初心者さんのためのYahoo!タグマネージャー

さてWebにかかわる人なら知っておきたい、タグに関する煩雑な作業を一気に短縮できる、タグマネージャーについてご紹介します。今回はその中でも、Yahoo!タグマネージャーについてです。 ※Google タグマネージャについては別記事にてご紹介いたします。

リスティング広告の効果を計測するために欠かすことのできないものがコンバージョンタグなどの計測タグですが、これらのタグは使用する媒体が増えたり、設定を変更するごとにタグを新たに発行し、タグの貼り替えという面倒な作業が発生します。

中にはそういった作業を繰り返してくうちに、タグの貼り忘れがおきてしまったり、どれが必要なタグでどれがいらないタグかわからなくなってしまった…なんてことにもなりかねません。

そこで役に立つのが今回ご紹介するYahoo!タグマネージャーなのです!!

ほとんどの企業ではこのYahoo!タグマネージャー、そしてgoogleが運営するgoogleタグマネージャを利用しております。
というのも、無料で、しかもヘルプなどが一番しっかりしているのがこの2つなので、その一つを今回ご紹介しましょう。

Yahoo!タグマネージャーとは?

米国Signal社のSignal Tagというプロダクトがベースになっています。Yahoo!タグマネージャーとは各ツールごとのタグを個別に設置することなく、「Yahoo! JAPANユニバーサルタグ」と呼ばれる共通のタグを1つだけウェブページに埋め込みます。
そうすることで、これまでウェブページに埋め込んでいた複数のタグを専用の管理画面で一括管理することを可能にしました。

そのため、新しいタグの追加や不要なタグの削除も、全て管理画面の操作で設定が完了するので、今までウェブサイトの管理者や、外部に作業を依頼しなくてはならなかったHTMLソースの書き換えが不要となり、簡単かつスピーディーに作業を行うことができます。

文字の説明だけじゃ理解できない。

この時点でうまくかみ砕けなかった時には、サポート窓口に電話してしまうのもありです。

https://tagmanager.yahoo.co.jp/support/

サポート窓口が対応していること
・Yahoo!タグマネージャーの概要説明
・Yahoo!タグマネージャーの基本的な操作、設定場所の指導
・Yahoo!タグマネージャー管理画面のメニュー説明
・有償サポートの説明
・Yahoo!タグマネージャーのサイト上に公開している各種資料に関する説明

上記をすべて無料でサポートしてくれちゃいます。
タグの貼り方、必要な計測ツールも人によって様々ですので、電話で問い合わせてしまうのも手かもしれません。

結局GTMとYTMどっちが良いのか

複数のタグを一括で管理というのは、共通です。その先の設定の方法にわずかな差があるので、こちらについて解説していきます。

タグテンプレートの数はYahoo!タグマネージャーが多い

対応できるタグ点プレートの数が多いのがYahoo!タグマネージャーの大きな特徴のひとつです。

もちろん、googleも複数のタグマネージャーに対応できますが、相性が悪い場合もあります。その場合、後述しますがGoogleタグマネージャはエラーになった時に原因が判断ができないため、設定が完了するのに時間がかかります。

Google系のサービスにはGoogleタグマネージャの相性が良い

Yahooにもタグテンプレートが対応していますが、Googleの方が同じプロダクトのため、IDを入力するだけですむため、Google系のサービスの場合にはGTMのほうが最適といえるでしょう。

Yahoo!Japan系のサービスにはYahoo!タグマネージャの相性が良い

コレが一番に聞いてくるのが、設定に疑問があって問い合わせる際です。同じYahooがつくった商品のため、Yahooに問い合わせた際に対応することができます。

Yahoo!タグマネージャーの方が少し拡張性が悪い

Yahoo!タグマネージャーのメリットのひとつに、CVを発火するだけなど目的が単純かつ明快な場合、マウスひとつで操作がしやすいというメリットがあります。

しかし、「○○のページから流入した、○秒滞在した、○ページに到着した人に発火する」など複雑な条件を設定する場合には、Googleタグマネージャーのほうが対応がしやすいです。

また、JavaScriptによる拡張のヘルプが特にYahoo!タグマネージャーには乏しいため、いざというときにかなり知識が必要となります。

リアルタイム計測だから読み込みが速い

非同期や、サーバーダイレクト方式などを利用しているため、タグの読み込みの速度が速いことがあげられます。

Yahoo!タグマネージャーの登録方法

まずはアカウントを作るところから始めましょう。

Yahoo!スポンサードサーチにも共通することですが、まずはYahoo!プロモーション広告を利用している必要があります。

アカウントの解説それ自体には、無料で簡単にできるので登録してみましょう。作るだけでもなんとなく、Yahoo!プロモーション広告の操作感を味わうことができます。
http://promotionalads.yahoo.co.jp/

Yahoo!タグマネージャーを使用する際は、まず始めにアカウント管理画面から、「運用サポートツール」へ進みYahoo!タグマネージャーを選択後に利用規約が表示されるのでそちらに同意します。
同意のチェックが必須となりますので、規約を読んだ上で同意してください。

そしてその後に対象となるサイトの登録を行います。

・サイト名をいれる、ですが分かりやすいように商品名を入れるのがおすすめです。
・新規作成する場合には、確認用URLに自身の持っているサイトのURLをいれてください。

