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地域名×業種で見つけてもらうには?

店舗のローカルSEO

公開日:2026-10-04長橋真吾執筆:長橋真吾デジタルアスリート株式会社 代表取締役更新日:2026-10-19
地域名×業種で見つけてもらうには?店舗のローカルSEO
この記事の要点
  • 地域名を狭めるだけでなく、商圏と実際の検索に合う言葉を選ぶ
  • マップとホームページで同じ地域名・業種・強みを一貫させる
  • 地域名だけ差し替えたページの量産はしない。来る人に役立つ情報を増やす

「地域名+サービス名」で探している方に自社サイトを見つけてもらうことは、地域で直接依頼を増やすための集客経路の一つです。

たとえば「市名+外壁塗装」「駅名+税理士」「地域名+整体」では、必要な情報も申し込み方も異なります。自社の対応地域とサービスに合わせて、ホームページとGoogleマップを整えましょう。

ただ、「地域名×業種で上位に出たい」と思っても、どの地域名を狙えばいいのか、Googleマップとホームページのどちらを整えればいいのか、迷う方が多く見られます。

私たちデジタルアスリートは、これまで2,425社以上のWeb集客を支援してきました。

その中で見てきたのは、地域名の選び方を誤ると、どれだけ設定を整えても長く上位に出ない事業がある一方で、商圏と特徴に合う言葉で見つけてもらえているかを確認する必要があるということです。

この記事では、「地域名×業種」の検索結果に何が表示されているのか、ローカルSEOとMEOの違い、地域名の選び方、小さい範囲から押さえて広げていく進め方、ホームページ側で整えることをまとめます。

Googleマップの順位の仕組みはGoogleマップの順位の仕組みに、効果が出るまでの期間はMEOの効果と期間にまとめています。

「地域名×業種」の検索結果には、何が表示されているか

まず、「○○駅 整体」と検索したとき、画面に何が並んでいるかを確認してください。

上から順に、だいたい次のようになっています。

地域名×業種の検索結果の構造
広告、Googleマップの3件、通常の検索結果。取れる場所は1つではない
位置 表示されるもの 対策の種類
最上部広告(「スポンサー」の表示があるもの)Google広告(有料)
その下地図と、Googleマップの3件(ローカルパック)MEO(Googleビジネスプロフィール)
さらに下通常の検索結果(ホームページ、ポータルサイト、まとめ記事)SEO(ホームページ)

多くの事業者の方が「上位に出たい」と言うとき、頭にあるのはGoogleマップの3件です。

確かにここは目立ちますし、MEO対策で狙う場所です。

しかし、その下の通常の検索結果にも、自社のホームページが出る余地があります。

ポータルサイトやまとめ記事が並ぶ中に、自社のホームページが入れば、Googleマップで見つけた人がホームページでも確認する、という二重の接点ができます。

  • 「地域名×業種」で取れる場所は、Googleマップの3件だけではありません。
  • その下の検索結果にホームページを出せれば、接点は2倍になります。

ローカルSEOとは:MEOとSEOの両方を含む

ローカルSEOとは、特定の地域でサービスを提供する事業が、その地域の検索で上位に表示されるようにする取り組み全般を指します。

Googleマップ側の対策(日本でMEOと呼ばれるもの)と、ホームページ側の対策(SEO)の両方を含む、より広い言葉です。

Googleマップ側の順位は、Googleが公式に説明する関連性(検索語と情報の一致)・距離(検索する人からの近さ)・知名度(口コミとウェブ上の言及)で決まり、重みは公開されていません。事業者が動かせるのは関連性と知名度です。詳しくはGoogleマップの順位の仕組みにまとめています。

用語 対象 何を整えるか
MEOGoogleマップ・ローカルパックGoogleビジネスプロフィール(カテゴリ、サービス、写真、口コミ)
SEO(ローカル)通常の検索結果ホームページ(タイトル、見出し、本文、所在地ページ)
ローカルSEO上記の両方両方を、同じ地域名・同じ業種・同じ強みで一貫させる

