果保証を示すものではありません。

長橋真吾
この記事の著者

長橋真吾

デジタルアスリート株式会社 代表取締役

2011年に株式会社リスティングプラスを設立。2022年にデジタルアスリート株式会社へ社名変更。広告運用・Web制作・改善を通じて、企業や事業者の事業成長を支援しています。

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