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スマートフォンの普及に伴い、SNSは今やマーケティング活動に不可欠なツールとなりました。
しかし、ただアカウントを作って投稿するだけでは、思うような成果には繋がりません。
今回は、SNS運用の基本から、各SNSの特性、そして成果を出すための具体的な始め方と成功のコツまでを網羅的に解説します。この記事はこんな方へおすすめです。
・これからSNS運用を始めたいが、何から手をつければいいかわからない ・どのSNSを運用するのが自社に合っているかを知りたい ・SNS運用の成果が出ずに悩んでいる |
目次
SNS運用とは
SNS運用とはSNSを活用したマーケティング手法の1つです。
企業や個人が、SNSアカウントで情報発信やユーザーとの交流をしていくことを指します。
SNS運用の特徴
SNSは基本的に無料でアカウント開設や投稿ができます。
そのため、低コストでユーザーとの接点を持つことができ、商品やサービス、ブランドの認知拡大、顧客との関係構築強化など幅広い目的を実現することができます。
SNSマーケティングやSNS広告との違い
SNS運用は、SNSマーケティングの一部と考えることができます。
以下の図のように、SNSマーケティングは、SNSを活用したマーケティング活動全般を指し、SNS運用に加えて、SNS広告の出稿、インフルエンサーマーケティングなども含まれます。
SNS運用が求められる背景・なぜ重要なのか
SNS利用者数の増加
スマートフォンの普及に伴い、国内外でSNSの利用者数は爆発的に増加しています。
[引用] 総務省│令和6年版 情報通信白書│SNS
日本でも多くの人々が日常的にSNSで情報収集やコミュニケーションを行っているため、SNSを運用することで、より多くの潜在顧客と接点を持つことができます。
これにより、認知拡大や顧客との関係構築を効果的に進めることができます。
購買行動モデルの変化
スマートフォンの普及により購買行動モデルが変化する中で、SNSの重要性はますます増しています。
かつて主流だった「AIDMA」モデルは、SNSの普及により、検索(Search)や共有(Share)が重要な役割を果たす「AISAS」モデルへと移行しました。
さらに直近では、SNS上の情報回遊が衝動買いを生む「SEAMS®」という新たなモデルが提唱されています。これは、従来の「検索して買う」という目的志向の購買とは異なり、明確な目的を持たずにSNSを回遊している中での「偶発的な出会い」が購入のきっかけとなるモデルです。
SEAMS®モデルのプロセス |
① 回遊: ユーザーが明確な目的を持たずにSNSを回遊している状態。 ② 遭遇: ユーザーにとって魅力的な商品に偶然出会う。 ③ 受容: 発信者への信頼や情報への共感から、その商品を受け入れる。 ④ 高揚: 購入後、商品を使用したり体験したりすることで満足感や喜びを得る。 ⑤ 共有: 高揚感を得たユーザーが、SNS上で商品やサービスを共有する。 |
このように、現代の消費者の購買行動においてSNSが中心的な役割を担っているため、SNS上に顧客との接点(タッチポイント)を設けなければ、消費者の購買検討の土俵に上がることができず、深刻な機会損失につながります。
SNS運用のメリット
顧客コミュニケーションの強化・ファン創出
メリット1つ目は、双方向のコミュニケーションを通じて顧客との関係を深め、熱心な「ファン」を創出できる点です。
いいねやコメントへの返信、ライブ配信などを通じて顧客と継続的に交流することで、ブランドへの愛着やエンゲージメントを高めることができます。
また、ユーザーから得た意見や反応を商品・サービスの改善に活かせば、顧客満足度の向上にも繋がります。その結果、熱心なファンが自ら商品の魅力を発信する「アンバサダー」のような役割を担ってくれることも期待できます。
低コストで運用可能
メリット2つ目は、他のマーケティング手法に比べて低コストで始められ、予算に応じて柔軟な戦略を立てやすい点です。
アカウントの開設や基本的な投稿は無料であり、コンテンツ制作を内製化すれば費用をかけずに運用できます。
ブランド認知度の向上
メリット3つ目は、投稿の拡散を通じてブランド認知度を手軽に向上させ、独自のブランドイメージを確立できる点です。
魅力的なコンテンツはユーザーによって広く拡散されるため、従来のメディアよりも手軽に多くの人へ認知を広げることが可能です。さらに、一貫した世界観で情報発信を続けることでブランドイメージが定着し、競合他社との差別化にも繋がります。
