ショッピング広告って効果あるの?最新事例と設定方法を解説

Googleショッピング広告とは

Googleショッピング広告とは、Google広告の配信手法のひとつで、物販に特化した検索連動型広告です。以前は商品リスト広告と呼ばれていました。

Googleの検索エンジンやGoogleショッピングで、ユーザーが検索したキーワードと関連性が高い商品の①写真 ②商品名 ③値段などを表示します。

表示されるのはなんとテキスト広告の上!ユーザーに対してしっかりとアピールできます。

ショッピング広告の特徴

Google検索では唯一の画像を使える広告

ショッピング広告は検索広告の中で唯一画像を使える配信手法です。文字しかない検索結果画面に画像があると、思わず見てしまいますよね。バナー画像は使えませんが、まっさらな検索結果画面にはよく映えます。

購買意欲が高いクリックを集めることが出来る

そもそも検索連動広告はユーザーが能動的に検索をしているため、顕在層にアプローチできる配信手法です。「パソコン モニター」って検索していれば、パソコン用モニターを買いたい人が多いのは言うまでもないですよね。

ショッピング広告には、購買意欲の高いユーザーが求めている価格などの商品情報が多く含まれています。そのため、顕在層への訴求を強めることが出来ます。結果的に購買意欲の高いユーザーを中心に集めることが出来ます。

欲しい商品を探している人からすれば、どうせリンクをクリックして商品画像や価格を見るわけで、先にそれらの情報を見られるショッピング広告は便利なんです。

広告掲載面の増加

ショッピング広告はご覧の通り、テキスト広告よりも上部に表示されます。つまり、ショッピング広告もテキスト広告もどっちも表示させることが出来れば、画面の占有率が格段に上がります

特にモバイルでの占有率は圧倒的で、画面の半分以上がショッピング広告になっています。
よく目立つので、テキスト広告だけだと流し見してクリックしなかったユーザーを集めることもできます。

逆にショッピング広告でユーザーを獲得されていたら、テキスト広告まで到達する以前に見込み客を取られてしまっているということになります。テキスト広告だけの出稿は、出店の裏でお店を出すようなものですね。

クリック単価が安い

ショッピング広告もテキスト広告と同様に、ユーザーがクリックしたときに初めて料金が発生するPPC(Pay Per Click)広告です。広告表示回数に関係なく、ユーザーがクリックした分だけ広告料金が発生します。入札額は広告主が自由に設定可能です。

テキスト広告と比べると出稿されている広告が少ないため、クリック単価も比較的安い傾向にあります。あなたの競合商品がまだショッピング広告に出稿していなければチャンスです。

また、ショッピング広告には価格が表示されているため、価格に納得した上でランディングページに入ってくる確率が高いと考えられます。

実際にこんな事例があります

ショッピング広告って意外と実施されていないことが多いんです。
理由を聞いてみると、テキスト広告と食い合うだけだと思うから(件数は増えないと思うから)と言われたことがあります。

私も実際にやってみるまではそう思っていました。しかし結果は違ったんです。

上段がショッピング広告を始める前の検索広告の数値です。
下段がショッピング広告を始めた後の検索広告の数値です。
期間は同じ日数で比較しています。

「検索のみ」の表示回数やCV、CPAが上がっているのは、キーワードを追加して拡大施策を打ったためです。ショッピング広告を始めたことで、純粋にCV件数を34件上乗せすることに成功しています。

しかもCPAが安い!ショッピング広告のCPCは42円、検索のCPCは103円なので、CPCの安さによるところが大きそうです。

テキスト広告ではCPCが高騰してしまっている商材であっても、もしかするとショッピング広告でなら安いCPCでランディングページに集客できるかもしれません。

Googleショッピング広告を出稿するための手順

物販ならとにかく設定しておいて損はないGoogleショッピング広告。

実際に始めるにはいくつか設定が必要です。

まず、普段使っているGoogle広告のほかに、Googleマーチャントセンターのアカウントを登録する必要があります。簡単に言えば、広告キャンペーンの管理はGoogle広告、商品情報の管理はマーチャントセンターで行います。そのため、2つのアカウントが必要になるのです。

