シネマグラフ広告とは?「動く」静止画でクリック増加!1分で作る方法を公開

  • 更新日
  • 閲覧数 12,568 Views

有馬 由華

SHARE

  • X
  • B!

シネマグラフとは

シネマグラフは「動く静止画」とも言われています。

いわゆるGIF動画(GIFアニメーション)ですが、シネマグラフでは静止画の一部に動きを取り入れています。 2016年あたりからじわじわと増えてきており、現在もシネマグラフを広告で使用する企業・サイトが多く出てきています!

シネマグラフの特徴

注目度が高い!不思議な感覚になるので興味を引く

人間は、普段見慣れない不思議な動きには注意を惹かれます。 画像がたくさんあふれているFacebookのタイムラインでも違和感を感じるため、流し見をしているような興味・関心の低い人にも目を留めてもらいやすくなります。

クリック率が高くなる

シネマグラフ広告は、注目されるのでクリック率も高くなる傾向があります。

またシネマグラフにすることで、静止画でありつつ動画広告として見られるため、Facebook広告としての横長の配信ではなく正方形(1:1)での配信が可能になります。

するとタイムライン上での占有率があがるため目立たせることが出来ます

よって、さらにクリック率が高くなると期待できるのです。 プロが教える!初心者でもわかるFacebook広告の始め方・設定方法↓

動画よりもファイルが重くないので、管理しやすい

動画ってすごく容量が重くて共有する際も不便ですよね。

しかし、シネマグラフだと動いて目立つのに容量が少なく、便利です。 さすが動く静止画ですね!

シネマグラフをFacebook広告に使用した際の効果

シネマグラフを広告に取り入れて、クリック率を改善した事例をご紹介しましょう。

教育系商材のリスト取りの案件です。 クリック率は悪くないものの、CVを獲得する為にはさらにクリック率を改善する必要があり、シネマグラフを取り入れました。

実際のシネマグラフは公開できないのですが、元々使用していたクリエイティブのコーヒーからシネマグラフの手法を使い湯気を出しました。 結果は・・・

CTR:1.61% CPA:1,417円 ↓ CTR:6.64% CPA:1,302円

このように大幅にCTRを改善することに成功しました。

そしてCPAも改善することに成功しています。 同じクリエイティブでも、シネマグラフにするだけでこんなにも注目を集めることができるのです。

あの大手企業もシネマグラフを使用!

最近少しずつではありますが、有名な企業の広告に「シネマグラフ」が採用されることが増えてきています。

テレビCMでも起用され、その度にSNSで話題になっています。今回はシネマグラフを活用して話題になった企業をご紹介していきます。

シネマグラフ広告作成におすすめの無料アプリを紹介

「シネマグラフ」をすぐにでも広告で活用したい!そう思いますよね。

今回は手軽にシネマグラフが作成できるおすすめアプリをご紹介します。 今回ご紹介するのは「Werble」というアプリ。

なんと無料でシネマグラフが作成ができるんです!
※Android版Werbleはまだ公開されていません。よって現在Werbleを利用できるのはiPhone(iOS端末)のみとなります。 しかしAndroid版Werbleは既に開発が決まっており、2017年12月31日時点で来年(2018年)リリースを目指して開発中との記載があります。


参考:https://app-liv.jp/966009633/

 作成の手順も2ステップのみでとっても簡単です。

1.シネマグラフにしたい写真を選択
2.エフェクトを選択
↓ 完成


参考:https://app-liv.jp/966009633/

シネマグラフにしたい写真を選択


まずは写真を選択していきます。「W」のマークをクリックすると選択ページに飛ぶことができます。

下のほうに自分の携帯に保存しているカメラロールがでてくるので、 加工したい画像を選択します。
※画像は事前に保存します。 選択が完了したら右上の「→」をクリックすると、 次はエフェクト選択の画面に移ります。

エフェクトを選択


写真を選択したら次はエフェクトを選択します。 中には有料のものもありますが、無料のものも多いです。

無料のものには、花びらが舞うエフェクトや天気のエフェクトと 様々な種類があります。

無料のものでも最初はダウンロードが必要なので、 いいなと思うものがあればダウンロードしてみてください!

完成!

エフェクトを選択し終わって完成したら、 右上のマークをクリックすると保存の画面に移ります。

写真に保存を選択すると、 携帯のカメラロールに保存することが可能です。

右のInstagramを選択するとInstagramに投稿することもできます!

保存する場所が確定したら次はシネマグラフの時間を設定します。 SNS広告で使用する場合はユーザーの傾向として、短いものが好まれるので6秒~10秒がおすすめです。

いかがでしたでしょうか? この「Werble」を活用することですごく簡単にシネマグラフの作成が可能です。 ぜひみなさんも「Werble」を活用して シネマグラフを作成してみてください。
※一部課金が必要なものもあります。 ※ウォーターマーク(ロゴ)削除には500円必要

まとめ


動く静止画「シネマグラフ」の魅力は わかっていただけましたでしょうか? あなたも簡単に作成できるシネマグラフを作成して 広告のパフォーマンスを改善してみてください!

他にFacebook広告で役立つ広告手法を知りたい方はこちらから↓

Writer

有馬 由華 記事一覧

デジタルアスリート株式会社
ウェビナーマーケティング部 部長
成長できる環境とWEBの楽しさ、社員の人柄に惹かれて2018年にデジタルアスリート株式会社(旧:株式会社リスティングプラス)に新卒として入社。
1年後にFacebook広告メインの運用チームの課長を努め、現在は運用代行をメインとした部署の部長をしています。

「現状維持は衰退」ということをモットーに、クライアントによりよい価値を提供できるよう、 サービスも社内の取り組みもマネジメントも市場のニーズにあわせて常に工事中です。
趣味はオーディション番組を見ることで、人が成長していく過程の心が揺さぶられる瞬間が大好きです。

合わせて読まれている記事