【必読】 Facebook広告で使えるキャンペーン目的6種類から適切な目的を選ぶ方法とは?

  • 2019.8.8
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Facebook広告を作成時に、真っ先に登録するものが「キャンペーン目的」。

しかし初めてFacebook広告を始める方は「そもそもキャンペーン目的って何?」と感じてしまうと思います。

反対に運用をすでにしている人も、「どのキャンペーン目的を使えばいいか分からない」と感じている人も多いのではないでしょうか。

適切なキャンペーン目的を選択することで、Facebook広告をより効果的に配信することができます。
この記事では、「Facebook広告のキャンペーン目的の種類」「メリット・デメリット」を紹介していきます。

キャンペーン目的の種類

現在Facebookのキャンペーン目的は6種類あります。
※2021年12月22日、Facebook広告の「キャンペーンの目的」をこれまでの11種類から6種類に集約されています。

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キャンペーン目的内容
認知度商品・サービスの認知度を高めたい場合に使用
トラフィック広告を見たユーザーをWebサイトやアプリのダウンロード先に遷移させたい場合に使用
エンゲージメントFacebookやInstagram上でメッセージや動画再生数、投稿のエンゲージメント、イベントへの参加者を増やしたい場合に使用
リード商品・サービスに対して、興味を起こしてもらいメルマガ登録などの行動を促したい場合に使用
アプリの宣伝アプリをインストールする人を増やしたい場合に使用
売上商品やサービスを購入する可能性が高いユーザーに向けて配信したい場合に使用

次に各キャンペーン目的の特徴とメリット、デメリットについて解説します。

認知度

「認知度」のキャンペーンは自社商品・サービスの存在を知ってもらうために使用するキャンペーン目的です。
具体的には、
・起業したばかりで会社ブランドの認知を広げたい
・新商品やサービスをより多くのユーザーに届けたい
・自社商品・サービスや事業に関する動画の再生数を増やしたい

などの場合に効果的です。

認知目的で配信する場合は、クリエイティブでいかにユーザーの興味を惹けるかが重要となります。
多くのユーザーに目を留めてもらえるように一番伝えたいコピーが目立つように設計しましょう。

■メリット
・imp(表示回数)が多く出るため、認知が広がる
・関心を持ち得る人にフォーカスして、露出してくれる

■デメリット
・クリックされずimpのみが増える場合があるので、効果測定が難しい

トラフィック

「トラフィック」のキャンペーン目的はウェブサイトやアプリのリンク先に利用者を誘導する仕組みになっています。
具体的には、
・ウェブサイトやアプリのPV数を増やしたい
・サイトに誘導することで自社について詳しく知ってもらいたい

などの場合に効果的です。

■メリット
・多くのクリックを集めることができるためブランディング効果が高い
・CPCを抑えて配信できるので、リマケ配信でもCPCを抑えることができる

■デメリット
・「クリックしやすいユーザー」と「コンバージョンしやすいユーザー」は異なるため、CVには直結しにくい
例えばECサイトなどネット上でセールを開催するときに、短期間で多くのユーザーにアクセスしてもらう場合にトラフィック目的を使用するのがおすすめです。

エンゲージメント

「エンゲージメント」のキャンペーンは、動画の再生数やいいね、コメントなどユーザーからの反応をもらうことが目的です。
具体的には、
・Facebookのページを宣伝する
・投稿を多くの人に見てもらう
・DMやメッセージをもらう

などの場合に効果的です。

■メリット
・フォロワーや新しいターゲット層と繋がることができる
・ブランドと顧客の関係性の構築に役立つ
・過去にFacebookページに「いいね!」などをアクションをしたことがないユーザーにも投稿を届けることができる

■デメリット
・Facebookページも積極的に更新していく必要がある
アクティブユーザーを増やし、Facebookページやinstagramアカウントへの流入数を増やしたい場合はエンゲージメント目的がおすすめです。

リード

「リード」のキャンペーンは、見込み客を獲得するために使用するキャンペーン目的です。
使い方としては、
・質問に対する回答をフォームに記入してもらう
・営業時間中に電話をかけてもらう
・メッセンジャーやDMで質問をもらう

などが挙げられます。

■メリット
・インスタントフォームを作成することができる
・Facebookの情報をそのまま使用できるので、ユーザーの入力の手間がが減る
・広告用のLPやページを用意する必要がない

■デメリット
・スマホ向けにしか配信ができない
・サイトやLPを見ずに情報を送信するため、ユーザーの見込み度が減る
・引き上げ悪くなる可能性がある

さらにCRMツールを自社で導入していれば、それらを導入することでリアルタイム管理が可能になり、リード獲得後すぐに次のアクションを起こせます。

アプリの宣伝

「アプリの宣伝」のキャンペーンは、その名の通りアプリのインストール数を増やしたい場合に有効です。
広告をクリックすると、そのままAppStoreやGooglePlayに遷移し、アプリのダウンロードなどのアクションを促すことができます。

■メリット
・広告がApp Store、Google Play、Kindle Fireストアに直接リンクしているため、アプリをすぐにダウンロードできる
・モバイルのビジネス成長に直結しやすい

■デメリット
・あらかじめターゲットにする層を決め、ターゲティングが必須となる

売上

「売上」のキャンペーンは、商品やサービスの販売を促進するための広告タイプです。
具体的には、
・商品やサービスを購入してもらう
・問い合わせ数を増やす

・見込みのあるユーザーにだけ広告を配信する

などの場合に効果的です。ECサイトなど直接商品を販売するビジネスに有効です。

■メリット
・CVしやすいユーザーにフォーカスして配信してくれる
・直接成果に繋がり易い

■デメリット
・設定しているターゲティングによっては、CPCが高騰してしまう場合がある
・成果がわかりやすい為、広告運用のPDCAをすばやく回す必要がある

キャンペーン目的を間違えた場合

Facebook広告では一度作成した「キャンペーンの目的」を変更することは出来ません。
しかし、広告まで設定してしまったのに一から全部やり直しをすると時間がかかりすぎてしまうので、
キャンペーンの複製を行いましょう。

広告セット階層で複製する

広告マネージャーを開いた後、広告セットから複製したいものを選択し、複製をクリック。

FBmokuteki3
その後、「新規キャンペーン」を選択し、キャンペーン名を入力します。
「目的を選択」でキャンペーン目的を選択し、複製するを押せば完了です。

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目的を変更した場合、広告階層のメインテキストとURLがリセットされるため、再設定が必要です。

まとめ

Facebook広告には現在6つのキャンペーン目的が存在しています。 情報の更新スピードの早い媒体でもあるため、気付いたら名前が変更されている、増えている可能性もあります。

しかしそれもより効果的に広告を配信するためのバージョンアップなので、キャンペーン目的各々の特性を理解しながら、自社製品に適した配信方法を積極的に是非試してみてください。

弊社では主に「コンバージョン目的」だけでなく、汎用性の高い「トラフィック目的」の併用も推奨しています。

CVに直結する訳ではないですが、今後の認知やLTVのことも考えると、周知目的の配信は非常に有効です。
是非試してみてください。 

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