Twitter初の有料サブスク「Twitter Blue」!機能の紹介と導入の背景を解説

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デジタルアスリート株式会社

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Twitter社は2021年6月3日、Twitter初の有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」の導入を正式に公表しました。

Twitter Blueはオーストラリア(4.49ドル/月)とカナダ(3.49ドル/月)向けにロールアウトされますが、日本での実装・テスト時期については未定となっています。

Twitterは今後あらゆるマネタイズ機能を導入しようとしていて、Twitter Blueはそのプランの初期の取り組みとなります。

新しく実装されるサブスクリプションサービス「Twitter Blue」の機能と導入背景を知り、今後のTwitter運用、戦略戦術の設計に役立ててみてください。

現在発表されているTwitter Blueの機能を紹介

まだ発表されているものは一部ですが、Twitter Blueの機能を紹介していきます。

Undo tweets (ツイートの取り消し)

ツイート、RT、スレッド、引用リツイートの投稿をしたあと、最長30秒以内であれば投稿を取り消し、間違いを簡単に修正できるようになります。

投稿を取り消せる時間は5秒、10秒、20秒、30秒から選ぶことができます。

投稿したあとにすぐ内容を修正することができるので、誤送信や入力ミスを防ぐことができます。

画像引用元:Introducing Twitter Blue – Twitter’s first-ever subscription offering

Collections for Bookmarks(ブックマーク機能のフォルダ分けが可能)

サブスクリプション機能で投稿内容をカテゴリ別にブックマークすることが可能になります。

画像引用元:Introducing Twitter Blue – Twitter’s first-ever subscription offering

無料版でもブックマーク機能はありましたが、カテゴリを分けることができずブックマークを遡ることができませんでした。

カテゴリは「面白い」「可愛い」「買いたい物」など自分で設定することができます。

カテゴリを分けてツイートを保存し管理することで、読みたい情報を簡単かつ効率的に見つけることができるようになります。

Reader Mode(スレッドを読みやすくする)

サブスクリプション機能の「Reader Mode」を利用することで、280文字を超える長文のツイートを1つの投稿として表示することができるようになります。

画像引用元:Introducing Twitter Blue – Twitter’s first-ever subscription offering

Twitterは1ツイート280文字(日本語は140文字)と制限がありますが、長文を連投することができるスレッドという機能があります。

無料版のスレッド投稿は線で繋がっているので文章が長いと読みにくく、ユーザーの離脱が発生し、エンゲージメントが下がる傾向があります。

複数のツイートを含むスレッドを同時に投稿することで、フォロワーにストーリーを見せることができ、ユーザーのエンゲージメントをより強化することが可能になります。

Color theme(ツイートの表示の色を変えることができる)

カラーテーマを使用すると、Twitterで表示される色の設定を変えることができます。

既にTwitterの表示カラーを変更することは可能ですが、現在カラー設定を更新すると、自分だけに色が変わって表示されるようになります。

Twitter Blueのサブスクリプション機能では他のユーザーにも好みの色が表示されるようになります。

※内容は変更になる可能性があります。

App icon(アプリのアイコンをカスタマイズできる)

デバイス上のTwitterアプリのアイコンを変更することができるようになります。

画像引用元: Twitter’s Coming ‘Twitter Blue’ Subscription Offering Is Slowly Taking Shape

今わかっているだけでも5つの機能が公表されており、Twiter Blueを使うことで自分好みのカスタマイズができるようになります。

ではなぜTwitter社はこれらサブスクリプション型のサービスを展開することに決めたのでしょうか。

なぜTwitter社はサブスク機能を導入したか

Twitter社は「Twitter社が掲げる目標のため」に、マネタイズ機能を導入しようとしています。

Twitter社が掲げている目標とは、3年以内に1億2,300万人のユーザーを増やすことと、収益を2倍にし、2020年の37億ドルから、2023年には少なくとも75億ドルに収益を増やすことを目指しています。

画像引用元:Twitter Outlines Growth and Product Strategies in Analyst Overview

Twitterの年間売上37億ドルの大半の収益を、現時点では広告経由で得ています。

しかし、広告からの収益依存から脱却するためにも、収益源を多様化できる新たなプロダクトの開発を加速しています。

直近ローンチされたプロダクトでいえば、投げ銭機能「チップジャー(Tip Jar)」やライブオーディオ機能「スペース(Spaces)」の有料チケット販売などが該当します。

詳細は下記で書いているのでご参照ください。

Twitter Blueをどうビジネスで活用するか

ぱっと見た感じ、一般ユーザー向けのサブスクリプション機能にはなりますが、お金を払ってまで使用すべきか正直微妙な方もいらっしゃるはずです。

では実際に、Twitterを使ったビジネス展開と絡めてTwitter Blueを使用する際に、どのようなことができるかを下記で簡単に記載していきます。

①スレッド機能=ランディングページのように使用する

メリットとしてはフォロワーに、より有益な情報を届けることができるようになります。

スレッドを繋げて投稿することで、自分の投稿を縦スクロールで多く記入することができるため、ユーザーの思考や考え方をしっかりと読み込ませることができるので価値の伝達がしやすくなります。

イメージとしてはWeb集客で活用される縦長のランディングページのような構造を作れるため、フォロワー増加率にも影響をだすことができる可能性が高いです。

②自分の世界観を作ることができる

Twiter社が今後収益に力をいれていくことを発表しているため、今後さらにTwitterユーザーのアクティブ率は増えていく可能性が高くなります。

そうすると競合が増え比較検討されることが増えていき、Twitter Blueのアイコンや色見などを変えることで世界観を作り差別化に繋げることができます。

SNS集客に力を入れている企業であれば導入することで集客の幅、フォロワー率などにも変動を起こすことができるため、一度取り入れてみる価値はあります。

まとめ

今回紹介したTwitter Blueはどちらかというと、普段から力を入れてTwitter運用を行っているヘビーユーザー向けの機能であると私たちは推察しました。

元々一部のコアユーザーの声に耳を傾けて、今回紹介した機能を実装したとTwitter社も好評をしていますが、その本意を読み取ることは難しいです。

そしてまだまだ初期テスト段階になるため今後Twitter Blueに登録することで使用できるようになる機能は増減することが想定されます。

・Undo tweets (投稿の取消し)
・Collections for Bookmarks(カテゴリ別ブックマーク機能)
・Reader Mode(スレッドを読みやすくする)
・Color theme(ツイートの表示の色を変えることができる)
・App icon(アプリのアイコンをカスタマイズできる)

 

現状、Twitterのサブスクサービス「Twitter Blue」で導入される予定の機能は上記です。

この他にも2023年までに大きな目標を掲げているTwitter社は今後さらにたくさんのプロダクトが実装されるはずです。

マネタイズ機能が増えることで、個人や企業などTwitterを活用してビジネスを展開するユーザーが増えていくことを見据えて、Twitterの運用に取り組んでいる企業やユーザーは今後導入される新機能を先読みし、今のうちから戦略を練っておきましょう。

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