除外キーワードで広告費の無駄を減らす!設定ステップも詳細解説

  • 2018.10.9
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リスティング広告でどうしたら成果が出せるのか。CPAを抑えながらCV獲得を伸ばしていけるのかは、世の中のWeb広告担当者全員の悩みですよね。

中には費用対効果を上げるために、効果のでないキーワードを次々とオフにしてしまう運用者もいるのですが、キーワードをオフにしなくても無駄な検索への広告を抑える方法があります。

それが除外キーワード設定です。

ご存知の方もいるかも知れませんが、知っていても実際に設定していなかったり、やり方が分からない人も多いのではないでしょうか。

今回は除外キーワード設定について、その意味と設定の方法を分かりやすくまとめました。

除外キーワードとは

リスティングで広告を配信するためには、キーワードの設定をします。

設定されたキーワードに対して、実際にユーザーが検索したキーワードを確認できるのが「検索クエリ」であり、管理画面上では「検索語句」で確認することができます。
検索クエリで確認できる広告費の無駄で、よくあるものとしては、自社と同じ商品名が全く違う業界に存在することで、そちらの商品を検索したユーザーにも自社の広告が出ているなどです。

その他にも、関係ない意図を持った検索で無駄に広告を出稿し、購入意思が低いユーザーや、別のものと勘違いしてクリックするユーザーにクリックされていることが多くあります。

そういった無駄なクリックを減らし、費用が無駄に発生しないようにするために有効な設定が除外キーワードです。
この除外キーワードに設定したキーワードが検索された場合は広告が出ないようにすることができるのです。

除外キーワード設定の一例

例えば、「アメ」(キャンディー)を扱う会社であれば、キーワードに「飴」や「アメ」と登録すると思いますが、それだけでは「雨」と検索された場合にも広告が出てしまいます。

そんな時に活躍するのが除外キーワードで、「雨」を除外キーワードとして登録すると、ユーザーが「雨」と検索した時、この会社の広告が出ないようになります。

また、天気関連で「アメダス」と検索した場合も、「アメ」が含まれるため、広告が出てしまう可能性があるのですが、「アメダス」を除外キーワードすることで、広告が出ないようにできます。

このように似たような言葉、他社製品だけど同じ名前など、ユーザーが自社商品以外を求めていることが明らかな場合は、除外キーワード設定が効果を発揮します。

除外キーワードマッチタイプについて

しかし、ただ単純に「広告を表示したくないキーワードを除外キーワードに設定すればいい」と言うわけではありません。設定によっては、出したい検索にも広告が出なくなってしまうからです。

そこで使いこなしたいのが除外キーワードのマッチタイプです!

除外キーワードに使われるマッチタイプは3つあります。

①完全一致
②フレーズ一致
③部分一致

 
これらはリスティングでキーワードを設定する際にも使うマッチタイプです。

しかし、もしかしたら設定の意味が違うかもしれません。大事なことなので2回言います。設定の意味が通常のキーワード設定の際のマッチタイプとは違うかもしれません!
改めて確認していきましょう。

※ここから先、「麦茶」というキーワードを例に説明していきます

完全一致の場合

完全一致で除外キーワード「麦茶」を設定したとします。
この場合、「麦茶」の表記が全く同じ検索がされた場合のみに広告を表示させないようにできます。

つまり、除外キーワード+単語(「麦茶 安い」)や、表記違い(「むぎちゃ」)で検索された場合は広告が掲載されます。全く過不足ない「麦茶」で検索したときのみ広告が出ないようにできます。

また、2語以上で完全一致除外をした場合も同様で、順番もすべて一致している場合広告は配信されませんが、それ以外の場合、広告は配信されます。

除外キーワード「麦茶 安い」※完全一致の場合
・広告が配信されない「麦茶 安い」
・広告が配信される「麦茶」「安い 麦茶」「麦茶 安い ノンカフェイン」など

フレーズ一致の場合

フレーズ一致で除外キーワード「麦茶 安い」を設定したとします。
この場合、「麦茶 安い」の順序そのままで、前後にキーワードが追加された場合に広告を表示させない事ができます。

