【Googleアナリティクスの見方】初心者がおぼえるべき基本レポート4つ

Googleアナリティクスは、無料で使用できるホームページのアクセス解析ツールです。 この記事ではGoogleアナリティクスの使い方が分からない初心者が、まず押さえるべきGoogleアナリティクスの見方を解説します!

Googleアナリティクスでなにができるの?

まずは、具体的な見方の解説の前に、Googleアナリティクスで何ができるのかを整理しておきましょう。
Googleアナリティクスを使うことで、例えば以下のようなことが分かります。

  • 1ヵ月でどれくらいの人がウェブサイトに訪れたんだろう
  • 何分間ウェブサイトに滞在してくれたんだろう
  • どれくらいの人がすぐに離脱してしまったんだろう
  • どのページの離脱率や直帰率が高いんだろう
  • どのページがよく見られているんだろう
  • 問い合わせまで繋がる人は最初にどのページに訪れているんだろう
  • 検索や広告や外部リンクなど、どこからの流入が多いんだろう
  • スマホとPC、どっちのアクセスが多いんだろう
  • 男女比はどれくらいなんだろう

などなど、Webサイト運営に必要なデータはほぼ見ることができます
さらに、これらのデータを掛け合わせて分析することもできるんです。

例えば、Google検索からトップページ→料金ページの順にアクセスした人の問い合わせ率はいくつだろう、といった具合です。

Googleアナリティクスを使いこなすには、まずは簡単にいくつかの用語を知っておく必要があります。基本は4つくらいの言葉の意味が分かれば理解できますので、諦めずに頑張って覚えてください!

Googleアナリティクスでよく使う用語

セッション

サイトやアプリでユーザーが操作を行っている時間のことです。
ユーザーが 30 分以上操作を行わなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションと見なされます。サイトを離れたユーザーが 30 分以内に同じサイトに戻ってきた場合は、同じセッションとして扱われます。
引用:Googleアナリティクス公式ヘルプ

要は、ユーザーのサイト訪問回数のことです。30分という時間が1つの節目になっていて、12時00分にアクセスして、12時29分に再度アクセスしたら「1セッション」。12時31分に再度アクセスしたら「2セッション」でカウントされます。

ページビュー数

ページビューとはブラウザにページが読み込まれる(再読み込される)ことです。ページビュー数は、閲覧されたページの合計数として定義される指標です。
引用:Googleアナリティクス公式ヘルプ

要は、ページが表示された回数のことです。
セッション数と微妙に違うので注意してくださいね。

セッション数は30分以内に再度アクセスされてもカウントは1回のままですが、ページビュー数は都度カウントされます。
12時00分にアクセスしてから30分以内であっても、10回アクセスしたら「10ページビュー」です。

ページ/セッション

ページビューとセッションの違いを理解すれば大丈夫です。
「ページビュー÷セッション」の値なので、1回の訪問につき平均何ページ閲覧されているかの指標になります。

1人の人が、1回アクセスして30分以内に5ページ閲覧したとします。
そしたら、5ページビュー・1セッションなので、ページ/セッションは「5」になります。

2人のAさんとBさんが、それぞれ1回アクセスして30分以内にページ閲覧したとします。
Aさんは2ページ見て、Bさんは5ページ見たとしましょう。そしたら、7ページビュー・2セッションなので、ページ/セッションは「3.5」になります。

平均セッション時間

1回のセッションにつき、ユーザーが平均どれくらいの時間サイトに滞在しているかを示しています。

新規セッション率

新規ユーザーがサイト訪問した割合のことを指します。

新規顧客の獲得を目指している場合には、月間で新規セッション率がどう推移しているかも大切な指標になりますね。

直帰率

次で説明する「離脱率」と混同しやすいので気をつけてください!

直帰率とは、ユーザーが「着地した1ページのみ」閲覧してサイトから離脱してしまった割合のことです。

検索結果に出てきたサイトを開いてみたけど、思っていた内容と違ったり、思ったより価格が高かったり、すごく見づらいサイトだったりすると、1ページしか見ないで検索結果に戻っちゃいますよね。

10人中7人が着地したページだけ見て離脱し、3人の人は他のページ(あなたのサイトの別のページ)も見た場合、直帰率は「70%」になります。

離脱率

そもそも離脱とは、ユーザーがサイトの外へ離れていってしまう行動のことを言います。別のサイトに行ってしまったり、ブラウザを閉じるなどの行為です。

「離脱ページ」と言うと、セッションの最後に閲覧されたページを指します。要は、「ユーザーが離れていったページ」のことですね。

離脱率は、閲覧された回数(ページビュー数)に対して、離脱してしまった割合のことを指します。

例えば・・・
採用サイトのトップページは100回のページビューに対し10しか離脱していない(離脱率10%)のに対し、お給料などの採用条件を載せたページは100回のページビューに対し70も離脱しているとなると離脱率70%となります。トップページの7倍も離脱率が高い!お給料見て逃げられちゃったかな…?など想像が付くようになるわけです。

直帰率との違いを押さえておいてくださいね。

直帰率とは直帰率とは、サイト内の1ページしか閲覧されないまま離脱したセッションのことです。(※セッション:「訪問」「ビジット」と同義)つまり初めてサイト内のペー...

