YouTube広告はどこまでターゲティングできるか徹底解説

  • 2019.3.5
  • 7,107 Views

最近YouTube広告がトレンドになっていますよね。

サイバーエージェントの運営するオンラインビデオ総研は、動画広告の市場規模の予想を発表しており、5年後には今の倍以上の市場規模になると予想しています。


その中でもYouTube広告は最もポピュラーであり、今とても熱い配信媒体です!

でもYouTube広告ってホントに成果が出るの?
どうやって見込み客に広告出しているの?

など、どんな配信ができるのかよくわからないという人も多いかと思います。

今回はそんなあなたのために、YouTube広告のターゲティング方法や具体的な導入事例について解説します!

YouTube広告のターゲティング方法一覧

YouTube広告の配信はGoogle広告から行います。
なので、YouTube広告のターゲティング方法はGoogle広告に基づいたものになります。

【ターゲティング方法一覧】
■ユーザー属性

∟年齢・性別・子供の有無・配偶者の有無・最終学歴

■地域
∟国・都市

■デバイス
∟PC・スマートフォン・タブレット・テレビ画面

■キーワード

■トピック

■アフィニティ

■購買意向の強いユーザー

■リマーケティング
∟視聴ユーザー・広告視聴ユーザー・チャンネル視聴ユーザーなど

 
Google広告を触ったことがある方はお気づきかと思いますが、YouTube広告のターゲティング方法は、ほぼディスプレイ広告と同じです。

YouTube広告よくわからないしターゲティング精度とかどうなの…?という印象を持っている方もいるかもしれませんが、ディスプレイ広告と同じ基準で配信ができるので、ターゲティングの組み合わせなどを行えば見込みの高い配信は可能です。

YouTube広告を配信する具体的な方法

YouTube広告で成果を出すにはたくさんの要素が影響します。

ターゲティング精度、動画のクオリティ、遷移先LPのCVRなど、改善して行かなければいけないものは無数に出てきてしまいます。

なので、まずは動画とLPを用意して、いろんなターゲティング方式を使ってテストマーケをやっていきます。

YouTube広告には「動画再生時間の割合」という指標があり、ユーザーがその動画をどこまで見てくれたのかを測ることができます。

各ターゲティング毎に「動画再生の割合」を見ると、配信してる動画がどのユーザー層がとマッチしているかが見えてきます。

その傾向が見えたらターゲティングもめぼしいものに絞り込んで、その中でコンテンツの改善や、サムネイル・広告文テストなどを進めていきます。

そして最終的に費用対が合うところに予算を集中させていき獲得数を増やしていくのが理想です。

YouTube広告の事例紹介

それではここからは、YouTube広告を実際に運用して成果の上がった事例をいくつかご紹介します!

治療家向けのセミナーのリスト取り

こちらの案件では検索広告などで3,000円近くだったCPAを、YouTube広告で1,200円まで改善できました!

YouTubeで「○○セミナー」と検索すると、いろんなセミナー集客の動画が出てきます。
その大半はセミナーの内容の一部を動画にしたもので、多くの方がその動画で獲得が出来ているようです。

これなら既にセミナー集客をやっている方なら直ぐに実践できるのではないでしょうか。

ちなみにターゲティングは業種に対するアプローチでしたのでアフィニティカテゴリーを採用して、スポーツ・フィットネスのカテゴリーに向けて配信を行いました。

またその中にも小カテゴリーとして20個近くのカテゴリーがあるので、先ずは全部を選択して配信をして、成果の良い小カテゴリー3つにまで配信を絞り最適化しました。

美容液の物販

こちらのCVポイントは、美容液の定期購入です。

CVに費用が発生する場合、ユーザーも慎重になるので動画のクオリティが必要になってきます。
この時は美容液のプロモーション動画を使用してYouTube広告を配信しました。
結果としては、目標のCPA8,000円に対して、3,000円で獲得ができました。

こちらのターゲティングは購買意向の強いユーザーを採用しました。

物販の場合にはやはりその商材の関連商品を買っている人に向けて、この商品もいいですよ!といったアプローチをしていくのが比較的獲得しやすい方法です。

美容液を買う人が他に買っていそうなものをカテゴリーから選択して、後は最適化をかけていく流れです。具体的には「スパ、美容サービス」や「日焼け対策商品」などのカテゴリーで配信を行い最適化をしていきました。

まとめ

YouTube広告は、やみくもにやれば成果が上がるというものではありません。
他の広告と同じで、やはりテストから入って試行錯誤しながら改善することが必要です。

その第一歩として重要なのが、ターゲティングを使いこなす事です。
ターゲティング設定は獲得プロセスの一部ですが、そこが上手くできていないと後ろが総崩れになってしまいます。

YouTubeで広告を出稿したいという場合には、どのユーザーに対してどんな動画を配信して目的を果たしていくのかを明確にして、テストを実施していきましょう。

さらにYouTube広告について知りたい方はこちらから↓

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清水 雄飛

デジタルアスリート株式会社
ウェビナーマーケティング部 課長
Google広告 Gold Product Expert
2018年 デジタルアスリート株式会社(旧:株式会社リスティングプラス)に新卒入社。Google、Facebook、LINEなど計20種以上の広告媒体で広告運用に従事。
デジタルアスリート随一の分析マニア。 現在はYouTubeに専門特化部隊として動画マーケティングの研究を実施。
DRMの考え方をベースにYou Tubeの攻略を進めており、担当する案件では他の広告媒体の数値を大きく超える成果をYou Tubeで量産している。
不安・不満などを抱えている方に、素晴らしい商品・サービスを届け、より多くの方に幸せにする事を信条として、広告のプランニング・制作・運用を行っている。
座右の銘は「利他の心」。

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