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目次
LINE広告の特徴をおさらい
LINE広告とは、LINEとLINEに関連するサービスに広告を配信できる運用型広告です。
LINEは、日本国内で月間9,500万人(2023年6月末時点)のユーザーに利用されており、これらのユーザーにさまざまな配信面から広告を届けることができます。
LINE広告の強みは、ユーザーのリーチ数と多様な配信方法です。
運用型広告は純広告と異なり、広告出稿後に配信効果を計測しながら、オーディエンス(広告の配信対象)、クリエイティブ、入札価格などを調整して、運用改善を行えるというメリットがあります。
利用率が高いだけでなく、LINEだからこそリーチできるユーザーも年々増加してきています。
年代、性別で見てもここまでバランスよくリーチできる媒体はなかなかないですよね。
次の3点がLINE広告の大きな特徴と言えるでしょう。
圧倒的な配信ボリューム
LINEは10~60代までの幅広い年齢が使用しており、圧倒的な配信ボリュームを確保できます。
認知もコンバージョン獲得もできる
LINEはSNS利用者中83.4%という高い利用率を誇るため、他媒体ではアプローチできない新規ユーザーへ認知を広げられます。
さらに、性別や年齢など、みなし属性で精度の高いターゲティングが可能で、コンバージョンも獲得できます。
手軽に少額から実施可能
初期費用・最低出稿金額なしで、1日1,000円からでも配信できます。
オンラインで手軽に申し込みができ、予算に応じて少額からでも、LINEのさまざまな配信面に広告出稿が可能です。
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LINE広告の代表的な掲載枠
LINE広告を目にしたことがない、という方はほぼいないと思いますが、実際どういうところに出ているのか、代表的な掲載枠をお伝えします。
トークリスト
LINEアプリの中で最もユーザーのアクティブ性が高いのがトークリストです。広告をタップすると商品やサービスのページに遷移します。
LINEの機能として最も使用されるのはトーク面なので、大規模なプロモーションにも活用されています。
LINE NEWS
日本国内で月間9,500万人(2023年6月末時点)と高いアクティブユーザー数が特徴のLINE NEWSに広告掲載が可能です。
LINE広告として出稿したもののうち、7~8割はこの面に出ていると言われています。 タイムライン同様で、NEWSの中に自然に表示させることができます。
LINE VOOM
月間6,800万人以上(2019年8月時点)のLINE VOOM利用ユーザーへ、外部送客・ダイレクトレスポンス・アプリDL促進の用途で広告掲載が行えます。
LINE VOOM訪問ユーザー6,800万人以上のうち4,900万人以上(2019年8月時点)は月に1回以上LINE VOOM上の広告に接触しています
LINE VOOMユーザーの男女比率は女性の方が多く、年齢層は10代から60代まで幅広く利用されておりFacebookやX(旧:twitter)でリーチできない層へリーチができます。
LINE公式アカウントのブロック状況にかかわらず、LINE VOOMを利用する全ユーザーにリーチ可能です。
そのほかにも、LINEが提供するLINEマンガ、LINEブログなど、たくさん面があるのでここでの紹介は割愛しますが、2020年から開始しているアドネットワーク事業についてご紹介しておきます。
LINE広告ネットワーク(旧LINE Ads Platform for Publisher)
これまではLINE関連のネットワークだけだったのが、提携するアドネットワーク面にも配信枠が広がりました。
出典:LINE for Publisher
アドネットワーク面のみであれば1円から入札が可能なので、コストを抑えた配信も期待できます。
LINE広告出稿に必要なもの
必要なアカウントは2種類あります。
LINE公式アカウント
広告主として公式アカウントを取得する必要があります。
既にLINE公式アカウントを使っている場合はそちらをそのまま使用できます。
余談ですが、代理店に広告出稿を依頼する場合、アカウント開設からまるっと依頼する、なんていうケースもあったかと思いますが、ここ最近のアップデートで公式アカウントの開設は企業自らで対応する必要があるのでご注意ください。
認証済アカウント、未認証アカウントと分かれており、どちらでも広告出稿はできるのですが、推奨されているのは認証アカウントとなります。
LINE広告アカウント
広告を配信するために必要なアカウントです。配信先の設定や広告入稿などの運用をこのアカウントで行います。広告アカウント開設のために公式アカウントが必須となります。
LINE広告の配信方法
続いてどういった配信ができるのかを色々な視点から解説していきます。
配信メニュー
*Webサイトコンバージョン
CV獲得目的に向いている配信です。
広告からCVしそうなユーザーへの配信を目指して最適化が進んでいきます。課金方式はCPM方式が主流です。
*Webサイトへのアクセス
サイトへの流入を重視した配信です。
課金方式はCPC方式が主流です。
*Cost Per Friends
同じ階層として紹介していいか悩むところですが、LINEアカウントの友だちを増やす配信です。
広告のCTAボタンが「友だち追加」となり、友だち追加時点で課金される方式です。
ターゲティング
設定できるターゲティング種類も続々増えてきており、性別や年齢などのデモグラデータから、
・興味関心カテゴリ
・TV視聴頻度や家族構成(子ども有無など)
・iOS別
までセグメントを切れるようになっています。
オーディエンスターゲティングも充実しており、
・特定のURLにアクセスしたユーザーとその類似ユーザー
・LINE公式アカウントの友だちとその類似ユーザー
・電話番号やメールアドレスをハッシュ化したものを基にして作成できるユーザー
など、カスタマイズが可能になってきています。
クリエイティブフォーマット
大きく分けると静止画クリエイティブと、動画クリエイティブが使用できます。
動画クリエイティブは課金方式(CPCかCPM)によって使用可否が分かれており、静止画はどの面にも配信されるようになっています。
上記は1種類の画像あるいは動画素材を使用するものですが、カルーセル広告やダイナミック広告で複数のクリエイティブを配信することも可能です。
※ダイナミック広告は別途申込が必要です
LINE広告のデメリット
ここまで良いことばかりご紹介していますが、良いところしかないのか、というとそうではありません。
LINE広告の難しいのは、審査がとても厳しいところです。
特にコスメ系や健康食品は苦戦するケースが多いです。
明確な審査基準は公開されていませんが、優良誤認や誇張表現、景品表示法や薬機法の観点での審査ハードルが高いため、まず出稿するのに一苦労することが多いです。
とはいえ、上記基準はユーザーのために設けられている基準なので、遵守するにこしたことはないです。 また、逆に言えば、出稿できれば他の媒体と比較して競合は少ないという解釈もできるのではないでしょうか。
まとめ
Facebook広告などと比較し、管理画面操作がシンプルで扱いやすく、ここ最近では個人でも広告を出せるようになってきています。(審査があります)
冒頭でも述べましたが、日本人の大半が利用しているLINEで、広告を出さない手はありません。
また、LINE広告もまだまだアップデート中なので、これからもっともっと有用な広告媒体になっていくことでしょう。
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