顧客インタビュー・支援事例

インハウス支援で社内マーケターを育成後、
会社の歴史に残る売上アップを実現。

アールビバン株式会社様の概要と事業内容
  • 1984年創立。 『心の豊かさに溢れる社会』 を創造するため、アート事業を主軸にヨガ・フィットネス事業、 ファイナンス事業を展開。
  • アート事業ではディズニー公認作家、 天野喜孝など国内外の人気作家の発掘、 プロデュースを行い、 版画作品を中心に全国各地で展示会販売を行っている

このページの概要

抱えていた課題
  • もともとデジタルアスリートの広告運用代行を利用していたが、
    より成果を高めるためには社内で運用する必要があった
  • 広告運用の主担当者候補はほぼ未経験だった
デジタルアスリートを選んだ理由
  • かねてからデジタルアスリートの運用代行を利用しており、
    広告運用担当者のスキル・人柄に信頼を置けた
  • デジタルアスリートでは、クライアント企業の成長を重視した質の高い
    広告運用内製化支援 (インハウス支援)を実施していた
実行した施策
  • Web広告初心者の従業員に対するマンツーマンの指導
    (Web広告運用に関わる基礎知識 管理画面の操作方法、運用ノウハウ等)
  • Web広告運用経験者を対象とした、継続的な最新情報の共有、 アドバイス
成果
  • 初心者だった従業員は、指導を受けた結果マーケターとして急成長を果たし、
    現在ではマーケット開発チームの中心人物に
  • その後入社した新入社員もマーケターとしてスキルを身につけ、
    広告運用チームも大幅増員
  • 広告運用の内製化が実現し、低コストでスピード感のある運用が可能に
  • Web広告での売上は2019年から2020年と3倍以上、
    展示会への来場者も約2.5倍に増加。 営業人員もふたつの事業部で、
    約30名増員と大幅に増員し、事業規模も飛躍的に拡大

アールビバン株式会社野澤さん

アールビバン株式会社野澤さん

Webマーケティングの内製化に向け、
インハウス支援を導入

デジタルアスリート長橋(以下長橋)

「アールビバン様とは2016年ごろからお取引をさせていただいており、もう7年以上のお付き合いになりますね。

最初はWeb広告運用代行からお手伝いをさせていただき、2018年ごろからはインハウス支援でもお力添えをさせていただいています。

まずは、当社のインハウス支援を導入されたとき、どのような課題をお持ちだったのかお話しいただけますか?」

アールビバン野澤さん(以下野澤氏)

「もともとアールビバンではWeb広告をほとんど使っておらず、テレビCMやチラシ、ポスターなどのリアル広告がメインでした。

これからの時代はWeb広告を使うべきだと考えていた頃にデジタルアスリートと出会い、広告運用代行を依頼することになったのです。最初は5万円、10万円という少額予算からのスタートでしたね。

それがFacebook広告の成功をきっかけに非常に良い効果が出るようになり、予算はあっという間にリアル広告を上回りました。ところが数年たつと、最初の頃ほどインパクトのある効果が出にくくなってきたのです。」

長橋

「Web広告ではスピーディな運用が重要なのですが、社外に運用を依頼するとどうしても少しタイミングが遅れてしまうのです。

自社で優秀なマーケターが運用する場合と比べると、効果がやや劣ることは否めません。」

野澤氏

「アールビバンでも広告運用を内製化しようと考え、経験者を中途採用しましたが、経験者の雇用には採用コストも人件費もかかりますし、運用しながら未経験人材を育成することは難しい状況でした。

経験の浅い若手を社内で育成するにはどうすれば良いかと考えていたとき、長橋さんからインハウス支援の提案をいただいたわけです。」

長橋

「実は私たちもちょうどその頃、運用代行だけの支援では限界があるという課題を感じていました。

当社とお客様が互いに実績を高め、より良いパートナーシップを結ぶためには、サービスの比重をインハウス支援へシフトしていくべきではないかと。アールビバン様の課題と、当社の事業戦略がちょうど一致したかたちでした。」

アールビバン株式会社湯澤さん

アールビバン株式会社湯澤さん

Web広告初心者が、半年でプロフェッショナルに成長

野澤氏

「当時、マーケティング部門で頑張っていたのが未経験で入社した湯澤でした。デジタルアスリートのインハウス支援は、まず彼を育成することからスタートしましたね。」

アールビバン湯澤さん(以下湯澤氏)

「月に1~2回ほどインハウス支援担当者が当社に来てくださり、一緒にパソコンを操作しながら具体的な広告運用設定を教えてくださいました。

当時の私は、Googleの設定画面さえ知らないほどの初心者だったのですが、非常にわかりやすく実践的な知識を伝えていただけました。

具体的には、Google・Yahoo!・Instagram・Facebook・Twitter・LINEで共通する考えや用語、画面操作、成果に繋がるポイントなどを学ぶだけでなく、自社に合った運用方法や戦略を媒体ごとに検討する力が身に付く内容です。おかげで、半年たった頃にはひとりで運用を回し、あらゆる状況に対応できるようになりました。」

