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目次
Google広告の自動化ルールとは
Google広告の自動化ルールについては、公式サイトにて下記言及されています。
自動化ルールを使用すると、キャンペーンを監視して頻繁に手動で変更を加える必要がなくなり、時間を節約することができます。
引用:自動化ルールを作成する
あくまで例となりますが、このGoogle広告の『自動化ルール』を使用することで、『過去30日間にコンバージョンが発生せず、また少なくとも45回アカウント上でクリックが発生したキーワードを一時停止する』といった細かい作業を自動的に行なってくれます。
扱う商材、Google広告で出稿する目的や意図に合わせて上手く使い分ける必要がありますが、『自動化ルール』を活用する際には工数削減が期待できます。
Google広告のアカウント作成や最初の設定方法についてはこちらから↓
自動化ルールの設定方法
※スマートフォンからはピンチアウトで画像を拡大できます。
まずはレンチボタンをクリック
※スマートフォンからはピンチアウトで画像を拡大できます。
ルールの項目を選定します。
するとルールを設定する項目が現れますので、今回ルールを作成したい項目を選定します。
※スマートフォンからはピンチアウトで画像を拡大できます。
今回はキーワードに対するルールを設定しますが、主にキーワード単位で作成することができるルールの目的は上記4つになります。
・キーワード一時停止
・キーワードオン
・入札単価調整
・メール送信
入札単価においては、選択したアクションに基づいて、増減する量または割合を選択します。過剰な入札が心配な場合は上限クリック単価を選択することもできますが、この機能はオプションとなります。
また最後に自動化ルールの頻度を設定します。1回、毎日、毎週、または毎月実行するように選択できます。
自動化ルールのオススメ設定4選
下記では海外では一般的だと言われている自動化ルールについて紹介していきます。
①CPC自動引き上げ
このルールを設定すると、選定した有効キーワードすべてに対し、特定の要件が満たされるたびに入札単価を引き上げることが可能です。
※スマートフォンからはピンチアウトで画像を拡大できます。
こちらは例ですが、自動化ルールを適応すると、『毎週、CPAが1,000円以下のキーワードに限り、入札を25%引き上げる』ことができるようになります。
また上記のルールと合わせて、Googleに、トップインプレッションシェアが40%未満のキーワードの単価の入札単価を引き上げるよう指示しています。
加えて上限CPCを設けることで、キーワード単位のパフォーマンスがどれだけ良好であろうと、200円を超えて入札をかけることを抑制しています。
最後に、指名キャンペーンにはこちらのルールを適応していません。なぜなら指名キャンペーン経由でのCVと収益はアカウント全体で重要な指標になるため、手動で入札戦略をコントロールする必要があるからです。
②非効率なキーワードの自動停止
このルールの目的は、CVに至らないキーワードを確認し、一時停止することです。
またアシストコンバージョンを含めるか否かも重要な指標になってきます。今回設定したルールではラストクリックコンバージョンにほとんど役立っていないキーワードを棲み分け、不要なものは一時停止するように設定してあります。
③インプレッションシェア損失率に合わせた入札強化
このルールにより、成果の高いキーワードに広告露出の機会が半分以上当たられるようになります。設定する指標は3つ『コンバージョン』、『検索広告のインプレッションシェア損失率(ランク)』、『CPA(コンバージョンあたりのコスト)』を使用します。
設定する指標ごとの数値は、アカウントと目標毎に異なります。また指名キャンペーンは候補から除外しています。
仮に指名キャンペーンのインプレッションシェア率を積極的に上げに行きたい場合は、今回設定したルールを複製し、インプレッションシェアの指標と数値を調整することでも適応が可能です。
④成果が良くないアドのメール通知
このルールは原則②と同じですが、異なる点が2つあります。
1つ目はキーワードではなく広告を見ていることです。
2つ目の違いは、変更作業をGoogleが行うのではなく、条件に至った際にGoogleから通知が届くようになるということです。
条件として全ての広告グループに3種類の広告が常に入っておくよう設定する必要があります。
(※条件を満たした場合にルールが適応されるため、常にこちらのルールが機能するわけではありません)
メールが届くタイミングで、広告グループを確認し、結果に応じて広告単位での調整が可能です。(もし広告グループ内に広告が3種入っていない場合は、広告を追加しましょう)
まとめ
単純な広告のオンオフにも使用はできますが、今回紹介した自動化ルールを上手く活用すると、普段の作業はわずかながらも、1ヶ月、6ヶ月、1年と続けると膨大に手を取られていた作業から開放され、より創造的な作業に時間を割くことができるようになります。
一見難しそうですが、目的や目標が明確になっていれば手間もかかりませんので、是非実施してみてください。
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