「バジェット」とは?意味から決め方まで丸ごと解説!

「バジェット」って一体何? 聞いたことあるけど意味はよくわからない… あらゆる場面で使われている言葉にも関わらず、その意味を知らない方や使い方がいまいちわからないという方が多いのが、この「バジェット」です。 今回はそんなバジェットについて説明していくのですが、他の言葉もそうであるように、意味だけ知っていても役には立ちません。 そのため、バジェットとは一体どんな意味で、どう決めていくものなのか、またどう使えば損をしないのか、など「バジェット」の基礎から応用まで丸ごと解説していきます。

バジェットの意味

バジェットとは、「予算、予算案、経費」、または「低予算の、格安の」という意味です。
また、形容詞として使う「バジェットな〇〇」は、「格安の」という意味になります。

ビジネスの世界では「予算」の意味でつかわれることが多いです。

「バジェットを組む」というように使われる場合は「予算」、「バジェット〇〇」は「低予算」という意味で用いられていると覚えましょう。

バジェットの使用例

バジェットの意味は分かりました。
では、実際どのように使うのか?
バジェットの使い方の例をいくつか載せますので参考にしてください。

予算、予算案、経費

「バジェット次第です」=「予算次第」
「バジェットキャップは100万円だ」=「予算の上限は100万円だ」

低予算の、格安の

「バジェットレンタカー」=「格安のレンタカー」
「ローバジェットの映画が公開された」=「低予算の映画が公開された」

そうは言っても「バジェット」のとらえ方は人それぞれ

バジェットは、「予算」という意味で用いられることが多いと書きましたが、考え方によってはコストや投資とも言い換えられます。

できれば減らしたい「コスト」ととらえるか、
将来のための「投資」ととらえるか。
同じバジェットでも、意味のとらえ方が異なると、その使い方や求める成果には差が出てきます。

もちろんどちらが正しいというわけではなく、使われる場面や状況によって変わってきます。

しかし、バジェットを組むからには、何か成し遂げたいことがあるはずです。
そこでここからは、その目標を達成するためにどうしていけばよいのか、どのようにバジェットを決めて、どう使うと効率的なのかについても説明していきます。

知ってるだけじゃ意味がない。バジェットはどう決める?

バジェットの意味が分かったところで、次に「どのくらいのバジェットが必要なのか」を知っておく必要があります。

ここでは決め方の大枠についてお話をしますが、もちろん業種による違いがあったり、ここで解説する以外の基準が必要になったりしますので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

まず、月のバジェットを決めるうえで最も簡単な数式が以下です。

バジェット=目標CPA×目標獲得数

すなわちバジェットを決定するためには、目標の「CPA」と「件数」を決める必要があるのです。

目標CPAを決める

目標CPAとは、目標コンバージョン単価のことで、「1件獲得するのにいくらまでならバジェットをかけられるか?」を表したものです。

こちらを設定する上で注意する点は、「LTV(ライフタイムバリュー)」を踏まえて決めるということです。

「LTV(ライフタイムバリュー)」とは、ユーザーがその商品に対して支払うトータルの金額のことを意味します。

例えば、1袋1,000円のサプリを1回しか購入しないユーザーはその商品に対して1,000円しか払いませんが、それを5回リピートして購入してくれれば、トータルで5,000円をその商品に対して支払うことになります。

もちろんユーザーごとにリピート回数も支払額も変わってきますから、その平均支払額を求めて、LTVとしています。

そのため、「この商品の販売価格は1,000円だから、CPAは1,000円以下にしないと…」と考えるのではなく、「この商品のLTVは5,000円だから、目標CPAは5,000円以下にしよう」となるわけです。

目標獲得数を決める

こちらに関しては、まず「どの地点を獲得とするか」を決める必要があります。

「ユーザーがサイトで商品を申し込む」というのを獲得とするなら、純粋に何件獲得が欲しいのか、何件の獲得が必要なのかを決めればよいです。

しかし、商材によっては「サイトで無料セミナーの申込をする」というのを獲得とし、その後セミナーに参加した人たちに商品を購入してもらうように促すという場合もあるかと思います。

こうした場合は、セミナーの引き上げ率も踏まえたうえで目標獲得件数を決めていく必要があります。

月に10件の受注を求めていて、セミナー参加者の20%が商品を購入してくれるというのであれば、「サイトで無料セミナーの申込(=獲得)」は50件は欲しいところですよね。

「少ないバジェットで成果を出そうとする」は損?

