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「Indeed(インディード)広告」は、求職者の利用数が世界No.1の求人サイトであるIndeed(インディード)において、求人票を検索結果の上位に表示することができます。
適切に活用すれば、求人の露出を高め、採用成功率を大幅に向上させることができます。
採用担当者や採用マーケター向けにIndeed広告の基本的な仕組みや出稿のやり方をわかりやすく解説するとともに、効果的な運用方法についても詳しく紹介します。
Web広告に関するお悩みは、
デジタルアスリートにぜひご相談ください。
これまで1800社を超える企業様をご支援の中で得られた知見を基に、経験豊富なコンサルタントが貴社の戦略設計からWeb広告の最適解をご提案いたします。
目次
Indeed(インディード)広告とは?
Indeed(インディード)は、「求人専用の検索エンジン」で、多くの求人情報をまとめて検索・閲覧できるサービスです。
Indeed広告(スポンサー求人)とは、Indeedに掲載される有料の求人広告のことを指します。
Indeed広告を利用すると、検索結果の上位に表示されやすくなり、より多くの求職者の目に留まりやすくなります。
Indeed広告(スポンサー求人)の特徴
Indeed広告(スポンサー求人)は、無料掲載より上位に表示されやすくなるという特徴があります。
また、Indeed広告はクリック課金型の広告です。クリック課金型広告とは広告がクリックされた時に初めて費用が発生する広告のことをいいます。
つまり、Indeed広告は求人情報がクリックされた分だけの費用を支払えばよいため、無駄なコストを抑え、効率的に求人を上位に表示することができるという特徴があります。
クリック単価
クリック単価とは、1クリックごとに発生する費用のことです。
クリック単価はIndeed(インディード)のAIによって決定されます。
この単価は、広告主が設定した日額や月額の予算に基づき、最適な金額へ自動調整される仕組みになっています。
※2022年7月より、クリック単価の入札方式は廃止されました。
現在、AIのクリック単価の運用方針として「バランス」と「応募数最大化」の2つから選択できます。
出典:Indeed 「予算設定・解除方法 – ダッシュボード操作 –」
Indeedで求人掲載順位が決まる仕組み
具体的な仕組みについてはIndeed公式からは明かされていませんが、広告運用の知識から、下記の要素が関係していることが推察できます。
・求人の関連性(求職者の検索キーワードや勤務地と一致しているか)
・応募率(多くの求職者が応募する求人は優先的に表示されやすい)
・クリック単価(CPC)(有料求人は高単価の入札ほど上位に表示されやすい)
先ほどクリック単価は広告主が設定した予算に基づき、Indeed内のAIが自動で決定することを解説しました。
よって、求人を上位表示させるには、予算を高く設定することや、求人内容を見直し、求職者が求める情報をしっかりと明記することが大切であると考えられます。
Indeedに求人を掲載する3つの方法
ここでは、Indeedに求人を投稿する3つの方法を紹介します。
Indeed内の求人には、無料で求人を掲載する方法と有料広告(Indeed広告)を用いて求人を掲載する方法があります。
それぞれの方法のメリットやデメリットも紹介するため、自社にあった方法を選びましょう。
無料で掲載可能な2つの方法
無料で求人掲載する方法は2つ存在します。直接投稿とクローリングという方法です。
直接投稿
直接投稿とは、Indeed内で求人情報を作成し、無料で掲載する方法のことです。
メリット
・Indeedアカウントの作成のみで求人を出せるため、自社の採用ページが無くても利用できる
・コストをかけずに手軽に求人が行える
デメリット
・有料広告が検索結果の上位を占めていることから、目立ちにくく、他の有料広告に埋もれてしまう可能性がある
クローリング
有料広告によって掲載する方法