とりあえず見るべき4つのレポート

さて、用語は理解できたでしょうか!
そしたら次は見方です!

Googleアナリティクスは項目が多くて一見複雑そうですよね。もちろん色々な機能を紹介しようと思えばいくらでも出来るのですが、まずチェックするべきレポートはたったの4つです。今回はその4つのレポートの見方に絞ってお伝えします。

さて、Googleアナリティクスを使って何を調べたいか。
それによって見るべきレポートが変わってきます。

以下では、「ユーザーレポート」「集客レポート」「行動レポート」「コンバージョンレポート」という基本的なレポートの見方について説明していきます。

ユーザーレポート

ユーザーレポートは、あなたのサイトに「どんなユーザーが」「どれだけ訪問したか」を見るためのレポートです。

画面左側の「ユーザー」をクリックし、「概要」を押すと確認できます。

基本的なアクセス解析、サイトに訪れたユーザーの属性や嗜好、サイトに訪れたユーザーの行動パターンなどを把握でき、それぞれに合わせて改善策を打つことが出来ます。

期間は右上の日付の部分で操作してくださいね。

上記からページ下部に移動すると、ユーザー層ごとに選別したデータを確認できます。

これは「市区町村」を押して、どの市区町村からのアクセスが多いか見ています。
ふむ…大阪からのアクセスが一番多いですね…。

左側のメニューバーで「ユーザー属性」を押して「年齢」をクリックすれば、各年代の割合を見ることも出来ますし

同様に「性別」をクリックすれば、性別の割合も見ることが出来ます。

コホート分析を見ればリピート率も見ることが出来ます!

このレポートの見方について説明します。

せっかくホームページを運用していても、狙ったターゲットに見られていなかったらもったいないですよね。ただホームページを公開するだけではなく、Googleアナリティクスを使ってきちんとターゲットを集められているか分析しましょう。

例えばあなたが店舗集客をしていたり、特定の地域のユーザーに情報を発信したい場合、その目的がきちんと達成できているか確認する必要がありますよね。

本当は神奈川県の人に多く見てもらいたいのに、Googleアナリティクスでユーザーレポートを見てみたら関西圏からのアクセスばかりだったとなれば改善が必要です。そうすれば、どのキーワードやコンテンツが関西圏からのアクセスを引き起こしているのか分析していく必要が出てきます。

集客レポート

集客サマリーは、「ユーザーがどこからあなたのサイトに来ているのか?」という流入元を調べるためのレポートです。

良質な流入が多いのはどこからなのか、Googleアナリティクスの見方を知ることで、良質な流入をもっと増やせる可能性があります。

このレポートは画面左側の「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」を押すと確認できます。

ページ下部の表を見てください。Googleアナリティクスの難しさの要因にもなっている「英語」が並んでいますね…。

ここで諦めそうになった方!諦めるのは早いですよ!!とっても簡単なので以下を参照してください!なんなら印刷してPCの横に置いておいても良いと思います。

Organic Search オーガニック検索からの流入。Googleなどで検索し、その結果からの訪問のこと。
Paid Search リスティング広告のこと。検索した後にテキストのリスティング広告をクリックして流入した訪問のこと。
Direct お気に入り登録していたり、URLを直接入力した際の訪問のこと。
Refferal ほかの際とからリンクを押して流入した訪問のこと。
Social FacebookやTwitterなどのSNSから流入した訪問のこと。
Display バナー広告をクリックして流入した訪問
Other その他の訪問

要は、どのチャネル(経路)からの流入か見ることができるということです。

また、各項目をクリックすることでさらに詳しいデータを確認することが出来ます。
各項目の見方を説明していきます。

Organic Searchをクリックした場合

あなたのサイトにたどり着いた際に検索されたキーワードが表示されます。

このレポートの見方は、検索される頻度の高いキーワードを見つけてコンテンツ拡充に活用しても良いですし、想像していなかった関連キーワードを見つけることもできるかもしれません。推測して、どのようなコンテンツを今後増やしていけば良いのかの参考にしてください

しかし最近ではプライバシー保護の観点から、Googleアナリティクス上でユーザーの検索ワードを見られないようにしており、(not provided)=「情報なし(キーワード情報見れない)」が多くなってしまっています。ここを見られるようにするには別途有料のツールを入れなければなりません。そのため、無料で進めるということであれば、無料で見られる部分のみ見て分析しましょう。

Directをクリックした場合

直接アクセスした場合にDirectに分類されます。
ブックマーク(お気に入り)に登録していてそこからアクセスしたり、URLを直接入力した場合のアクセスなどを指します。余談ですが、見方の1つとして、私が小学生のころ趣味のホームページを運営していたとき、このDirectが毎月増えていくのがやりがいの1つでした(そのときはGoogleアナリティクスではなく他社のアクセス解析ツールでしたが…)。要はブックマークに入れてくれている人が増えているからだと分析していたからです。

