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用語解説

MEOとは?

Googleマップ対策の仕組み・費用・始め方

公開日:2026-10-05長橋真吾執筆:長橋真吾デジタルアスリート株式会社 代表取締役更新日:2026-10-19
MEOとは?Googleマップ対策の仕組み・費用・始め方
この記事の要点
  • MEOはGoogleマップなどで事業を見つけてもらうための取り組み
  • プロフィールの利用は無料。外部への依頼費や運用ツールなどの費用は別途
  • 順位だけでなく、見つけた人が予約まで進める情報をそろえる

地域のお客様がGoogleマップでサービスを探したとき、自社の情報を見つけ、内容を確かめられるように整える取り組みがMEOです。

店舗への来店だけでなく、対応地域のある訪問サービスや事務所の集客を考える際にも、利用条件を確認したうえで検討します。ホームページと情報をそろえ、電話・予約・相談へ進めるようにすることが目的です。

この記事では、MEOとは何か、SEOと何が違うのか、どんな仕組みで順位が決まるのか、費用はいくらかかるのか、自分でできるのかを、専門用語をできるだけ使わずに解説します。

具体的な手順はこの記事の「やり方」の章に、費用の詳細は「費用」の章にまとめています。

「MEOをやっても意味がないのでは」という疑問への答えはMEO対策は意味ない?で詳しく扱っています。この記事はMEOの仕組みと、自分でやる場合の基本の流れに絞っています。

MEOとは:Googleマップで見つけてもらうための取り組み

MEOに取り組めるのは、Googleビジネスプロフィールに登録できる事業、つまり来店型か訪問型の事業です。登録できる条件はGoogleビジネスプロフィールとはにまとめています。 Google公式:利用対象の確認

MEOとは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の頭文字をとった言葉で、Googleマップで検索したときに、事業が上位に表示され、選ばれやすくなるようにする取り組みのことです。

日本語では「Googleマップ対策」「マップ最適化」とも呼ばれます。

スマートフォンで「○○駅 ラーメン」「近くの美容室」「○○市 整体」と検索すると、検索結果の上のほうに、地図と一緒に3件のビジネスが表示されます。

あるいは、Googleマップのアプリで検索すると、事業者の一覧が順番に並びます。

この「どの事業が、どの順番で表示されるか」に働きかけるのがMEOです。

MEOで狙う場所
「地域名+業種」で検索したときに出る、地図と3件のビジネス。ここに表示されるための取り組みがMEO

具体的には、Googleが無料で提供している「Googleビジネスプロフィール」というサービスに、事業の情報(ビジネス名、住所、営業時間、写真、提供しているサービスなど)を正確に登録し、口コミを集め、情報を更新し続けることで、Googleに「このサービスは、この地域でこの業種を探している人に合っている」と判断してもらう取り組みです。

MEOという言葉の由来

MEOは、日本で生まれた呼び方です。

英語圏では一般的な用語ではなく、Googleの公式な説明にも「MEO」という言葉は出てきません。

Googleの公式用語では、「ローカル検索」「ローカルSEO」が近い概念です。

MEOという言葉自体に、特別な技術や手法があるわけではありません。

この記事では、MEOをGoogleマップ側の対策として扱います。

MEOとローカルSEOの違い

ローカルSEOは、地域の検索で見つけてもらうための取り組み全般(Googleマップ側とホームページ側の両方)を指し、MEOはその中のGoogleマップ側に当たります。両方の整え方は地域名×業種で見つけてもらうには?にまとめています。

  • MEOとは、ひと言で言えば「Googleマップで見つけてもらうための取り組み」です。
  • 言葉は日本独自ですが、中身はGoogleマップの最適化そのものです。

SEOとMEOの違い:表示される場所が違う

MEOとセットでよく聞く言葉が「SEO」です。

両者の違いは、ひと言で言えば表示される場所です。

項目 SEO MEO
正式名称Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)
何を上位に出すかホームページ(検索エンジンの検索結果に表示)事業の情報(Googleマップ・地図つきの3件に表示)
主に整えるものホームページの内容・構造Googleビジネスプロフィール(ビジネス名・カテゴリ・写真・口コミなど)
対象になる事業あらゆるウェブサイト地域のお客様と対面でサービスを提供するビジネス
順位を決める主な要素コンテンツの質、被リンク、技術的な最適化など関連性・距離・知名度(口コミ、情報の充実度)
検索する人の場所影響は小さい大きく影響する(近い事業拠点が優先される)