ここでは、Indeedに求人を投稿する方法の3つ目、有料広告によって求人を掲載する方法を紹介します。
Indeed広告(スポンサー求人)
Indeed広告とは、料金を支払い、求人広告を掲載することで、検索一覧ページで上位に表示させたり、自社のページを目立たせたりする方法です。
メリット
・無料掲載の求人よりも上位に表示されるため、求職者の目に留まりやすくなる
・広告予算を効率的に使用し、ターゲットとなる求職者に効果的にアプローチが可能
・クリック課金制(CPC)を採用しているため、求人に興味がある人がクリックしたときにのみ費用が発生
デメリット
・効果的に運用するためには、適切な予算配分、ターゲット設定、求人内容の最適化が必要
・知識がないまま運用すると、無駄なコストがかかるだけで期待した効果が得られない可能性がある
Indeedで求人を掲載する具体的なやり方を解説
Indeedで求人を掲載する具体的な方法について、無料掲載と有料掲載をそれぞれ解説します。
基本的に下記画像のフローに従って解説していきます。
【無料版】求人を掲載するやり方
企業ドメインのメールアドレス(※)でのアカウント作成をします。
その後、パスワードを設定してください。
※@gmail.comなどのフリーメールではないメールアドレス
③ 企業アカウントを作成
以下の情報を入力します。
- 申込企業名 ※必須
- 従業員数
- 申込者名(フルネーム) ※必須
- 採用でのあなたの役割
- Indeedを使うきっかけになった媒体
- 申込者の電話番号 ※必須
④ 企業情報
以下の情報を正確に入力します。
- 事業形態 ※必須
- 企業名 ※必須
- 代表者名 ※必須
- 代表電話番号 ※必須
- 所在地 ※必須
- 業種 ※必須
- 法人番号 ※法人の場合は必須
ここまででアカウント登録は完了です。
02 労働条件を入力
①職種
求職者がどのような仕事なのかを一目で理解できる職種名を入力します。
職種名以外の情報や、曖昧な職種名の場合、求人が表示されないことがあるため注意しましょう。
例 「オープニング募集」という仕事内容が分かりづらい職種名ではなく、「お菓子の販売」など明確に仕事内容がわかる職種名を記載する
②求人キャッチコピー
求職者が求人の詳細を見たくなるようなキャッチコピーを作成し、他の求人との差別化を図りましょう。
例 「未経験から月収30万円以上も可能!」のようにアピールポイントを記載する
③採用予定人数
採用予定人数を選択してください。
④勤務地
郵便番号・市区町村・丁目・番地・号、建物名・階数を正確に入力しましょう。
入力後に地図が表示されます。ピンの位置が正確ではない場合は、ドラッグして正確な位置に調整します。
⑤雇用形態
予定している雇用形態を選択してください。
⑥給与
支給される給与・手当の合計額を入力します。固定残業代がある場合は、その額も含む金額を入力します。
※個々人によって変動する金額(通勤手当や家族手当)はここでは含めず、後の募集要項で記載してください
⑦固定残業代の有無
固定残業代の有無を選択します。
⑧勤務形態
勤務形態を選択します。(複数選択可)
⑨平均所定労働時間
1か月当たりの労働時間を入力します。
平均所定労働時間とは、休憩時間を除く始業時刻から終業時刻までの時間の日・週・月当たりの平均のことをいいます。
例 1日の所定労働時間が8時間かつ年間所定労働日数が240日の場合、平均所定労働時間は以下の通りです。
8 時間 × 240 日 ÷ 12 か月 = 160時間
⑩社会保険
加入対象の社会保険を選択します。
※正社員・契約社員・派遣社員の募集の場合は必須項目です。
⑪試用期間の有無
試用期間の有無を選択します。
「試用期間あり」の場合、条件の設定画面が表示されます。
先述した内容と同様の条件(給与や労働時間など)を入力しましょう。
ここまでで労働条件の入力は完了です。
03募集要項を入力
募集要項の入力にあたって、それぞれの項目ごとにテンプレートが用意されているため、テンプレートを活用することで効果的な募集要項を作成可能です。
