
アフィリエイト市場がどんどん大きくなっていく中で、欠かせない存在なのがASPです。
しかしながら、
「ASPってなにそれ美味しいの?」
「ASPって何の略?」
「聞いたことはあるけど、どんな仕組みかよく分からない」
「どんな役割をするところなの?」
「でも今更恥ずかしくて人に聞けず、しれっとググってる…」
という人もたくさんいるかと思います!
今日はこの記事にたどり着いた貴方に、「ASPとは?」という基本知識と、それに付随してASPと上手く連携を取る方法を、わかりやすく3分でご説明したいと思います。
目次
ASPってなに!?
そもそもASPとは、Affiliate Service Provider(アフィリエイト・サービス・プロパイダ)の略なのですが、これだけ聞いても大抵の方はなんのこっちゃだと思います。
わかりやすく言うと、ASPは、
「アフィリエイターと広告主をつなぐ仲人役」
です。
・より高単価で稼ぎやすい案件がほしいアフィリエイター
・より低い広告費で、より多くの商品を売って欲しい広告主
この双方をつなぎ、双方の要望を叶える役割を果たすのがASPです。
文章で言われても分からないよ!という方のために、以下図を御覧ください。
まず、茶色の矢印が商品の流れを指しています。
①自社商品を売って欲しい広告主がASPに登録
②アフィリエイターがASPで取り組みたい商品を探す/もしくはASPがアフィリエイターへ商品の掲載を依頼
③アフィリエイターが商品を自分のサイトやブログで紹介
④サイトやブログを見たユーザーが商品を購入
という流れで、広告主が販売したい商品は、エンドユーザーの手に届きます。
次に黄色の矢印が、広告費の流れを指しています。
上記の流れで商品が売れた場合、
①広告主がASPに、商品が売れただけの広告費を支払う
②更にASPからアフィリエイターに、売ってくれただけの報酬が支払われる
という流れで広告費が広告主からアフィリエイターへと流れていきます。
図で見てみると、案外簡単な流れですよね。
こういった流れの中で、ASPは先程も述べたように、「稼ぎたいアフィリエイター」と、「安い広告費で売りたい広告主」の双方の要望を満たすという重要な役割を担っています。
そこで次は、広告主目線で絶対に入れるべきだと私がお勧めするASPを紹介したいと思います!
広告主なら絶対入れるべきASPはここ!
ASPは、沢山入れれば入れるほど成果が出るというわけではありません。前述したように、非常に多忙な業務の中で、メディアのリクルーティングをしっかり行ってくれるASPを入れることが重要です。つまりは数より質だということ。
以下、弊社がおすすめする、広告主の皆様には是非導入してほしいASPを紹介します。
A8.net
おそらくアフィリエイトのことを少しでもご存知の方なら、誰もが知ってるであろうという、業界最大のASPです。抱えてるアフィリエイトメディア数が他ASPと比べてもずば抜けていて、その結果出せる成果もやはり圧倒的です。
商材の傾向としても、物販はもちろん、食品や店舗集客など、どんな案件でも対応できるほどのメディアを抱えています。ただ、初期費用で5万円(税別)と、月額で毎月4万円(税別)がかかるので、導入の際はそちらをふまえて予算を組むようにしましょう。
アクセストレード
金融・転職・通信系の案件に強いASPです。2001年からある老舗ASPというだけあり、前述した得意分野の案件だけでなく、美容系や食品関係の案件も多く取り組んでいます。
また、こちらはSEOアフィリエイトはもちろん、アド運用のアフィリエイトにも強いASPなので、予算が潤沢にあり、とにかく件数を伸ばしたいという広告主の方には特におすすめです。
レントラックス
一応クローズドASPに分類されるのですが、上場もしており業界では知名度も高いASPです。案件のバランスも良く、担当者のた対応も丁寧でスピーディーなので、運用しやすいASPだといえるでしょう。
バリューコマース
金融・旅行・食品系に特に強いASPです。A8.net同様、70万以上のアフィリエイトサイトが登録する、抱えてるメディア数ではかなり強いASPといえます。
上記は全て規模も大きく有名なASPなのですが、他にもおすすめしたいのがクローズドASPです。上記のような大手のASPの活用は必須ですが、その他にも表には大きく出てないクローズドASPが、有力なアフィリエイターを抱えていることが多々あります。
(レントラックスは本来こちらのクローズドASPに当たります)
大手のASPはしっかり抑えつつ、クローズドASPも効果的に活用することが、アフィリエイトで成果を出すための1つのポイントといえるでしょう。
そんなASP担当者の本音をちらっと聞いてみると、どうしてもASPもビジネスとして運用している以上、優先順位をつけて案件を選んでいかないといけないので、
・大手企業の案件を優先して取り組む
・クライアント及び代理店と親しいところを次に取り組む
という、人間臭い一面もあるようです。
そこで広告主にとって気になるのは、「そんな忙しいASP担当者に、自社商品を積極的に売ってもらうにはどうしたらいいの?」ということです。自社商品を費用対効果よく売りたいが、アフィリエイターは稼げる案件に取り組みたい、そしてそことつないでくれるASP担当者は死ぬほど忙しい…
さあ、どうしたら良いと思いますか?