SEOは、検索エンジンにヒットさせる方法です。

たとえば「腰痛 ストレッチ」と検索したときに、自分のホームページの記事が上位に出るようにする取り組みです。

MEOは、Googleマップにヒットさせる方法です。

「○○駅 整体」と検索したときに、自社が地図の3件に入るようにする取り組みです。

地域ビジネスの場合、お客様は「地域名+業種」や「近くの○○」で探すことが多いので、SEOよりMEOのほうが利用に直結しやすい傾向があります。

ただし、両者は対立するものではなく、ホームページ(SEO)が整っていることはMEOの順位にも影響します。

この点はGoogleマップの順位の仕組みで説明しています。

MEOで見つかった後、予約まで進める状態をつくる

MEOは近くの店やサービスを探す人との接点です。ただし、お客様がGoogleマップだけで決めるとは限りません。SNSで知り、後日店名を検索し、料金や口コミを確かめて予約することもあります。これは代表的な行動例で、全員が同じ順序を通るわけではありません。

  1. 知る:SNS・広告・紹介で、店やサービスの存在を知る。
  2. 探す:Google検索やマップで、所在地や候補を確認する。
  3. 比べる:写真・口コミ・ホームページで、自分に合うか確かめる。
  4. 予約する:空き状況や条件を見て、フォーム・電話・LINEなどへ進む。

プロフィールを整えても予約が増えないときは、リンク先の料金や予約方法まで確認します。地図順位だけでなく、この流れのどこで止まっているかを見るのが、集客全体でのMEOの使い方です。

MEOの順位が決まる仕組み:関連性・距離・知名度

Googleマップでの表示順位は、Googleが公式に説明している3つの要素で決まります。

順位を決める3つの要素
関連性と知名度は事業者側で動かせる。距離は動かせない
要素 意味 事業者側でできること
関連性検索した言葉と、事業の情報がどれだけ合っているかカテゴリ・サービス・説明文を正確に、具体的に登録する
距離検索した人の場所から、事業拠点がどれだけ近いか動かせない。ただし、どの地域名で見つけてもらうかは意識できる
知名度その事業がどれだけ広く知られているか口コミの数と評価を積み上げる。ホームページや他サイトで言及される

この3つのうち、事業者側で動かせるのは「関連性」と「知名度」です。

関連性は、Googleビジネスプロフィールに、何の事業で、どんなサービスを提供しているかを、Googleが認識しやすいように具体的に書くことで上がります。

知名度は、口コミの数と評価、そしてホームページや他のサイトで事業が言及されることで、時間をかけて積み上がります。

口コミの数と評価は、知名度に影響する要素の一つです。

口コミは短期間で増やすことができず、「蓄積の評価」であるため、MEOは短期の施策ではなく、長期で取り組むものと私たちはみています。

MEOのメリット・デメリット

始める前に、何が得られて、何が限界かを押さえておきます。

メリットデメリット・限界
登録も利用も無料で、設定は自分でできる距離は動かせない。遠い人の検索では上位に出にくい
「地域名+業種」「近くの○○」で探す人と直結する口コミと知名度は蓄積の評価で、短期間では動かない
ホームページより先に見つかる場合があり、写真・口コミ・営業時間を一度に見てもらえる来店も訪問も伴わないオンライン専業は、プロフィールの登録対象外
表示回数・検索語・行動数を無料で確認できる予約リンク等へ直接進める場合もある。詳しい料金や利用条件はリンク先で補う