①仕事内容
テンプレートに従い、会社の事業‧職務内容などを入力します。
また、採用後に仕事内容が変更する可能性がある場合、下記の例のように変更の範囲を入力します。
例 業務内容は、一般事務を基本としますが、会社の業務状況や組織変更により、総務・経理・人事・営業事務など、会社が指定する業務への異動をお願いする場合があります。
②アピールポイント
職場の様子や仕事環境、企業のビジョンやユニークな社内の取り組みなど、求職者に目に留まるようなアピールを入力します。
③求める人材
必要な学歴や経験、スキル、資格などを入力します。
基本的に特定の属性、年齢層、国籍、性別の指定はできないため注意が必要です。
「20代限定」という文ではなく、「20代活躍中」といった文に変更することなどが対策として挙げられます。
④休暇・休日
年間休日数や有給、特別休暇制度などを記載します。
⑤勤務地
勤務地に関する補足情報を入力します。
リモートや出張、転勤、の勤務地や複数勤務地がある場合、変更の可能性も含め入力します。
受動喫煙防止措置についてもここで記載します。
⑥アクセス
勤務地の最寄り駅や交通手段を入力します。
⑦給与
給与や固定残業代に関する備考や、賞与・昇給・手当に関しての補足説明を入力します。
⑧待遇・福利厚生
他の項目で未設定•未明記の待遇や条件についても入力します。
⑨その他
採用までの流れ(面接回数など)や勤務開始日など、これまでの記載事項に該当しない情報があれば、補足します。
⑩掲載画像
求人票に掲載したい画像が最大5枚設定可能です。
メイン画像が1枚目の求人検索画面および募集要項に反映されます。
⑪この求人のタグ(特長)
Indeedに掲載された際の検索結果一覧において、選択したタグが反映されます(最大3つまで)。
ここまでで、募集要項の入力は完了です。
04応募関連の設定をする
①はじめに
「基本情報と任意の追加情報」と「履歴書の提出を依頼」のどちらかを選択します。
・「基本情報と任意の追加情報」を選択した場合、名前・ふりがな・メールアドレスなどが応募時の必須事項となります。
・「履歴書の提出を依頼」を選択した場合は、履歴書の提出が応募時の必須事項となります。
②通知・問い合わせ
「応募の通知を受け取るメールアドレス」「電話でのお問い合わせ·応募」「電話での受付が可能な場合、電話番号入力」のそれぞれを設定します。


④事前スクリーニングの設定
応募者への質問を設定できます。「質問を追加する」ボタンをタップし、学歴や職歴、資格などから設定可能です。
必須要件として設定したい場合、「必須要件」ボックスをチェックします。

⑤入力内容の確認
設定した内容を一覧で確認できます。修正したい場合、該当の項目の鉛筆マークをクリックします。
未入力の項目がある場合、上部の「追加する」をクリックすると、未入力項目に追加ができます。
内容を全て確認し、「この内容で確定」をクリックします。

⑥掲載方法
今回のように無料掲載する場合は、「求人を無料掲載する」を選択します。
⑦求人票の掲載審査
掲載方法を選択後、求人の掲載申請に移ります。求人票の掲載審査は、数時間から72時間かかります。
審査に通過すると、自動で求人掲載が完了します。
以上が無料でIndeedに求人を掲載する方法です。
【有料版】求人を掲載するやり方
ここでは有料求人掲載(Indeed広告)の方法について解説します。
無料掲載の方法と同様に掲載方法の選択画面(04応募関連の設定をするの⑦番)まで進めます。
①採用予定人数
「採用予定人数」で入力した数字が反映されているため、採用人数に間違いがないか確認します。
②求人予算
今回の求人にかける予算を推奨予算額に設定することで、求人の露出が高まり、検索結果での表示回数も増えます。
この画面では、月額か日額かを選択可能です。
③終了日(任意)
終了日を設定する場合、左横の四角のボックスにレ点を入力し、カレンダーから終了日を選択します。
④お支払い方法に関する情報
クレジットカード情報を入力します。
⑤求人票の掲載審査