ビジネスにおいても、「これいいかも」と思った商品やサービスはブックマークされることが多いです。Directが多いというのは、それだけ選択肢の候補にあがっているということかもしれません。

Socialをクリックした場合

流入元のSNS(TwitterやFacebookなど)が表示されます。

このレポートの見方は、各SNSによって、直帰率やPV数、滞在時間に違いが出るため、どのSNSがあなたのサイトと相性や親和性が良いかが分かります。つまり、今後どのSNSに注力していけば良いのかが分かります

SNSでの宣伝は結構労力がいるので、注力すべき媒体が分かればその媒体に特化した施策も考えられますよね。そういう見方をしていくと、スケール(拡大)させていくことも難しくはないですよね。

Referralをクリックした場合

あなたのサイトへのリンクが貼ってあったサイトのドメインが表示されます。そのリンクがクリックされたら計測されます。

どこからの流入が多いのか、どのサイトのユーザーがあなたのサイトに興味を持つ傾向にあるのかが分かります。このレポートの見方として、ここの傾向を掴むことで、今後どのようなサイトへの掲載を進めていけば良いのか考えることが出来ます

その他、誰かがブログであなたのサイトを紹介して、そのリンクがクリックされた場合にも計測されるので、どこで自分のサイトが表示されているのか把握することができます。良いことばかりではないかもしれません。もし某大手掲示板のドメインがあったら…と考えるとここの必要性もわかりますよね。

行動レポート

行動レポートは、あなたのサイトに訪れたユーザーがあなたのサイトに来てから、どんな行動をしたか?を見るためのレポートです。

例えば、以下のようなことを分析できます。

・ユーザーがはじめに着地したページはどこか
・各ページの閲覧数や滞在時間
・どのページで離脱しているか
・直帰率や離脱率はどれくらいか
・どのページから、どのページに行くことが多いのか
・ページが表示されるまでの時間

などが分かります。つまり、どのページを改善すべきなのかが分かります。

このレポートの見方として、この次に説明する「コンバージョン」に至っているユーザーが、どういう行動をとっているのか分析することができます

コンバージョンするときの滞在時間やセッション/ページビューと比較して、コンバージョンしないページの数値はどうなっているのか。こういった見方をしてみてください。

私が担当した案件で、よくコンバージョンするページAは滞在時間が4分、セッション/ページビューが5になっていました。ほとんどコンバージョンしないページBは滞在時間が15秒と短く、セッション/ページビューは1.2になっていました。

こういう場合、ページAの数値を参考に他のページも改善を進めていけば良いので、ページBのキャッチコピーやコンテンツの順序を見直し、関連するページへのリンクを増やした結果ページAの数値に近づけることに成功し、ページBを入口としたコンバージョンも出るようになりました。
こういう見方もある、という参考にしてくださいね。

コンバージョンレポート

コンバージョンレポートでは、あなたのサイトに訪れたユーザーに起こしてほしいアクション(目標)がどれだけ達成されたかを知る事ができるレポートです。

あらかじめ目標は設定しないといけないのですが、その手間と引き換えに有り余るほどの恩恵を受けることが出来ます

それぞれのホームページに、それぞれの目的があります。例えば資料請求であったり、問い合わせであったり、メールマガジンに登録してもらうことであったり、商品を購入してもらうことであったり…。当然、やるからにはここの件数を最大化していきたいですよね。

そのためには、Googleアナリティクスで目標を設定して、今まで紹介してきたレポートを使って分析する必要があります。どんなユーザーが、どんな経緯で、どんな行動をとって目的を果たすのかを見るのです。

傾向を分析して仮説を立て改善することで、少しずつ目的が達成される回数や頻度が上がっていくはずです。Googleアナリティクスはそのためにあるのです。Googleアナリティクスなら本当にいろんなデータを取ることが出来ますからね…!本当に心強い味方です。

・どんなページを閲覧した人がアクションしやすいのか
・最初にアクセスして、何日経過した人がアクションしてくれるのか
・どのような経路を創ればアクションが起きやすいのか

こういった情報を分析することができます。

ここは面倒くさがらずに必ず設定しましょう。
上記で説明してきた各レポートの真価が発揮されるのは、この目標設定があってこそです。まずはコンバージョンを設定したうえで紹介した見方に沿って分析を行ってみて下さい。必ず何かしらの発見があるはずです。

まとめ

以上が初心者向けのGoogleアナリティクスの見方です。
Googleアナリティクスはとっっっっても奥が深いツールなので、まずはこの4つのレポートの見方をマスターし、気になるところをどんどん見ていってください。

Googleアナリティクスの見方は実際に触らないと覚えません。まずは基本の見方を押さえて、どんどん自分の知りたい情報を得られるようにしていってください!

そして効果的な使い方・見方を覚えてきたら、ぜひ知らない人に教えていってあげてくださいね。

より細かい操作の仕方や、コンバージョン目標の設定の仕方などはこちらから↓

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