
こんにちは。
ここ数年でFacebook,InstagramなどSNSを用いた広告出稿が熱を帯びてきています。
SNSごとに利用者層が違うのは当然なのですが、広告クリエイティブに関しては
ある共通の変化があるのをご存知でしょうか。
それは「画像広告より動画広告のほうが反応が高い」ということです。
弊社でもそれまで静止画だったクリエイティブを動画クリエイティブに切り替えて
広告のクリック率があがり、CPA(コンバージョン単価)が下がった事例が続出しています!
やはり止まっているものより動いているもののほうが、人の目には留まりやすいこともあるのでしょう。
ユーザーのSNSへの投稿も静止画から動画の投稿が増えてきている背景があります。
こうなってくると動画広告、ぜひ試してみたいですよね。
けれども動画クリエイティブってパソコンで専用のソフトを使って作る必要があるんじゃないの?
そんな疑問が聞こえてきますが、実は動画クリエイティブはスマホで簡単に作れてしまいます。パソコンを使う必要はほとんどないのです。
そこで今回、弊社のメディアチームが普段動画広告を作る際に使っているアプリを
ご紹介します!
目次
Inshot – 万能動画編集アプリ
メディアチームで今いちばん愛用されているアプリであるInshotです。
InshotはInstagramとの連携に特化した動画・画像編集アプリになります。
動画の下にフィルターやエフェクトが多数用意されており、選んで
確認しながら編集作業を行うことができます。
スマートフォンで動画や写真撮影を行うとどうしても16:9の横長の動画になってしまいますが、Inshotを使うことによって横長動画をキレイに正方形にトリミングしてくれるのでとても便利です。
・動画のトリミング
・BGMの挿入
・フィルターの挿入
・テキストの挿入
と、基本的な動画の編集はまずこのアプリで完結します。
動画のトリミングに関しては動画の途中だけ切り取りでき、BGMはアプリで用意されている音声素材から選べます。
気に入った音声が見つからない場合は自分のスマートフォンに入っている音楽を利用することができます。加えて、動画の音量とBGMの音量をそれぞれ調整することが可能です。
動画の結合も行えますが、静止画との結合はできません。
無料のアプリの中でここまで機能が備わっているのは珍しいです。
このアプリ一つでFacebook、Instagram両方の投稿フォーマットに合わせた動画を作成することができるので重宝しています。
>>Inshotのダウンロード(iOS)
>>Inshotのダウンロード(Andoid)
Werble – 画像一枚で動画が作れてしまう
次の紹介するのはWerbleです。
このアプリでは写真一枚からループ動画を作成することが可能です。
動画を持っていなくても画像一枚あれば、それに用意されたフィルターをかけることで動画にすることができます。
フィルターは二重掛けもできますし、それぞれ透明度も調整できます。
そして書き出すだけ!
直感的な操作で簡単に動画を作ることができます。
無料版だとWerbleのロゴが動画の右下に入ってしまいますので注意してください。
なおこのように静止画と動画が同時に存在するもの、または写真の中の一部が動いているものをシネマグラフと呼び、これを利用したアプローチが増えています。
シネマグラフのメリットは
・静止画より注目されやすい
・動画ではないのでサイズも軽い
が挙げられます。
動画を用意するコストもかからないので、ぜひ試してください。
Boomerang – Instagram公認アプリ
BoomerangはInstagramが発表したアプリでWerbleと同じく簡単に無限ループ動画を作成することができます。
アプリを起動すると上記の画像のような撮影画面が開きます。
やることは単純です。ボタンを押すと1秒間で最大で10枚の写真が撮影され、それを再生・逆再生で繋げて動画になります。
撮影後は投稿画面にうつります。
Instagramでの投稿画面に移った際に気づきますが、この時に動画が正方形にトリミングされています。しかしどこをトリミングするかまで指定はできません。
自動的に真ん中を切り取られるのでその点を事前に意識して撮影してください。
編集画面ではフィルター、長さの調整、カバー(アイキャッチ画像)の3つを設定できます。
フィルターでは通常の画像投稿と同じようにフィルターをかけることができます。
またBoomerangで撮影した動画はデフォルトで3回ほどループされているのですが、長さ調整で好きな場所でループを止めることが可能です。
