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X(Twitter)広告とは、X(Twiter)のタイムラインや検索結果に広告を表示することができる広告媒体です。他のSNS広告媒体と比べてCPCが安く、フォロワーターゲティングという独自のターゲティング手法があるのが特徴です。
X(Twitter)はリアルタイムで最新情報を求めるユーザーのうち、特に10~30代の若年層が集まるSNSプラットフォームです。
情報の拡散力が高いという特徴を活かし、X広告ではテキストベースの自然な情報発信が可能で、他のSNS広告とは異なるアプローチで効果的な広告配信を実現できます。
この記事では、X広告のメリットや、配信方法などX広告を始める上で必要な情報をまとめています。今から始める人にも分かりやすく画像付きで解説していますのでご参考ください。
目次
X(Twitter)広告とは
Xのタイムラインや検索結果に向けて広告を配信することができる媒体です。リツイート(正式名称:リポスト)による2次拡散が特徴であり、追加費用無しで新しいユーザー層にアプローチすることができます。
また、X広告では広告文の下に画像が表示されます。他のSNS広告では画像・動画がメインですが、X広告では画像よりも広告文を先に見てもらえる可能性が高いため、商品・サービスの魅力を詳細にユーザーに伝えることができます。
X(Twitter)広告を配信するメリット
X広告を配信するメリットを2つ解説します。
2次拡散によるリーチ拡大が期待できる
X広告は、通常の投稿と同様に一般ユーザーが投稿内容に共感するとリツイートされる事が多いです。それにより本来配信先としていたターゲット以外にも広告が配信されるようになります。
友人や知り合いから投稿が紹介されると、接点の無い企業よりも説得力があると受け止められやすく、認知拡大が見込まれやすくなります。
フォロワーの類似ユーザーに向けて配信ができる
X広告はフォロワーと似た特徴を持つユーザーを自動で見つけ出し、広告を配信できます。
その結果、自社のフォロワーやターゲティングしているアカウントのフォロワーと同じ行動をとるユーザーに広告を届けることができます。
例えば、フィットネスジムの広告を配信する場合、スポーツウェアやランニングシューズを販売している企業のフォロワーをターゲティングすることで効果的な訴求を行うことができます。
X(Twitter)広告の課金方式
X広告にかかる費用は、商品・サービスの業界や広告配信の目的によって異なります。そのうえで、代表的な課金方法5つを紹介します。
インプレッション課金(CPM)
クリック課金(CPC)
動画再生課金(CPV)
エンゲージメント課金(CPE)
アプリインストール課金(CPI)
インプレッション課金(CPM)
インプレッション課金は、広告がユーザーに表示されるごとに課金されます。
通常1,000インプレッションごとに課金されることが多く、認知拡大目的で使用するのに向いています。
クリック課金(CPC)
クリック課金は、ユーザーが広告をクリックすると費用が発生する課金形式です。
1クリックごとに課金されるため、自社サイトやLPへの誘導、商品購入を目的とする場合に使われることが多いです。
動画再生課金(CPV)
動画再生課金は、ユーザーが動画を再生するたびに費用が発生する課金形式です。
自社商品の紹介動画で興味を持ってもらい商品購入まで促すことができます。
エンゲージメント課金(CPE)
広告に対するユーザーのエンゲージメント(いいね・リツイート・リプライなど)の回数に応じて費用が発生する課金形式です。商品の認知拡大だけでなく、Xアカウントの認知拡大・ユーザーとの関係構築にも役立てることができます。
アプリインストール課金(CPI)
広告からスマホアプリがインストールされるたびに費用が発生する課金形式です。AppstoreやGooglePlayのアプリインストール数を増やすのに向いています。
X(Twitter)広告の入札方法
X広告の入札方法は主に3つあります。広告の配信効率を最大化し、広告戦略に基づいた入札を行うために適切な入札方法を設定していきましょう。
・自動入札
・上限入札単価
・目標入札単価
自動入札
X上で広告効果を最大化するように自動で入札金額を設定してくれます。X広告で初めて配信を行う場合におすすめの入札方法です。
上限入札単価
設定した金額以上で入札がされないため予算管理がしやすいのが特徴です。1週間、1ヶ月単位で広告予算があらかじめ決まっている場合、予算オーバーを防ぐことができます。
目標入札単価