各SNSの特徴・投稿イメージ
ここからは各SNSのユーザー層や特徴、具体的な投稿イメージについてご紹介します。
ユーザー | 年代 | ・10代後半~30代が主要なユーザー層 ・特に20代の利用率が最も高く、次いで30代が続く |
男女比 | ・女性が約55~58%、男性が約42~45%と、女性ユーザーの方が多い傾向 ・ファッション、美容、グルメ、ライフスタイルなどの分野で特に女性からの支持が厚い |
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特徴 | ・写真や動画がメインのビジュアル重視のSNSで、ブランドの世界観を表現するのに最適 ・ストーリーズ、リール、ライブ配信など多様なフォーマットがあり、ECサイト連携も強化されているため購買に繋がりやすい |
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投稿イメージ | ・商品ビジュアル、Before/Afterなど、視覚に訴えかける画像や動画 ・企業コンセプトやブランドイメージを統一されたトンマナ(トーン&マナー)で表現 ・商品の使い方、アレンジ方法などのお役立ち情報 |
[引用]
LuLuLun(ルルルン公式)https://www.instagram.com/p/DMZ35Q8C2f7/?img_index=1
花王アタック(公式)https://www.instagram.com/p/DFZnwTqRrCQ/?img_index=1
カインズ https://www.instagram.com/cainz_official/
ユーザー | 年代 | ・30代~50代の利用者が中心で、他のSNSと比較して高年齢層の利用率が高い傾向にある |
男女比 | ・男性が約55~57%、女性が約43~45%と、やや男性ユーザーが多い傾向が見られる | |
特徴 | ・実名登録が基本で、ビジネス用途での利用が比較的多い ・イベント作成・告知、グループ機能が充実しており、長文投稿やリンクシェアに適している |
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投稿イメージ | ・ビジネス情報やプレスリリースといった、企業の重要な発表 ・セミナー、展示会などのイベントの告知と開催報告 ・ブログ記事、ホワイトペーパー、事例紹介など、詳細な情報提供 |
[引用]
デジタルマーケティング支援・デジタルアスリート株式会社 https://www.facebook.com/listingpuls/?locale=ja_JP
X(旧:Twitter)
ユーザー | 年代 | ・20代が最も利用率が高く、次いで30代、40代と続く |
男女比 | ・女性が約51~56%、男性が約44~49%でほぼ均等 | |
特徴 | ・リアルタイム性、速報性が非常に強い ・短いテキスト、画像、動画、GIFなどを手軽に投稿でき、情報拡散力が強い ・トレンドに乗った投稿や速報性のある情報が拡散されやすく、匿名性が比較的高いためユーザーが本音で交流しやすい傾向にある |
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投稿イメージ | ・新商品やサービス発表などの最新情報、速報 ・アンケート、プレゼント企画などのユーザー参加型コンテンツ ・ユーザーからの質問への迅速な回答、FAQの共有、不具合情報など |
[引用]
ミスタードーナツ https://x.com/misterdonut_jp/status/1950730698056450190
ローソン https://x.com/akiko_lawson/status/1945619463254274054
Chatwork(チャットワーク) https://x.com/chatwork_ja/status/1937720838998159727
YouTube
ユーザー | 年代 | ・10代~40代を中心に幅広い年齢層に利用されている |
男女比 | ・男性が約54~55%、女性が約45~46%と、やや男性ユーザーが多い傾向が見られる | |
特徴 | ・動画コンテンツに特化した世界最大のプラットフォームで、長尺の動画コンテンツに適しており、深い情報や物語を伝えやすい ・ライブ配信機能も充実しており、リアルタイムでのインタラクションが可能 |