デメリットの多くは、やり方で埋められるものと、業態や距離のように変えられないものに分かれます。どちらに当たるかはMEO対策は意味ない?で判断できます。

MEOの費用:自分でやれば0円、外部に頼めば月2万〜5万円

MEOにかかる費用は、自分でやるか、外部に頼むかで大きく変わります。

方法 費用の目安 内容
自社運用0円(人件費のみ)Googleビジネスプロフィールは無料。設定・投稿・口コミ返信を自分で行う
外部に依頼(月額固定型)月2万〜5万円情報整備、投稿、口コミ対応、順位計測、改善提案を代行
外部に依頼(成果報酬型)上位表示した日ごとに数百〜1,500円程度指定キーワードで上位に入った日数に応じて課金
外部に依頼(初期設定のみ)5万〜10万円程度初期設定だけを任せ、運用は自分で

Googleビジネスプロフィール自体は、登録も利用も無料です。

設定や運用を外部に依頼する場合や有料ツールを利用する場合は、別途費用がかかります。

「Googleビジネスプロフィールの登録料」や「Googleの代理店」を名乗る営業は、Googleとは無関係なので注意してください。

費用の型ごとの中身はこの表のとおりで、成果報酬型の注意点は成果報酬型MEOの注意点に、依頼先の選び方はMEO対策会社の選び方にまとめています。

MEOのやり方:自分でできる基本の流れ

MEOは、専門的な技術がなくても、自分で始められます。

基本の流れは次のとおりです。

  1. Googleビジネスプロフィールに登録し、オーナー確認を済ませる。 すでに登録されていることもあるので、まずGoogleマップで事業を検索する
  2. 基本情報を正確に埋める。 ビジネス名(看板どおり)、カテゴリ(本業を1つ)、住所、営業時間、電話番号、ウェブサイト
  3. サービス・メニューを、料金と説明つきで登録する。 検索される言葉に合わせて具体的に
  4. 写真を載せる。 外観・内観・スタッフ・商品やサービスなど、自店に必要な種類をそろえる。枚数だけで順位は判断しない。
  5. 説明文を書く。 何の事業で、誰向けで、何が強みか
  6. 口コミを集める仕組みを作る。 利用後にお願いする導線(QRコードなど)
  7. 口コミに返信する。 高評価にも低評価にも
  8. 必要な最新情報を投稿する。 営業変更や利用に役立つ情報があるときに更新する。一定頻度の投稿を順位上昇の条件とはしない。
  9. 週に1回、数字と情報の変化を確認する。 表示回数、検索キーワード、勝手に変更されていないか
  10. ホームページとプロフィールの情報を一致させる。 ビジネス名・住所・電話番号・営業時間

初期設定の詳しい手順は初期設定チェックリストに、口コミの集め方は口コミの依頼方法にまとめています。

効果が出る期間は、事業者や競合の状況によって変わる

何週間・何か月で上位表示されるという共通の期限はありません。

Googleが説明する主な要素は関連性・距離・知名度です。

場所や検索内容で表示は変わり、設定だけで順位を保証することはできません。

参考:Google:ローカル検索結果のランキング

表示や行動の変化を、実際の予約と照らし合わせて確認します。

詳しくはMEOの効果と期間をご覧ください。

MEOが向いている業種、向いていない業種

MEOは、お客様が「地域名+業種」や「近くの○○」で探す業種に効果があります。

Googleマップから公式サイトへ訪れた人が、サービス内容・料金・所在地・利用方法を確認できるようにしましょう。プロフィールとサイトの情報をそろえ、問い合わせや予約まで迷わず進める導線を整えます。

向いている業種 向いていない業種
整体院・治療院、美容室・サロン、飲食店、歯科・クリニック、パーソナルジム、学習塾・教室、小売店紹介や指名が集客の中心で、地図検索からの新規利用が少ない事業。登録対象かどうかは、商圏の広さとは別に確認する

整体院やサロンでは、実際に対応する症状やメニューを地域で探す人に伝わるように案内します。実際に対応する症状やメニューについて、地域で探す人が判断できる説明を用意します。登録対象となる事業であれば、新規集客の主な経路でなくても、既存のお客様が営業時間や場所を確認するために情報を正確に保ちます。