なお、3秒未満の動画はインスタグラムには投稿することはできません。
シンプルな使い勝手のアプリですが、iPhoneのみ撮影画面で4本指で4回連続タップすると設定画面が表示されます。
ここで解像度や再生・逆再生を選択できます。
>>Boomerangのダウンロード(iOS)
>>Boomerangのダウンロード(Andoid)
HYPERLAPSE – 早送り動画を作ろう
タイムラプス(早送り)動画をご存知でしょうか。
タイムラプスとは「時間の経過」の意味で、タイムラプス動画とは「長時間の動画を倍速再生させる動画」のことです。
HYPERLAPSEはアプリを起動すると、すぐに撮影画面が開きます。
操作性はシンプルで画面下のボタンを押すだけで撮影が始まります。
撮影ボタンの横にある小さなボタンを押すと自撮りモードになるので、セルフィー動画も撮影できます。
ボタンの下には録画時間と、実際にタイムラプス動画として倍速にしたときの時間を知ることができます。撮影ボタンをもう一回押すと撮影終了です。
撮影が終わると倍速を指定できるのでそこで倍速を指定して終了です。
このアプリもBoomelangと同様に4本指で4回タップするとフレームレート・最大倍速の設定画面が開きます。
この倍速系の動画はクッキング動画なんかで映えそうですね。
iMovie – 高度な編集なら
冒頭に紹介したInshotでも十分なクオリティの動画を作成することはできるのですが、より高度な細かい編集作業をしたければiMovieをオススメします。
iMovieでは
・動画の縦横の回転
・尺の調整、トリミング
・BGMの挿入(フェードアウト機能付き)
・タイトルやテロップの挿入
など基本的な機能がそろっています。
さらに
・10種類のフィルタ
・再生スピードの変更
・部分的な拡大・縮小
・動画と静止画のつなぎ合わせ
・アフレコ
といった高度な編集もできてしまいます!
また「予告編」と呼ばれるテンプレート機能も用意されてるので、それを利用することで映画のエンドロールのような映像を作り出すこともできます。
Quik – 音楽に合わせて自動でスタイリッシュな動画を作成
QuikはウェアラブルカメラブランドGo Proがリリースしている動画や写真を選ぶと自動で1つの動画に編集してくれるアプリです。
基本的には動画や写真を選び、用意されているBGMとスタイルをチョイスすれば勝手に動画ができてしまいます。
スタイルではフィルター、フォント、グラフィックを変更でき、BGMも好きな音楽を使うことができます。
QuikではBGMで動画の雰囲気がガラッと変わってしまいます。
特に動画の再生時間は使用しているBGMによって制限がかかってしまいます。
なので気にいるポイントが見つかるまでBGMを変更するか、再生箇所を変えるなど試してみましょう。
自分の素材で作成する場合は5つ以上の写真や動画が必要になります。
細かい編集作業が手間に感じる人にはぜひおすすめしたいアプリです。
>>Quikのダウンロード(iOS)
>>Quikのダウンロード(Andoid)
まとめ
いかがだったでしょうか。
弊社も日々動画広告を作成していますが、実は何も難しいソフトは作っていません。
むしろ普段利用するときと同じ感覚で指先一つで作成しています。
動画広告にも種類があるので、ものすごく凝ったものを作らないといけないときが
あるかもしれませんが、SNSで使用する広告は動画の尺も短いものです。
それにWerbleのように動画がなくとも画像が一枚あれば動画は作れてしまうのです。
必ずしも時間をかけてつくった動画=売上に繋がる動画ではありません。
一つの動画制作に時間をかけるより、たくさん動画を作成してそれを試していくことのほうがとても重要です。
今回紹介したアプリは主にSNSで使う動画広告向けのものですが、
最後に動画広告作成のコツを紹介します。
1.再生時間は10秒以内の短いものが反応が良い
2.再生時間から5秒以内でシーンが切り替わる
この2点を意識しながら動画制作にチャレンジしてみてくださいね!
さらにライバルと差をつける動画作成方法はコチラ↓

デジタルアスリート株式会社
D2C戦略部 プロデューサー
DM発送代行会社でサイト制作や社内SEOを担当後、Web集客についてもっと学びを深めたいとの思いデジタルアスリート株式会社(旧:株式会社リスティングプラス)に入社。 一児の母としても日々奮闘中。
仕事の報酬は仕事。信頼貯金を大切に仕事を進めていければと思っています。
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