YouTubeマストヘッド広告とは?時間単価( CPH )の購入も可能に

  • 2019.10.9
  • 2024.4.30
  • 8,854 Views
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インストリーム広告やバンパー広告など、YouTube広告の出稿経験をお持ちの方でも、売上が予想以上に伸びず効果を感じられなかった方もいるでしょう。

そこで導入の検討をしてもらいたいのが「YouTube マストヘッド広告」です。マストヘッド広告は、YouTubeのトップページに大々的に表示されるため、商品・サービスの認知拡大に最適な広告です。

この記事では、マストヘッド広告の特徴やメリットなど詳しくご紹介します。

本記事を読んでいただくことで、マストヘッド広告出稿後のイメージが明確になり、具体的な広告出稿のアクションにもスムーズに繋げられるでしょう。

YouTubeマストヘッド広告とは

引用:Maximizing Brand Exposure with the YouTube Masthead [Examples]

マストヘッド広告は、YouTubeのホーム画面最上部に掲載される予約型の動画広告のことを指します。YouTubeで配信できる広告メニューの中で、最も目立つ場所に広告を自動再生できます。期間限定のキャンペーンなど短期間で大規模なユーザーにリーチ拡大または認知向上をしたい場合に有効です。

近年YouTuberや企業のYouTubeを活用したWeb集客経由で目にしたことがある人も多いのでは無いでしょうか。

Google側の見解では「ホームフィードは過去数年でユーザーが集まる場所になり、ここ 3 年でホームフィードからアクセスされたコンテンツの総再生時間が 10 倍に増えた」と報告が上がっています。

引用:YouTube Masthead now available with CPM buying

引用:サイバーエージェント、2018年国内動画広告の市場調査を実施 | 株式会社サイバーエージェント

近年動画市場は年々右肩上がりで成長しています。また動画市場の中でも最大級の認知を誇る媒体「YouTube」、その巨大なマーケットのホームフィードに広告を露出することができるのがYouTubeマストヘッド広告になります。

自社商材・サービスの認知をすることが可能で、特に10〜20代といったテレビを見ない層にもリーチできるというメリットがあります。

インフィード動画広告やアウトストリーム広告などの運用型の広告とは異なり、広告掲載枠を事前に購入する広告(純広告)で、オークションに頼らずユーザーに対して確実に広告を表示することができます。

YouTubeマストヘッド広告は、Googleの営業担当者を通じて予約購入できます。

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YouTube マストヘッド広告が表示される場所 

パソコン

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モバイル

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テレビ画面

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ダブレット

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YouTubeマストヘッド広告は2種類

購入できる YouTube マストヘッドは次の 2 種類です。

どちらの種類のマストヘッドも、Google の営業担当者を通じて予約購入できます。CPM マストヘッドは、ディスプレイ&ビデオ 360(DV 360)の事前購入でも利用できます。

インプレッション単価(CPM)マストヘッド広告

キャンペーン実施時に配信されるインプレッション数はあらかじめ固定されます。広告が表示されるタイミングはオークションに左右されるため、狙ったタイミングで確実に広告を出すことはできません。

時間単価(CPH)マストヘッド広告

時間単価(CPH)ではマストヘッド の広告を予約購入することで、指定した時間帯に 100% の広告シェア(SOV)を出すことができます。

それぞれの活用場面

上記で解説した、インプレッション単価(CPM)、時間単価(CPH)マストヘッド広告は下記の場合に有効です。

インプレッション単価(CPM)マストヘッド広告時間単価(CPH)マストヘッド広告
・ ターゲティング機能を利用したい
・ プレミアム サポートを継続して受けたい(24 時間以上)
・ 広告の表示回数に応じて支払いを希望
・ ディスプレイ&ビデオ 360 で広告枠を手動で購入する
・ 指定した時間帯でキャンペーンを展開したい(1 時間単位)
・ 時間単位の支払いを希望する場合
・ 100% の広告シェアを希望する場合
・ YouTube のライブ配信を宣伝する場合

YouTubeマストヘッド広告で得られる効果

広告想起(ブランドリフト)に使える

Google側の報告によると、マストヘッド広告を使用したことで広告想起(ブランドリフト)が平均92%増加、購入意向は46%増加したという結果も出ています。

似たような配信手法としては、Yahoo!が展開しているYahoo!ブランドパネル広告が挙げられます。大きな違いとしては、YouTubeマストヘッド広告は「動画視聴を目的」としたユーザーが集まるYouTubeというプラットフォームに動画を使って広告を出稿することができるという点です。

ユーザー側も「動画を見る体制」が出来上がっているため、今まで静的なクリエイティブでは伝えきれなかった商品・サービスの魅力を動画を使って認知させることができます。

既にブランドを知っている人に対しては企業イメージの向上効果が、そしてまだ自社サービスや商材の認知ができていないユーザーにリーチすることで広告経由による初回認知の獲得が可能になるというわけです。

YouTubeマストヘッド広告で利用可能なアセット

下の表に、マストヘッドで使用できるアセットを紹介します。

アセットサポートされているデバイスガイドライン
YouTube 動画の URLパソコン・モバイル・テレビ画面

動画へのリンクです。YouTube にアップロードされた標準の動画の URL を指定できます。動画が配信されるようにするには、「公開」または「限定公開」にする必要があります。