設定した目標金額に近づけるように入札単価を調整します。例えばウェブサイトへのアクセス(クリック数)を目標とし、目標入札単価を150円と設定していた場合、1日の平均CPCが150円になるように調整されます。
X(Twitter)広告で配信できる広告の種類
X広告で配信できる広告の種類を6つ紹介します。
プロモ広告
通常のツイート(正式名称:ポスト)と同じようにタイムラインに表示される広告です。左下に「プロモーション」表記がついていますが、画像つきツイートとほとんど変わらずに自然な形で表示することができます。
Twitter Amplify
広告が表示されている間、広告主のブランドロゴを表示させることができます。YouTube広告のように動画コンテンツ前に表示させることができるため、ユーザーの興味引きを行います。
引用:オーディエンスの受容度が高い広告フォーマット: Twitter Amplify
テイクオーバー
テイクオーバーは、Xの検索欄・トレンドの一番上に表示される広告です。1日1広告主限定の配信面のため、認知拡大効果は絶大です。
ダイナミック商品広告
商品データに基づき広告がカルーセル形式で配信される仕組みになっています。
カルーセル広告と違って、Xを利用するユーザーのWebサイト上の行動履歴に基づき配信されるため、ユーザーの趣味嗜好にあった形で広告を配信することができます。
商品カタログの設定が必要になるので、詳しくは「ダイナミック商品広告キャンペーンを作成する」をご覧ください。
参考:新登場: 成果と関連性をさらに向上させるパフォーマンス広告ソリューション「ダイナミック商品広告」
コレクション広告
メイン画像1枚とその下にサムネイル画像を複数表示させる形式の広告です。商品カタログのように一覧で見ることができるのが特徴です。
1つの商品を複数の角度から確認することや、商品の使い方を説明することができるため、商品の使い方を1画面内で表示させることができます。
参考:新登場: 成果と関連性をさらに向上させるパフォーマンス広告ソリューション「コレクション広告」
キーワード広告
2023年1月より、Xにキーワード広告が追加されています。GoogleやYahooでいうリスティング広告のようなものであり、商品・サービスを積極的に求めているユーザーに広告を届けることができるのが特徴です。
キーワード広告独自の特徴は「#」つきのキーワードにも対応しているということです。
「#」がついた投稿にいいねが集まることで、二次拡散されるきっかけになるため、広告費を使わずに自社の商品・サービスを届けられるようになります。
キーワード広告は、X広告の管理画面のキャンペーン目的で「キーワード」を選択することで配信できるようになります。
フォロワー獲得広告(Twitterプロモアカウント)は終了
2023年8月11日、X公式より、フォロワー獲得広告が廃止されたことが発表されました。
今までフォロワー獲得を目的としてキャンペーンも廃止、フォローを促す広告フォーマットもなくなりました。
フォロワー獲得広告の主な目的は認知拡大だったため、今後は「エンゲージメント」や「リーチ」にキャンペーン目的を切り替えることで認知拡大施策を進めていくことがおすすめです。
X(Twitter)広告のフォーマット
X広告で配信できるフォーマットは主に3つあります。商材・サービスに合わせたフォーマットを使用していきましょう。
画像広告
動画広告
カルーセル広告
画像広告
テキスト+画像で表示することができるXで最も良く見かける広告です。
テキストは全角で140文字(リンクを掲載する場合は128文字)まで記入することができます。
動画広告
テキスト+動画で表示することができます。動画の秒数は2分20秒まで対応していますが、ユーザーが動画広告を見始めて飽きない15秒が望ましいです。
画像広告同様にテキストは全角で140文字(リンクを掲載する場合は128文字)まで記入することができます。
カルーセル広告
2~6枚の画像・動画を組み合わせることで複数商品を紹介したり、商品の使い方を紹介することができる広告です。
画像と動画は組み合わせて設定することができるだけでなく、1画像(動画)につき、1WebサイトURLを設定できるため、最大6URLまで設定することができます。
▼カルーセル広告の詳しい説明は下記記事で紹介しています
X(Twitter)広告の事前準備
X広告を始める前に4つの準備ステップが必要です。
・Xアカウントを作成する
・Xプレミアムに加入する
・広告アカウントを作成する
・支払い設定を行う
Xアカウントを作成する
今回は、Xアカウントをスマホから作成する方法を紹介します。
すでにアカウントをお持ちの場合は、この工程をスキップしてください。
