Google広告の新機能「ファインド広告」を試してみた。

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ファインド広告(Discover Ads)とは

ファインド広告は、海外ではDiscover Adsと呼ばれており、Googleのディスカバーフィードに表示できる広告です。

ディスカバーフィードとは、スマートフォンでのGoogleアプリとモバイルでのGoogle検索にて、ユーザーの行動履歴や興味関心に合わせた情報を表示するフィード機能になります。

ファインド広告の配信面

配信面においては、Googleが保有するサービスの中でも特にユーザー数の多い

  • Youtubeのホームフィード
  • Gmail
  • ディスカバーフィード

の3つの配信面に配信できます。

引用:Google Marketing Live 2019 | Keynote Deep Dive

YouTubeとGmailに広告を配信すること自体は可能でしたが、「ディスカバーフィード」に配信できる広告プロダクトは今までありませんでした。

新たに「ディスカバーフィード」に配信が可能になるのは大きなメリットです。

ファインド広告のデメリット

ファインド広告では細かいターゲティングなどはまだ難しく、以下の項目はまだ設定できません。

  • 個別単価設定を使った入札戦略
  • 配信方法
  • モバイル端末のターゲット設定
  • プレースメント ターゲティング(プレースメントの除外を含む)
  • フリークエンシー キャップ
  • 広告のローテーション
  • コンテンツ ターゲット
  • 手動による広告の作成

引用:ファインド キャンペーンについて

試しにファインド広告を配信してみた

対象案件:食品EC・マットレス案件
期間:6/1~6/18
配信方法:ファインド広告を使用してのリマーケティング

2案件とも直接のコンバージョンに繋がりました。

特徴は、CPCが比較的安い傾向にあるということです。
競合がまだまだ少ないということが理由として考えられるため、今後ファインド広告が普及してきたらCPCも上がってくる可能性が十分考えられます。

また、配信面にGmailへの面が含まれている影響もあり、通常のディスプレイ配信と比較したときにCTRがかなり高くなっています。
※通常のリマーケティングは同アカウントでそれぞれ0.40%、0.30%。

実際に獲得も出ているので、通常の配信で難航していた案件では一度試してみるのも良いかもしれません。

まとめ

Yahoo!のインフィード面などに比べると、ファインド広告の国内利用者はまだまだ少ない印象があります。
しかしディスカバーフィードを見ていると、ユーザーの興味・関心でのカテゴリはかなり細かく、ユーザーの行動を強く反映されているようなので、ターゲティング精度はかなり高いと感じます。

競合もまだまだ少ないのでブルーオーシャンであり、Gmailにおいても開いただけでバナーを見せられるなど効果の高い広告と言えます。
設定や入稿手順はGoogleのディスプレイ配信とほぼ同様で、簡単に設定できます。興味のある方は一度試してみてください。

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