YouTube広告 TrueView for actionキャンペーン終了のお知らせ。後継の配信手法:動画アクションキャンペーンのメリット・デメリットとは?

  • 2021.6.21
  • 2021.7.15
  • 5,219 Views

Googleは2021年6月11日、2022年初めからTrueView for actionキャンペーンを動画アクションキャンペーンへ移行すると発表しました。

参照:Achieve greater results by upgrading to Video action campaigns

これにより、TrueView for actionのキャンペーンを新規作成できるのは2021年9月30日までとなります。

TrueView for action終了の経緯

Googleは、TrueView for actionを動画アクションキャンペーンに変更することで、広告配信の獲得効率が向上する可能性があると発表しています。

その理由は下記です。

Googleの内部データによると、動画アクションキャンペーンは、TrueView for actionと比較してコンバージョン数が20%多い

動画アクションキャンペーンは、TrueView for actionに比べて多くの掲載面に広告を配信できるので獲得に繋がるユーザーの拡大に役立つ

TrueView for actionよりも動画アクションキャンペーンの方がCVの獲得効率が良く、より多くのユーザーにリーチできているという実績データを確認したため、Googleは今回の仕様変更に踏み切ったということになります。

動画アクション キャンペーンのメリット・デメリット

動画アクション キャンペーンは、費用を抑えつつシンプルかつ効果的に YouTube でのコンバージョンを促進できるキャンペーンです。

TrueView アクションの機能をベースとしており、1つのキャンペーンで YouTube および YouTube 以外の多様な場所に自動的に広告を掲載できます。

具体的なメリット・デメリットを下記にまとめました。

メリット

広告掲載枠の拡大

動画アクション キャンペーンの一番のメリットは広告掲載枠の拡大にあります。
YouTube ホームフィード、YouTube 動画再生ページ、Google 動画パートナーなどの広告枠に広告を掲載できます。

広告枠が広がることで、従来のインストリーム広告ではリーチできなかった新規の顧客にリーチし、キャンペーンの掲載結果を向上させることができます。

広告管理が簡単になる

動画アクション キャンペーンでは、1つのキャンペーンで複数のフォーマットの広告枠に広告を掲載することができます。

つまり、これまでのようにインストリームフォーマット、ディスカバリーフォーマットと、別々にキャンペーン作成する必要がなくなります。

また、広告枠のごとに入札単価と予算を設定する必要もありません。動画アクションキャンペーンを作成すれば、後は自動的に機会が入札戦略に合わせてCV獲得をはかってくれます。

機械学習の精度向上

こちらも広告掲載枠の増加に伴うものですが、これまで広告枠に合わせて別々に設定していたキャンペーンを統合することにより、キャンペーン内に蓄積されるデータ量が増えます。

それにより、従来のキャンペーンよりも機械学習の精度向上が見込めるのも動画アクションキャンペーンのメリットです。

デメリット

広告枠のコントロールが利かない

動画アクションキャンペーンは、掲載できる広告枠が増える代わりに、どの広告枠に掲載するかを選択することができなくなります。

つまり動画アクションキャンペーンでは、「配信ボリュームはインストリーム広告に重きを置きたい」というような広告枠ごとの細かい管理ができなくなります。

よって、広告枠ごとに細かい数値を管理したい場合にはおすすめできません。

まとめ

これまで、YouTubeホームフィードの枠にLPへ誘導する動画広告配信するにはレスポンシブディスプレイ広告で動画を設定する必要がありました。

ただしこの設定だと一定数、同時に設定している静止画が表示されてしまい、確実に動画広告で配信することはできませんでした。

しかし、動画アクションキャンペーンではLPへ誘導する動画広告をYouTubeホームフィードの枠にしっかりと配信することができます。

ホームフィードは表示回数がとても多い広告枠です。この広告枠にしっかりと動画広告を配信してLPへの誘導数を増やせば、獲得数にも大きな影響を及ぼすと考えられます。

既にインストリーム広告などの動画広告で成果が出ているのであれば、お早めに動画アクションキャンペーンの切り替えを実施してみてください。

参考:TrueView for action campaigns will be transitioned into Video action campaigns in early 2022

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清水 雄飛

デジタルアスリート株式会社 コンサルタント マーケティングを学び、1と0で測れない感情に強く興味を抱く。消費者の感情を考え抜ける仕事を探していた所、株式会社リスティングプラス(現・デジタルアスリート株式会社)代表・長橋の言葉に感銘を受け同社に入社。Web広告を通していかに消費者に心を寄せられるかを探求している。 ロジカルな思考と熱い心を併せ持つコンサルタント。座右の銘は「利他の心」。

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