|
投稿イメージ | ・企業紹介やブランディング動画 ・製品の詳しい機能説明、使い方、開発秘話などの製品紹介動画 ・製品の組み立て方、特定のスキルの習得方法など、視聴者に役立つハウツー提供動画 |
[引用]
Panasonic Japan(パナソニック公式)https://www.youtube.com/watch?v=Xkrl0-pLDFc
Webマーケティングのリアルをお届け!デジアス君チャンネル https://www.youtube.com/watch?v=dpcxs2bT980&t=1192s
TikTok
ユーザー | 年代 | ・最も利用率が高い層は10代~20代だが、日本のユーザー平均年齢は約34歳というデータもある ・ビジネス利用やコンテンツの多様化により、30代以降の利用者も増加傾向にある |
男女比 | ・男性が約45~48%、女性が約52~55%と、やや女性ユーザーが多い傾向が見られる | |
特徴 | ・短尺動画に特化したプラットフォームで、特に若年層に強い人気があるが、近年はユーザー層の平均年齢が上昇している ・レコメンド機能が強力なため、フォロワー以外にもリーチしやすい ・直近ではライブ配信機能を使用し購買に繋げる企業も多い |
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投稿イメージ | ・商品の使用シーン/デモンストレーション動画 ・企業の舞台裏やオフィスの雰囲気が伝わる日常動画 ・流行りの音源やダンス、ハッシュタグチャレンジ投稿で認知度向上を図る |
[引用]
KATE公式 https://www.tiktok.com/@kate.tokyo/video/7522754503901302024
株式会社U-NEXT HOLDINGS 新卒採用 https://www.tiktok.com/@unext_holdings_recruit/video/7257517536470650114
三和交通@TAXI会社 https://www.tiktok.com/@sanwakotsu/video/7392896402726079751
LINE
ユーザー | 年代 | ・全年齢層にわたって非常に高い普及率を誇る ・日常のコミュニケーションツールとして、10代から高齢者まで幅広く利用されている |
男女比 | ・男性が約47~53%、女性が約47~53%と、男女比にほとんど差がなく、性別を問わず利用されている | |
特徴 | ・日本国内で圧倒的なユーザー数を誇るメッセージングアプリ ・LINE公式アカウントを通じてユーザーとの1対1のコミュニケーションが可能で、クーポン配信、セール告知、ショップカードなど販促機能が豊富 ・限定情報やパーソナルなメッセージを届けやすく、顧客の囲い込み、リピート促進に強い |
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投稿イメージ | ・友だち限定のクーポンやセール情報 ・友だち先行で新商品やサービス情報を公開 ・営業時間、臨時休業、オンライン予約の案内など利便性の高い情報 |
[引用]
ハーゲンダッツ https://line.me/R/ti/p/@318meufq
新中野 牡蠣basara https://line.me/R/ti/p/@270ytinx
CLINIC TEN SHIBUYA https://line.me/R/ti/p/@791mvxiw
SNS運用の始め方
①目的からSNSを選定する
SNS運用を始める前に、まず「何のためにSNSを使うのか?」という目的を明確にさせることが重要です。
なぜなら、目的によって選ぶべき最適なSNSは全く異なるからです。
・ブランドの認知度向上 ・商品・サービスの見込み客獲得 ・既存顧客のサポート |
こうした目的を定めたうえで、各SNSが持つ特徴と照らし合わせ、自社にぴったりの媒体を選んでいきましょう。
②ターゲット/コンセプト/トンマナを決める
次に、アカウントの「設計図」となる、ターゲット、コンセプト、トンマナを決めます。
発信する情報に一貫性を持たせ、ブランドイメージを効果的に伝えるための重要なステップです。
ターゲット設定 | 「誰に」情報を届けたいのかを具体的に決めます。(例:20代女性、都内在住のビジネスパーソンなど) |
コンセプト設定 | ターゲットに「どのような価値を」「どのように提供するのか」というアカウントの基本方針を固めます。 |
