キーワード広告とは?今すぐ始めるべき5つの理由を解説

  • 2018.2.2
  • 2020.4.8
  • 10,509 Views

キーワード広告とはWeb広告の1つです。
ネット広告市場の売上高増加とともに、大企業のみならず中小企業、個人事業主と様々な人がWeb広告の利用をしています。

Web広告は施策や商材との相性等を合致させれば誰でも確実にモノ・サービスを売ることができます。

Web広告の特徴は何と言ってもその圧倒的な容易性です。ざっくり述べるとターゲティングを細かく設定できる事や、リアルタイムで結果を追える事や全ての作業がパソコン1つで完了する点です。
 
今回はその数あるWeb広告手法の中で企業様がキーワード広告を今すぐ始めた方が良い理由をお届けします!

そもそもキーワード広告ってなんぞや??

まずその前に、今回ご紹介するキーワード広告について簡単にご説明します。

キーワード広告とはインターネット上でユーザーが検索サイトにてキーワードを検索した際に、検索結果に応じて、そのキーワードと関連性の深い広告やホームページへのリンクが表示されるものです。

キーワード広告は別名「リスティング広告」や「検索連動型広告」とも言われています。具体的にはどういった広告でしょうか?

「見たことない!」という方も、知らず知らずの内に目にしているかもしれません。お手元にPC・スマホがあれば、適当なキーワードを検索してみてください。

図の様に通常の検索結果(これを自然検索結果と呼びます)の上記に”広告”と記された広告文とサイトへのリンクが出てきたのではないでしょうか?
その部分がリスティング広告枠(つまりキーワード広告枠)です。

キーワード広告はGoogleやYahoo等のポータルサイト上で表示されます。極端な話、お金をかければかけるほど検索結果の上位に表示され、広告のクリック数増加が見込まれます。

キーワード広告は、通常の広告の様に表示されているだけ(掲載されているだけ)ではお金がかかることは一切ありません。
ユーザーにクリックされて初めて料金が発生する仕組みとなっています。この仕組みを「クリック課金制」といいます。

つまり、とりあえずキーワード広告を初めてみるだけでも、インターネット上にはあなたのサービスが常に表示されているということになり認知度の向上に繋がります。

またキーワード広告は、検索動作が起きる毎秒ごとにオークションで掲載順位が決まります。
例えばキーワード「ラーメン」に対して、Aさんが1クリック50円で設定していて、Bさんが1クリック100円で設定をしていたら、上記のリスティング広告枠にはBさんのキーワード広告が上位表示されます。

「クリック課金制」で「オークション形式」のキーワード広告は、検索結果というユーザーがキーワードに求めていることに対して答えを表示することができます。
キーワードに対して興味・関心を持っているユーザーに対して、商品やサービスをアプローチできるので広告効果は高いと言えます。

またキーワード広告だからこその特徴や強みも多々持っており、これらを理解した上でキーワード広告を始めれば売上の向上に繋がります。

ではキーワード広告をあなたが行うべき5つの理由をみていきましょう!

理由① インターネット上に溢れる顕在層ユーザーに接触できる!

現代においてスマートフォンの存在感は極めて高いものです。
総務省の調べによると、2011年時点での日本のスマートフォン普及率は世帯全体で10%でした。それが近年では普及率が50%を超えており、その普及率は年々増加しています。

これは、国民の2人に1人がスマートフォンを所持しているという事を意味します。

その証拠に人々がモノ・サービスを買う、利用する際の意思決定はインターネット上でやり取りをされる事が多くなっており、Web広告の市場増加の大きな要因となっています。
 
インターネット上で商品を選定する際にユーザーがまず行うのは、キーワードを用いた検索です。

キーワードを検索したユーザーはその時点で何かしらの興味・関心を持っています。言いかえるなら、非常に購買意欲の高いお客様ということになります。
そういったユーザーに対して、適切に自社商材をインターネット上で売り込む事により、売上を増加させることが可能になります。

理由② 費用、キーワード自由?!無理なく今すぐ始められる!