マップとホームページは、同じ事業の情報を別の場所で確かめる入口です。所在地やサービスの説明に食い違いがあると、お客様が判断に迷います。Googleは知名度の説明でウェブサイトからのリンクにも言及していますが、両方を整えれば順位が必ず上がるという意味ではありません。

Googleマップの順位を決める要素の1つ「知名度」は、ホームページや他のサイトで事業がどう言及されているかにも影響されます。

つまり、ホームページ側の対策が、Googleマップ側の順位にも効きます。

逆に、ホームページが「地域名×業種」で評価されるためには、Googleビジネスプロフィールとの情報の一致が土台になります。

どちらか一方だけでは、取れる場所が半分になるだけでなく、それぞれの効きも弱くなります。

地域名は、商圏と実際の検索から選ぶ

市名、駅名、町名のどれがよいかは、事業者の場所と商圏によって異なります。

小さな地域名なら早く上がるという共通の基準はありません。

  • 利用したお客様が利用する駅や地域を確認する。
  • Search Consoleやプロフィールで、表示されている検索語を確認する。
  • その地域からのアクセス方法や所要時間など、実際に役立つ情報を用意する。
  • 表示だけでなく予約・利用につながるかを見て、対象を見直す。

地域名の細分化だけでは検索需要は生まれません。

実在しない拠点を掲載したり、地域名を差し替えただけのページを増やしたりしないでください。

地域を狭めるだけでなく、メニューや特徴で具体化する

初期に狙う言葉は、小さな町名に限りません。

「地域名+業種」に実際のメニューや設備、利用目的を加える方法もあります。

魚料理が強みなら「地域名+魚料理+居酒屋」のように、商圏は保ったまま探している内容を具体化します。

私の勧めは、こうした実態に合うニッチな検索語から流入を作り、反応を確認しながら対象を広げることです。

当社が設定支援した新橋のバー(BAR More)の例でも、店の特徴を表す言葉と地域名を組み合わせた検索語で、短期間の上位表示を確認しました。

ホームページ側で整えること:地域名と業種を一貫させる

Googleビジネスプロフィール側の設定は初期設定チェックリストにまとめています。

ここでは、ホームページ側で「地域名×業種」の評価を得るために整えることを説明します。

ホームページ側で整えること
タイトル・見出し・本文に地域名と業種を自然に。所在地ページを整え、プロフィールと情報を一致させる
整える場所 内容
ページのタイトル「○○駅の腰痛専門整体院|店名」のように、地域名と業種と強みを含める。詰め込みすぎない
見出しと本文トップページの見出しや本文に、地域名と業種を自然な文章で含める。「○○駅から徒歩3分」「○○町で10年」など
所在地・アクセスのページ住所、最寄り駅からの道順、地図の埋め込み、駐車場の有無。地域名を自然に含める
対応エリアの記載出張型や複数の地域から利用がある場合、対応している地域名を明記
ビジネス名・住所・電話番号の一致Googleビジネスプロフィールと、同じ事業者を示す正確な情報にそろえる
所在地ページの構成住所・最寄り駅からの道順・地図の埋め込み・駐車場を1ページにまとめ、地域名を見出しに含める。複数拠点は拠点ごとにページを分ける
構造化データ(LocalBusiness)ビジネス名・住所・電話番号・営業時間・地図座標を構造化データで記述し、プロフィールと同じ値にする。検索エンジンとAIが所在地を読み取りやすくなる
他サイトでの言及(サイテーション)ポータルサイト・地域情報サイト・SNSのプロフィールで、ビジネス名・住所・電話番号を同じ表記にそろえる。表記の食い違いがある場合は、同じ事業の正確な情報に整える
地域に根ざした内容地域のイベントへの参加、地域の特性に合わせたサービスなど、その地域の事業であることが分かる内容

