【新社会人向け】インプット・アウトプットの方法で大きな差がつく理由

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デジタルアスリート株式会社

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インプットとは

インプットとは「入力」

「インプット」という言葉には、「入力」という意味があります。

ビジネスの世界で使う場合には、「記憶する」「経験する」「知識を得る」ことを指します。

つまり、自分自身が必要な情報や知識を吸収するということです。

代表的なインプット方法

具体的なインプットの方法として、代表的なものは読書でしょう。

自分の知らない知識や他の人が体験した内容について、本から情報を吸収することは、立派なインプットになります。

他にも、

・セミナーに参加する
・人に会って情報や知識を聞く
・ニュースや新聞から情報を収集する

 
などがインプットにあたります。

アウトプットとは

アウトプットとは「出力」

「アウトプット」という言葉には、「出力」という意味があります。

これは、「知識や情報を外に出す」ということです。

学んだことを仕事の成果に反映させる、結果をだすこともアウトプットにあたります。

代表的なアウトプット方法

アウトプットとして代表的なものは、人前でのプレゼンテーションなどです。

・自分の知識を人に教える
・情報を報告書や提案書にまとめる
・ブログやSNSなどに投稿

 
これらも、自分の中にある情報を、人に理解してもらえる形で自ら発信するアウトプットでしょう。

アウトプットの重要性

ビジネスでは、インプットとアウトプットの量と質がスキルアップの鍵を握ると言われます。

知らない情報を積極的に自分の中に取り込むインプットのための行動は非常に重要です。
特に新社会人は、業務に必要な知識を頭に入れないことには仕事にならないため、最初はインプットが中心になることでしょう。

しかし、社会人としてのスキルアップを目指すのであれば、早い段階から質の高いアウトプットをいかに増すかという事を意識すると効果的です。

それはアウトプットには、以下のような特徴があるからです。

より記憶が定着する

エビングハウスの忘却曲線によると、人は何かを学んだ時、

20分で42%
1時間で52%
24時間で67%

このように習ったことを忘れていってしまうそうです。
インプット作業を頑張ったとしても、それだけでは1日後には2/3を忘れてしまうのです。

これを避けるためには、忘れる前にアウトプットをすると非常に効果的です。

忘れる前にもう一度口に出したり、ノートにまとめ直すことで時間のままに忘れてしまうことを防げ、整理することで記憶の定着率が高ります。

考えが深まる

このように、アウトプットをする時には、聞いたことをそのまま繰り返すのではなく、得た知識や情報を自分なりに整理することになります。

理解するために頭の中で情報を関連付けたり、思考をすることで考えや理解が深まりますし、どこの理解が足りないのかなども分かります。
理解が足りない所は、再度調べなおす・人に聞くなど、次に必要な行動も判断できるでしょう。

また、自分のためにするアウトプットでも効果的ですが、プレゼンテーションや発表のためであれば「人に理解してもらう」という目的がでてきます。
「どうしたら伝わるか」を考えることで自分自身もより内容を理解できるようになるでしょうる。

新しい考えが生まれる

このようにアウトプットを行うと、インプットだけの場合の何倍も知識が定着します。

またその知識や情報に対する自分の思考も深まっており、他の情報との関連付けも行なわれるために、本当に自分のスキルとしてインプットしたことを使えるようになるのです。

知識を確実に身につけることで、自分の世界を広げることができ、新しいものの見方や考えができるようになっていくのです。

アウトプットの効果的な方法

文章にする

新入社員の場合には、自分が教えてもらったことを文章にしてマニュアル化しておくと良いでしょう。

考えや手順を整理して自分の身にも着きますし、困った時に見返すこともできます。

また、今自分が教えてもらっていることは近い将来自分が後輩に教えることかも知れませんから、その時に分かりやすく説明する助けになるでしょう。

人に教える

自分の知っている情報を人に分かりやすく教えることは、非常に効果的なアウトプット方法です。

新入社員であれば、同期の間で覚えたことを確認する・分からないことは教えあうなどすると、お互いにとって成長の助けになるでしょう。

まとめ

インプットとして、本を読むと新しいことを学べた気がするのですが、では本当にその本の内容を理解できているかというと、忘却曲線のようにほとんど忘れてしまうのが普通です。

知識をきちんと吸収するためにも、インプットとアウトプットをセットにして行なっていく意識が大切です。

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