「そうは言ってもウチは広告費にかけるお金がないからね・・・」
「仕組みはわかったけど、クリックされなきゃ意味ないでしょ?」

広告を出すのであれば当然のごとく、費用が発生します。キーワード広告も例外ではありません。ですが、広告費は自分で決めることができます。

極端な話、少額1万円からスタートすることも可能です。ただ広告を出す以上は、自社商材の利益等を考えて広告費を捻出をすることをおすすめします。

冒頭でも述べた通り、キーワード広告は「クリック課金制」なのでクリックされない限り費用は発生はしません。また日ごとに予算の設定もできるので、「1日あたり1,000円以上は使いたくないな‥」という方は1日の予算は1,000円として、それ以上は広告を表示しないようにもできます。

また、ユーザーがどの様なキーワードで検索してくるかわからない方には、Googleが無料で提供している「キーワードプランナー」と呼ばれるキーワード策定ツールもあります。
そのようなツールを利用すれば、キーワード選定も楽に行うことができます。

理由③ 他の媒体配信に比べて売上が上がりやすい!

キーワード広告は、具体的なキーワードを検索してくるユーザーに広告を表示できる為、顕在層に接触できると書きました。

そこで商品価値を伝えることができれば、コンバージョン(商品の購入や資料請求)に繋げることができます。また顕在層は潜在層よりも商品への欲求が明確な為、高いリピート率を期待する事もできます。

そういった意味でキーワード広告は、他広告手法よりも売上を生み出しやすい広告と言えます。
だからこそ「Web広告は種類が多くて難しい!」「Web広告ってまず何から始めればいいの?」という方には、キーワード広告がおすすめです!

理由④ 効果がないなら即停止!いつどこででも止められる!

キーワード広告は広告配信の継続や停止が気軽に行えます。

TVや雑誌に出すマス広告や純広告の場合、契約期間に応じた料金が発生します。
広告効果が出ている際には問題はありませんが、効果が薄い場合でも契約期間には料金が発生してしまうのです。これだと余分な出費になってしまいますよね。広告を少し変更したいと思った時にもかなり手間がかかってしまいます。

キーワード広告なら、広告効果が出ているものは広告数を増やすこともできます。反対に、設定してみたけれど全く効果がないなと思った際には、いつでも広告を停止出来ます。

理由⑤ 集めた情報は次の施策へ、一石二鳥!

キーワード広告はユーザーの情報収集をすることができます。

例えばマス広告の1つである新聞広告ですと「誰がいつどこで」広告を見たのか、判断することはできません。

キーワード広告なら、広告をクリックしたユーザーの「性別、年齢、その人が普段どんなサイトを利用しているのか?クリックした後に訪れたHPをどの範囲まで閲覧したのか?」といった、細かい情報を取得する事ができます。

設定している広告に対して、女性ユーザーが多くクリックしているなら女性に適した広告文ということになりますし、逆を言えば男性には適していない広告とも読み取れます。
自社商材のターゲットが広告をクリックしているのか?クリックしているとすればユーザーは何に対して興味を抱いているのか?これらを分析する要素として、とても役立ちます。

キーワード広告で集めた情報は、その他の広告配信にも応用が可能です。

例えば、一度サイトを訪れたことのあるユーザーに対して再度アプローチ(広告表示)を行える、リマーケティング広告と呼ばれる手法にも応用が可能です。

まとめ

以上のことから、キーワード広告とはインターネット上に存在する顕在層のユーザーに向けて商材を訴求することができるWeb広告と言えます。

広告配信は少額から始められ、効果を見ていつでも配信の増減が可能です。かつ、リマーケティング広告という手法にも応用ができるので新たな販路の拡大に繋がります。

Web広告の中では一番気軽に行える配信手法なので、是非とも活用することをおすすめします!

ただ、「気軽」とは言え、仕組みを理解すればするほど、実は奥が深い世界であることも事実です。
まずは月5~10万円から初めてみて改善を行い、少額の広告費から売上アップを目指しましょう!

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関根諒亮

デジタルアスリート株式会社
インハウス支援部 課長
2018年4月、デジタルアスリート株式会社(旧:株式会社リスティングプラス)へ入社
そこからリスティング広告運用者として2年従事し、 Facebook広告にも携わる。3年目からは御社のWebチームへ配属され、4年目現在はチームのマネージャーを担当。

趣味は映画鑑賞、Manchester Unitedの試合観戦です。好きな色は赤色です。
好きな映画は『バタフライ・エフェクト』です。 エンディングの『Stop Crying Your Heart Out』が流れる瞬間は映画史に残るエンディングだと思っています。

仕事に関しては、関わってくれた方々への恩返しをモットーに出し惜しみをしない仕事の提供を意識しています。
いつかは自分の得た知識を生かして、地元の活性化に尽力できる様に、何でも知識を吸収していきます。
座右の銘は『未来を見て点を結ぶことはできない。 過去を振り返って点を結ぶだけだ。 だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。 』
byスティーブ・ジョブス 隣人は静かに微笑む

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