業種別の向き不向きと、「意味ない」と感じたときの確認点はMEOを見直す確認点にまとめています。

MEOについてよくある誤解

MEOについて、事業者の間でよく見られる誤解を整理します。

MEOについてよくある誤解

順位だけで判断せず、お店の情報と日々の運用を整えましょう。

  • 誤解 01

    順位が上がれば
    集客できる

    実際

    順位は「見つけてもらう」まで。
    写真や口コミで選ばれるかは別です。

  • 誤解 02

    外部に任せれば
    お店は何もしなくていい

    実際

    お店からの情報共有や日々の対応も必要。
    サービスの質は口コミに表れます。

  • 誤解 03

    口コミは短期で増やせる

    実際

    口コミは日々の積み重ねです。
    特典と引き換えの依頼はポリシー違反です。

  • 誤解 04

    店名にキーワードを
    入れると有利

    実際

    正式な店名にないキーワードの追加は
    ポリシー違反。停止につながることもあります。

  • 誤解 05

    Googleの代理店に
    頼むと有利

    実際

    GoogleにMEOの代理店制度はありません。

お店の情報を正確に、継続して発信することが大切です。

順位が上がれば集客できる、外部に任せれば済む、口コミは短期で増やせる、はいずれも誤解

もう一つ、「MEOは短期の施策」も誤解です。固定の期間で決めず、情報整備・検索状況・利用へのつながりを定期的に確認します。

まとめ|MEOの基本は、地域で探す人に正しく伝えること

まずGoogleマップに表示される自社情報を確認し、営業時間・カテゴリ・サービス・連絡先を正しく整えてください。ホームページへ移動した人が、同じサービスと料金を確認できるかも点検します。

MEOは、Googleマップで見つけてもらうための取り組みです。順位を追う前に事業の実態に合う情報をそろえ、写真や口コミ、リンク先の説明を通じて、初めての人が利用を判断できる状態を作りましょう。

集客改善シミュレーションで新規利用の目安を考え、自分で行う基本管理と外部に任せる改善を分けて検討してください。マップの順位だけでなく、問い合わせや予約の変化を見て有料支援の範囲を判断します。

Googleマップとホームページを一緒に見直したい方は、無料AIホームページ診断で今の状態をお伝えください。順位や表示だけでなく、予約までの流れのどこで止まっているかをお返しします。

オートホームページで支援する範囲

オートホームページでは、MEOの土台となるGoogleマップの情報管理と、予約前に読むホームページの制作・改善を支援します。登録後も情報を保ち、自社のサービスを伝える運用を続けたい方に向けた支援です。

ライトは月額3万円、スタンダードは8万円、プレミアムは15万円(いずれも税別、初期費用なし)。

ライトには、ホームページの制作・保守・自動改善、Googleマップの改善・管理、AI引用対策、月次レポート、コンサルタントとのMTG(月1回・最初の3ヶ月)が含まれます。スタンダードはこれに集客記事の企画・制作(月4本)、Instagramの静止画投稿の制作・運用(月4本)とコンサルタントとの月1回のMTG(4ヶ月目以降も継続)が加わり、プレミアムはさらにWeb広告(Google・Instagram)の運用代行(広告費は別途)とオリジナル施策(PR・LINE運用・TikTok運用・ショート動画などから事業に合う施策を選定)まで含みます。

最低契約期間は12か月で、期間内の解約には残りの月額料金がかかります。

終了後はデータの引き継ぎ、または月額1.5万円(税別)の保守を選べます。

料金・契約条件とサービスの詳細をご確認ください。

よくある質問

SEOとMEOは何が違いますか?

SEOはウェブ検索でページを見つけてもらうための取り組み、MEOは主にGoogleマップやローカル検索で事業者を見つけてもらうための取り組みです。

通常の検索結果に地図枠が出ることもあり、表示場所は重なります。

自分でできますか?

基本情報の登録・更新、写真の追加、口コミへの返信などは自社で行えます。

外注する場合は作業内容、権限、費用、解約時の引き継ぎを確認してください。

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参考資料・確認日

公式情報・外部調査の確認日:2026年10月18日。外部調査はGoogle公式の配点や成果保証を示すものではありません。

長橋真吾
この記事の著者

長橋真吾

デジタルアスリート株式会社 代表取締役

2011年に株式会社リスティングプラスを設立。2022年にデジタルアスリート株式会社へ社名変更。広告運用・Web制作・改善を通じて、企業や事業者の事業成長を支援しています。

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