ASP担当者と上手く付き合う5つのポイント
まず1番に理解しててほしいのは、ASPも人であり、ビジネスとしてやってるということ。要するに、言葉を選ばなければ「稼ぎやすい」「利益を出しやすい」案件ほど、注力して取り組んでくれるわけですから、そういう条件を作ってあげればいいわけです。
そこで広告主の皆様に意識してほしいのは
報酬単価は高めに設定しましょう
当たり前のように、単価が高い=稼げる案件なので、ASPにとってはアフィリエイターに掲載依頼がしやすく獲得を伸ばしやすいので、注力度合いも上がります。
ランディングページのCVRを上げましょう
どれだけ高い報酬単価を出しても、サイトのCVRが低ければ獲得ができない=稼げません。ASPやアフィリエイターに売ることを任せっきりにしないで、広告主側で常にサイトのCVRを上げるためにLPのテストを行いましょう。
獲得効率を上げるための情報をASPに流しましょう
CVRが高いキーワードや、獲得効率の良い訴求、購入意欲の強いユーザーの傾向など、広告主ならではの情報は惜しみなくASPへ共有しましょう。商品のことを一番知ってるのは広告主なのに、広告主だからこそ知ってる情報をASPに渡さないのは、勿体無い以外の何物でもありません。
対応はとにかくスピーディーに
ASPからしても、案件に取り組むからにはよりスピードを持って売っていきたいものです。しかしながら、ASPからの連絡への対応が遅くなってしまうと、ASP担当者としても取り組みたい気持ちも冷めてしまいます。
礼儀正しく、マナーを守って
ここは人として、仕事をする上で当たり前のことですが、何気ないメールや電話での対応も、相手の立場に立って言葉遣いや対応を考えて行いましょう。一緒に仕事していて気持ちが良い相手の案件こそ、担当者も自然と注力したくなるものです。
いかがでしょうか?
そんなの当たり前やん!と思われるかもしれませんが、案外この5つのポイントが抜けてる広告主さんをよく目にします。
ASPも人です。もちろん、アフィリエイターも人です。相手の立場に立って、どうしたら一緒に仕事をしたいと思うか?というところを考えていけば、自ずと答えは見えてくるでしょう。
ASPとコミュニケーションを取ってアフィリエイトの成果を最大化しよう
いかがでしたか?
ASPって何!?という方はきっともういないはず。
難しいようで、意外とアフィリエイトの仕組みは簡単なんです。
ただその中でアフィリエイトで成果を出すためには、ASPとうまく連携を取っていくことが必須です。そこで何より大事なのは、ASPも、そしてアフィリエイターも人だということ。
お互いに気持ちよく、お互いにメリットになる環境を如何に作っていくか?
抑えるべきポイントをしっかり抑えて、ASPと連携してアフィリエイトでの成果をより効率よく上げていきましょう!
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