①「Xにログインする」にアクセス。
②[アカウントを作成] ボタンをクリック。
③案内にしたがって、名前、電話番号、メールアドレスの情報を入力。
④アカウント登録時メールアドレスを入力した場合は、登録したメールアドレス宛の設定手順にしたがい認証登録を行う。
⑤アカウント登録時電話番号を入力した場合は、コード付きのテキストメッセージにしたがい認証登録を行う。
⑥[環境をカスタマイズする] のポップアップで、「ウェブサイト上でXのコンテンツを閲覧した場所を追跡するか」にチェックマークを入れ、[次へ] をクリック。
これでXアカウントの登録は完了です。
Xプレミアムに加入する
Xで広告を配信するためには、Xプレミアムへの加入が必要です。
加入方法は「ベーシック」「プレミアム」「プレミアムプラス」の3種類ですが、今回は一般的に使用されている「ベーシック」の取得方法を紹介します。
ただし、Xプレミアム加入には下記4つの条件を満たす必要があります。
・アカウント作成後30日以上経過していること
・アカウントがアクティブであること
・過去3日間にプロフィール画像や表示名、ユーザー名を変更していないこと
・電話番号認証していること
※アカウントがアクティブな条件は下記のとおりです。
・アカウントが公開済みで過去6ヶ月以内にログインしている
・プロフィール名とプロフィール画像が公開されている
・確認済みのメール・電話番号が登録されている
上記条件を満たしていることを確認出来次第、「Xプレミアム」の申請を行います。
Xプレミアム申請ページをクリック、「私は個人です」を選択後、「ベーシック」プランを選択し購入すれば完了です。
X(Twitter)広告アカウントを作成する
Xプレミアム取得後、アカウントの左サイドバーから、「もっと見る」→「広告」をクリック。
「広告」が見つからない場合は、「X広告 ログイン」をクリックしてください。
国とタイムゾーン、請求で使用する通貨を選択。
広告キャンペーン設定フォームに移動して広告アカウントの作成が完了です。
支払い設定を行う
広告を配信するためには、クレジットカード・デビットカードを登録する必要があります。登録方法は下記のとおりです。
広告アカウントにログイン後、画面右上にあるアカウント名をクリック。「新しいお支払方法を追加」をクリックします。
クレジットカード・デビットカードの項目が追加されるので項目に沿って入力を行い、最後「保存」を押せば完了です。
X(Twitter)広告の出し方5STEP
事前準備が完了したら、配信に必要な設定を5つの手順に分けて解説します。
①キャンペーンを作成する
②広告グループを作成する
③コンバージョンポイントを設定する
④広告を作成する
⑤「広告キャンペーンを確認してから開始」をクリックして配信予約を行う
①キャンペーンを作成する
キャンペーンの作成方法について解説します。
広告アカウント画面右上の「キャンペーンを作成」をクリック
該当のキャンペーン目的を設定します。新規顧客獲得では「ウェブサイトの訪問者数」売上拡大を考える場合は「売上」を選択する場合が多いです。
キャンペーン名を入力します。
広告キャンペーン予算の最適化をオンにして、広告キャンペーンの日予算で1日に配信する広告費、広告キャンペーン総予算で配信する広告費上限を設定します。
画面右下の「次へ」を選択します。
②広告グループを作成する
広告グループ名を選択します。
広告配信の目的を選択します。ここでは、サイト訪問(推奨)を選択します。
その後イベント作成を行います。イベント作成については「コンバージョンポイントを設定する」で解説します。
入札戦略とお支払い方法の設定を行います。初めて配信する場合は、媒体推奨の「自動入札」と「インプレッション課金」を選択しましょう。
プレースメントの設定を行います。デフォルトで全てオンになっているので、特に除外したい配信面がなければそのままにしておきましょう。
年齢・言語・配信場所を設定します。配信場所を「日本」に選択していると、「日本限定の年齢範囲」が表示されます。
端末設定では、指定があれば該当の端末にチェックを入れましょう。
ターゲティング機能では、下記の項目で設定が可能です。
キーワード
フォロワー
興味関心
映画とTV番組
会話トピック
カスタムオーディエンス
特にフォロワーターゲティングはX広告独自のターゲティングです。例えばユーザーがファッションに興味がある場合、自分に似合う服を発信しているアカウントから情報を集めるためにアカウントをフォローする傾向があります。