求人の掲載申請に移ります。求人票の掲載審査は、数時間から72時間かかります。
審査に通過すると、自動で有料求人掲載が完了します。
無料掲載と有料掲載を切り替えるやり方
管理画面から無料掲載と有料掲載を切り替えることが可能です。
①切り替えたい求人のチェックボックスを選択し、「予算を変更」をタップします。
出典:Indeed 「予算設定・解除方法 – ダッシュボード操作 –」
②無料掲載を有料掲載に切り替えたい場合は、予算を設定し、「保存して次に進む」ボタンのタップで切り替えが完了します。
出典:Indeed 「予算設定・解除方法 – ダッシュボード操作 –」
③有料掲載を無料掲載に切り替えたい場合は、「予算を削除する」ボタンをタップで切り替えが完了します。
出典:Indeed 「予算設定・解除方法 – ダッシュボード操作 –」
Indeedで求人を出稿する際の注意点
Indeedには求人を掲載する際にいくつか注意点があります。
注意点を守らず求人を作成してしまうと、掲載自体されないという問題が発生してしまいます。
ここでは、守るべき注意点について解説していきます。
求人掲載に関するガイドライン
【掲載できない求人情報】
- 法律に抵触する、または求職者に犯罪をそそのかすもの
- 他人の権利を侵害する内容を含んだもの
- その他、当社が不適切と判断したもの
具体的に注意するべきことを下記にまとめたため、参照しながら求人掲載を行いましょう。
差別的表現の禁止
年齢、性別、国籍、人種、宗教、性的指向、障がいの有無などに基づく差別的な表現は禁止されています。
適切な表現の例 | 不適切な表現の例 |
「男性が活躍中」 | 「男性のみ」 |
正確な情報の提供
仕事内容、給与、勤務地などの情報は、正確かつ具体的に記載する必要があります。
適切な表現の例 | 不適切な表現の例 |
「月給25万円~35万円+インセンティブ」 | 「高収入!」 |
虚偽情報の禁止
実際の仕事内容や労働条件と異なる内容を掲載することは禁止されています。
不適切な表現の例 |
「簡単な作業です」(実際には専門スキルが必要な場合) |
手数料の徴収禁止
応募者から登録料、面接料、紹介料などを徴収することは認められていません。
不適切な表現の例 |
「採用時に登録料1万円が必要です」 |
広告・リードジェネレーション目的の求人掲載禁止
実際に募集していない職種やポジションを掲載することは禁止されています。
不適切な表現の例 |
「本当は採用しないが、集客目的で掲載」 |
多重求人・重複掲載の禁止
同一の求人を複数回掲載したり、別の会社名で同じ求人を投稿することは禁止されています。
不適切な表現の例 |
「同じ内容を社名を変えて複数回掲載」 |
報酬の明確な記載
給与・報酬は具体的な金額を明記し、「応相談」などの表現も適切に使用する必要があります。
適切な表現の例 | 不適切な表現の例 |
「時給1,200円~1,500円」 | 「高収入!詳しくは面接で」 |
在宅・リモートワークの明示
在宅勤務やリモートワークが可能な場合は、具体的に記載してください。
適切な表現の例 |
「完全在宅勤務可」 「週3日までリモートワーク可能」 |
適切な連絡手段の提供
求職者が直接応募・問い合わせできる電話番号やメールアドレスを明示する必要があります。
不適切な表現の例 |
「連絡先は面接後にお知らせします」 |
法律に基づいた内容の記載
労働基準法、雇用機会均等法などの関連法規を遵守し、法令に基づいた労働条件を明記する必要があります。
適切な表現の例 |
「法定労働時間内での勤務(残業は月20時間以内)」 |
該当項目に当てはまらないにも関わらず、掲載されていないという場合には、Indeedのお問い合わせフォームからお問い合わせを送りましょう。
Indeed広告を運用するメリット・デメリット
ここではIndeed広告(スポンサー広告)を自社で運用する場合と代理店に委託して運用する場合のメリット・デメリットについて解説します。
紹介するメリットとデメリットを踏まえ、どちらの運用方法がより適しているか解説します。
