【2019年最新版】Messenger(メッセンジャー)広告をわかりやすく解説

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デジタルアスリート株式会社

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そもそもMessenger(メッセンジャー)とは

Messenger(メッセンジャー)は無料でSMSのようにスピーディーにメッセージのやり取りが可能なアプリのことです。

グループチャットなども可能で、機能面ではLINEと大差ありません。
世界では利用者が13億人を超え、LINEよりもMessenger(メッセンジャー)が主流となっています。

Facebookに登録しないと利用出来ないと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、Messenger(メッセンジャー)はFacebookに登録していなくても利用が可能です。
携帯電話に登録された連絡先や電話番号を入力するだけで簡単に新しい連絡先を追加することが出来ます。

また、とても便利なのが複数のデバイスからアクセス可能という点です。
LINEは1つのアカウントに対して利用端末が限られていますし、IDの交換をしにくいという点を懸念してMessenger(メッセンジャー)をビジネス上で使用する人も多いです。

Messenger(メッセンジャー)広告とは

2017年7月12日より日本でもMessenger(メッセンジャー)アプリを起動させる広告が世界中で利用可能になりました。

引用:Facebookニュース「Messenger広告が世界中で利用可能に」

Messenger(メッセンジャー)広告は3種類存在します。

Messenger(メッセンジャー)広告は配信の目的を「メッセージ」にすることでMessenger(メッセンジャー)で返信してくれる見込が高い人達に最適化されます。
企業とMessenger(メッセンジャー)でやりとりを良くしている人に配信されるため、コンバージョンに繋がりやすくなるということです。

参考:Facebook広告目的「メッセージ」で広告からMessengerチャットを開始

1:Messenger(メッセンジャー)アプリ内に掲載される広告(従来のニュースフィード広告)

アプリの受信箱、ストーリーに表示されます。

表示はモバイル利用者のみ限定されており、利用者が広告をタップすると指定したリンク先へ誘導されます。

キャンペーンの配置先にMessenger(メッセンジャー)を追加することでFacebookやInstagramと同様の広告を出すことが可能です。

2:Messenger(メッセンジャー)誘導広告

上記と同様、アプリの受信箱とストーリーに加え、FacebookやInstagram、AudienceNetworkにも表示されます。

1と違うのは、広告をタップするとMessenger(メッセンジャー)のスレッドが起動する点です。
スレッドに移動後は直接ユーザーとやり取りが可能になります。また、遷移先はMessenger(メッセンジャー)スレッドのみです。
 

3:広告メッセージ

Messenger(メッセンジャー)アプリのみに表示でき、それまでMessengerでメッセージをやり取りしたことのある人がターゲットとなります。

広告主との間で既にスレッドを開いている顧客に、メッセージを送信して会話を再開できるということです。

遷移先はWebサイト、Messenger(メッセンジャー)スレッドが指定可能です。Webサイトに設定した場合はMessenger(メッセンジャー)内のブラウザで表示されます。

Messenger(メッセンジャー)広告の配信方法

Messenger(メッセンジャー)広告を利用する場合、3種類とも配信目的は以下の目的の場合に限られます。

・トラフィック
・コンバージョン
・アプリのインストール
・リーチ
・メッセージ
・ブランドの認知度アップ
・カタログからの販売

対応している広告フォーマットは以下の4種類です。

・シングル画像
・カルーセル
・動画
・ダイナミック広告

Messengerアプリ内に掲載される広告

広告設定の際に配置先にMessenger(メッセンジャー)を選択します。

自動配置を選択すれば、Messenger(メッセンジャー)に限らず全配置から最適な結果を得ることができます。

自動配置は広い範囲で最適な配信を行うため、通常最も効率的に予算を消化し、コストを管理できる方法です。

Messenger(メッセンジャー)のみに表示させたいという場合でなければ、まずは自動配置にすることがおすすめです。

以前から同じキャンペーンを配信中という方は、新しく配置先が追加された場合には自動配置にチェックを入れていても、追加された配置先にはチェックが入っていないので要注意です。