だからこそXアカウントをターゲティングすることで、自社の商品やサービスに興味を持つ可能性が高いユーザーに向けてアプローチが可能となります。そのため、おすすめのターゲティング手法となっています。ターゲティング情報の詳細は、「X(Twitter)広告のターゲティング設定について」で解説します。
設定が完了したら、右下の「次へ」をクリックします。
③コンバージョンポイントを設定する
広告グループで作成が必要なイベントについて解説します。
イベントとは、コンバージョンポイントを示すものです。商品購入や資料ダウンロードなど、ユーザーに行って欲しいアクションをコンバージョンポイントとして設定することで効果の計測ができるようになります。
イベントの設定は「ベースコードの設定」と「イベントの作成」の2つを行う必要があります。
ベースコードの設定
ペースコードは、ウェブサイト上でユーザーの行動を追跡するために必要なコードです。1つの広告アカウントで1つ作成可能であり、広告配信で使用するページのみに使用します。
ペースコードの作成方法について解説します。
広告マネージャーにログイン後、「ツール」→「イベントマネージャー」を選択します。
画面右上にある「イベントソース」を選択すると、利用規約が表示されるので「同意する」を選択します。
遷移後、画面右下の「保存」を押します。
イベントマネージャーの設定画面に戻り、TwitterピクセルにIDが表示されていることを確認してください。
続いてベースコードをWebサイトに設置するために、Googleタグマネージャを使用します。
Googleタグマネージャの「タグ」で「Twitter Base Code」を選択し、TwitterピクセルIDを記載することで設定ができます。
イベントの作成
続けてイベントの作成を行います。
X広告アカウントの画面左上の「イベントマネージャー」を選択します。
画面右の「イベントを追加」をクリックします。
「イベント名」の記入と「イベントの種類」の選択を行います。イベント名は、「Webサイト訪問」などユーザーに起こして欲しいアクションにします。
イベントの種類は設定したいコンバージョンアクションに合わせて選択を行いますが、今回は「ページビュー(旧:サイト訪問」を選択しています。
設定方法は、媒体推奨の「コードを使ってイベントを定義」を選択します。
「インストール先 ウェブサイトコード」を選択し、「ピクセルコードをダウンロード」します。
その後、Googleタグマネージャに移行、「タグ」の項目で「Twitter Event Pixel」を選択し、ピクセルコードを設定しましょう。
④広告を作成する
Xの管理画面に戻り広告の作成を行います。
その後、広告文を記載します。広告文は日本語で全角140文字までです。
画像右下が赤く表示されている場合は、文字数をオーバーしているので、調整しましょう。
「単一メディア」を選択し、「メディアを追加」をクリックします。
端末を参照から、任意の画像を選択します。
ヘッドラインと遷移させたい「ウェブサイトのURL」を入力して完了です。
⑤「広告キャンペーンを確認してから開始」をクリックして配信予約を行う
「広告」の作成が完了したら、右下の「次へ」をクリック。「広告キャンペーンを確認してから開始」に遷移します。
設定内容を確認後、右下の「キャンペーンを開始」をクリックすることで配信が開始されます。
X(Twitter)広告のターゲティング設定について
X広告で設定できるターゲティング機能について解説します。
キーワードターゲティング
直近7日間のデータを元に、任意のキーワードに興味関心があるユーザーに狙って配信を行うことができます。
キーワードを入力すると「オーディエンスサイズ」が表示されるので、配信量を確保するためにも、10万以上のオーディエンスサイズは確保しましょう。
フォロワーターゲティング
Xアカウント「@~」を入力することで設定することができます。
キーワードターゲティング同様、オーディエンスサイズが小さすぎると配信ボリュームが少なくなるので、できれば5,000フォロワー以上あるアカウントから選択することがおすすめです。
興味関心ターゲティング
ユーザーが興味のあるジャンルから選択することができます。「興味関心」の入力欄にカーソルを合わせるとジャンルが複数展開されます。
配信する商品・サービスに合った項目を選択して配信を実施しましょう。
映画とTV番組
具体的な映画名やTV番組名を入力することで、興味のあるユーザー向けに配信することができます。
映画やTV番組と関連性のある商品・サービスがあれば設定し配信を行っていきましょう。
会話トピック
直近28日間のデータを元に、ツイートされた内容や長時間画面に表示させていたツイート、いいねをしたツイートが対象になります。