自社で運用するメリットとデメリット
自社でIndeed広告(スポンサー求人)を運用するメリットとデメリットについて解説します。
メリット | デメリット |
変更点をすぐに適用できる | うまく採用できないリスクがある |
運用ノウハウを蓄積できる | 求人の予算が高騰してしまう可能性がある |
運用コストを抑えることができる | 運用担当のリソース確保が必要 |
メリット
①変更点をすぐに適用できる
代理店などへ運用を委託していた場合、変更内容を代理店担当者へ伝え、変更してもらいます。場合によっては、ややタイムラグが生じる恐れがあります。
しかし、自社でIndeed広告を運用していれば、求人内容の変更や追加、クリック上限単価の調整などもすぐに対応が可能になります。
②運用ノウハウを蓄積できる
自社で運用を行えば、成功事例や失敗事例からノウハウを自社に蓄積することが可能であり、今後の運用に活かすことができます。
③運用コストを抑えることができる
自社で運用する場合、Indeedのクリックによる課金以外には、基本的に費用がかかりません。
もし、Indeed広告の運用を外部に委託する場合は、手数料などが発生するため、コストがよりかかってしまいます。
デメリット
①うまく採用できないリスクがある
運用には経験に基づいたノウハウが必要です。
このノウハウがない場合、有料で掲載を行っているのにも関わらず採用活動が上手くいかないという問題が発生する可能性があります。
②求人の予算が高騰してしまう可能性がある
自社でIndeed広告を運用すると、予想以上に費用がかかるリスクがあります。
Indeed広告はクリック課金制のため、自社で上限クリック単価を設定しなければなりません。
しかし、この設定を誤ると、無駄な広告費が発生してしまいます。
また、クリック数が多くても採用につながらなければ、コストばかりが増えてしまいます。
その結果、予定していた以上の予算が必要になる可能性があります。
③運用担当のリソース確保が必要
広告運用にリソースを割くことが必要になるため、リソースに余裕がない企業の場合は、他業務に支障をきたしてしまう恐れがあります。
運用代行を利用するメリットとデメリット
Indeed広告(スポンサー求人)の運用を外部に委託するメリットとデメリットを紹介します。
メリット | デメリット |
運用リソースの確保が必要ない | 社内に運用ノウハウが残らない |
クリック単価の最適化 | 対応にタイムラグが発生する |
スムーズな採用活動が可能 | コストがかかる |
メリット
①運用リソースの確保が必要ない
運用のためのリソースがほとんど必要ないため、リソースに余裕がない企業にとって他業務にリソースを割くことが可能です。
②クリック単価の最適化
代理店では業界や業種・職種ごとにどの程度のクリック単価が最適かを把握しているため、無駄のない最適なクリック単価での運用が可能です。
そのため、必要以上のコストをかけずに広告の運用が可能です。
③スムーズな採用活動が可能
代理店は、求人ページや広告文など、ユーザーからの応募を獲得する方法を知っているため、採用活動をスムーズに行うことが可能です。
デメリット
①社内に運用ノウハウが残らない
運用を行うのは社外の運用担当であるため、社内に運用ノウハウが残りません。
そのため、自社運用に切り替えることが困難になります。
②対応にタイムラグが発生する
運用中のIndeed広告への変更があった場合、代理店へ連絡して対応してもらうため、代理店の状況次第では、時間がかかるケースがある。
③コストがかかる
Indeed広告運用を代理店に依頼すると、追加で代行手数料などのコストがかかってしまう。
自社運用と運用代行どちらがおすすめか
上記で紹介した自社運用と運用代行それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、それぞれの運用方法がおすすめな場合を挙げました。
当てはまる項目が多い方法での運用を推奨します。
自社運用がおすすめな場合