野澤氏

「湯澤は今や、マーケット開発チームの中心人物として広告運用者をマネジメントする立場にいます。

インハウス支援で飛躍的な成長を遂げたことになりますね。なぜデジタルアスリートではこのような支援ができるのでしょうか?」

長橋

「デジタルアスリートの社員は半分が新卒採用で、育成ナレッジが蓄積されているからだと思います。

当社の研修で重視するのは単に知識を覚えることではなく、自分で学ぶ視点を育むことです。

そのため教科書を使った講義形式ではなく、現実のデジタル広告運用現場で起こることを体験してもらい、どんなレアケースにも自分の判断で対応できる現場力を身につけてもらっています。

そしてこの方針はインハウス支援でも変わりません。湯澤さんの成長が非常に速かったのは、湯澤さんご自身が自発的に学ぶ姿勢をお持ちだったことも大きな要因になっていると思います。」

野澤氏

「たしかに当社も、新卒から人材を育てる社風があります。その点はデジタルアスリートと相性が良かったのかもしれません。」

左から長橋、野澤さん

左から長橋、野澤さん

支援開始初年度から、集客、売上ともに歴史的成長を実現

長橋

「インハウス支援を導入したことによる効果は、どのように実感されていますか?定量・定性の両面で教えてください。」

野澤氏

「アールビバンの広告は主に作品展示会への集客を目的としているのですが、インハウス支援を受けた2018年以降、集客数が素晴らしい勢いで伸びました。

実はちょうどその頃コロナ禍が始まったこともあり、展示会を急遽中止にせざるを得ないことも増えていました。

そこで、一度出稿したら変更しにくいリアル広告から思い切ってWeb広告へ転換したのですが、これがかえって良かったようです。2019年から2020年と、Web広告での売上が約3倍に伸び、新たな事業成長の契機となりました。

社長もこの急成長は当社にとって歴史の1ページを刻む出来事だと絶賛しています。組織も当初の予定より順調に拡大しており、最近では久しぶりに50名規模の新卒採用が実現しました。」

湯澤氏

「定性的な効果も少なくありません。

アート事業を手掛ける事業部は従来ふたつに分かれており、マーケティングも別々に行っていました。デジタルアスリートのインハウス支援を受けて急成長したのは、私が所属していた方の事業部です。

しかし現在は2事業部を統合し、マーケティングも統一しているのですが、統合後にチーム内で運用ノウハウを共有することで、私が所属していなかった方の事業部も広告効果が急激に伸びました。インハウス支援で成長した人材が他の社員を育成するという、人材成長の良い循環が生まれていると思います。」

野澤氏

「経営的な視点から見ると、インハウス支援はコスト上のメリットも大きいです。

運用代行でもうまくいけばある程度の成果を出すことはできますが、広告規模が拡大するほど費用も膨らんでしまいます。その点、運用を内製化すればコストが必要以上に増えることはありません。

現在もデジタルアスリートにはGoogle広告など一部の広告の運用を代行していただき大変助かっていますが、もしすべての広告を代行してもらっていたら、広告費の増額にともなって代行費も大きく膨れ上がっていたかもしれません。」

長橋

長橋

Webリテラシーがない企業でも、小額から広告運用の内製化が可能

長橋

「嬉しい言葉をたくさんいただき、ありがとうございます。最後に、どのような企業にデジタルアスリートのインハウス支援をお勧めしたいか、お話しいただけますか?」

湯澤氏

「当社の場合、Webマーケティングの知見がほぼゼロからのスタートでしたが、1案件10万円程度という小額から運用をご支援いただき、徐々に広告規模を拡大することに成功しました。

新しい媒体へのチャレンジや中途採用に予算を投じにくい、昔からのやり方を壊しにくい、といった企業様にぜひご紹介したいです。」

野澤氏

「たしかに、小額からご支援いただけるのは経営者として非常にありがたいことです。なかなかそのようなご提案をいただけるマーケティング会社は少ない気がします。」

長橋

「私たちとしても最初からあまり大きな予算の提案はしたくないのです。少なめの金額で様子を見て、効果が出るまで改善を繰り返していく。そうして企業様のニーズに合わせたご提案を心がけています。」

野澤氏

「逆に、長橋さんから見て、どういう企業がデジタルアスリートに向いていると思われますか?」

長橋

「前向きな努力ができる企業、でしょうか。当社の提案を信じて受け入れ、しかし丸投げにするのではなく、広告効果が出せるようともに努力していただける。そういう会社であれば、Webリテラシーが低くても必ず社内マーケターを育成できますし、効果も出せます。

まさにアールビバン様はそういう会社だと思うのです。ちなみに、これはインハウス支援だけでなく、広告運用代行も同様のスタンスです。」

野澤氏

「たしかにその通りですね。今後もさらなる事業の発展に向けて、運用代行・インハウス支援両方で力を貸してください。期待しています!」

長橋

「こちらこそ、よろしくお願いします。」

左からデジタルアスリート株式会社津之地、 長橋、 アールビバン株式会社野澤さん、 岡本さん、 湯澤さん

           

左からデジタルアスリート株式会社津之地、 長橋、 アールビバン株式会社野澤さん、 落合さん、 湯澤さん