【新入社員必読】報連相完全ガイド|仕事で差がつく上手なコミュニケーション術

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「報連相って何?」「どうすれば上手くできるの?」こんな疑問を持ったことはありませんか?

新入社員はもちろん、若手社会人やビジネスパーソンにとっても、このスキルの向上は大きな課題となっています。

本記事では、報連相の意味から実践方法までを徹底解説し、あなたのビジネスコミュニケーションスキルを一段階上へと引き上げるお手伝いをします。

報連相とは?

報連相とは、「報告」「連絡」「相談」の略称です。これらは、円滑な業務遂行と良好な職場関係構築に不可欠な要素です。それぞれの意味について解説します。

報告:業務の進捗状況を伝える

報告とは、自身の担当業務の進み具合を適切なタイミングで伝えることです。

上司や関係者に状況を知らせることで、適切な指示や支援を受けられます。「報告」の重要なポイントは以下があげられます。

・結果や現在の状況を簡潔に伝える
・課題があれば明確に説明する
・今後の対応案も併せて提案する

連絡:関係者と情報を共有する

連絡は、業務に関わる人々と必要な情報を共有することです。

個人の見解ではなく、客観的な事実を伝えることが重要です。効果的な「コツ」は以下があげられます。

・必要な情報を漏れなく伝える
・簡潔で明確な表現を使う
・相手の立場を考えて情報を整理する

相談:問題解決のサポートを求める

相談は、業務上の課題に直面した際に、上司や先輩にアドバイスを求めることです。

早めの相談が問題解決の近道となります。適切な「相談」の方法は以下があげられます。

・現状と課題を明確に説明する
・自分で考えた解決策も提示する
・相手の都合を考え、適切なタイミングを選ぶ

効果的な報連相の実践と上達法:新社会人のためのスキルアップガイド

報連相の目的と重要性を理解する

報連相の目的や重要性を皆さんは正しく理解できていますでしょうか?

報連相の主な目的は、組織内の情報共有と円滑なコミュニケーションの促進ですが「相手の基準を知る手段」でもあるのです。相手は「何をすると喜ぶ?」逆に「何をされると嫌がる?」ということをリサーチすると捉えてもらうとイメージしやすいかもしれません。

なんだか報連相が重要だというイメージはできたかもしれませんが、中には報連相を行うことで「相手の時間を浪費してしまう」と思ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな考えから「自分で考えて、自分で簡潔させる。」や「曖昧なままだけど多分こうだろうと思って始める」などの対応をしたことがあるはずです。

ただ、それではいつまでたっても報連相ができるようにはなりません。

なぜなら、「報連相ができている!」を決めるのは「相手」だからです。相手に判断を委ねてまずは質より量を行うことを意識してみましょう!

適切な報連相のタイミングと方法

ただ、質より量とはいいつつも、報告・連絡・相談にはそれぞれ適切なタイミングがあります。

報告には定期報告と即時報告があります。定期報告は日報や週報など、決まった間隔で行います。一方、重要な進展や問題発生時には、速やかに上司に報告することが重要です。

連絡は新しい情報を得たらすぐに行います。例えば、会議日程の変更や重要な情報入手時などです。

相談は問題発生時や判断に迷った際に行います。小さな疑問でも早めに相談することで、大きな問題を防げることがあります。

コミュニケーション手段の選択も大切です。緊急性の高い事項は対面や電話が適しています。詳細な情報共有にはメールや社内チャットが有効です。状況に応じて最適な手段を選びましょう。

また、「聞いてもいいタイミングのかな…?」ではなく「どう聞こうかな?」を考えてから報連相を行うことで自然と「質」を改善していくことができます!

効果的な報連相のポイント

効果的な報連相には、情報の整理と優先順位付けが欠かせません。

まず、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を使って情報を整理します。これにより、伝えるべき内容が明確になります。

次に、情報の重要度と緊急度を考えて優先順位をつけます。全ての情報を同じように扱うのではなく、重要かつ緊急性の高い事項を優先して伝えましょう。

相手の立場を考えた伝え方も重要です。上司への報告では、結論や要点を先に述べる「PREP法」が効果的です。同僚への連絡では、相手の業務への影響を考え、必要な情報を簡潔に伝えることを心がけましょう。

報連相スキル向上のための実践法

報連相のスキルを向上させるには、日々の実践と振り返りが大切です。

毎日の業務終了時に、その日の報連相を振り返ることをおすすめします。うまくいった点、改善が必要な点を自己評価します。例えば、「今日の報告は簡潔にまとめられた」「あの連絡はもう少し早くすべきだった」などです。

また、先輩社員の方からのフィードバックも積極的に求めることもおすすめです。報告書や議事録を書いたら、上司や先輩に確認してもらい、アドバイスをもらいましょう。その際に今は「相談」しても良いタイミングなのかを見極めることも忘れないようにしましょう!

報連相不足がもたらす問題:事例から学ぶ重要性

ビジネスの現場で報連相が適切に行われないと、思わぬ問題が発生することがあります。ここでは、ある新入社員の事例を通じて、報連相の重要性を考えてみましょう。

新入社員の事例

新入社員の佐藤さん(23歳)は、入社して半年が経ち、初めて重要な社内会議の資料作成を任されました。大学時代のゼミ発表で培った自信から、佐藤さんは上司に確認せずに作業を進めました。

しかし、提出した資料は会社の方針と合っておらず、使用したデータも古いものでした。さらに、会社の資料フォーマットも適切に使用していませんでした。

結果、上司から厳しい指導を受け、会議直前まで修正作業に追われることになりました。会議では不十分な説明となり、部署間の連携に支障をきたしてしまいました。

この事例から、報連相の重要性が浮き彫りになります。

作業開始時の方向性確認、定期的な進捗報告、疑問点の早期相談、チーム内での情報共有など、適切な報連相を行うことで多くの問題を未然に防ぐことができます。

日々の業務で報連相を意識し実践することが、個人の成長と組織の成功につながる重要な鍵となるのです。

新入社員の皆さんも、報連相の重要性を理解し、積極的に実践していくことで、ビジネスパーソンとしての基本的なスキルを身につけていきましょう。

まとめ

ビジネスパーソンの皆様にとって、報連相はビジネスの基本スキルの一つです。日々の実践を通じて、このスキルを磨いていくことで、個人としての成長はもちろん、チーム全体のパフォーマンス向上にも貢献できます。

報連相の実践には、以下のポイントを意識しましょう。
・適切なタイミングと方法で情報を共有する
・相手の立場を考えた明確なコミュニケーションを心がける
・問題に直面したら、早めに相談する勇気を持つ

ビジネスの世界では、正確さとスピードの両立が求められます。報連相を通じて、効率的で信頼性の高い業務遂行を目指していきましょう。小さな努力の積み重ねが、大きな成果につながります。

報連相のスキルを向上させることは、ご自身のキャリアアップにもつながります。コミュニケーション力の高い人材は、どの職場でも重要な存在となります。自己成長のために、報連相の実践を日々の習慣にしていきましょう。

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