◽︎社内に広告運用の知識がある
◽︎採用コストを抑えたい
◽︎小規模な採用活動で試したい
運用代行がおすすめな場合
◽︎効果的に応募を増やしたい
◽︎広告運用の知識がない・手間をかけたくない
◽︎短期間で成果を出したい
Indeed広告を運用するポイントを解説
Indeedは、多くの求職者が利用する求人検索エンジンであり、適切に広告を運用することで効果的に応募を集めることができます。
ここでは、Indeed広告の運用で押さえておくべき重要なポイントを解説します。
求人情報は詳細に入力する
費用対効果を高めるためにも、求人票の情報はできる限り細かいところまで入力しましょう。
「除外キーワード」などの設定をIndeedでは出来ないため、求人票の情報が曖昧だとターゲットではない求職者にクリックされる可能性があります。
例えば、広告運用の経験者をターゲットにしている場合を考えてみましょう。
「高時給!広告運用担当者」とキャッチコピーを設定してしまうと、未経験でも高い給料を得ることができると認識した求職者がクリックしてしまう可能性があります。
結果として、無駄な広告費を投じることになってしまうため注意が必要です。
「注目の企業」を活用する
一定額のIndeed広告を出稿すると「注目の企業」機能が利用可能になります。
この機能では、以下の写真のように、企業のロゴを含みながら大きく求人を表示させることができます。求人を目立たせることができるため、企業の認知度向上や応募数のアップが見込めます。
「注目の企業」は、検索結果の各ページに1社のみ表示されます。モバイルデバイスでは、求人検索結果に会社のロゴが表示されていると、「応募する」ボタンのクリック率が50%向上するというデータもあります。
出典:Indeed(インディード)に求人情報を掲載する方法|無料掲載から有料掲載まで
具体的に「注目の企業」機能が利用可能になる条件については、Indeedへの問い合わせをIndeed公式側が推奨しています。
お問い合わせについては、「Indeed 注目の企業 お問い合わせページ」から可能です。
出典:Indeed(インディード)「注目の企業」で認知度を高め、求職者にアピール
「採用市場レポート」を活用する
「採用市場レポート」を活用することで、該当の職種の採用難易度、求職者の人気キーワード、求職者数などもリサーチできます。
この機能を用いることで、求職者のニーズを正確に把握したうえで求人票を作成することができるため、検索されやすく、採用活動を効果的に行うことができます。
募集職種(職種名または職種カテゴリー)×エリア(都道府県)で検索することで、該当の職種のレポートを作成できます。
※写真では、募集職種→広告運用 エリア→東京都 と入力している
出典:Indeed 求職者が検索しているキーワードがわかる!? Indeed(インディード)の「採用市場レポート」機能の使い方
採用市場レポートにアクセスする方法は、Indeedの応募者管理画面にログイン後、左側にある「アナリティクス」に移動し、ドロップダウンメニューから「採用市場レポート」をクリックします。
まとめ
本記事ではIndeed広告について、その特徴から掲載方法や掲載の注意点、運用の方法などを解説しました。
掲載方法が分からないという方に向けて、無料求人、有料求人(Indeed広告)それぞれの掲載方法について画像付きで分かりやすく解説しているため、活用してみてください。
また、Indeed広告は求人専用の検索エンジンであるIndeedにおいて求人を上位表示することが可能です。求職者にしっかりとアプローチすることができるIndeed広告ですが、効果的な求人を行うには、正しい運用ノウハウが必要です。
本記事で解説した守るべき注意点や運用の方法をしっかりと参照し、実践することで効果的に自社の求める人材に対してアプローチすることが可能なため、実践してみましょう。
Webマーケティングの成功確率を高めるには…
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