費用対効果を上げるためには、より少ないバジェットで成果をだす必要があると思ってしまうかもしれません。
しかし、実はこの「なるべくバジェットをかけないように」という動きは、結果的に費用対効果を下げてしまう原因になるのです。

たとえば、乾燥肌に効く化粧水を求めているあるユーザーが、ネットでいい商品はないか検索しているとします。

検索結果の中から、気になるものをクリックしてサイトに飛びます。
しかし、この1回の訪問で購入に至るケースは少ないです。

Webは比較市場なので、おそらくユーザーは、いくつかのサイトを見ます。
そして似たような検索キーワードで何度も検索をかけます。

1日で決め切らないケースも多くあるため、検討期間が長引けば長引くほど、より多くの情報にふれ、最初の方に見た商品のことを忘れてしまうこともあるでしょう。

そして、このユーザーが初めて検索したときに、あなたが売っている商品の広告がでてクリックされたとしても、その後の2回目、3回目の検索の際に、バジェットによる表示回数の制限で広告が出なくなっていたら…

ライバルの商品に顧客を奪われてしまう可能性が高まります。

バジェットによる表示回数の制限は、1日単位で行われますので、夕方までに日予算のほとんどを使い果たしてしまった場合は、夜にしか検索行動をしないユーザーにはいつまでたっても広告が表示されないということも起こりえます。

ユーぜーの悩みを解決できる商品があるのに、そのユーザーのもとに広告が届かない。
考えれば考えるほどもったいないですよね。

したがって広告は、可能な限り出続けている状態を維持した方が望ましく、そのためにバジェットを組む必要があります。

明確な数値目標を決めないとバジェットの無駄遣いが起きる

限りあるバジェットの中で利益の最大化を目指すためには、目標数値や基準を明確にすることが重要です。

のちに修正や調整が必要となった場合でも、そもそも目指すべき数値を明確にしていないと修正もできず、進む方向を見誤ったり、施策に一貫性がなくなったりします。

その結果、今行うべきではない施策にバジェットが使われたり、あらゆることに手を出しすぎてバジェットが分散し、どれも少額で運用したので十分なデータを集められず、何もわからなかった、ということが起こります。

これではせっかくのテストも無駄になってしまいます。

目指すべき数値というのは一つではなく、獲得件数やCPAなど、いくつかあると思います。
もちろんそのすべてを達成していきたいのですが、それぞれの優先順位を決めておかないと進む方向性がぶれてしまいます。

そのため、各数値目標が決まったら、必ず優先順位を着けるようにしてください。

特に、「獲得数」と「CPA」のどちらを優先させるかを決めておくことは必須です。

「件数は取れているんだけどCPAが高い」
「件数は少ないけどCPAも低い」
ということがよく起こるからです。

これは、バジェットを追加しよう、削ろうという判断材料にもなります。

まずは目標と基準を決め、優先順位を設定することで、効率よくバジェットを使っていってください。

意味も決め方も使いこなせれば、一段上のビジネスマンになれる!

最初に述べた通り、バジェットは予算という意味ですが、考え方によってはコストや投資という意味にも捉えられます。

「少ない方が良い」「かければかけただけ良い」という観点ではなく、バジェットをどうとらえるのか、そしてどう決めていくのかが、売り上げを伸ばしていくうえでは大切になってきます。

ただ意味を知っているだけではなく、その仕組みや効率的な使い方にも目を向けることで目標を達成していきましょう。

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