(推奨)パフォーマンスを最適化するために 16:9 の動画を提供します。解像度は 1920×1080 以上にしてください。

広告見出しパソコン・モバイル・テレビ画面マストヘッドの横、上、下に表示されるテキストです。YouTube マストヘッド プレビュー ツールを使用すると、推奨される文字数の制限に対応できます。
行動を促すフレーズのボタンのテキスト パソコン・モバイル行動を促すフレーズのボタンに表示されるテキストです。YouTube マストヘッド プレビュー ツールを使用すると、推奨される文字数の制限に対応できます。
行動を促すフレーズのリンク先 URLパソコン・モバイル

行動を促すフレーズのボタンのリンク先 URL です。このリンクをクリックすると、YouTube の他のページに誘導されるか、別のウェブサイトに直接誘導されます。YouTube マストヘッド プレビュー ツールを使用すると、推奨される文字数の制限に対応できます。

マストヘッド内のすべてのクリエイティブに同じリンク先 URL を設定する必要があります。たとえば、https://play.google.com に誘導するクリエイティブがある場合、マストヘッドの他のすべてのクリエイティブも同じ URL に誘導する必要があります。

補助の説明文モバイル・テレビ画面マストヘッドに付属する説明文です(省略可)。YouTube マストヘッド プレビュー ツールを使用すると、推奨される文字数の制限に対応できます。
メインの動画レイアウトパソコン・テレビ画面対応するデバイスでのマストヘッドの表示方法です。「ワイドスクリーン」または「標準の動画サイズ」を選択できます。
自動再生のタイミングパソコン

動画の開始時間と再生時間です。パソコンの場合、マストヘッド動画は最大 30 秒間自動再生されます。動画の自動再生を開始する正確な時間と動画の再生時間(最大 30 秒)を指定できます。

動画がミュートされたときに字幕が自動的に追加される場合があります。[動画の管理] で、自動的に生成された字幕をオフにすることができます。

コンパニオン動画パソコン(省略可)パソコン上でマストヘッド広告の横に表示される動画です。コンパニオン動画を有効にするには、独自性のある YouTube 動画を 2 本追加する必要があります。コンパニオン動画は同じチャンネルの動画である必要はありません。
チャンネル アートパソコン

YouTube ページの上部に表示される背景またはバナーです。チャンネル アートは YouTube チャンネルから自動的に抽出され、マストヘッドに追加されます。

[標準動画サイズ] を選択すると、チャンネル アートを有効にするか無効にするかを選択できます。[ワイドスクリーン] で有効にすることもできますが、[コンパニオン動画] が無効になっている場合に限ります。

マストヘッド広告を配信する少なくとも 2 日前にチャンネル アートを完成させる必要があります。

チャンネル アイコンパソコン・モバイル

YouTube チャンネルを表すアイコンです。チャンネル アイコンは YouTube チャンネルから自動的に抽出され、マストヘッドに追加されます。

マストヘッド広告を配信する少なくとも 2~3 日前にチャンネル アイコンを完成させる必要があります。

次のアセットは、マストヘッド形式でサポートされていないか、サポートが制限されている場合があるのでご注意ください。

※360°動画とアプリ:インストール キャンペーンはサポートされていません。
※YouTubeプレミア公開は、マストヘッド キャンペーンのサポートが制限されています。

プレビュー機能で試してみる

気になるYouTubeマストヘッド広告ですが、実は下記リンクより実際に動画を活用したプレビューを見ることができます。

使い方はとても簡単で、YouTubeマストヘッド広告で使用したい動画のURLを入れるだけ。下記リンクのプレビュー画面先で入力することができます。

引用:YouTube Masthead Preview

検討されている方は実際にこちらのプレビュー機能を試されると良いでしょう。

YouTubeマストヘッド広告の申し込み方法

購入できる YouTube マストヘッドは次の 2 種類です。どちらの種類のマストヘッドも、Google の営業担当者を通じて予約購入できます。

費用の見積もりや、キャンペーンのインプレッション目標を知るためには、まずGoogle 広告の営業担当に相談しましょう。

なお、純広告キャンペーンは最低利用額を満たす必要があります。詳細については、担当のGoogle営業担当者に確認しましょう。

参照元:YouTube の予約制メディア プレースメントについて

まとめ

1日に全世界で6000万人ものユーザーがアクセスしているYouTubeホームフィード上に広告出稿ができるマストヘッド広告。

あなたが寝ている間も常に数え切れないほどの潜在層にリーチができる優れた広告手法となっています。

現段階で実際にマストヘッド広告の実施するにはGoogle営業チームに確認する必要がありますが、通常の広告手法(バンパー広告・ディスカバリー広告・インストリーム広告)以外の選択肢、認知施策の一環として新たな一手になることは間違いありません。

今後より参入が増え続ける動画市場に先手を打って認知施策を実施してみてはいかがでしょうか。

参考記事:
YouTube Masthead now available with CPM buying      
Maximizing Brand Exposure with the YouTube Masthead [Examples]

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山屋 竜之介

デジタルアスリート入社後、半年間、リスティング広告を始めとした10種類以上の広告媒体の知識を学び、運用を実施。業界問わず様々な案件の効果改善に努める。 その後大手広告代理店にて、テレビ局などのクライアントを対象とした案件にて広告運用を実施。自社と他社での広告運用経験を活かし、現在は主に自社サイトやメディアの管理、記事作成などのコンテンツ制作を担当している。

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