支援事例

新規顧客売上の大半をWeb集客から創出して、自社で広告運用していける体制が実現

アールビバン株式会社
事業内容
アート販売
社員規模
50名以上~
参考予算
---
利用サービス
リスティング広告

目次

  • Webマーケティングで何から始めたら良いのかわからない
  • 新しいことを始める上で勝てる裏付けがなかった
  • 担当者の印象と熱意
  • Web集客手法未開拓かつ、有識者がいない状態であっても「成果が出る」イメージを作りをしていただけた
  • 集客導線整理・KPI・CVの定義明確化
  • Facebook広告・Instagram広告
  • Google、Yahoo!広告
  • 導入当初と比較してWeb集客が約5倍、売上が約3倍
  • Web集客チームの発足(現在は担当が6名)
  • 導入前と比較して売上に占める広告宣伝費の割合が半減
01抱えていた課題
「Webマーケティング」について右も左もわからなかった

弊社は平均価格が数十万円になる絵画の販売を事業として行っており、その99%の売上を販売イベントでの対面接客によって作り出しています。販売イベントは全国各地で開催しておりますが、イベントや会場のことをお客様に告知する際、TVCMや電車社内のポスター広告、そして折込チラシを中心に活用しておりました。

それらの広告告知は繰り返し出稿することで少しずつ費用対効果が悪化していき、世の中にスマートフォンが普及しSNSや動画コンテンツが一般化するにつれて、より反響が薄れていきました。効率の良い成果を求めた際にWeb広告を運用する案が会議で出たものの、当時社内にはそういったことに明るいメンバーがおらず、何から始めたら良いか右も左もわからない状況だったことが大きな課題でした。

また、WEB広告展開を始める上で自社の過去データ・成果の裏付けが全くない状況の中で、限られた予算から広告費を捻出するということについても社内で抵抗感がありました。予算確保の為には、既存広告の予算を削減する必要があり、なかなか新しい方向に舵を切ることが難しい雰囲気だったと言えます。

02デジタルアスリートを選んだ理由
課題解決に向けて二人三脚での取り組み方に熱意を感じる

デジタルアスリート様との初めての接点は、Webマーケティング、動画広告など、マーケティングに関するソリューションが一堂に出展する専門展でのことでした。

当時、抱えていた課題解決の為、多くの企業様のお話を伺いましたがその中でもデジタルアスリート様のご担当者様は他とは異なる熱意とやる気で私たちの話をお聞き下さり、また自社でできることを真摯に語っていただけました。数回のミーティングを経て、Facebook広告の運用からお取組みをご一緒いたしましたが自社が抱えていた過去データと実装している仕組み(当時のWebサイト)を丁寧にヒアリングいただき、リスクを最大限におさえた低経費の運用段階から数値の分析を詳細に行っていただけました。

その他Webのインフラ整備をしていただいたりと、いま振り返ればスタート段階で根気強く向き合わなければならない課題に対してまっすぐに向き合っていただきました。選んだ理由以外に、お付き合いを続けている理由とも言えるのが、当社の悩みや課題に対して二人三脚で近い距離感・同じ温度感で取り組んでいただけてきたことが言えます。

03実行した施策
リスティング広告を起点に他の媒体にも展開

Webマーケティングを活用して集客と売上を増やす。この目的の為にまずは現状の整理から行っていただきました。弊社が展示会にお客様を集客し、商談を行うまでに行っているすべてのアクションと、お客様が目にする告知物・Webサイト・問い合わせフォームの状況をお互いが理解することから始めました。

当時、弊社の絵画販売イベントには現在のように『Web事前予約(お客様が予約特典を受け取れるメリットあり)』という仕組みはございませんでした。正確に申し上げると、展示会に事前予約いただいた方に特典をお渡しできるイベントは、1年の中でも数回きり、連休の商戦における限定キャンペーンという位置づけでした。デジタルアスリート様との打ち合わせで、この『Web事前予約』をWebプロモーション上のコンバージョンポイントと位置付けることが決まりました。

その後は、Facebook/Instagram広告・リスティング広告と少額ながら広告出稿を開始しコンバージョン数・CPA・予約からの来場者数を調査していき【Webプロモーションに特化するだけの数値的裏付け】を作っていきました。

04成果
新しい取り組みに投資できるサイクルができた

現在、弊社の新規顧客売上のほとんどは、Webプロモーションによる集客から生まれています。初期導入以降、運用型広告でできることの順序だてを行い、都度生まれる別の課題(Webサイトの改修や特典のリニューアルなど)を一つずつ解決していくことで、年々Webプロモーションの予算を拡大していくことができました。

投資する広告宣伝費に対して回収できる売上が倍増し、そこで生まれた利益を次の新しい取り組み投資するというサイクルも確立されはじめています。また、デジタルアスリート様からのアドバイスを通して、自社で運用型広告を運営していける体制づくりができており、Web集客チームを社内で発足することができました。

Webプロモーションを活用する力が、自社の中で築かれたことがデジタルアスリート様がご提供くださった最大の価値と考えます。

〇実績
2019年4月から2020年3月まで 広告費:6085万円 集客:29190組 売上6億5002万円
2021年4月から2022年1月まで 広告費:3億1880万円 集客:102590組 売上19億9203万円