Messenger(メッセンジャー)誘導広告の場合

1.目的は「メッセージ」を選択します。

2.キャンペーンを作成後、広告セットでメッセージの送信手段設定を「Messenger誘導広告」にする。

3.広告でクリエイティブ・広告文などを設定後、Messenger設定を行う(テンプレ―トそのままでよければ、特に編集しなくて大丈夫です。


※さらに詳しい設定方法はこちら

広告メッセージを作成の場合

1.Messenger誘導広告と同様に、目的は「メッセージ」を選択します。

2.キャンペーンを作成後、広告セットでメッセージの送信手段設定を「Messenger」にし、送信するページを選択。

3.広告でメッセージ内容を設定。


※詳しい設定方法はこちら

Messenger(メッセンジャー)広告の注意点

目的を「メッセージ」にした場合、広くターゲティングできない

目的を「メッセージ」にした場合、「コンバージョン」や「トラフィック」目的での配信のように広いターゲティングが出来ません。

Messenger(メッセンジャー)を利用している人のみに配信される為、Messenger(メッセンジャー)を利用している層を見極めていく必要があります。

冒頭でも述べたように、日本ではMessenger(メッセンジャー)を利用している人は限られており、その中でもビジネス層が目立ちます。

その為、年齢層が若い商材・サービスなどにはMessenger(メッセンジャー)広告は向かない可能性があります。

見込が高いからとりあえずやってみよう!という流れでは、リーチ数が少なすぎるということにもなりかねない為、注意してください。

手動での対応には人員的な問題がある

もう1点は、Messenger(メッセンジャー)に誘導し、チャットを開始した際についてです。

最初の一言は設定している文で会話を開始出来ますが、その後の会話は手動で対応していかなければなりません。(後述するチャットボットの活用でも対応可能)

全ての会話対応をMessenger(メッセンジャー)広告の設定で行えるわけではないので、どう対応していくかを考えていく必要があります。

Messenger(メッセンジャー)広告のメリット

ユーザーの離脱を防げる

Messenger広告を利用する上で最大のメリットは、ユーザーの離脱を防ぎやすいという点です。

通常の広告では商品や・サービスを販売するLPに遷移させる為、どうしても離脱が起きやすくなってしまいます。
その点Messenger(メッセンジャー)広告はユーザーと直接やりとりでき、ユーザー自らの関わりを促すことで離脱を防ぐ効果があります。

メッセージを通じてユーザーを教育できる

また、ユーザーの教育にも効果的です。
LP内を隅々まで熟読するユーザーは限られますが、Messenger(メッセンジャー)広告なら、やり取りを通してユーザーが求める内容を複数のメッセージに分けて、自然な形・タイミングで伝えることが可能です。

LPを一方的な作業である「読む」から双方向に「コミュニケーションをとる」に変更できることで、結果的にCVRの向上が期待できるのです。

チャットボットと組み合わせると24時間365日対応可能

Messenger(メッセンジャー)広告をチャットボットと組み合わせるのも効果的です。

Messenger(メッセンジャー)上で複数人とやり取りする為には、誰がどう担当するのかという人員的な問題が発生します。

しかしチャットボットを使用することで、いつでも問いかけに反応出来るようになります。
さらに、チャットボットが自動的にCVまで誘導してくれるので、Messenger(メッセンジャー)広告単体で利用するよりも効果が倍増します。


まとめ

Messenger(メッセンジャー)広告は既にMessenger(メッセンジャー)を使用したことのある見込の高いユーザーに配信することが可能です。

まだまだMessenger(メッセンジャー)を活用している人が少ない今こそ広告配信を始めるべきです!

目的に合わせてMessenger(メッセンジャー)上でのメッセ―ジ内容を工夫すれば使い方は多種多様です。
ぜひチャレンジしてみてください。

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