下図のように、検索欄に「広告」を入力すると、「ライフスタイル」「興味関心」と2種類のカテゴリで表示されます。カテゴリに応じてオーディエンスのサイズは異なるので、配信ボリュームの大きい会話トピックを選択し、進めていきましょう。
カスタムオーディエンス
Webサイトやアプリの利用やXのフォロワーなど、何らかのつながりのあるユーザーをターゲティングする機能です。ターゲティング方法は主に3つあります。
オーディエンス名 | 詳細 |
リストオーディエンス | メールアドレスや電話番号、Xユーザー名(@)のリストに対して広告配信できます。 |
ウェブサイトのアクティビティ | ウェブサイトにアクセスしたユーザーに対して広告配信できます。 |
アプリのアクティビティ | アプリのインストールや登録したユーザーに対して広告配信できます。 |
自社商品・サービスの競合アカウントのフォロワーなどに向けて広告配信することで、興味関心度合いが強いユーザーに向けて広告配信ができます。
X(Twitter)広告の注意点
X広告を配信を行う上で気をつけるべきことを2点紹介します。
X(Twitter)広告の設定は「キャンペーン開始」までクリックする
「下書きを保存」はあくまで「下書き」状態になるので、キャンペーンの開始日やツイート文の予約投稿日時がやってきても、広告として配信がされません。
「広告キャンペーンを確認してから開始」→「キャンペーン開始」をクリックしないと予定の日時で配信されないので注意しましょう。
X(Twitter)広告の配信直後は予算が消化されすぎていないか確認する
X広告では、広告配信直後に目的を満たすユーザーを取りこぼさないようにするため、多くのユーザーに配信しようとする場合があります。
そのため、配信直後は管理画面上で金額が消化されすぎていないかこまめに確認を行い、状況に応じて手動入札に切替えましょう。
X(Twitter)広告の運用ポイント
実際にX広告を運用するうえで意識すべき内容を3つ紹介します。
検索には出てこない感情や思考を調査し、ターゲティングする
Xは、テキストでもやり取りが頻繁に行われています。だからこそGoogleの検索エンジンには出てこないようなキーワードが多数あります。ユーザーの検索に至るまでの思考がツイートに現れることがあるため、ターゲットユーザーの普段のツイートも見てみましょう。
通常アカウントの投稿も同時並行で実施する
Xを利用するユーザーは、誰が発信している情報か?を見ていることが多いです。有名人や大企業などありますが、その指標の一つとしてアカウントの質があります。
フォロワー数や投稿数だけでなく、ユーザーからのいいね数や、リプライへのコメントなども重要な指標となってきます。
広告を配信する場合は、通常投稿も併せて行うことでアカウントの認知度を拡大させつつ進めていきましょう。
オーガニック投稿で成果の良いツイートは、広告に転用する
オーガニックでいいねや返信を集められている投稿は、広告で配信しても伸びる可能性があります。
そのため、オーガニック投稿を転用して広告配信していきましょう。
X(Twitter)広告に向いている商材
X広告に向いている商材は、季節やトレンドをおさえた商品・サービスです。
Twittrendやテレビ・他SNSで話題になっていることに関連した商品・サービスであれば、話題内容をクリエイティブや広告文に盛り込むことでユーザーの注目を集めることができます。例えば、冬の時期には最新の暖房グッズの情報を配信することが効果的です。
広告に興味を持ったユーザーがリツイートすることで2次拡散され、広告費を使わずに宣伝ができるだけでなく、購買意欲が高まっているタイミングに合わせてアプローチすることができます。
X(Twitter)にはGoogle広告も配信されている
XのタイムラインにGoogle広告(GDN)が表示されるようになりました。Google・Xからの公式発表は、現状ありません。
「テキスト+静止画」の組み合わせで配信されています。
Googleで配信できない層に向けて、配信できるため認知拡大というメリットはありますが、いいねやリポストボタンが無い、広告文が短いなどのデメリットもあるので、状況に応じて使い分けていきましょう。
まとめ
X広告は、最新情報を求めているユーザーが多く集まる傾向にあります。だからこそ、発信している「ユーザー」やその時々に応じた発信内容に合わせて、ターゲティングを行い、発信することが重要です。
オーガニック投稿と広告を組み合わせることで認知・売上拡大を目指すこともできるのでぜひ活用してみてください。
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