トンマナ(トーン&マナー)設定 | 投稿のデザイン、文章の口調、使用する色など、発信全体の雰囲気を統一します。 これにより、ユーザーはブランドイメージを認識しやすくなります。 |
以下は弊社で運用しているInstagramアカウントのコンセプトやトンマナです。
③コンテンツの作成と投稿
②で決めた設計図に基づき、具体的なコンテンツを作成して発信します。
ユーザーにとって価値のある、魅力的なコンテンツを継続的に提供することがファン獲得に繋がります。
④効果測定・PDCA
SNS運用は「投稿して終わり」ではありません。データに基づいた継続的な改善が成功の鍵です。
各SNSのアナリティクス機能(インサイトなど)を活用し、フォロワー数の増減やエンゲージメント率、また目的に応じて、下記のような指標を計測していきましょう。
(例)認知度向上 → インプレッション数、リーチ数
(例)見込み客獲得 → Webサイトへのクリック数、コンバージョン数
データ分析から得られた結果をもとに、「なぜこの投稿は反応が良かったのか」「どうすればもっと改善できるか」といった仮説を立て、次の施策に活かすPDCAサイクルを回し続けます。
SNS運用を成功させるコツ
SNSマーケティング全体で連動させる
SNS運用は単体で行うよりも、他のSNSマーケティング施策と連動させることで成果が飛躍的に向上します。
・SNS運用(オーガニック投稿): ブランドの信頼の土台を作る ・SNS広告: 投稿をより多くのターゲットに届け、認知を加速させる ・インフルエンサーマーケティング: 第三者の視点で信頼性を高め、購買を後押しする |
これらを組み合わせることで、それぞれが補い合い、大きな相乗効果を生み出します。
ユーザーとの積極的な交流
SNS運用の最大の強みは、企業とユーザーが直接コミュニケーションできることです。
情報発信だけでなく、ユーザーからのコメントやDMへの返信、いいねなどで積極的に交流しましょう。この積み重ねがユーザーのエンゲージメント(愛着や親近感)を高め、熱心なファンを育てることに繋がります。
コンテンツの質と量を追求する
フォロワーに支持され続けるアカウントであるためには、コンテンツの質と量を追求することが不可欠です。
・質の追求: ターゲットが「役に立つ」「面白い」と感じる価値の高いコンテンツを企画・制作します。 ・量の担保: 定期的な投稿でアカウントを常にアクティブな状態に保ち、ユーザーとの接触機会を増やします。 |
「どの投稿が人気か」「最適な投稿日時はいつか」などをデータで分析し、常に改善を繰り返すことが成功への鍵です。
SNS運用の事例紹介
Instagram:チャットボットを活用したフォロワー拡大施策
弊社のInstagramアカウントにおいて、チャットボットを活用した投稿を4ヶ月間継続した結果、リーチ数とフォロワー数の大幅な拡大に成功しました。
チャットボット導入前 | 4か月後 | |
月間リーチ数 | 1,545 | 4,232,858 |
月間プロフィールアクセス数 | 435 | 47,063 |
月間新規フォロワー数 | 53 | 9,252 |
この成功の鍵は、Instagramのアルゴリズムを理解し、チャットボットを「手段」として正しく活用した点にあります。
今回実施した施策は、以下のように特定のキーワードをコメントすると自動でDMが返信されるチャットボット機能を活用するものです。
Instagramのアルゴリズムは、フォロワーからのエンゲージメント(いいね、コメント、保存など)が多い投稿を「質の高いコンテンツ」と判断し、より多くのユーザーへ表示させる仕組みになっています。
そのため、フォロワーのアクションを促す投稿とチャットボットの組み合わせは、Instagramのアルゴリズムを効果的に活用し、アカウントを効率的に拡大させるための強力な手法です。
注意すべきは、チャットボットはあくまで「手段」であるということです。
この施策で最も重要なのは、「ユーザーがコメントしてでも欲しいと思える、価値あるオファーを提供できているか」という点です。
例えば、限定のプレゼントや特別な情報の案内など、ユーザーにとって魅力的なオファーを用意できているかが施策の成功を左右します。
TikTok:ライブ配信からの売上創出
弊社のゴルフECサイト「ゴルファボ」で、TikTokのライブコマースを導入したところ、開始2か月で売上創出を実現しました。
商品単価 | 4,000~15,000円 |
売上 | 開始2か月で約11万円 |
■なぜライブコマースが有効なのか?