①Googleマーチャントセンターのアカウントを開設する

マーチャントセンターにアクセスします。
https://merchants.google.com/

ここでGoogleアカウント(GmailやGoogle広告で使っているアカウントID/PASS)でログインすれば使用を開始できます。

その後にアカウントの設定を行います。
ここはGoogle公式ヘルプを参照ください。

Google公式ヘルプ

②Googleショッピング広告用のデータフィードを作成する

マーチャントセンターの管理画面から、「商品」→「フィード」と進みます。
+ボタンを押し言語を選択して「続行」を押すと、フィード名の入力欄と、フィードの設定方法の選択肢が出てきます。

今回は「Googleスプレッドシート」を選択します。
「新しいGoogleスプレッドシートをテンプレートから作成」を選択し「続行」を押します。

するとメインフィード欄に、今作ったフィードが追加されているので、「オープン」を押します。

するとフィードのテンプレートが出来上がっているので、各項目に情報を記入していきます。
初期で入力されている項目が必須項目になります。

各項目で入力すべき内容はこちらから↓
商品詳細 – Google Merchant Center ヘルプ

テンプレートのシートに「例」や「使用方法」も記載されているので、そこを見ながら進めていきましょう。

③マーチャントセンターにフィードをアップロードする

フィードが出来上がったら、またマーチャントセンターの管理画面に戻りましょう。
「商品」→「フィード」と進み、作成したフィード名をクリックします。
すると「フィードがアップロードされていません。」という表示が出ているので、右側の「今すぐ取得」を押します。

④Google広告アカウントとリンクする

さて、次はマーチャントセンターとGoogle広告をリンクします。

まず、マーチャントセンターの管理画面の右上にある「︙」を押し「アカウントのリンク」を押します。Google広告のIDを入力し「リンク」を押すと、Google広告へリンクのリクエストが飛びますので、今度はGoogle広告の管理画面でリクエストを承認します。

Google広告の管理画面にアクセスし、ツールから「リンク アカウント」を押します。

色々なGoogleの関連サービスが表示されるので、「Google Merchant Center」を探して「詳細」を押し、「リンク」を押せば完了です。

⑤Google広告でショッピング広告キャンペーンを作成する

新規キャンペーン作成の際に「ショッピング」を選択するとショッピング広告を開始できます。

あとはキャンペーン名や広告グループ名、入札単価を設定すれば、自動でフィードの内容が読み込まれて広告が配信されます!

知っとくと得する?設定の際のポイント

1.フィードの各項目を抜け漏れなく設定する

フィードにはいろいろな項目があり面倒に思うかもしれませんが、基本的には設定できる項目はなるべく多く設定した方が効果的です。

多く設定することでGoogleのシステムに正しく商品情報が伝わり、表示される機会が増える可能性が高まるからです。

特にGoogle商品カテゴリ(google_product_category)は小分類まで設定することでショッピング広告の表示回数を増やす確率を高めることができます。大分類、中分類、小分類、と設定できますので、なるべく小分類まで設定するのがベターです。

商品カテゴリ(product_type)は、パンくずナビ形式で、

メンズ > アウター > ジャケット
メンズ > カラー > ブラック
メンズ > 素材 > レザー

のように記述します。
複数ある場合は、改行して10個まで登録が可能です。

google_product_category [Google 商品カテゴリ] – Google Merchant Center ヘルプ
product_type [商品カテゴリ] – Google Merchant Center ヘルプ

2.商品名を最適化する

重要な情報は最初の15文字以内に入れることが大切です。
ショッピング広告では15文字を超えた部分がファーストビューでは省略されるためです(Googleショッピングでは35文字まで表示されます)。

ただし宣伝文句は挿入できないので注意が必要です。
ブランド名やサイズ、色などは必ず始めの方に記載しましょう。

title [商品名] – Google Merchant Center ヘルプ

まとめ

以上がGoogleショッピング広告の紹介~出稿手順です。

欲しい商品がイメージ出来ているユーザーにとって、クリックする前から商品画像と価格を知ることができるメリットがありますが、広告主にとっては先に提示することで無駄なクリック=広告費をかけずに済むというメリットもあります。

正直配信開始までの設定が少し面倒なのですが、それだけに現在使っている会社も少ないため、面倒を乗り越えれば安い単価で購入件数を伸ばせる可能性があります!
物販で広告運用しているなら、やらない手は無い施策なので、ぜひ導入してみてください。

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