「WeChatって何?役に立つの?」を徹底解説!

  • 2020.1.29
  • 2023.2.3
  • 7,383 Views

WeChatというものを聞いたことがありますか?

日本ではあまり耳慣れないツールではありますが、世界最大のメッセージアプリであり、今や11億ものユーザーがいるんです。
「日本にはLINEがあるし別に必要ないでしょ」と思っているあなたのために、ツールの概要や特長、必要性まで解説していきます。

LINEとの違いは?

身の回りでもみんなLINEしか使っていないし、何ひとつ不自由は感じていないかもしれませんね。
まずはどういう違いがあるのか、リストアップしてみます。

LINEと同じような機能もありますが、こう見るとWeChatでできることの方が多いように見えます。

多言語に翻訳してくれる

20以上の言語に翻訳することもできるため、外国語を勉強している方にとっては口語を勉強できるという活用方法もあります。

電子マネー機能が充実

キャッシュレス化がどんどん進む昨今、LINEpayも広まってきてはいますが、中国ではWeChatがもはやお財布代わりといっても過言ではありません。
それに伴い電子マネー機能もLINEより進んでおり、お年玉なども贈れるそうですよ。

また、大勢での宴会なども集金をWeChat上でできたりするので幹事さんが大助かりなんていうメリットもあります。

近くのユーザーを探せる

ふるふるとは別に、位置情報を許可すれば、近くのユーザーを探してくれる機能もあります。LINEだとIDを打ち込んだりQRコードを表示させたり読み取ったりというひと手間がありますが、こういった工数を減らせます。

これもLINEには備わっている機能ですが、中国ではボイスメッセージも活用されているようです。確かに打つより言葉を送った方が早いかもしれませんね。

果たしてビジネスには役立つのか?

WeChatのメリットは分かったけど、だからといってLINEで十分かな…と思っている方のために、仕事面ではどのように活用できるのかも紹介していきます。

中国でWeChatのIDは名刺代わり

国内外関わらず、仕事上で中国の方々とのやり取りが増えてきている、なんて方も多いのではないでしょうか。

特にWeChatを使わずとも不自由は感じてないかもしれませんが、中国では名刺交換と併せてWeChatのIDを交換するほどなのです。

日本ではLINEはプライベートで使うコミュニケーションツールという位置づけが主流なので、取引先の人とLINEを交換する、という概念はないかもしれません。

中国の方を相手にする場合にはWeChatのIDも一緒に渡すことでコミュニケーションも円滑に進み、仕事の話がスムーズに進みそうというイメージを持ってもらえる可能性もあります。

公式アカウントとしても活用できる

LINEの公式アカウントと同じ位置づけの「公式アカウント」も作成することができます。
フォロワーを増やしたり、メッセージ送信もできるため、自社サービスのファンを増やし、教育することもできます。

LINE公式アカウントについてはこちら↓

広告の出稿も可能

公式アカウントだけでなく、広告出稿も可能です。

その他のSNS広告まとめはこちら↓

いま時点で出稿できる広告の種類は2種類。

ワンクリックフォロー広告

フォローボタンを企業ページに設置し、フォローを促します。
そして、フォロワーが多い他の公式アカウントのページの中に広告を出すことができます。
今の日本にはなかなかない配信手法ですよね。

モーメンツ広告

こちらはFacebookのタイムラインに表示される広告と同じような形で、日本の広告運用者にもしっくりくる出稿方法です。
WeChatのタイムラインである「モーメンツ」という枠に出稿することができます。

いずれの広告についても日本と同じでデモグラや興味関心でセグメントが可能です。
これからどんどん広告種類も増えていくことでしょう。

中国のユーザーを呼び込みたい案件など、WeChatを通じて出稿すれば、今なら国内の競合に勝てること間違いなしです!

WeChatのダウンロード方法

WeChatのダウンロード方法は以下の通りです。

1.App storeまたはGoogle playよりWechatをインストール。

2.Wechatを開き、言語を選択し電話番号を入力(日本の電話番号は、+81に最初の0を取った番号)。

3.名前、IDを入力。

4.SMSを送信し、受信したコードを入力。

5.Wechatからのメッセージ受信画面が表示される(登録完了)。

特段難しいステップはないので、ダウンロードしてみて、どういうものかお試しで見てみるのも良いかもしれません。

海外のツールだしセキュリティ面が不安…と思われたでしょうか?
安全面もしっかりしていて、国際的な認証をいくつか取得しています。
・TRUSTe(アメリカ発の個人情報保護第三者認証プログラム
・ISO/IEC 27001(情報セキュリティ管理システム)
・ISO/IEC 27018(パブリッククラウドにおける個人情報保護)

まとめ

ここまで読んでいただいても、「でもそこまで必要性はないかな。」と感じている方も多いかと思います。実際、LINEでも不自由はないかもしれません。
ただ、ビジネスの観点から考えると、世界でのユーザー数を鑑みても、日本に広まっていくことが予想されます。

また、ボイスメッセージやビデオ通話などの機能がリリースされたのは、実はLINEよりもWeChatの方が早いのです。最近ではInstagramでいうストーリーのような、24時間で消える動画投稿もできるようになっているようです。
これからの動向からも目が離せませんね。

今はなくとも、あなたが大国中国と仕事をする未来も遠くないかもしれません。
他の企業が「WeChat?それ何?」とあたふたしている間に一歩先をゆくためにも、今のうちに先取りして使いこなしておきましょう!

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