特に大切なのは、Googleビジネスプロフィールとホームページで、同じ地域名、同じ業種、同じ強みを発信することです。

プロフィールでは「○○駅 腰痛専門」なのに、ホームページでは「○○市 全身リラクゼーション」を前面に出している。

こうしたずれは、Googleから見て「どちらが本当か分からない」状態で、両方の評価を弱めます。

地域名を載せるだけでなく、その地域でどのようなサービスを受けられるかを具体的に伝えましょう。対応エリア・サービス内容・料金・利用方法が分かることが、検索後の比較や問い合わせにつながります。

進め方の全体像:小さく取って、広げる

対応できる商圏と、実際に使われる検索語から着手します。地域を狭めれば必ず成果が出るわけではなく、利用者が探しているか、来店や訪問が可能かを合わせて確認します。

  1. 既存のお客様の来店地域と、検索・紹介などのきっかけを整理する。
  2. その地域で実際に提供するサービスの説明を、ホームページとプロフィールにそろえる。
  3. 所在地へのアクセス、費用、予約方法を具体的に案内する。
  4. 口コミは率直な体験を任意でお願いし、地域名やサービス名などの記載は指定しない。
  5. 同じ検索語・地点・時刻での見え方と、対応地域内からの問い合わせを分けて確認する。
  6. 対応できる別地域の需要が見えたら、交通手段や対応条件など、その地域から利用する人に必要な説明を追加する。

地域名だけを差し替えたページを増やすのではなく、来る人の判断に役立つ内容を増やします。広げる時期は固定せず、自店の記録と対応能力から判断してください。

地域名×業種で見つけてもらうチェックリスト

  • 実際に来店・訪問できる商圏と、お客様が使う地域名を書き出した
  • Search Consoleとプロフィールで、今表示されている検索語を確認した
  • Googleビジネスプロフィールとホームページで、地域名・業種・強みの表記が一致している
  • 所在地・アクセスのページに住所・道順・地図・駐車場をまとめた
  • LocalBusiness の構造化データに、プロフィールと同じ名称・住所・電話・営業時間を入れた
  • ポータル・地域サイト・SNSの表記(名称・住所・電話)をそろえた
  • 口コミを任意で依頼する場面を決め、返信している
  • 同じ検索語・地点・時刻で見え方を記録し、対応地域内からの問い合わせと分けて見ている

店名・住所・電話番号をそろえる(NAPの統一)

地域の検索で見つかるために、最初にやることは、店名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)の表記を、すべての場所でそろえることです。頭文字をとってNAPと呼ばれます。

そろえる場所 よくあるずれ
ホームページ住所の「丁目・番地」の書き方、ビル名の有無
Googleビジネスプロフィール店名に地域名やキャッチコピーを足している
ポータル・予約サイト移転前の住所や、古い電話番号が残っている
SNSのプロフィール店名の英語表記と日本語表記が混在

表記がばらばらだと、Googleや検索するお客様が同じ店だと判断しにくくなります。ビジネスプロフィールの店名に、実際の店名にない言葉(地域名や「人気」など)を足すことは、Googleのガイドラインで禁止されています。

競合を調べる手順

地域の検索で上位にいる店を調べると、自分の店に足りないものが見えます。

  1. 狙う言葉(例:「○○駅 整体」)でスマホから検索する
  2. Googleマップの上位3件と、検索結果の上位の店を書き出す
  3. それぞれの店の、口コミの数と内容、写真の数、カテゴリ、ホームページのページ構成を比べる
  4. 上位の店にあって自分の店にないもの(施術別のページ、料金の表、スタッフ紹介など)を書き出す

全部をまねる必要はありません。上位の店が書いていない、自分の店の得意なことを見つけるのも、競合を調べる目的です。

効果の測り方

見る場所 見る数字
Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」表示回数、検索された言葉、ウェブサイトのクリック、電話、ルート検索
Googleサーチコンソール地域名を含む言葉での表示回数とクリック数
予約の記録「何で知ったか」の回答と、予約の数

月に1回、同じ日に記録して比べます。数字が少ないうちは、来店したお客様に「何で知ったか」を聞くことが、一番確かな効果の確認になります。

小さく取って広げる:進め方の例(試算)

