Web広告におけるイメージ画像戦略5つのチェックリスト

  • 2022.1.20
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Web広告において、テキストのメッセージだけではなくイメージ画像も重要であることは周知の事実です。

どんなに良いテキストメッセージでも、読んでもらえなければ意味がありません。これといった目的もなく、スマホでFacebookをみているときを想像しても分かるように、スクロールしているときにまず目に留まるのはイメージ画像ではないでしょうか?

ということで、今回はWeb広告におけるイメージ画像戦略5つのチェックリストをご紹介します。

成果の出やすいサイズを知る

以前こちらの記事でも、Facebook広告の対応画像サイズ解説・用意すべきサイズを紹介しました。


 
Google広告においても300×250 のサイズがよく出てパフォーマンスが良いなど、配信される広告枠やディバイスを理解して、それに合わせたサイズを準備するのは最低限の知識として持っておきましょう。

写真素材は避ける

味気のない人工的な写真素材に、感情を動かされることはありません。

美女素材で大人気のあの人が話題になった記事がありましたが、それは写真素材にストーリーを加えたからです。

海外のリサーチにもある通り、写真素材はスルーされやすいだけではなく、信用を下げる要因になることもあります。

手元にスマホがあり画像編集が容易になった今、オリジナルのイメージ画像を準備する障壁は低いとは思いますが、アイデアが浮かばないという人のために、広告画像として使えそうな事例を以下に挙げてみます。

・商品を自分の手にとった写真
・従業員やオーナーの写真
・商品・サービス提供側の内部が分かる写真
・時事ネタに沿ったイメージ
・クイズ画像など、ユーザーが行動したくなるようなイメージ 

プロ仕様に仕上げる必要はありません。素人っぽい画像のほうが、血の通ったストーリーを伝えられることもあるでしょう。

色の心理効果を活用する

信号の色にもある通り、色の心理効果は我々の生活にも密接に関係しており、人の心理と行動に影響を与えます。

当然ながら、企業のブランド戦略やマーケティングにおいても使われます。

Web広告においても、ブランドカラーを使用した広告や、与えたい印象が決まっているのであれば、あえて少ない色を使ってそれを表現してみるのも良いでしょう。

参考:色が人の心理と行動に与える影響とは

人の顔を画像に使う

いろんな研究結果にもあるのですが、意識していなくとも脳が顔を認識する力は生まれつき強く、Web 広告においてもそれは例外ではありません。

もちろん顔なら何でも良いというわけではありませんが、この行動心理を使わない手段はありません。

参考:人の顔・視線を画像に使うと簡単に効果があがる?

画像にテキストを加える

イメージ画像が大事と伝えておきながら、矛盾しているように思うかもしれません。しかし、画像にテキストを挿入することが反応をアップさせる要因にもなりえます。Facebook 広告では画像内の上限文字占有率 20% ルールが撤廃されたこともあり、積極的にテキストを画像に使用する企業も増えています。

・商品、サービスの USP
・ベネフィット
・無料や返品保証などの強力なオファー
・顔文字
・クイズ
・パワーワード
・お客様の声

最も注目されるイメージ画像だからこそ、そこで最も伝えたいことを書きましょう。

まとめ

以上、Web広告でイメージ画像を使用する際の成功ノウハウをまとめてみましたが、当然ですが広告がクリックされるだけでは不十分であり、広告からWebサイトへのメッセージの一貫性も重要なポイントです。

広告の AB テストの参考になれば嬉しいです。

参考:Secrets to Choosing Effective Images for PPC Ads on Social Media

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山屋 竜之介

デジタルアスリート入社後、半年間、リスティング広告を始めとした10種類以上の広告媒体の知識を学び、運用を実施。業界問わず様々な案件の効果改善に努める。 その後大手広告代理店にて、テレビ局などのクライアントを対象とした案件にて広告運用を実施。自社と他社での広告運用経験を活かし、現在は主に自社サイトやメディアの管理、記事作成などのコンテンツ制作を担当している。

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