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Yahoo!ディスプレイ広告の掲載規定変更のお知らせ。掲載できなかった広告が配信できるようになるかも?

アップデートの概要

今回のアップデートを簡単に説明すると、「これまでは商材のカテゴリーによって広告の配信制限をかけていたが、これからは商材に合わせて掲載できる配信面の方で制限をかけるよ」というものです。 下記に、Yahoo!のヘルプとリリースノートに則って詳細を紹介します。

ディスプレイ広告の一部商品で設定している「販売制限」を、「掲載制限」に変更します。 また、対象となるカテゴリーも一部変更します。 ・販売制限とは 一部広告商品において、販売可能な訴求商品、サービスに制限があります。 ・掲載制限とは 掲載面単位で制限対象となる商品・サービスのカテゴリーを設定することで、広告の掲載を制限する機能です。 従来の販売制限では、制限対象となる商品・サービスのカテゴリーで広告を入稿した場合、カテゴリー自体を理由として審査で否認していました。 掲載制限では、カテゴリーに対する審査否認がなくなり、掲載面によって対象となるカテゴリーが設定されます。このため、従来は審査で否認されていたカテゴリーの広告でも、掲載面によっては掲載可能となる場合があります。 <引用元> ※Yahoo!ヘルプ 販売制限について ※Yahoo!リリースノート 【ディスプレイ広告】販売制限の変更について

  冒頭でピンチにもチャンスにもなり得るアップデートとお伝えしましたが、こちらの情報にある通り、これまで問題なく広告審査に通過して配信ができていたものについては、掲載面の制限がかかりインプレッション数が減少する恐れがあります。 一方でこれまで審査不承認となっていた広告については、掲載面が限定されますが広告配信ができる可能性でてきます。

対象になるサービス・カテゴリ―はなに?

今回のアップデートで対象になるサービスは、ディスプレイ広告(運用型)、ディスプレイ広告(YDN)の両方です。 ただしそれぞれで掲載制限になるジャンルが違うので、下記にサービスメニュー別に掲載制限の対象になるテゴリ―をまとめます。

ディスプレイ広告(YDN)の掲載制限カテゴリー

対象となる広告商品は一部のお客様にのみ提供しています。また、以下の表にないカテゴリーへの制限はありません。

ディスプレイ広告(YDN)の掲載制限カテゴリー

ディスプレイ広告(運用型)は現在一部の広告主と広告代理店のみに提供している機能です。また、以下の表にないカテゴリーへの制限はありません。

YDN・運用型共通の掲載制限カテゴリー

以下のカテゴリーは、掲載面によってはインプレッションが減少する場合があります。

まとめ

今回はYahoo!ディスプレイ広告のアップデート情報についてまとめました。 これまでYDNでなかなか審査通過せず配信を諦めていた方は、再度YDNにチャレンジしてみても良いかも知れません。 また私の所感ですが、今回のアップデートにある「掲載面がカテゴリーに合わせて限定される」という事は、「商材と掲載面の親和性がある程度担保される」というようにも読み取れます。 掲載制限カテゴリーの対象になる商材を既にYahoo!ディスプレイ広告で配信している場合には、アップデートが実施された際に、インプレッション減少の推移もそうですが、CTRやCVRの変化など、その他の指標についても是非チェックしてみてください。

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