例えば整体院なら、最初に「○○駅 整体」で上位を狙うのは、競合が多く時間がかかります。先に「○○駅 ぎっくり腰」「○○駅 産後 骨盤」のように、症状と地域を掛け合わせた言葉でページを作ると、検索の数は少なくても、来院につながる人に届きます。

掛け合わせの言葉で予約が入るようになったら、ページを増やし、地域を隣の駅に広げていきます。小さな言葉で積み上げた評価が、広い言葉での表示にもつながっていきます。

まとめ|商圏とサービスに合う検索語から、地域で見つかる情報を育てる

私が地域名を決めるときは、競合の少なさだけでなく、実際の商圏と検索する人の目的を見ます。

上位に出てもサービスを提供できない地域、ほとんど検索されない言葉では予約につながりません。

既存客の商圏、検索語、アクセス方法を確認し、事業者の実態に合った地域を説明します。

地域名だけを差し替えたページを量産するより、その場所から来る人に役立つ情報を整えてください。

実際に来店・訪問できる商圏と、お客様が使う地域名を整理してください。その地域と自社のメニューや特徴が結びつく検索に対して、ホームページとGoogleマップの情報がそろっているか見直します。

ローカルSEOは、地域名を細かく書き換えるだけの施策ではありません。利用する人の検索に答えるサービス情報を整え、住所や連絡先を一貫させて、マップと通常の検索の両方から見つけてもらう土台を作りましょう。

集客改善シミュレーションでは、地域で増やしたい問い合わせの目安を考えられます。検索語の順位だけを成果とせず、対応エリア内の問い合わせや利用につながったかを確認し、次に整える情報を決めてください。

Googleマップとホームページを一緒に見直したい方は、無料AIホームページ診断で今の状態をお伝えください。順位や表示だけでなく、予約までの流れのどこで止まっているかをお返しします。

オートホームページで支援する範囲

対応地域と自社の強みをどのようにページにまとめるか迷う方を、オートホームページで支援します。ホームページのサービス説明とGoogleマップの情報をそろえ、地域で探す人が判断できる内容へ改善します。

ライトは月額3万円、スタンダードは8万円、プレミアムは15万円(いずれも税別、初期費用なし)。

ライトには、ホームページの制作・保守・自動改善、Googleマップの改善・管理、AI引用対策、月次レポート、コンサルタントとのMTG(月1回・最初の3ヶ月)が含まれます。スタンダードはこれに集客記事の企画・制作(月4本)、Instagramの静止画投稿の制作・運用(月4本)とコンサルタントとの月1回のMTG(4ヶ月目以降も継続)が加わり、プレミアムはさらにWeb広告(Google・Instagram)の運用代行(広告費は別途)とオリジナル施策(PR・LINE運用・TikTok運用・ショート動画などから事業に合う施策を選定)まで含みます。

最低契約期間は12か月で、期間内の解約には残りの月額料金がかかります。

終了後はデータの引き継ぎ、または月額1.5万円(税別)の保守を選べます。

料金・契約条件とサービスの詳細をご確認ください。

よくある質問

住所の表記は一字一句そろえる必要がありますか?

同じ事業者を示す正確なビジネス名・住所・電話番号にそろえます。

略記の違いだけで順位が下がるとは断定できませんが、誤った番地や電話番号、古い情報は直してください。

小さい地域名から狙うべきですか?

実際の商圏と検索需要で判断します。

競合が少なくても検索されない、対応地域外の検索語では予約につながりません。

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参考資料・確認日

公式情報・外部調査の確認日:2026年10月18日。外部調査はGoogle公式の配点や成果保証を示すものではありません。

長橋真吾
この記事の著者

長橋真吾

デジタルアスリート株式会社 代表取締役

2011年に株式会社リスティングプラスを設立。2022年にデジタルアスリート株式会社へ社名変更。広告運用・Web制作・改善を通じて、企業や事業者の事業成長を支援しています。

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