サイト登録が完了しますと、

登録が完了したら、ユニバーサルタグが発行されるのでタグをコピーしてサイト内全てのページの〈/body〉上部にタグを設置すれば基本設定は完了です。

あとは、管理画面上でタグを有効にするページ登録を行い、それぞれに使用するタグを登録すれば使用可能となります。

タグを使用するページの登録方法

初期設定が終わったら、タグを使用するページを登録していきます。
ページを登録する際はYahoo!タグマネージャー管理画面上部にある「ページ管理」から「追加」を選択し登録していきます。

次の画面で使用するページ名と使用するURLパターンを入力していきます。

その際ページ名には「何のタグに使用するものなのか」がわかる形で名前を付けておくと管理しやすくなります。

ここで覚えておきたいのがURLパターンを入力する際に便利な記号です。

URLの末尾にアスタリスク(*)を使用することでサイト内の複数の階層をまとめて有効にすることが可能になります。そしてアスタリスク1つの場合は入力したURLの1つ下の階層まで、2つの場合は入力したURL以降の階層全てというような指定を行うことができます。

この入力方法は例えばリマーケティング配信やGoogleAnalyticsなどのように全てのページでタグを有効にする必要がある場合に使用し、その場合はトップドメインを入力し、末尾に**としておくことでトップドメイン以降全ての階層が対象とすることができます。(弊社の場合は、https://ppc-master.jp/**このように登録する。)

こうすることで1つ1つのページを登録する手間が省けるので必ず覚えておいてくださいね。

サービスタグの登録

サービスタグを登録する際は「サービスタグ管理」→「サービスタグを追加」を選択し次の画面で使用するタグを登録していきます。

サービスタグを登録する際は検索窓にサービス名か提供元の会社名を入力することで、Yahoo!タグマネージャーにあらかじめ登録されているサービスから絞り込みを行うことができます。

一覧から選択したものに関してはそれぞれ入力項目が変わってくるので、必要事項を入力していきます。

下記はGoogleAdWordsのコンバージョンを指定したものですが、サービス名にはページ登録時同様に何のタグなのかわかるように名前を付けておくと管理しやすくなります。

必要事項もサービスタグによって入力項目が変わってきます。

サービスタグの作成が完了したら、次のページでタグを有効にするページの割り当てを行っていきます。

やってはいけないこと

YTMを導入するにあたってやってはいけないことがあります。
それはGTMの中にYTMをいれる、YTMの中にGTMタグを埋め込むといったことです。

これはYTMなどタグマネージャーといわれる機能の構造的な問題により推奨されていません。というのも、簡単にいってしまえば、「タグだけ別サイトにまとめて、リンクを別サイトにまとめる」ようなものなのです。

というと、「GTMの中にYTMをいれたりする」とどうなるでしょうか。
リンク先にリンク先があるような、マトリョーシカのような構造になり、サイトを読み込む一瞬では全部を読み込めず、タグがうまく機能しないことがあります。

動作確認をしよう

これらの設定が終わったら次の画面で、タグの状況をプレビューから有効にしてあげることで、そのタグが計測可能となります。

GTMではプレビュー画面を開き、タグがちゃんと設置されてたか否かまでしか判断することができないのですが、YTMはどこに問題があるのかを分かりやすく説明してくれるので、複雑な設定をするつもりがない簡単な操作を求めている人にはあっています。

最後のチェック

上級者でもよくやってしまうミスが、オンオフの設定のし忘れです。

コンバージョンIDを間違えていないか
アカウントがひとつしかない場合にはあまり発生しないのですが、複数のアカウントを運用している際におこりがちなのが、コンバージョンIDの記入間違いです。
IDを間違えていると、もちろんうまく機能しないのでご注意ください。

既にYSSタグ、YDNタグがあるのに、さらにYTMタグを埋め込む。
すでに設置済みのスポンサードサーチおよびYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の「コンバージョンタグ」を削除せずに、Yahoo!タグマネージャーの設定を行うと、コンバージョンのカウントが重複する可能性があります。

すでにYDNタグを埋め込んでいるようでしたら、一回すべて削除する必要があります。

yahoo タグマネージャーの小技

タグが機能するタイミングに、条件を付け加えることでさらに有用な運用を可能にします。

  • フリークエンシーキャップを設定しない
  • 特に制限を設けず、ページへのアクセスが発生するたびにタグを実行します。タグの新規作成時は、「フリークエンシーキャップを設定しない」が設定されています。
  • 1ユーザーにつきタグを1回実行:実行単位 ○○分間・時間・日間・週間
  • ユーザーによるアクセスの経過時間によって、タグの実行を制限できます。
    例)1日に1回タグを実行させたい場合は、実行単位を「1日間」または「24時間」で設定。
    この場合、まず初回のアクセス時にタグが実行されます。以降は前回タグが実行されてからの経過時間が1日以上経っている場合にタグを実行します。
  • 1ユーザーにつきタグを1回実行: 実行単位 ○○ページビュー
  • ユーザーセッションごとにタグを実行
  • ユーザーセッション(サイトにアクセスしてからウェブブラウザーを閉じるまでの期間)における最初のアクセス時のみ、タグを実行します。
  • ユーザーセッションはウェブブラウザーを閉じると終了するため、セッション終了後、すぐに別のウインドウで該当サイトを表示すると、タグは再度実行されます。
  • 新規訪問者ごとにタグを実行
  • 新規訪問者による初回のアクセス時のみ、タグを実行します。
  • https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=10828

まとめ

このようにYahoo!タグマネージャーを使うことで、
タグの管理や作業にかかる時間を一気に減らす事ができます。特に、これからいろいろなサービス、媒体を試していきたい人には必ず役に立ちますので、まだ使っていないという方は是非使ってみてくださいね!

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