除外キーワード「麦茶 安い」※フレーズ一致の場合
・広告が配信されない「麦茶 安い」「麦茶 安い ノンカフェイン」
・広告が配信される「安い 麦茶」「麦茶」「麦茶 摘みたて 安い」など

部分一致の場合

部分一致で除外キーワード「麦茶 安い」を設定したとします。
この場合、通常キーワードの部分一致と意味が変わり、絞り込み部分一致と同じ意味になります。

つまり、除外キーワードで「麦茶 安い」と設定しても、「+麦茶 +安い」と設定されているのと同じになるということです。

私もこれを知った時、頭の中は「???」でした。
除外キーワードで部分一致を設定してしまうと、幅広く除外をしてしまうのではないかと思い、部分一致で除外設定をしてきませんでした。

でも、絞りこみ部分一致と同じということであれば、指定したキーワードが入っていれば語順はバラバラでも除外されるというだけです。
これが理解できていれば設定するのも怖くありませんね。

除外キーワード「麦茶 安い」※部分一致の場合
・広告が配信されない 「麦茶 安い」「安い 麦茶 おすすめ」など
・広告が配信される 「車 中古」など(全く意味が違うもの)
・広告が配信される可能性がある「紅茶 安い」「緑茶 格安」など

  
キーワードのマッチタイプについて、詳しくはこちらから↓

除外キーワードの設定方法

除外キーワードにどのマッチタイプで設定すれば良いのかは理解していただけたかと思いますが、実際にどのように除外キーワード設定をすれば良いのか、スクリーンショットを用いて説明します。

今回は、Google広告の最新版(ベータ版)を使って解説します。

1.Google広告のアカウントを開く

アカウント画面を開き、右上にあるレンチのマークをクリックします。

2.「除外キーワードリスト一覧」を開く

開いたタブから「除外キーワードリスト」をクリックします。
すると下図の画面が出てきます。

まだ除外キーワードリストを作成していないため、除外キーワードリスト一覧はこのようにスッカラカンです。
除外リストを作成するには、青く丸いボタンを押して作成します。

3.除外キーワードリストを作成

除外キーワードリストを開くと、上図の左のページが出てきます。
このページで記入が必要な箇所は2箇所あります。

①「リスト名」
 ここでは、例として「犬種」というリストを作成します。
②「除外キーワードを追加」
 ここには、除外したいキーワードを複数入れることができます。
 今回は例として、「トイプードル」や「柴犬」を入れてみました。
③画面の左下の「保存」を押す。

 
これで、除外キーワードリストが完成です!

※上図の右は記入箇所の入力がしてある状態です。

4.「除外キーワードリスト」をキャンペーンに紐づけ

先ほど作成した除外キーワードリストが出てきますので、それにチェックを入れて「キャンペーンに適用」をクリック!
すると…

どのキャンペーンに紐づけたいか選ぶ画面が出てくるので、キャンペーンを選択し、右下の「適用」を押して紐づけ完了です!

今回は例として「キャットフード」の広告を出しているしているキャンペーンの除外キーワードに「犬種」を登録したことにより、犬種を検索したユーザーに広告が出ないように設定しました。

まとめ

今回お伝えした「除外キーワード」について理解を深めることはできましたか?
広告はただ出せば売れるわけではありません。
あなたが持っている素敵な商品・サービスを、最も求めているユーザーに対して広告を配信することが、ユーザーにとっても、あなたにとってもメリットがあるのです!

よりあなたの商材を買いたいと思っているユーザーに広告を届けることで、その商材に興味もなく、購買意欲の低いユーザーの誤クリックを防ぐことができます。

まだ除外キーワード設定をしていないなら、今すぐ設定してください!
図解も分かりやすく作成していますので、参考にしながら進めてくださいね!

除外キーワードのメリット・デメリットについてさらに知りたい方はこちら↓

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新井健太

株式会社リスティングプラス コンサルタント 成果を追求する姿勢は誰にも負けず2020年には社内MVPを受賞 消費者によい商品・サービスを提供するという「企業理念」を叶えるべく日々奮闘中! 大好きなアニメからもビジネスモデルを考える特殊なヲタク また、個人でnoteを更新中! 広告運用やマーケティングについて記事を書いています

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