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Facebookは2019年3月28日(米国時間)、非常に便利な機能を発表しました。
今まで、Facebook広告を配信していて 「競合会社はどのような広告を配信しているのだろう」と思ったことはありませんか?
Facebook広告では、リスティング広告のように検索しても他社の広告を確認することができませんでしたが、今回の発表により「他社の広告が検索して探せる」ようになったのです。
詳しくは、下記よりご紹介していきます。
目次
Facebook広告ライブラリとは
Facebook社では「Facebook広告ライブラリ」を下記のように説明しています。
ターゲット層以外には配信されていない広告を含め、すべてのアクティブな広告にアクセスできます。
引用:https://www.facebook.com/ads/library/
つまりFacebook広告ライブラリとは、Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkに掲載中のすべてのアクティブな広告を確認できる機能となります。
Facebook広告ライブラリの使い方
「Facebook広告ライブラリ」より 広告主を検索して、広告主のページから掲載中のアクティブな広告を見ることができます。
リスティングプラスでは今掲載中の広告がありませんが、 ①Facebook広告ライブラリより調べたい会社やブランドを検索。
Facebookページ名を知っていればそのFacebookページ名で検索。 ②現在広告を掲載中であれば、掲載中の広告を確認することができます。 ③また「広告の詳細を見る」をクリックすると、より細かく広告が確認できます。 ⓸その他、広告以外にも確認できること 現在掲載中の広告以外にも、 「ページ履歴」「このページの管理者」についても確認できます。
管理者の主な居住国は、ファンの数が多いページ、または特定の国で政治または問題に関連する広告を掲載したことがあるページのみに表示されるようです。
Facebook広告ライブラリを使うときのコツ
Facebook広告ライブラリを上手に使いこなすコツもご紹介いたします。
・ニュースフィードを見ていて気になった広告があれば、広告からFacebookページリンクへ移動し、「ページの透明性」から、広告ライブラリに移動できます。
直接広告ライブラリへ移動することにより、その広告主が現在配信している他の広告も一度にチェックすることができます。
・ベンチマークしている広告があれば、Facebook広告ライブラリを使用して、ベンチマークしている広告のテスト進捗が追えます。
(※掲載を停止した広告は確認できなくなるため、随時確認を進める必要があります。)
Facebook広告ライブラリを使う上での注意点
Facebook広告ライブラリを使う上での注意点をご紹介します。
・社会問題、選挙、政治と関係のない広告は、広告ライブラリでページを訪問しないと見つけられません。キーワード検索では表示されません。
・広告の掲載を停止したらFacebook広告ライブラリで確認ができなくなるため、随時バックアップをとっておくことをお勧めします。
ただ、社会問題、選挙または政治に関連する広告は、広告ライブラリに最長で7年間保存される可能性があるので、すべてが停止後すぐ確認できなくなるとは限りません。
・Facebook広告ライブラリは基本誰でも利用できますが、アルコール飲料やギャンブルなど年齢制限のある広告については、Facebookにログインしていない人や制限年齢未満の人には広告クリエイティブが表示されません。
まとめ
Facebook広告ライブラリが登場する前は、ニュースフィードで気になった広告を見つけたら、キャプチャをコツコツと貯めて、配信する広告の参考にしていたのですが、同業や競合の広告をピンポイントで探すことができなかったので、この機能が登場したときは衝撃を受けました。
非常に便利な機能ですが、意外と周りに活用している人が少なかったので、まだFacebook広告ライブラリを使ったことがない方はぜひ使ってみてください。
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