ライブコマースが販売に繋がる理由は、主に以下の3点です。
①リアルタイムで「買わない理由」をなくせる
視聴者の「ここが気になる」という疑問にその場で答えられるため、購入への不安を即座に解消できます。
②ライブ特有の熱量で購買意欲を刺激できる
他の視聴者の「欲しい」というコメントが購入の後押しになったり、「ライブ限定価格」で”今買う理由”を提示したりすることで、視聴者の行動を喚起します。
③継続的なコミュニケーションで信頼を築ける
顔を見ながらの対話や、購入後も「ライブでまた質問できる」という安心感が、お客様との強い信頼関係を構築します。
■成果を出すために実践している4つの具体的な施策
上記のメリットを最大化し、販売に繋げるために、実際の配信では以下の4点を徹底しています。
① 15分サイクルのコンテンツ構成
2時間の配信を「15分の短い番組を8回繰り返す」イメージで構成しています。
ライブ配信は視聴者の出入りが激しいため、常に「誰が、何を、何のために配信しているのか」を短時間で繰り返し伝え、途中から参加した人でもすぐに内容が理解できるように工夫しています。
② 初動のエンゲージメントを最大化する仕掛け
配信開始直後の視聴者数やコメント数が、その後の「おすすめ」表示に影響します。
そのため、配信序盤に質問が出やすいアイテムを紹介したり、コメントを促す問いかけをしたりして、配信の勢いを加速させ、新たな視聴者の流入を促します。
③ ターゲットに合わせた配信時間の工夫
ターゲットであるゴルフ好きの社会人などが視聴しやすい「朝の通勤時間」を狙って配信することで、効率的に視聴者を集めています。
④ 購入後の安心感を提示し、購入ハードルを下げる
購入前の疑問に答えるだけでなく、「購入後に使い方がわからなくなっても、またライブで気軽に質問してください」と伝えることでアフターフォローへの安心感を醸成し、高単価商品でも購入に踏み切ってもらいやすくしています。
SNS運用の注意点
炎上リスクへの備えを徹底する
SNSは情報が瞬時に拡散されるため、不適切な投稿は「炎上」に繋がり、ブランドイメージを大きく損なう危険性があります。
炎上の原因は主に、配慮に欠けた表現や、誤解を招く発信です。多様な価値観を持つユーザーがいることを常に意識し、以下のような対策をしていきましょう。
・投稿前のチェック体制: 複数人で内容を確認するルールを設ける。 ・ガイドラインの策定: 投稿内容や言葉遣いの基準を明確にする。 ・緊急時対応の準備: 炎上が発生した場合の対応手順を事前にマニュアル化しておく。 |
以下は弊社がX(旧:Twitter)投稿時に使用しているチェックリストです。
このように事前のリスクマネジメントを徹底することが、企業の信頼を守る上で極めて重要です。
短期的な成果で判断しない
SNS運用は、すぐに売上やフォロワー増加に繋がるものではありません。短期的な成果を求めすぎると、本質的なファン作りから遠ざかってしまいます。
陥りがちな失敗例として、短期的な「バズり」を狙った過激な投稿は、一時的に注目を集めてもファンには繋がりにくく、むしろブランドイメージを損なう可能性があります。
常に長期的な視点を持ち、地道な情報発信とユーザーとの誠実なコミュニケーションを続けることが重要です。焦らずPDCAサイクルを回しながら継続的に改善していくことで、揺るぎない信頼関係が築かれ、持続的な成果へと繋がります。
SNS運用代行会社に依頼すべきケースと後悔しない選び方
SNS運用代行会社に依頼した方が良いケース
SNS運用に割くリソース(人材・時間)が不足している場合 | ・担当者が他の業務と兼任しており、SNS運用に十分な時間を割けない ・人員不足により、継続的な投稿や分析が難しい |
より専門的・戦略的なSNS運用を目指したい場合 | ・データに基づいた分析や効果測定、改善施策を実施したい ・競合分析やターゲット層の深い理解に基づいた戦略を立てたい ・炎上リスク管理など、危機管理体制の構築をしたい |
早期に成果を出したい場合 | ・プロのノウハウを活用し、効率的に目標達成を目指したい |
SNS運用代行会社を選ぶ際のポイント
実績と得意分野 | ・自社の業界や商材に似た実績があるか ・特定のSNSプラットフォームに強みがあるか(例:Instagram、X、TikTokなど) |
運用体制とサポート体制 | ・どこまでを代行してくれるのか(コンテンツ作成、投稿、広告運用、効果測定、レポート作成など) ・自社の課題や目標を理解し、的確な提案をしてくれるか |
最新のトレンドやアルゴリズムへの対応力 | ・最新のSNSマーケティング手法や最新機能に関する知見や提案力があるか ・SNSのアルゴリズムは常に変化しているが、どれだけ把握して対応できているか |
まとめ
SNS運用は、低コストで顧客との関係を築き、ブランドを成長させるための強力なツールです。
しかし、炎上リスクや短期的な成果が出にくいといった注意点もあり、成功のためには明確な戦略と長期的な視点が欠かせません。
今回ご紹介した、基本知識から成功のコツを参考に、ぜひ自社に合ったSNS運用の第一歩を踏み出していただければ幸いです。
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2022年にデジタルアスリート株式会社に入社。 セミナー運営や広告運用、動画制作など様々な業務を経験。 現在は自社マーケに携わっており、主にSNS運用を担当している。
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山内菜々 記事一覧
2022年にデジタルアスリート株式会社に入社。 セミナー運営や広告運用、動画制作など様々な業務を経験。 現在は自社マーケに携わっており、主にSNS運用を担当している。